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秋の一泊研修 |
10月18日 (日) |
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17日、18日は九州支部のテューター研修でした。
研修では、十数名づつのグループに分かれて
「とってもすてきなくろいとり」のテーマ活動をしました。
地区を越えていろんなテューターとの出会いがあり、
いろんな話をして、テーマ活動で身体も動かして
充実した時間をもてました。
今回は「とってもすてきなくろいとり」のライブラリーの音楽で、
親指ピアノの演奏をしてくださった小池龍一氏のお話、歌、演奏が
聴けました。
悩み多き思春期の頃、アフリカの太鼓に興味を持ちアフリカへ。
電気も水道もない村で、
裸足で水汲みをする子ども達の目がキラキラ輝き、
生きる力があふれていて、
元気いっぱいなことに衝撃を受けたそうです。
小池氏はタンザニアの大学でダンスや太鼓を学んだそうです。
その後、カリンバの師と出会いました。
「この人はこんなにカリンバを愛しているんだなあ!」
と感動したそうです。
愛する気持ちは伝染して、小池氏もカリンバを。
カリンバのピンの根元には空き缶をカットして
ビーズのように丸めたものが付けてあり、
はじくたびに微かな雑音が響きます。
「雑音が人間の苦しみ悲しみに共鳴する」
と小池氏は言いました。
アフリカでは、わざと汚いものを使うそうです。
音楽にも雑音を使います。
人間の中には汚い部分がある。
アフリカでは、その汚い部分もあからさまに見せる。
汚いものを自分の中に取り入れることで美しくなる。
学校生活になじめず引きこもりがちだった自分も
アフリカでは許された。
生かされた。
ヨーロッパの人がカリンバを作ったら、
オルゴールのようなきれいな音のカリンバを
作るんじゃないかと思うそうです。
私は、自分の中で封印してしまいたいような何かも
自分が認めて生きていけると楽だなぁって思いました。
小池氏の歌と演奏を聴いていると
心が平和になりました。
ぽかぽか、ほのぼの・・・を味わえました。
そういえば、今年のサマーキャンプで
私が作ったカリンバは6本のピンのうち
どうしてもきれいに響かないピンが1本・・・
今は、その音も含めて大切にしたいと思っています。
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