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竹取の・・・・・インディアン・・・ |
07月19日 (日) |
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全身、滝のような汗を流して、竹を切り出す・・・・・まあ、木こりほどではないにしろ、
けっこう大変な作業だったんだなあ。翁にとっては。
集中パーティ「インディアン・パウワウ」には、ティピが必要だ!
そう思って、ティピを作ることにした。初夏にはタケノコを食べた、黒竹を切り出して来ることに。
まず、ベランダに行って、物干し竿がどれくらいの長さなのか、見に行く。
メジャーで測ればいいのだが、なんとなく、身体を使ってみたくてね、だってインディアンだもの。
短い方の竿(家から運び出すことを考えると)を目安棒にしよう。
両手を広げて、2回分・・・・なら3メートルはあるだろう。
(3メートルの支柱だと、直径2,6メートル、底面積は二畳半くらいだそうだ)
その物干し竿を持って、竹林に行くと、おお、3メートルなんか軽くクリア。
(じゃ、4メートルの支柱にして、直径が3メートル、底面積4畳にできる。)
黒竹は細くて、私の腕くらいだ。だから私でも切り出せる。それに中が空洞だからね。
本来、竹は冬に切るらしいが、ま、いいよね。多少曲がっていたって、大丈夫・・・・だよね。
のこぎりで切った竹を、夫が少し広い場所に引きずり出し、枝を剪定ばさみで切っていく。
「君が滝だっていうなら、こっちはナイアガラだ」 そうですかい。
家の方に引きずっていき、ひとまず、一カ所にまとめておく。
これさあ、集中パーティのとき、ティムに結びつけて、運ばせてみようよ。
インディアンは犬が労働力だったんだよ。
初めてスペインから来た馬を見て「大きい犬」って言ったんだから。
移住のとき、ティピの支柱を犬につけ、そこに幕や家財道具を乗せて、引きずって運ぶ。
車輪より引きずる方が地形にあっている。ま、荷物も少ないからね。
(西部劇でしょっちゅう幌馬車の車輪がイカレて立ち往生するじゃない?)
犬ぞり・・・ぜったい、ラボっ子たちが喜ぶよね。・・・構想のみ広がる・・・・
バッファローウーマンは、自分のティピを自分で運びながら移動していったんだね。
ティピの幌幕は、本来のバッファローの皮。だから大きいティピを持てるということは、
バッファローの皮をたくさん持ってる、力がある人なわけだ。
すごい全身運動で、すっかり汗だくになり、おまけに蜘蛛の巣と竹の葉だらけ。
シャワーを浴びて休憩。
夕方からBBQの用意。集中パーティで料理するので、そのテストもやってみたい。
ダッチオーブンででっかいホットケーキを焼くのだ。練炭で。
とにかく、簡単に豪快に。ケーキの火加減がうまくいけば、鍋料理なんかはいうまでもない。
ホットケーキミックス600グラムのタネにベーコンを混ぜ、予熱したダッチオーブンに
オーブンペーパーを敷いて流し込む。
BBQでは、熊本のUテューターから届いたばかりのトウモロコシが最高に美味しくて、
今日は材料が少ないか、と思っていたけど、なす、たまねぎ、しいたけまいたけ、ベイクドポテト、
骨付きカルビや竹輪もおいしい。
そうこうするうちにケーキが焼けただろうと開けてみると、ダッチオーブンいっぱいにふくれていた。
上蓋の上に置いておいた炭が足りなかったか、上があまりいい色じゃないけど、下側は焦げていた。
うーん、焼き網を一枚入れただけじゃ、熱が入りすぎたか・・・・
次はすのこの上に紙のケーキ型をのせてやってみよう。(このやり方でお好み焼きもいけるかも)
ベーコン入りホットケーキは、けっこういける味だったよ。メイプルシロップとも合って。
昼間切り出した竹をだいたい4メートルに切りそろえるのもしなきゃ。
あ、細い方の余りで竹ビーズができる。太い余り部分も薄くのこぎりで切って、輪が取れるね。
小さなメディスン・ホイールの材料になる。
さあて、幌幕はどうするか。まさかバッファローの皮じゃあるまいし、
犬小屋程度のティピなら、古シーツを持ち寄って・・・と思っていたけど、
思っていたより大きな物ができそうなので、シーツじゃ長さが全然足りない。
縫い合わせる? つぎはぎだらけ。(しかも色がどうなるのか・・・・)
雨も降るそうだし、後の流用も考えると、やっぱりビニールシートかなあ。
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