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ビル街を歩く巨大なゾウさん |
04月19日 (月) |
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昨日のかいじゅうたちのいるところ広場に、中野先生はご自分の作品を持ってきてくださった。
船にたくさんの木々がびっしり生えている絵。
ガラスのブイを描かれた絵。
「美術館では絵に触れてはいけないけれど、この2枚は触ってもいいですよ」と自由にその油彩画を触らせて下さった。
一枚は質感を変えるために砂(状のもの)を入れてあるそうだ。
こういう体験、めったににできることではない。
感謝である。
30号位の大作は、見知った秋田の街の中をビルの何倍もの巨大なゾウが歩いている絵。
また、同じ通りに巨大なきょだいな桜の木が1本ある絵。
子どもたちは
でっかいゾウ!
ここわかる~
この桜、本当にあるの?
そうそう、ここにローソンあるよね。
などと口々に話している。
小3のMちゃんは写実的な絵だね・・・とつぶやいていた。
(よく知っているねとびっくり)
ラボッ子が質問した。どうしてゾウがあんなに大きいのですかと。
そうそう、私もそれを伺いたかった!
「大きなゾウがその時、見えたんです。」と先生はにこやかに。
そのゾウさん、表情は穏やかで街を破壊している様子ではない。
街になじんでいて建物をよけながら歩いているのだそうだ。
大きなゾウさんの足の指よりも小さなビル。
それをよけられるとは思えないが、よけているのだと信じてしまえるから不思議。
その時ゾウが見えたとの言葉、芸術家の方は素敵な世界をお持ちなのだと羨ましく感じた。
でも...凡人でも・・・・ちょっと普段の感覚と違ったものを持てた時、それを大事にすると何かが生まれるのかもしれないなぁ。
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