ラボ屋の事情ーーその2 |
10月03日 (土) |
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BBSにお返事を書いたら、100字以上になってしまいましたので、日記の方に書きます。
先日、ラボ屋という言葉が大嫌いと言う人(テューター)に会い、敢えて書いた日記です。
いま苦しい時期を送っている人に温かい手をさしのべようという時に、にべもなく「下品」と言われた言葉でした。
しかし、それほど抵抗がある人がいるとは知りませんでした。ことばに反応されて、こういう展開になるのでは、本末転倒というか、私の意図するところではないです。
私の職業は、ラボテューターです。職業をラボ屋ということはありませんね。
でも、これは、子どもの側にたったことばでしょう。
テューターの息子(娘)、というのは、私たちが誰ちゃんのお母さんというのと同じ、ではないですか?
自分は何ものなのか、をつかもうとしている時期にきた子どもが、ある時プライドをもって「ラボ屋」といっても、いいではありませんか。
息子がそういったとき、そうだね、うちはラボ屋だねって、私が言っても。
初めて、この言葉を聞いたのは、私がラボっ子を卒業する頃です。
当時は、ラボに夢中とか、まるで仕事のように励んでいるラボっ子や、そういう時代を送ったOBOGのことでした。私たちが結婚適齢期になった頃の会話です。
「あの子、誰と結婚したの?」「かたぎ(ラボ経験のない人)」「ラボ屋(ラボ経験者)」
そんな風にいっていましたよ。
いろいろなラボの歴史のなかで翻弄されながらも、なんとかラボを続けてきたラボっ子が自嘲気味に言ったり、プライドを持って言う場合もありましたし、また、そういえるラボ人生をおくったのね、とほほえましくなったものです。
そのうち、ラボ屋というと、テューター子弟の意味で使われるようになり、それも「へえ~」と思いました。
その言い方も、葛藤の中から生まれるべくして生まれたからです。
今回このようなことを書いたのは、
今現在、進行形で、テューターの息子、娘としての葛藤がある親子たちへ、エールを送るつもりでした。
苦しんだり、悩んだりして、ふと「俺はラボ屋なんだよな」と思える境地に達したラボっ子に、よくがんばったね、と言ってあげたいのです。
どんな親子でも、誰それの息子、娘、と言いたくない時期もありますよ。
言葉だけでも逃げたくなり、あえて親をよその人のように呼び始めたり、家業のことを一切外で言わなくなったりします。
それでも、「何屋」の家の子、と言える境地になる思春期の子どもたちがいるのです。
それは、どんな職業でもあると思う。
ラボ屋という言葉がイヤだという人も、きっと親子の葛藤があったと思います。
こんな「おちゃらけた」言葉で表してほしくないの思うほどの葛藤が。
でも、私は、この言い方をする子がいとおしい。この「おちゃらけた」言葉に、哀歓が込められていると思うからです。
そうか、成長したね、と思いたい。
また、子育て真っ最中のテューターたちに、テューターの仕事をがんばることを後ろめたく思ってもらいたくない。
我が子がかわいそうという言葉をいいわけに、全力投球しないでいる場合もあるかも知れません。それは、テューターという仕事のせいではないはずです。
頑張っている人へ、「プロフェッショナルのラボテューターとして努力することと、子育てとは、決して乖離しているのではないんだよ」と、言いたいだけなのです。
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Re:ラボ屋の事情ーーその2(10月03日)
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はみさん (2009年10月04日 09時34分)
カトリーヌさんこんにちは、
屋号みたいに思えてしまうのかもしれないですけどね、
わたしはそんな呼び名をしらなかったので、
へえいまはそういうのかあ~と
むすこのPのこどもたちの話を何気にきいていて思いましたね。
ラボ屋イコール、母親がラボテューターしているおうち・・・
そんなかんじで捕らえてましたねえ。
いまも、そうおもっていますねえ。
キャンプでのラボっ子どうしの会話で、
「うちもラボ屋だよ」と小5ぐらいの男の子が言ってて
おかあさんが最近ラボママからラボやさんになったことを
内心よろこんでいるのがみえてほほえましかったですよ。
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Re:ラボ屋の事情ーーその2(10月03日)
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かなちょさん (2009年10月04日 22時38分)
ご無沙汰しております。
学校や幼稚園行事におぼれそうになりながらも、元気にラボ屋してま
す!
私は「ラボ屋」という言葉は愛おしく感じて使っていますよ。
お母さん達には「ラボ屋の子達はかわいそうよね」と、笑い話などで出
したりしますが。
私はラボっこでないので、ラボで育ちたかったです。
ラボ屋の子だったらどうだったんだろう?と思います。
うちの子達は面白く育ちつつあるので、ラボ屋の子は寂しく感じるとき
もあるかもしれないけれど、幸せだろうなと思います。
なんたって、兄弟みたいな仲間がたくさんできますからね♪
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Re:Re:ラボ屋の事情ーーその2(10月03日)
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カトリーヌさん (2009年10月06日 17時51分)
かちょさん、はみさん、
テューターの集まりで、ベビーシッターではない年齢のテューター子弟たちのグループができ
たらいいな、と思っています。それこそ、縦長で、できますよね。いとこみたいですね。
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Re:ラボ屋の事情ーーその2(10月03日)
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うーちゃんさん (2009年10月06日 19時59分)
カトリーヌさん、お久しぶりです。わかります!うちの地区でもラボ屋
ってよく使いますよ。最初聞いたときから何となく気に入って結構使っ
てますね、最近も。息子も笑いながら感心してました、この言葉に。上
二人の子どもたちの場合、まずはおばさんがテューターだったので、何
となくそれなりに心遣いをしていたので、きっとおばさんのラボ屋、っ
ていう意識があったんじゃあないかなと思ってました。うちなんか結構
距離が離れて住んでいるのですが、三姉妹のいとこたち9人でテーマ活
動したいってこの前も妹と話していた所なんですよ。
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Re:Re:ラボ屋の事情ーーその2(10月03日)
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カトリーヌさん (2009年10月06日 21時56分)
うーちゃんさん
三姉妹のいとこたち9人でテーマ活動?
そりゃあ、最強だね。
黒豚・・・ありがとうございました。すごくおいしくて、もったいなかった!!
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Re:ラボ屋の事情ーーその2(10月03日)
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わらBさん (2009年10月23日 09時39分)
今、秋の研修真っ只中ですよね。事例シェアタイムで藤井先生と同じG
で、たまたま今週の研修でカトリーヌさんと川手さんのおはなしが出た
ので、HPきちゃいました。で、とっても興味があったので書き込みし
ました。
私は「ラボ屋」ということば、大好きです。子どもだけでなく、ダンナ
も使ってます。個人的にはカタカナ文字より、ほっこりくる日本語が好
きなので、自分のこともラボっ子たちは「テューター」と呼ばず「先
生」とか「わらちゃん」とか「わらびもち」って呼んでくれてます。子
育てとラボでてんてこ舞いでしたが、日記を読んでがんばろーと思いま
した。ありがとう。
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