☆★☆今年最後の水曜ラボ☆★☆ |
12月16日 (水) |
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水曜ラボも今年最後になります。
一年がたつのは早いですねぇ。
さて、午前中は、10時半から一時間、
Labo Baby Talk ラボプレイルームの時間でした。
11月からスタートした3人だけのクラスですが、楽しくやってきました。
ベビーサインをメインにやっています。
もちろん、ラボのお歌もやっていますよ。
ママたちと一緒に、The First Day of Christmas などもやっています。
まだ始めたばかりなのに、まさきくん(1才2ヶ月)は、"more"のサインが出てきています。
途中でベビちゃんたちのTea timeが入るのですが、そのときに
おやつがほしくて、盛んに、"more" のサインを盛んにしていました。
それをみて、みんなで嬉しくなりました。
みすずちゃん(1歳半)も、"See you!" のサインが帰り際に出て、
それもみんなで大喜び。
個性があって、ファーストサインもそれぞれに違うのですねぇ。
ベビーちゃんたちもおててでコミュニケーションを始めています。
さて、午後からは、キディと小学生のラボです。
今週もかくれんぼしようと思ったのですが、こんなお天気なので
残念ながら中止にしました。
午後のラボでは、まず、4話の歌からやりたいとリクエストが出たので、
幼稚園生も出るピーターパン4話の歌から始めましたよ。
それから、ピーターパン1話。
サンサンが
「CD、流しっぱなしでやる?」聞くと
みんなは
「え、どういうこと?」
サンサンが
「英日のCDを流すの。」
というと、
子どもたち、
「え。音楽CDがいい。」
とほとんどの子が言うので、音楽CDですることになりました。
通常のラボのライブラリー(CD)には
物語が英語と日本語で語られ、それにすてきな音楽が入っているのですが
音楽CDはその中の音楽だけが入っているCDなので
ことばは自分たちで言わないといけません。
子どもたちはことばがちゃんと入ってくると
自分の気持ちを入れて言いたいので
音楽CDがいいと言い始める。
ピーターパンの早い英語は、単語を一つずつきちんと読んでいると
絶対にライブラリーの早さでは言えない。
いわゆる通常のネイティブの話している早さでは言えないのです。
つながっていたり、呑み込んでいたりする音がたくさんあり、
とっても早い速度で英語も日本語も語られています。
これまでCDをいっぱい聴きながらことばをインプットしてきた子たちは
ちゃんとCDどおりのイントネーションとCDどおりの早さになっている。
強く言うところ、弱く言うところなどを聞き取って、、、
すごいなぁ。
まぁ、ところどころ単語が抜けたりすることもあるけど
自分が聞こえた通りに言おう、、、がラボ方式なので
子どもたちはのびのびと英語と日本語でセリフを言っている。
ラボの正反対にある言語習得法がフォニックスを大切にしながらやっていく方法かもしれない。
もちろん、きれいな英語になっていくことはとっても大切だけど
まず、フォニックスを重視するために
自分が発する英語をきれいな発音でということに時間をかけるために
普通の速さの英語を聞き取る耳がどう育っていくのか心配になる。
オーストラリアで日本語を勉強している高校生たちが
国際交流で冬にラボっ子たちの家にホームステイします。
そのときに、高校生たちは、学校で習ったように日本語を
しゃべっている人たちはいない、、、とよく言います。
それはそうですよね。
学校で教えている会話は、模範的なことばづかいで
わかりやすいようにゆっくり話しているはずです。
レベルによっても違うとは思いますが
学校での言語教育は、読み書きが中心で
お互いのコミュニケーションの手段としては
あまり考えられていないかもしれない。
つまり、ことばを学び始めた時に、まず、ゆっくり、、、から
始まりますが、では、どうやって早いことばのやりとりに慣れていけばよいのか。
そのあたりをラボは物語活動でクリアしていると思います。
ラボっ子たちは、わざわざフォニックスをしなくても
ナーサリーライムやソングバード、テーマ活動をしていくうちに
自然にきれいな英語になっていく。
なかにはちょっと矯正(音を直していく)作業が必要な子たちも
いないわけではありませんが
発音だけ良くても、早い会話を聞き取ったり、
そういう早い会話のやり取りしている間に割り込んで
自分の意見を言ったり、、、という
ごく普通の事がどれだけできるようになるのでしょうか。
外国語の映画やテレビ番組もその言語を習得するのに
良いと言われています。
ラボ方式は豊かな言葉を物語活動を通じて
シャワーのようにこどもに浴びせていく、、、
という意味ではほんとにすばらしいと思える。
この日のラボでも1話と4話を動きましたけど、
子どもたちは自分のセリフだけを覚えているわけではない、
もう、いろんな役のことばがぽろぽろこぼれてくるから不思議。
テーマ活動と言って、いろいろ話し合って
自分たちで考えた場面を想像しながら
動きながらことばを言って行く、、、というのもラボの特徴。
ダイナミックなラボのテーマ活動。
異年齢の活動としてもとても良い内容の活動と言えるでしょう。
でも、大事なことはやはり、テーマ活動の発表を
自己満足で終わってはいけないということがあります。
ことばが言えているというのはまぁ、
小学生だったらごく当たり前のこと。
ことばがちゃんと言えてないと相手に何を伝えたいのかわからない。
努力して頑張って言えるようにしていくことが大切。
ことばが言えてないのに見ている人たちが感動するということは
まずあり得ない。
ただ、ことばが言えていても
そのことばを気持ちを込めて言う、、、ということが大切。
そうでないと、これまた、何を言いたいのか伝わらないものになってしまう。
物語が伝わらないから見ている人たちも
つまらなくなってしまう。
子どもたちはそのあたりを各自頑張っている。
気持ちのこもったことばを、生きた言葉を言えるようにしよう、、、と
お家で頑張ってCDを聞いていることでしょう。
さぁ、発表まであと少し。
この日のラボではピーターパンだけでなく、
幼児は、舞台で発表する5曲を歌ったり
パーティのラボっ子全員で歌う歌もあるので
それの練習もあり、時間は全く足りません。
でも、今日で水曜ラボが終わってしまいましたぁ。
あとはお家でCDを聞きながら、頑張ってほしいなぁ。
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Re:☆★☆今年最後の水曜ラボ☆★☆(12月16日)
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HITACHIさん (2009年12月17日 22時27分)
もう直ぐですね、記念の発表会。
その直前のパーティーでサンサンからラボっ子たちに「英日のCDをなが
すの?」と聞いているのが一寸不思議です。
子供達はすっかりセリフも入っているようですのに、、。
意図的な問いかけなのですか。自分もその時々の流れで様々な方法で活
動してますが、、。
一寸したサンサンの投げかけも見逃せません。子ども達の返事を読むと
想像はつきますが。
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Re:Re:☆★☆今年最後の水曜ラボ☆★☆(12月16日)
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サンサンさん (2009年12月17日 22時50分)
HITACHIさん
>もう直ぐですね、記念の発表会。
その直前のパーティーでサンサンからラボっ子たちに「英日のCDをなが
すの?」と聞いているのが一寸不思議です。
子供達はすっかりセリフも入っているようですのに、、。
意図的な問いかけなのですか。自分もその時々の流れで様々な方法で活
動してますが、、。
一寸したサンサンの投げかけも見逃せません。子ども達の返事を読むと
想像はつきますが。
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