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ドイツ国際平和村からお便り 03月09日 (水)
保護者の皆さんのご理解のおかげで、クリスマス発表会の時に「世界の子どもたちのためのバザー」
を行う。
ここ2年続けて、福生のサポート会を通して「ドイツ国際平和村」に寄付をした。
送金に行ったのは、その年に国際交流に行った中学生のラボっ子だ。
今日、その平和村から「ありがとう」のお便りが届いた。
年に4便の飛行機が予定されるそうだが、今年も無事、第一便に90人の傷ついた子どもたちが
乗って渡独、111人が治療を終えて帰国し、数カ国に援助物資も送ることができたそうだ。
ドイツで治療してもらえる子どもたちは、家族がいて、帰国が可能な子どもに限られている。
誰でも行けるのではなく、帰国することが条件なのだ。
治療して、平和教育を施されて帰国する。
そうすれば、その子どもたちが平和を構築するために祖国で働いてくれるから。
しかし現実は、紛争・災害地域に帰っていく子どもたちで、命の保障さえない。
それでも、看護婦になりたいとか、教師になりたいとか、きらきらした将来の希望を持って帰る。


ラボの国際交流で育った若者たちにも、世界の平和のために考えたり、働いてもらいたい。
手の届くところからでいいから。


NZの地震のニュースが飛び込んで以来、息を潜めて情報を待っていた。
ラボの交流関係者の皆さんは、無事が確認されたそうでほっとしたが、
多くの方が被災され、尊い命がうしなわれたことがいたましい。
タウランガは北島で被害はないそうなので、今年の交流も予定通り行われるそうだが、
ラボとしても、お世話になっているこの国に、義捐金を集めようという呼びかけがなされている。
(イアン・ケネディ特命全権大使は、昨年の首都圏国際交流の集いにご臨席いただいている)


今日の三陸沖地震、私は運転中か気がつかず、郵便局のテレビで知ったが、
学校の11階にいたという次男は、「やばい」と思ったそうだ。
被害のあった栗原市は、あきる野市の姉妹市。
以前も大きな被害が出て、あきる野から支援に行ったそうなのでまた何か動きがあるだろう。
都城のラボにも東京の一日広場で集めた義捐金が届けられた。
三男の入学する高校に出す書類に、
災害などの場合、家から学校まで歩いて迎えに来る距離と所要時間を記入する欄があった。
決して人ごとじゃないと、改めて知る。
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