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「ひとりだちへの旅」へ送り出す会 07月12日 ()
多摩地区の送り出す会は、とても感動的なものだった。今年はうちのパーティから中1のYzが行く。
ステイ先はオハイオ州だ。部活や家のことなど、いろいろ忙しくて悩まされることも多いだろう。
この一ヶ月がかけがえのないものになることを実感しているだろうか。
送り出す会の司会は、我がパーティからも高1のSoちゃんが出ていたが、直前に足を怪我し、
歩けないからイスに座ってやってもいいかしら、と打ち合わせの電話で司会の相手に話していた。
相手のAパーティのMiちゃんも、Soちゃんも、私が担当した06年の国際交流参加者だ。
大変だけど、がんばって。Soちゃんの存在が、Yzにはとてもありがたかったよ。

送り出されるラボっ子たちは、まだすこし表情が硬い。
ステイ先の紹介と決意表明、すがたりメドレー、「3びきの子ブタ」発表と・・・
見守るうち、毎年のいろいろな記憶もよみがえってきた。
ここで見ている子たちも、今までの思い出をダブらせている子、来年以降の想像をしている子、
さまざまだ。去年行った子たちのなかには、思い出が強すぎて、泣いている子も。

保護者の皆さんには、「旅立つ我が子へ送る手紙」を書いてきてもらった。
一組ずつでて、参加者と向き合って並び、我が子に読んで渡す・・・・
それがずっと続いている地区の壮行会の一番の感動的シーンだ。

Yzちゃんのお母さんが、我が子への思いを語る上で、
入会したての頃(6年前)のパーティ便りに、
「ラボは時間と語学の切り売りではない」と私が書いていたこと、
それをこの活動を通してYzもわかるようになったと思いますと、言われていて、
え?そんなことを入会したての頃に心に留めてくださったのか、
それをずっと我が子に抱いてラボを続けさせてくれたのか、
それが我が子に伝わっていると思ってくれたのか、と、感動してしまった。
国際交流に行く前に、いろいろ思い悩むことは、とても意味が大きい。
だから大変、と思うのではなく、いい経験をしたと思って送りだしてほしい、
いつもそう願っている。

担当のTテューターが作り上げたすばらしい「事前活動の足跡」スライドショーを見ながら、
会場のみんなで「ひとつしかない地球」を歌った。
事前活動に参加してきても、なんだかよくわからない我が子に、
忸怩たる思いを抱いていた保護者の気持ちもよ~くわかるが、
この半年の活動を追いながら、事前活動の中での参加者の表情が、
いい感じにでていて、(分量も適度に)
ああ、事前活動、がんばってきてよかったね、って思えるようないいスライドショーだった。
そして「英語の歌詞の意味をだいじにしたい」という担当テューターの気持ちが表れた英語部分は、
歌詞がたゆとう海の光のきらめきの中に浮かび上がっていて、
送り出す側の愛が際限なく描かれていた。
さらに、間奏の部分では、送り出しテューターたちがそれぞれの思いを一言、
紙に書いて持っている写真が次々に出てきて、(地区研の合間に撮ったの)
一人一人のテューターの人柄と応援歌が聞こえてくるようだった。

私?
「国際交流は、気合いだ~~!!  
あきらめてしまうまえに、もうひとふんばり」   (なぜかどよめき)

担当のTテューターのごあいさつでは、
「事前活動は、いままで10何年間生きてきた中に蓄積しているものがあるんだよ、
ということを自分でわかるためにやってきた活動なんだ」ということばがあり、
本当に! その通りだと思った。

こんな素晴らしい送り出しをしてもらって、がんばらな、いかんぞ。
Re:「ひとりだちへの旅」へ送り出す会(07月12日)
うーちゃんさん (2009年07月15日 00時56分)

事前活動は、いままで10何年間生きてきた中に蓄積しているものがあ
るんだよ、
ということを自分でわかるためにやってきた活動なんだ」ということば
があり

いい言葉です。今の私にも感慨深いいい言葉でした。ありがとうござい
ます。
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