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みんな、しゅーごー 06月09日 (水)
4歳になったばかりのGちゃんの声が、アフターラボの清岩院幼稚園の運動場に響き渡る。
お迎えに来たお母さんたちが、目を丸くする。
「集合なんて、いったいどこでおぼえたの?」

福生(ふっさ)クラスは、幼児のGちゃんと小学生4人のクラス。
小5のKiちゃんがリーダーで
「集合!」「一列に並んで! Gちゃん先頭」「前へならえ!」「左向け左!」
そこでテーマ活動のタイトルを言う。
ふふふ。そうは言っても、びしっとできるわけじゃない、ぐにゃぐにゃした列だった。
私もそこまでやるか~?と思ったけれど、見守ることにした。ところが、毎週やるうちに
気持ちを合わせると気持ちいい!みたいな雰囲気になってきて、
きっとGちゃんもそうなんだろう、アフターラボの遊びで、絶叫する、「しゅーごー!」
ソングバードも、並ぶ列も、気持ちがうまく合うようになると、もっと楽しくなる。
人の迷惑顧みず走り回っていたMっちが、Gちゃんのために加減するようになり、
やはり末っ子のAyちゃんも、お姉さんの態度になってきて、
Kiちゃんが教える「Red River Valley」(ジュニアリーダー広場でのSBだとか)も楽しい。
マイペースのGちゃんに、どうやってテーマ活動やらせようかと思うらしい小学生たち、
「ありときりぎりす」「ホッレおばさん」「ピーターパン」などの中から選んだのは
「はらぺこあおむし」  日英韓でやることになった。
あおむしはもちろんGちゃんで、みんなが食べ物とナレーション。
途中、幼稚園のおもちゃの方に行ってしまうGちゃんを、うまいことばで誘い、引き戻している。
今日は、日韓で一度やった後、すぐに英韓でやってみた。
進行状況わけわからなくなる?と思ったけど、
Nちゃんが、英語も韓国語も言い、動いてつないでいた。びっくり。

「あたし、韓国語なんてやったことないから知らない」といっていたNちゃんだったが、
いえいえ、ちゃんと入っている。知っていることを知らなかっただけ。
「やってみたら、知ってた!」 そうとも。「あたし、ナレーション、全部やりたい」そうだね。
あおむしのGちゃん以外、4人の小学生がナレーションを分かち持ったが、全部できそうだ。

みんなでひとつのものを表現したい小学生があーでもない、こーでもないと表現を考えている。
そこにGちゃんを呼んできて食べさせて、思うように食べてくれなかったりするが、みんな忍耐強い。
チョウチョもみんなで一匹をやりたいらしいが・・・・軽やかに表現することができない・・・

Gちゃんのつかまえたちょうちょが卵を産んで、あおむしがいっぱい生まれたんだってよ。
このあおむしもお友達がいっぱいいるんじゃないかなあ。
チョウチョになってとんでいるとき、きっと周りにもいっぱいとんでいるかもよ・・・。
来週は、きれいな風呂敷、持ってきてみよう。


Kiちゃんは、支部のジュニアリーダー広場の実行委員会に出て、なんと、委員長に立候補。
先生が小5のとき、「幸福な王子」前半のナレーションをひとりでやったんだよ、と言ったら、
私だって! という気持ちになってるらしい。
ジュニアリーダー広場はあと一回実行委員会をして、
当日は、同学年のYo(あきる野クラス)も参加するからね。


ことばの実力というのは、たくさんの物語の幅広いバックグラウンドをもっているかどうか、だと思う。
高校の時、英語が得意という同級生が私の所にやってきて、
「なんで、そんなにできるの?何をしたらそうなったのか?」と聞いてきた。
特に何も努力していなかったから、もちろん勉強法を聞かれてもねえ・・・・
そういう自然な態度も不可解だったらしい。わたしだって、知らないよお・・・
彼が、私を「できる奴」と思ったのは、発音や語彙、ことばの知識が並はずれているのに、
なぜか自然に備わっているからだそうだ。
どうやって? どう考えてもわからないという。ネイティブでもない、帰国子女でもない・・・

今ならわかる。
ラボの物語をこれだけやりこんできて高校生になったらば、帰国子女並みの発音と語学力を持っている。
しかも、日本語で考えることがしっかり身に付いているから、日本で学ぶ英文法も理解できるし。
文法の教科書を読みながら、ああ、これ、たぬきに出てきたフレーズだ~。
長文や that 構文なんて、読むそばから理解できる。何を出題するかさえ。

「しゅーごー!」
堂々と言える。
ラボはことばを育てる。深いところで、広いところで、厚いところで。
Gちゃんもみんなも、それが日本語とか英語とか、韓国語とか思わずに、楽しんでいる。
楽しみながら、力をつけている。大きくなったら、その力を発揮できる。
Re:みんな、しゅーごー(06月09日) ・
リジータさん (2010年06月10日 23時57分)

こんにちは。
はらぺこあおむしに取り組んでいるまさにその時に、ラボっ子のつかま
えたチョウチョが卵を産み、おあむしが生まれたんですね。
それはすごいシンクロ!

実体験がますますお話を深めてくれますね。
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