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上海の童くん受け入れ顛末 |
01月02日 (水) |
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30日からうちにステイしていた、上海の童くん。こども同士で楽しくやっている。
31日は、朝、犬の散歩をしながら近所を探検。ここの神社に今日の夜、来るよ。「え?夜?」そう、夜。
午後、最近できた大ショッピングセンターへ行く。次男にスキーウエア、買ってしまった。
いつもスキーのときは、そこら辺にあるものを代用で、今回もお父さんのダウンを借りるはずだったが。
スキーキャンプシニアだもんなあ。かっこいいじゃん。ゴーグルも買うか。赤いフレーム。
ゴーグルが赤なら、ウエアも赤がいいとかいうことになり、シニアがんばれ、ということで。
クリスマスプレゼントなかったしね。
三男が「ぼくも手袋が欲しい」という。急に大きくなって、今までのものが使えない。
でも、今買うのはもったいないよねえ。来年になるとまた・・・・
私がクールカラーのものを買って、三男に下げ渡すはずだったが、そろそろ順番が変わるか・・・
童くんが、キャンプでは専門的なものはいらない、とアドバイスしてくる。ありがとね。
ラボランドに何十年と通っている私たちで、古びたものも持ち続けているが、ウエア類は進歩している。
ショッピングセンターのフードコートで休憩。たこ焼き、アイスクリーム、ドーナツ・・・
「水は無料」と聞いて、おかわり。若いのに、何事にも経済的な童くん、中国人らしいと思う。
デザートを買おうかというとき、「夜はお父さんと飲むからデザートはいらない」ええっ?
(ビミョー・・・うちに帰って相談しよ)
夜、紅白が終わってから、近くの神社に繰り出していった。あんな小さな神社でも盛り上がる。
1日朝に次男がウインターに出発した後は、ひたすら三男が活躍。
東京タワーに行こう、ということになり、出かける。東京駅の丸の内口から出て、駅舎の写真を撮り、皇居へ。
お堀の水鳥や、和田倉門、二重橋・・・写真に撮るものがいっぱい。東京タワーも見える。
桜田門のあたりから、歩き始める。歩いていくの?見えてるからって結構遠いよ。
途中でタクシーに乗る。
東京タワーについてみると、すごい人。何重にも並んでいる。エレベーター待ちだとか。
え?階段で行けば並ばなくていいって?階段~?行っといで、というわけにもいかないよねえ。携帯もないし。
勝手な思いこみで行動する三男とは、ついこの間もはぐれたばかり。
しかたなく、私も階段で上がる。どんどん先に走っていってしまう三男。
童くんは、「先生、大丈夫ですか」と聞いてくれるけど、「いいから、先に行って・・」というのが精一杯。
三井Tを思い出して、わたしもがんばろ・・・・と、唱えながら、それでも最後の方は、
10段上がっては休み、10段上がっては休み・・・で、やっとたどりついた。汗だく~~~
大展望台はすごい混みよう。特別展望台にあがるには、別にチケットを買うわけだが、
それも規制になっていて、列がぐる~と、動かない。童くんはあがりたかったのだが、仕方ないね。
「外国人ばっかり。日本人は並んでいない」と自分なりにあきらめをつけていたようだ。
日没を見る。富士山がシルエットになるのを見たかったのだが、黒雲で富士山自体見えず。
その後の東京の夜景がきれいだった。感動もの。下りも階段で下りる。膝の後ろがいたい。
路線バスで東京駅に戻り、夕食をとり、そこへ私の妹が来て用事を済ませる。
さあて、浅草、行くか。夜の浅草は、私も初めて。雷門の提灯もついて、なかなかいいね。
浅草は、上海の豫園みたいなところ。童くんも「豫園のコピーだ」といっていた。
それでも結構楽しみ、東京駅に戻って中央線に乗り、しっかり座って寝ながら帰る。
2日は、連日の夜更かしが効いて、三男が起きてこない。翌日からのウインターの準備もしなければ。
おや、童くん、どこいったんだろう?なんと、長男の部屋に入り込んで遊んでいる。
長男、一人だけ受け入れ態勢なってないよ、と私が文句いったのがきいたのかな。
「ゲームすごくおもしろい」と、ニコニコしている童くん。まあ、よかったね。
なんとか準備もめどがついて、最後の買い物に出る。今日は、最後の晩餐だ。
東急ストアで、三男と童くんは、百円ショップなどへ行き、私は食料品フロアへ。
実は、今日は私の誕生日。年始めのBBQにするか。お寿司も買う。けっこうふんぱつ。
帰宅して、夫は火をおこし、私はBBQの支度をして、さあ、焼き始めるか、というとき、
「頭痛の薬が欲しい」という童くん。あら、顔が真っ赤。風邪か!病気か!熱があるんじゃない?
体温計で測るも、平熱だ。もしかして・・・・・
百円ショップで、自分で買った缶飲料。あっ!それジュースじゃないよ!と言ったのだが、
こんなの、5パーセント、と言って飲んでしまった。
やっぱり、そのせいじゃない?「それ、関係ある?」見るからにそうだよ。
中国では、割と飲む。夫が「童くん、飲めるんだってよ」とうれしそうに言っていたとき、
私は「それでも青少年交流なんだから、だめ」といい、夫も納得してくれていた。
そんなもの、百円ショップに売ってるの? 大丈夫かしら。寝かせておくしかできない。
私は、1パーセントだってだめ。飲める人の事情はしらない。
夫と長男(注、成人です)に聞くと「○ハイ一本くらいで?」という。
童くんは結局、寝てしまい、完全にアウトの状態。どうすんのよ、この最後の晩餐。おせちも詰めたのに。
さっむ~い、がまん大会のようなアウトドアBBQを家族だけで行い、お寿司も食べちゃえ。
とにかく、手と口を動かしていないと凍える。だれ?こんなこと思いついたの(私だった)
さっさと食べ終わり、中へ入ろう、と言っているところへ、動きが・・・・
「おい、動いてるぞ」と長男。「自分から声かけてくるまでは、知らん顔」と私。
冷酷なのではなく、具合悪いなら無理につきあうと、さらに悪くなるから。
童くんは、完全に復帰して、外に出てきたけど、あまりに寒いので、中へはいるように言う。
BBQの醍醐味は、火から直接とって食べることだけど、しかたないね。焼き冷ましみたいになってしまった。
「すごくおいしい、どうやったらこんなおいしいBBQが?」といいながら、肉や野菜の写真を撮っている。
こういう事態を招いたのを反省しているらしく、「これは、よくない。失敗。これからはやめる」
と言っている。
こんな事情で、遅く迎えにきていただいたWテューターご夫妻、ナビとファクスの地図でどんぴしゃ。
かわいい息子でした。楽しませてもらいました。お世話かけました。
童くん、江先生によろしく言ってよ。気をつけてね。しっかり勉強するのよ!
ああ、明日から、黒姫だ。バスに乗ったら、寝よう・・・
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