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がんばってよかった・・・クリスマス発表会 12月19日 ()
盛りだくさんのクリスマス発表会が終わった。いつも、ああ、がんばってよかった、と思う時もあるし、
もっと気楽な会にしておけばよかった、と思うときもある。
がんばってよかったと思うのは、発表会をすることでみんなが最後のひと踏ん張りをするから。
そのひと踏ん張りが、驚くほどすごい。
「せんせ~、いつ発表会やるの~?」なんて言っていた子たちが、一週間でこんなにがんばれる。
もし発表会をしなかったら、つい過ぎてしまう一週間だ。

今日は、「ああ、気楽な会にしておけばよかったかな・・・」と思いながら会場へ向かっていた。
長男も風邪でダウンしている。後から来なさいよ。
「いいな、明日聖ペテロじゃっ!いやなら親子の縁もこれきりだ!」というセリフが
地で言えてしまう状態。うう・・・

今日のプログラムは、ソングバードの後、「三人のおろかもの」
幼児から小2に中高生のヘルプ、お母さんたちのナレーションのヘルプがつく。
毎週すごく楽しんでやっていたので、もうちょっとがんばれるかな?と思ったけれど、
聞き込みの足りなかった子、恥ずかしくなってしまった子、調子狂った子、といろいろ。
お母さま方、ナレーションありがとうございました。
表現は、なかなかおもしろく、会場を湧かせる部分もあった。よくがんばったね。
めうしを屋根へ上げる場面で、Chiちゃんを屋根(大きい子たちの背中)に持ち上げるのだが、
重くて持ち上がらない・・・た、たすけて・・・屋根が手を出して持ち上げてくれた。
めうしが落っこちる(Chiちゃんをさかさまに反らせる)ところでは、はしごのNちゃんも
「先生、大丈夫?手伝おうか」あ、ありがとね。

次の「くろいトリ」(幼児小学生)も、色の鳥が足りないため、大きい子たちが手伝う。
初めの音楽で、アフリカらしくずっと跳ぶ。跳び続ける。これで大きい子たちは音を上げた。
私はこれを毎週、やってるんだからね。
ジュズカケバトのSakちゃんが英語絶叫状態だったのに、おたふくで出られなかったので、
Shiちゃんだけになり、ちょっと調子がくるった様子。
踊ってばかりの楽しいお話でした。
昨日のクラスでの会話。
「明日発表会なんだって」
「え~?」
小3のHaちゃんは、自分のクラスの他に妹のクラスも手伝って、よくがんばったねえ。
これはみんな、自分にとってお得。

つづいて、小学生クラスの「海のがくたい」
毎週ずっこけまくり、ふざけまくり、私から怒られていたが、今日はさすがによくがんばったよね。
だいたい、一ヶ月で発表するんだもの。行けるところまでがんばればいいんだよ
(といいつつ、どこまでやれるか、期待!)
セリフは英日で、ナレーションはてつだってあげるから頑張ろう。
(ほんとに、よくがんばってきたね)
自分だけで言えるところ、日本語をしっかり言うところ、
一人では言えないけれど一緒に感動的なナレーションを言いたいところ・・・
場面によって全員が船員になったり、魚になったり、嵐になったり、波になったり・・・
さすがに小学生クラス、今日の発表が一番いい出来であった。
ああ、気楽な会でなくて、頑張らせる会にしてよかった。子どもたちが成長する機会だもの。

さて、大きい子たちのロミオとジュリエット。
「え?先生もでるの?」誰にも手伝ってもらわないで発表した小学生が言う。
三幕を発表するので、プロローグに表現を付けて、これまでのあらすじを見せる。
前半のジュリエットのYzちゃん、え?うそ、声までかわいくなってる!
うわあ、努力したんだねえ。この一週間すごい変化だったけど、昨日と今日でまた全然違う。
ロミオとのシーンも、かっこよく決まってたね。
熱発のナース(長男)もなんとか、生きててよかった。
私は、レディ・キャピュレットだ。
夫はKenちゃん。昨日、ジュリエットを怒れない、と言っていたが、
今日は脚で床を蹴飛ばし、(自分で効果音までつけて)がんばりました。
ロレンス・・・十字架忘れたって?
後半のジュリエットのSoaちゃん、普段聞いたことのないかわいいお願い口調!
小学生の女の子たちが、あこがれの目で見ている。
他の子たちも、しーんと水を打ったように静まりかえって、しっかり見ていたのには感心した。
大きい子たちの一生懸命さがつたわったんだね。
三幕の発表が終わったとたん、Nちゃんが、「え~?この次が見たいのに!」と叫んだ。

クリスマスの12日をみんなで大きな声で歌い、
小1の三人(ちょうど前歯がない)を前に出してAll I want for Christmas is my・・・を歌った。

お待ちかね持ち寄り夕食会。

在籍表彰、3年5年10年12年17年のラボっ子たちに賞状と、本をプレゼントする。
一人一人に選んだ本だ。
「パン屋のくまさん」「ちいさいおうち」 「フランダースの犬」 「ピーターパンとウエンディ」
「ききみみずきん」「まいごになったおにんぎょう」「トム・ソーヤ」「この楽しき日々」
「Bites in England, Taste in Japan」「Hamberger」「英語で京都を案内する」
そして、来年ティーンエイジャーになる小6のTakeには、英和・和英辞典を。国際交流もがんばれ。

やっとバザー。
今年は「ドイツ平和村をサポートする会」に寄付することにしたら、その代表の方が発表を見にいらして、
なんと、初めからずっと見てくださり、さぞ、忍耐が必要だったと思うが、
感動した、楽しかったとも。
「大人が感動を伝える気持ちがあれば、子どもたちがこんなに素晴らしい活動ができるんですね、
世界へ目を向けることも、おとなの姿勢が大切ですね」とおっしゃった。
収益金をお渡しするのは、今年国際交流に行ってきたYz。
ドイツ平和村の本を読んだ感想と自分の国際交流の体験を取り合わせて、スピーチしてくれた。
Yzは、こんなことがすっとできるようになったんだね。

閉会が遅くなってしまい、申し訳なかったが、子どもたちの成長がすばらしく、
やっぱり、がんばってよかったと思う。

大きい子たちは、23日のロミジュリ交流会に向けて、反省会をしていた。
自分たちでも感動している様子。よかったね。やっぱり、やってよかったでしょう?
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