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秋の聞き込みドル建て貯金 |
09月09日 (水) |
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ホワイトホースシアターの羽村公演を迎え撃つ「がらがらどん」に取り組みながら、
聞き込み大会「ドル建て貯金」をやっている。
ライブラリーを一回聞いたら、アメリカドルで1セント。もちろん、げんなま。
中の見える容器(ペットボトルやビニールの財布など)に貯めていく。
百回聞いたって、やっと1ドルだけど、みんなの目の色が違う。
今はペニーで喜んでいるけど、そのうち、銀のお金に両替してって言ってくる。
紙のお札は、あこがれだ~。数えたり両替したりもいい練習だしね。
いつかアメリカに行くときに使うんだ!
去年国際交流に行ったShは、持って行ったよ、何年か分の「ドル建て貯金」を。
がらがらどんだけでなく、いろんなお話しをたくさんたくさん聞いてほしいな。
それが、将来の言語能力に繋がる。
物語という非日常的で精神世界を表す言葉が、実は、豊かな表現力となって表層の日常会話能力を支えている。
がらがらどんは、物語のことばをていねいにみて、どんな気持ちを表しているのか、
そこからどんな表現になるのかを話し合いながら、進めている。
「先生、がらがらどんって、小さい子のお話しだと思っていたら、すごかった。内容が」
そう言ったのは小4のKi。
山羊は、トロルがいることを知ってたのかな。もう何人(何匹)もやられて有名な場所?
トロルはどうしてそこにいたの?
橋を渡らせないため? それともここしか通れない場所におびき寄せて捕って食うの?
がらがらどんは、どうして、小さい山羊から先にいったのかな?
どうして一人ずつだったのかな?
順番を話し合ったのかな?
作戦を立てたのかな?
みんなだったら、このメンバーでリレーや剣道の勝ち抜きやるとしたら、どういう順番で当たる?
その理由は?
小さい山羊のことばと2番目山羊のことばで、ちがうところは?
どうして、そういうことばになったのかな?
大きい山羊の言ってる槍と石って、なに?どこに持ってるの?
田楽刺しって結局どうすること?
ピーターのワークショップ以来、大きい山羊はもちろん、トロルが大人気。
2番目山羊がかっこいいとか、大きい山羊の石は前足か後ろ足か。
いちばん人気のトロルなんだけど、ちょっととろくて、やっぱりやられちゃうんだ。
それでもやりたいんだね。
ちょっとごちゃごちゃしすぎると、自分たちでも言っているのに、自分のことはおいといて、
ナレーションや別の役に回れ、とか言っている。勝手だな~。
最後に、二人一組になって、ティム(ゴールデンレトリーバー)のいる庭を通って無事帰ってきたらおやつ。
リレーのバトン代わりにタオルを持たせた。
ティムはタオル大好きだからね、来るよ、飛びついて。
泣きそうになって、絶対行かない!というKaeちゃんをどうやっていかせるか、
ティムに飛びつかれないためにどういう手段をとるか、
結局、タオルを捕られたK太、Iっちゃんたちが、それ自体楽しい遊びになって、タオルはぼろぼろ。
普段優しくてちょっと気弱に思われているYちゃんが、犬の扱いでは実力発揮で、尊敬される。
おいおい、タケ、国際交流に行ったら、いるぞ、犬!
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