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☆☆☆子ども英語教室:ウッレと冬の森☆☆☆ |
11月12日 (金) |
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金曜小学生グループは、「ウッレと冬の森」に取り組んでいます。
と~ってもやんちゃな小1の男の子が3人、女の子が1人。
まだまだ落ち着きの無い小3の男の子が4人とちょっとおませな女の子が4人。
(今日は女の子が2人お休み)
小6の女の子が1人。
このようなグループ構成で子ども達が取り組んでいるので
楽しんでいるようですがなかなかお話のメリハリが見えてきません。
今週は、ちょっとCDを止めながら一つ一つ場面を確認していくことに、、、
二人の女の子たちがお休みなのでサンサンも中に入って一緒に
動くことに、、、
最初の場面、弟はいつも二人でじゃれながら大暴れ、、、
弟は二人居るの?
お家の中でどんなことしているのかなぁ、、、
お母さんは何をしているの?
お父さんは?
こんなことを考えながら話し合い、お話の情景を膨らませていきます。
気になったことがあったらいつでもCDを止めていいことにして、、、
今日はどんどんみんなから意見が出てきました。
そんなに広い家ではないと思うからあまりどたんばたんしていないで
おもちゃで遊んでいるんじゃない、、、と
お母さん役の子が木のおもちゃを持ってきてくれたり、、、
するとやんちゃな小1の弟役の子達がそれで遊び始めたので
それは面白いなぁと思いながらみていました。
ウッレはお父さんからスキーをもらうのですが
それをもらったときの気持ちなど、またそれをどんな風に受け取るのか
どこに置くのかなどを話し合い、、、
するとウッレの動きも少しずつ定まってきて、、、
家のドアや窓枠なども出来てきて、、、
ウッレが森に出かける場面では、
どうしてウッレは森の中で迷子にならなかったの?
雪に足跡を残していったんじゃないの?
でも、足跡は雪が降ったら消えるよ。
夏とか秋に遊んだところを覚えていたから、、、
でも、冬になったら真っ白になるんでしょう。
僕は自転車で遠くに行っても家に帰れるよ。
でも、森の中は道が無いんだよ。
そうかぁ、、、
一つの「ふしぎ?」からいろいろと話がひろがっていく。
この話し合いがラボのテーマ活動を深めていくときにはとっても大切。
頭の中でいろいろなことを考えていくので頭の体操、心の体操となる。
答えはすぐに見つからなくても良い。
一緒に考えることが大切。
この過程を経てどんどん物語りのイメージがくっきりとしてくる。
冬王様のこともみんなはとっても気になるらしく毎回話し合いがある。
どうやってウッレの森にくるのかなぁ。
どこから来るのかなぁ。
どうやって帰るのかなぁ。
白熊やせいうちはなんでいるの?
冬王様の国の人たちはいつも何を食べているの?
もう、不思議なことは限りなくある。
正しい答えというものはない。
みんなでいろいろ考えていくこと、それをみんなでシェアしていくことが大切。
ウッレが森に出かけてスキーで滑っていく場面。
みんなは木になっていて手が疲れてきたぁ、、、と言う。
そうねぇ。
だって、みんなはずっと同じ木になっているけど
それでいいのかなぁ。
ウッレはどんどん森の奥に進んでいるんだよねぇ。
そうだ、木が変わればいいんだ。
と言うことで、ウッレがどんどん森の奥に行くにつれて
木も変わって行くことに。
それで場面にも変化が出来てきたし、単に同じ木をやっていた子達も
楽しそうにいろんな形の木をするようになってきた。
白霜じいさんが出てきたときにウッレがびっくりするのですが
そのときに木をしていた子がびっくりした様子を表現したので
他の木の子達も真似してびっくりして楽しそうだったので
いいかもね、、、、フフフ、、、て感じで一緒に楽しみました。
ゆきどけばあさんの女の子達はもうばっちり役作りをしているので
言うことなし。
かわいいおばあさんです。
ウッレが白霜じいさんについて冬王様のお城に行くところは
スキーを体験したことのある子達が歩き方を指導してくれて、、、
スキーをはずすところも、スキーはこうなっているからね、
こうやってはずすんだよ、、、と教えてくれる。
でも、ウッレが履いているスキーとみんなの履いているスキーは違うかもね、、、などと
サンサンはあまりスキーの事知らないので一緒に考えながら、、、
冬王様のお城の中の様子はみんなとっても楽しそうに上手にやっていたので
その場面は何の問題も無く次の場面へ、、、
次の場面はみんなの一番好きな場面です。
子ども達が休憩時間で外に出て雪で遊ぶ場面。
もう想像以上に元気にやるのですが、
めちゃくちゃなのでちょっと考えます。
どこから出て行くのかなぁ。
出口は?
この出口は?、、、から
もう、かなりの時間をかけていろいろ話し合いが
続きました。
出口を決めるのにもう、ほんとにいろいろ意見が出て。
女の子たちが居るこちら(右側)から?
男の子たちが居るこちら(左側)から?
右側から出ると坂の上になるし、
左側から出ると坂の下になるので次の場面での動きが
だいぶ変わってきます。
どうやら子ども達の中で外に出たら斜面があって、、、
になっているのです。
どちらもやってみるのですがどうもすっきりしない。
そこでけんちゃんが「出口は真ん中にしてみたら、、、」
というので真ん中にしてみたら、あら不思議。
いろんな事が解決。
はぁ~、時間はかかりますが、だいぶみんなでいろいろ
考えながら、テーマ活動を作っていくことが出来るようになって
テーマ活動が楽しいって思えるようになっているようで良かったねぇ。
終わってから、どう、楽しくなってきた?
と聞くと、
「うん、楽しい。」の答えが返ってきたので
サンサンも嬉しくなりましたよ。
物語りの最後までいけなかったのですが
来週が楽しみになってきました。
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