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春だよね。合格便り |
03月06日 (日) |
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OGのY子が、国家公務員に内定したという知らせ。今後は、日本とアメリカの相互理解のため、
架け橋のような仕事をするという。
我がパーティの一期生のY子ちゃんは、はじめての北米交流送り出しのラボっ子でもある。
トム・ソーヤが大好きで、すがたりに選んだ。
膨大な量の速い英語。小6の夏過ぎから取り組んだが、10月頃には、「絶対無理!」と涙が出た。
大丈夫だよと背中をさすりながら、こういう機会がラボっ子を育て、
テューターとの絆を強めるんだと思った。
すがたりには、二通りある、と思う。
一つは、比較的手頃な題材を選び、作品として完成させて、ホストファミリーに披露し、
達成感を得ることで本人を成長させる方法。
もう一つは、難題を選んで、挑戦し続けることで精神力と高い英語力を培う方法。
作品としては未完でもホームステイには役立つ。
Y子は後者を選んだ。
11月の親子オリエンテーションのすがたり発表で、トム・ソーヤ1話のはじめの方を堂々と発表し、
周囲を驚かせた。
我が家のアメリカ引越と同じ年になってしまい、私も気がかりでY子のすがたりを対応したが、
クリスマス、3月のパーティ5周年では、それぞれ別のテーマ活動発表もあり、
それらも見事に終え、
私の渡米後4月以降は、引き継ぎのテューターにお願いすることになった。
ホームステイ先はウィスコンシン州だった。
すがたり「トム・ソーヤ」は、完成しなかったそうだが、
ホームステイ中、「英語が速くてついて行けない」とは思わなかったそうだ。
「トム」の続きを聞いているみたいだったんだね。
高校生になって地区の高学年活動にも参加した後、留学の夢をふくらませていたY子は、
AFSでノルウェーに行くことになった。
一年間のノルウェーでのホームステイ。聞いたこともないノルウェー語の中に飛び込んだ。
ホストファミリーのお宅には、知的障害者の子がおり、その子のケアが第一。
たとえばその子がパニック状態で雪の中に飛び出したりすると、家族総出で捜索・・・
そんなこともあったらしい。
たくさんの不平不満もありながら「それでもホストチェンジをしないでがんばります」とのこと。
そのホストペアレンツが、先日来日、両家で旅行ということが実現したのだ。感無量。
ウィスコンシンのホストは、筆無精で、音信不通だったので、よけい嬉しい。
大学卒業後、国家公務員試験を受けながら、浪人してきて、やっと春になったと思って、
おめでとうの電話をしたら、もっと上をめざして頑張るというようなことをいうので、
相変わらずだな!と思ったよ。
赴任地が沖縄になるようなことらしいので、来年以降、花粉症の時期は転がり込もうかな。
他の受験生は、中3の子たち。
野球少年のTsu志は、せっかく受かった都立難関校でなく、野球のやれる私立高校に行くという。
同じ年の息子をもつ私としては、複雑な気もしないではないが、自分で決めたんだし、
そういう決断ができるようになったTsu志に、心からおめでとうと言おう。
小学校高学年からずっと受験態勢で、入った私立中学でも野球野球。
その中学からさらに飛び出して、今度は高校野球の生活になるんだって。
そのTsu志、試験を終えて帰ってきた日に、なぜかピーターパンを聞きながら寝ていたとか。
入学までちょっと間があるでしょ。春の発表会、一緒にやろうよ。
そして、同じく中3の三男Shは、同年代が中学受験のさなか、毎日、野山川で遊び、
フツーの市立中学に入って悪いこともして親を心配させた後、
なぜか陸上、走り高跳びで頭角を現して、中3は大会につぐ大会。
ラボも休まず、塾にも行かず、好きに暮らして、スポーツ推薦で都立高校に決まった。
今日も都中連の強化練習とかで遠出。
けがでもせんかと心配する親なんか、関係ないね。だいじな足首むき出しの靴下にこだわりよる。
今一番の楽しみは、注文した携帯が届くことだ。
都立一般入試の子たちのじゃまにならないよう、みんなの受験が終わってからという約束だったからね。
受験も終わり、携帯も来る、パラダイスだね。
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