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☆☆☆こども英語教室:素語りに挑戦するラボテューター☆☆☆ |
09月25日 (土) |
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9月のはじめに、幼児の歌の個人発表が終わり、
小学生のラボの物語の素語り発表(個人発表)が終わり、
来週の土日には中高大生の素語り合宿を控えて、
ラボテューターであるサンサンも自分の素語りの仕上げに
四苦八苦しています。
ラボっ子たちの中には、ほんとにCD通りに英語も日本語も
気持ちのこもったことばで最後までよどみなく語っていく子達がいます。
すてきな発表を聞きながら、こどもっていいなぁといつも思います。
素直なこどもたちの英語日本語の物語を聞き取る力と表現力には、
ほんとにかないません。
素語りを仕上げていくには集中力と持続力と
そして何より想像力がないといけません。
そして、最後まで頑張るぞと言う気持ち(覚悟?)が必要。
この時期はいつもこどもたちはけなげに毎年頑張っているのだなぁと
感心します。
もちろんそれを応援しているお家の人たちもですが、、、
それはテューターである自分がやってみるとほんとによくわかります。
サンサンの今年の素語りは「ありときりぎりす」を英語のみで発表、です。
ちゃんと気持ちを取り入れるのに、英日も聞いたりします。
そこはこども達と一緒。
大人だから、英語のみで意味はわかっても
ことばの細かいあやとかまでは
なかなか伝えられない。
でもこのあたりがラボの言語習得のきわみ。
何回も聞きながら、ことばの真髄に迫っていくのです。
気持ちを表現しようと頑張るのです。
英語のニュアンスと日本語のニュアンスは違うけど
そのあたりの違いも楽しみながら英日のライブラリーを聞いています。
特に冠詞はいつも最後まで苦労します。
the とか a など、ほんとにどうして何が違うのかって思いますね。
春になって、花はあたまをもたげ、、、の英語、
Flowers poked their heads up.
の flowers には、the はつかない。
でも、
ありたちが巣から出てきて花を見たときの、
花を見ろよ、、、の英語は
Look at the flowers. の flowers には the 付いている。
わかりますか、この違い。
同じ flowers でも、目に浮かぶ景色は全く違いますね。
物語を追っていくとなるほどとわかってくるのですけどね、、、
前に「幸福な王子」Happy Prince を素語りしたときに
つばめが街を飛んで屋根裏の貧しい青年のところにいくところなど
どうしても the のイメージがつかめず
つばめが見たであろう街の場面を想像しながら、
語っていくと、気分がす~っとしたことを想いだします。
英語で冠詞は実は重要な意味があるのですねぇ。
それを使うときの場面そのものや意識がぜんぜん違う。
ネイティブは自然に身に付けていくのでしょうね。
ラボっ子もきっとそうですよ。
自然にわかっている。
すごいじゃありませんか。
ほんとはテューターは多言語に取り組むべきでしょうねぇ。
スペイン語とか、、、
そうすればもっといろんな発見があるはず。
「ありときりぎりす」はパーティで取り組んだことはあるので、
聞き込みは前にしているはずなのですが、
素語りとなると、
すべての役とナレーションを一人でやることになるのでほんとに大変。
特にやってみて気がついたのですが、ありもきりぎりすも複数いて
それぞれ性格が違うからセリフに入れる気持ちも当然違ってくるわけであって
その都度気持ちを切り替えてセリフを言っていくのが難しい。
それも役がバンバン変わっていくのですから。
でも、気持ちの切り替えができてくると素語りが楽しくなってきます。
ナレーションも物語を進めていくのに大切な部分を占めています。
場面が変わるとそこからまた新しい展開が始まり
気持ちのやりとりが始まる。
発表を一週間後に控えて、ちょっぴりあせっているサンサンですが
紙芝居を見せながら、一人テーマ活動風にしていける場面もありそうで
少し楽しくもなってきています。
中高大生の発表も楽しみです。
大学生ともなるとサンサンはもう、決してかないません。
大学生の素語りは実に素晴らしいです。
自分で音楽CDを入れながら語ったりもするのですよ。
どうしてそんなことができるのかと感心してしまいます。
それも彼らは短い時間で仕上げるのですよ。
素語りも大学生となるとラボっ子としての集大成の一つです。
素語りが終わったら、中高大生も冬の発表に向けて
「白雪姫」に本格的に取り組んでいくことでしょう。
でも、10月は姉妹交流の黒姫キャンプや
ハロウィーンパーティもあるなぁ。
中学生は、地区の中活での発表もあるし、
サンサンは高活の担当だから11月には合宿もあるし、、、
ん~、忙しい、、、
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