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繋がって・・・ 02月25日 (木)
人と人のこころ・・・繋がってほしい。あの人、この人、思いを伝えたい。相手の心がわかりたい・・・
そんな思いが、人と人の間にあるのだろう。

ジョン万次郎発刊記念の講演は、ニューベッドフォードの捕鯨博物館の講演だった。
万次郎が初めてのホームステイステューデントであり、マサチューセッツつながりということで
連れて行った姉妹都市交流のニック。
マールボロウ350周年記念行事、市会議員のランダースさんからもナンシー先生からも誘われている。
行きたいな。その時はぜひ、捕鯨博物館やジョン万次郎記念館も行ってみたい。
マールボロウはボストン郊外なので、レンタカーがあればいろいろ自分で行けるね。
以前、4-Hの全米コーディネイター会議もボストン郊外のアンドーバーで行われ、
カリフォルニアのパットと一緒に一日早くボストン入りして、独自に観光した。
ポール・リビヤの家とかボストンティーパーティ、ブラックアイアンサイド・・・・
今度マールボロウに行ったら、マックロスキーの「かもさんおとおり」の公園も行こうっと。

私の郷里は愛知県。その愛知県知多半島出身者で、万次郎より前に、
やはり難破してアメリカ西海岸に漂着した、音吉という人物がいる。
沿岸インディアンに助けられたものの、イギリスの貿易会社(ハドソン湾会社)に売り飛ばされた。
そこから音吉は、ロンドンに行ったり、上海、シンガポールなどで活躍する海の商人となる。
有名なモリソン号事件で日本に帰ろうとしたけど帰れず。
日英交渉の通訳、世界で初めて聖書の邦訳を完成させるなどする。



2004年にワシントン州にホームステイした次男が、「ほら、ラナルド・マクドナルド」と、
さも「常識」そうに教えてくれたのが、ラナルド・マクドナルド。
そのときは、「え?ドナルドじゃなくて?!」とみんなで笑ったものだった。
ラナルド・マクドナルドはハドソン湾会社のスコットランド人の父と沿岸インディアン部族の母をもち、
この音吉を一時保護しイギリスに渡した親戚インディアンから日本のことを聞いて育ち、
インディアンのルーツは日本人と、日本にあこがれ、捕鯨船に乗り、ついに日本へ密入国する。
後に長崎で、日本初のネイティブスピーカーの英語教師となり、
その教え子の一人は、後にペリー来航のおり、通訳として活躍する森山栄之助だ。
(武士出身でなかった万次郎は、裏方)
森山も後に音吉に出会っている。
帰国したマクドナルドは、日本が高度な文明社会であることを報告し、アメリカの対日政策に影響し、
ペリーの2度目の来航では、教え子の森山が活躍したわけだ。
ワシントン州スポケンの寂しい荒野に碑が建っていたと次男が言う。
アメリカの対日政策史上重要な役割を果たし、最期の言葉は「サヨナラ」。


その次男、マールボロウのホストや案内をして、疲れて電車内で爆睡し、
ふと気がつくと目の前におばあさんが立っていたそうだ。
慌てて席を譲ろうとすると、「次の駅で降りるからいい」と言われ、あっさり引き下がる。
「そしたらさあ、おばあさんは荷物をごそごそやり始めて、お菓子だして、くれた。」
え~?譲らなかったのに? 兄弟一同爆笑。
「おまえ、ほとんど才能だよ」
そう言う長男は、大阪で知らないおじさんに「ニーハオ、どこ行くん?」と声かけられたんだって。

上海のハオくんから、メールの返事が来て「オレもお母さんとの再会すごく期待してるよ~」
北京で会おう。
Re:繋がって・・・(02月25日)
HITACHIさん (2010年03月15日 20時14分)

今晩は。HITACHIです。東京支部総会やテューター研修でもたっぷり
Songbirdsを教えて頂きました。お世話になりましたし楽しかったです。

上海のハオ君が、カトリーヌさんに会えるのを楽しみにしているそうで
すね。中国交流も長くされているのですね。

今回は私は初めて中国交流に参加するので、どうぞよろしくお願いしま
す。何度も参加されているカトリーヌさんのHPの体験記をNo10まで読ま
せて頂きました。とっても参考になりましたがそれでも緊張していま
す。お世話になると思いますが、色々教えて下さいね。
Re:Re:繋がって・・・(02月25日)
カトリーヌさん (2010年03月15日 21時55分)

HITACHIさん
いえいえ、私が行ったのは20周年の一度だけです。でもとっても感銘を受けて、ハオくん
を受入し、次男・三男を交流に送り出しました。その前後に長春・上海から受け入れていま
す。アメリカンスタンダードだけが国際交流ではない、と自分に言い聞かせながら、驚きの
連続を楽しんでいます。
HITACHIさんは上海に行かれますか?上海外語の近くに、オペラというケーキ屋さんがあっ
て、パンとコーヒーの朝食を取りに行ったりしました。中国料理に疲れた頃にありがたかっ
たですよお。
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