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インフルエンザ |
04月30日 (木) |
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豚インフルエンザ、新型インフルエンザ、WHO、Phaze・・・・報道もめまぐるしい。
ニューヨークの生徒のインタビューを聞いていて、ふと思ったことがある。
「立つことも座ることもできず、通常のインフルエンザのひどいもの・・・」と言っていた。
思い出した。
私がテキサスに移住した頃、今で思えば、インフルエンザだったんだろうと思うが、
一ヶ月しないうちに、家族が見事に次々病気になった。あれも4月だったよ!
初めは2歳だった三男で、これは日本を発つときから風邪気味だったのが、
40度以上の高熱が出てひきつけをおこし、日本の薬もまだ引っ越し便が届いていなくて
病院がどこにあるかもわからない状態だったので、救急車を呼ぶ騒ぎになった。
(テキサスでは救急車と消防車はセットで来るので、斧持ったおじさんたちがどかどかやってきてびっくり)
ここから一気にアメリカの病院、薬などに「入門」した。
おかげで、タイラノールだの、イブプロフェンだの、熱冷ましの使い方を覚え、嘔吐下痢にはペプトビズモル。
アメリカの病気にはアメリカの薬で立ち向かわないと!
インファント(2歳以下)、キッズ、ジュニアと息子達の年齢別の薬を買い込んだ。
小児科では、水風呂に入れて熱をとれ、と言われた。要するに、ぬるいお風呂で行水しろと。
(高熱でもうろうとしている時に、行水・・・・?殺す気?)
大人も熱が出た。このときは本当にびっくりした。
いや~、自分でなってみないとわからないものです。
私は、小柄でアレルギー持ちで体力無いで通っているけど、実は意外に丈夫?で、
(早めのダウンがいいんだと思う)あまり風邪もひかず、病気になったことが滅多にない。
インフルエンザもなったことがなく、あんなのは初めての経験!
高熱なんて、汗かいて一晩寝れば治る、と思っていたのに、熱は下がらず、
朝、起きたときもっとひどくなっているのを発見。
「腰砕け」というか、本当に足腰立たない。なんだこれ~。ベッドから起きられない~!
日本だったら、静かに寝かせておいて欲しいと思う状態だが、
こうやってずーっとへばっているうちに本当に体力が無くなってしまうのではないかと心配した。
逆に闘志がわいてきて、薬も飲むし、ご飯も食べて頑張り、そういうのを経験しているうちに、
やっぱり、日本で昔からやっている、水枕、氷嚢、身体は温め発汗、
そうして熱を取っていくのが、いちばんいいと思うまでに至った。
そして、病気にならないように、普段からしっかり食べて、外で遊んで、体力をつけておくこと。
野菜、海草もタップリね。スープにしていつもどっさり食べていたよ。
4-Hや近所の子達が、初めは敬遠しつつも、うちのご飯のファンになっていたね。
だいじなのは水分補給。いつもいつも。
子どもの病気がいろいろはやっている頃やフィールドトリップで、私が息子達に持たせていたのは
ペットボトルの水に、緑茶のティーバッグを入れたもの。
お茶の殺菌作用を頼みにしたのだが、野菜だとか海草だとか、病気の時の対処法だとか、
そういう「東洋の神秘」が、うちの生活の中にいろいろあり、アメリカ人にとって、
私は「メディシンウーマン」
でも、その領域に達したのは、病気もし、即効性遅効性の対処法を身をもって学んだから。
何事も経験です。
アメリカでの経験は、無菌室では得られないことばかりでした。
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