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兄貴Kの説得で、一つ壁を乗り越えた航 |
04月12日 (火) |
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4月、小学生になったK。
8日金曜日、サッカーの都合で、グループが代わってはじめてのラボ。
金曜日小学生グループの一番下ながら、持ち前の無邪気さと明るさで、しっかり楽しんだ。
その日、Kをお迎えに来た弟、航(2才)。
実は、それまでは、兄だけのラボで、航はお迎えに母と一緒に行くだけの存在だった。
その航が、火曜日ラボに、先週は、初めてKと二人で参加できた。それまでは行かないと拒んでいた航が…だ。だから、兄Kが行けなくなっても行けるといいね!と話した。しかし、お母さんの話では、火曜日に、兄が行かないなら行かないと…。でも、潤悟(2才)は行ってるので、彼に悪いっとも言っていたと…。
だから、その話を聞いていた私は、お迎えに来て、みんなが海外からのお土産をもらっているのを見て、ほしそうにみている航に、
「この前の火曜日、たった3人で、寂しかったんだよ。にいにはいなくても航だけで、火曜日行こうよ。行くって約束してくれたら、台湾のお土産をもらってあげるよ。」 と声をかけた。
航は、そこでうなずいて、あめをもらって帰っていった。
そして、今日、まさにその約束の日。でも、私は実は航は普通に来ると思っていた。しかし、違っていた!
今日、航を、説得したのは兄のKだったと…おかあさんの言。
学校から帰ってきて、航が、
「Kと一緒じゃなきゃ行かない!」
と言っているのを聞いたK。
「この前、テューターと約束したじゃん!それで、あめをもらったんだから、いかなきゃ!!」
航が行くというまで一生懸命説得したらしい。そのKの姿にお母さんは心揺さぶられたようだ。
そして、航は、晴れて、初めて一人でラボに参加した。もうすぐ3才とはいえ、2番目だからこそできる技であろう。
普通に来たから何も思わずにいた私。
こんなドラマがあったなんて…。
かくして、このグループ、5月から新しく入れ替わって、スタートを切ることになるだろう。
兄貴同士がラボのプレイルーム時代から一緒にいる。彼らのお迎えの時に、しばし遊ぶのを楽しんでいるのは分かっていたが、航にとって、(潤吾に悪い)という思いがあったということに感心している。
「ラボは行かない!」と言っていた航。
その航が、行くと言い出した訳は、“居場所”・・・なのかもしれないな・・・と。
潤吾と航の絆…ちょっと注目してみよう!!っと。
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