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あきる野市ホストファミリークラブ報告会 12月12日 ()
11月にマサチューセッツ州マールボロウ市からの生徒たちを受入した家庭の報告会。
各家庭ごとに受入の、準備、心境、様子、感想などと話していただいた。
お父さんたちも積極的に、悩んだり、困ったり、楽しんだりしてくださった様子をお話して下さり、
以前からずっと、報告会(ご苦労様会)をやりたかった私であるので、やっと開催になったとうれしい。
市の行事で、ホストファミリークラブはボランティア。そのホストファミリークラブの中でも、
いろいろに考えや都合がある中で、「いい」と思ってもすぐに実現の運びとはならない。
その状況に慣れはじめてきてしまっていたが、ここで実現となった。

ホストファミリークラブ(HFC)は、受入や派遣に関わった家庭が、
翌年以後の交流事業をサポートするというボランティア。
受入の先輩として、特に受入の場合の、説明会や歓迎会、引率の先生方への対応などを行う。

さて、どのご家庭も、結構大変だったんだなあ~と思った。
特に食べ物のこと。やっぱり、受入の大関心事は、「食べてもらうこと」なのだね。
報告会が終わってからのホストファミリークラブの「忘年会」でもその感想が出た。
アメリカ人は食べ物にあまり気を遣わない、というのが、この交流での感想のようだ。
そうだね。やっぱり、日本人は、ごはんに命懸けてくる。
それを双方が感じる、というのも異文化交流なんじゃないかね。
「いやな思い出も、時間が経つといい笑い話になる」とメンバーが言っていた。
「すっごいまずかった食べ物」のこと、とかね。
今回、給食で、ししゃものフライとか、イカの料理がでて、超予想外だったそうだ。
そうかあ、「さかな」っていうだけで、宗教的な禁欲のイメージがあるし、罰って感じだ。
でも、ごはんとみそ汁が大好きだったという子もいたんだって。
夜、ベッドの中で携帯のライトを頼りにお菓子を隠れて食べていた、という子も。
いろいろだねえ。
おばあちゃんの家も含め、家族と離れて外泊したことがなかった子もいたそうだ。


ラボの交流では、もっとステイ期間が長いので、マルボロ交流の「大変さ」は、序曲に過ぎない。
キャンプなどの経験を重用視していることも、必要なことだとわかるだろう。
どれほど、適応能力を育ててきたか、が重要なのだ。

どの家庭も、ある時点で「劇的に変わった」と思うところがあったらしい。
交流が長くても短くても、そのことはとても大切なポイントだ。

うちの息子たちには、そういうポイントがあったのだろうか。
気になってきた。
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