小学生クラス新たなるスタート |
04月16日 (水) |
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我がPの小学生クラス「田園」は、あきる野と福生の合同。
いままであきる野キディだった子たちは、我が家に4時集合で一緒に福生に向かう。
「あれ?たっくうさは?」「ふっくん来るの?」「しゅんちゃんは?」
え?来ないよ。小学生だけだよ。「え~?」
先週までは春休みだったり新学期はじめだったりで、
発表会の合同練習やオーディションの関係から中高生が混ざっていた。
今日から新たな小学生クラススタート。小6になったYzちゃんと小5のTakeがリーダーだ。
今までShに頼っていた二人も、リーダーの顔になって・・・・、会えばけんかしていた二人が、協力している!!
「ひとうちななつ」の発表が5月になったのは、小学生のためにはよかった。
今日は、まず、ことば中心の手当をする。
小5のTakeと小6のYzがペアになって、日本語のすがたりをしあう。言えるところは英語でも。
うまいじゃん。やっぱり目標はひとりテーマ活動だな。
小3たちは、自分のナレーションのトラックを全部、書き写し。
長い文章の場合、何処で切るかを始めに指示しておく。
書き写しはNRや今までの活動でだいぶ慣れてきたものの・・・ほれ、全部一続きになってない?
小2たちは、自分のセリフあるいはナレーションを私がおはなし日記に大きく書いて、
その文章の文字を色分けする。
p、b、m(つまり口を閉じてから発音する音)を赤で、th を緑、f、vを水色で、
音と口の動きをはっきり意識させていく。
ちょっと、bとdが混ざっているよ!ほら口閉じてb、開けてd、全然違うでしょ。ひっかかるなよ~。
二人組なんだから、あっているかどうか確認してから色ぬったら?
競争じゃないんだよ。ほらあ、手も顔も、サインペンの色だらけ。人の顔に塗るんじゃない!
小1は、まず「自分が出る場面」の絵をかき、その横に私が書いたセリフを黄色サインペンでなぞる。
それから、小2がやったように、赤、緑、水色をのせる。え?間違った?まあ、いいよ、練習。
さ、それじゃ、やるよ、「ひとうちななつ」
今日は、たっくうさ(高校生)の代わりにTakeが号令してくれる?Are you ready?とLet's fly!
合同練習じゃないからさ、ナレーションいないところはみんなで言ってね。
「じゃ、ぼく仕立屋、やっていい?」「おれがやる!」「わたし!」
順番!
「あの、私の役なんだけど」「なんだ、いるのか~」
最後まで音楽CDでとおす。なかなかじゃない?
じゃ、集合。ほら、我先に行かないの!小学生クラスはね、お互いの目が見えるように座るんだよ。
発表会は5/11です。
小学生クラスは、加藤Pの中心だからね、言葉は、英語も日本語も完璧にしてもらいますよ。
今までだったら、え~とか言っていた小3が、下が入ってきたので、お姉さん顔。
小2たちが、ふーん、そうなのか、という顔。
小学生クラスに来るときの持ち物、準備を、ほら、リーダーから説明して。
このクラスでの注意事項、協力して片付けたりすることも説明する。
じゃ、今日は小3グループが後片付け、荷物と電気ね、Yzは最後チェックして鍵、
Takeは、他の子たちを連れて玄関に行って。
ちびどもが外の遊具の方へ飛び出していくので、びっくりしたTakeが呼び戻している。
自分がやらなくなったことを、年下がすると、びっくりするね。
おもしろいなあ、今まで人に注意されていたことを今度は人に注意する側。
しっかりしたね、頼もしいよ、Take。
中高大生クラスに移るShが「Takeがなあ、まだまだだからなあ」と心配していたけど、大丈夫そうだよ。
帰りの車であきる野に帰る子たちがCDにあわせて口を動かしている。へえ、やる気じゃん?
争ってばかりいる小2のItとKa、どっちが先にセリフ、言えるようになるかなあ?
「おれたち、ライバルだもんな」「ライバルって何?」
この子たちもいつか、成長したリーダーになっていくんだね。
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Re:小学生クラス新たなるスタート(04月16日)
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サンサンさん (2008年04月18日 09時27分)
1人テーマ活動、、、そうよねぇ。
私もそれを目標にやっています。
たとえ発表の時の役は一つでも
どの役でもできるよぉ、、、って子になって欲しいね。
1人テーマ活動、、、
今朝、日記にかいたばかりだったので
ちょっとびっくり感動、、、嬉しかった。
ん、目指すところは同じだぁってね。
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Re:Re:小学生クラス新たなるスタート(04月16日)
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カトリーヌさん (2008年04月18日 12時01分)
サンサンさん
私は、ひとりでも読書を楽しめるように、テーマ活動を楽しみ、相手がいるときは相手の言
葉に耳を傾ける子になってもらいたいと思います。よく、キャンプなどで、頑張ってるシニ
アが、ひとりで全部テーマ活動の言葉をすがたり状態で言うでしょう。そのこと自体は、子
どもたちにいい刺激なのですが、自分がジョーで、相手がトム・・・と思ってやっていると
きに相手が消滅して、違う役(自分の役)になってしまったりすると、あれ、私のことばは
一体何を誰に向かって発していたのだろう?ということになってしまいます。言えることは
すばらしい、でも相手を待てるのも、一つの場を協働できるのもすばらしいと思います。
テーマ活動は集団すがたりではないけど、ひとりひとりの力としては、ひとりテーマ活動で
きるくらい育てたい、そんなふうに思っています。ことばがあふれるように出てきたときの
感動をみんなで味わえるのは、すごいですね。一昨日のうちのパーティもちょっとそんな感
じでした。それでも自分の役はそっちのけで人のセリフまで言おうとするのは、ちょっと!
といいました。だって、セリフがない時でも、その役は存在しているのですから。まだまだ
未熟で、自分がやりたいために、人を制してまでやろうとする子もいて、けんかになりま
す。ラボは「いったもんがち」大会じゃなくて、相手を自ずからその気にさせるコミュニ
ケーション力を育てているんだよ~!って思います。でも、そこに至るまでに、いろいろな
実験をしていくのもラボ。大きな揺れがないと真ん中に太いものが育っていかないとも思う
のです。
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