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最後のSticks and Stones ホワイトホースシアター中級公演 |
10月26日 (金) |
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世界中をツアーしてきたホワイトホースシアターのジェイソンたちのチームも、この日本公演で終了する。
WHTには、6チームあり、それぞれが3演目ずつもって、ツアーしているのだ。
日本公演で見せてくれた初級Billy's Friend、中級Sticks and Stones、
上級A Midsummer Night's Dreamも、まもなく終了する。
今日、都内の某ミッション系スクールで、中級Sticks and Stonesの最後の公演が行われた。
代々木オリンピックセンターで主催したときには、受付、片付けなどに追われて
ほとんど見られなかったので、この機会を逃したくなかった。
ジェイソンたちも感極まっているらしく、熱演が伝わってくる。
会場は、完成したばかりの素晴らしいホールだ。木のにおいも新しい。
中1,2がBilly's Friendを、中3がA Midsummer Night's Dreamを観劇した。
このためにしっかり準備学習もしているようで、シリアスでショッキングな中級の内容も
しっかり受け止められている。
生徒さんたちの質問にもそれが伺えた。
Sticks and Stonesは、学校でのいじめがテーマだ。
男の子の間の暴力的ないじめ、女の子の間の陰湿ないじめ。
4人の俳優たちが、男の子たち、女の子たち、親、教師たち・・・・
いじめる方、いじめられる方、そして傍観者たち・・・・
それぞれ違うキャラクターを演じ分けている。
暴力シーンは、本当に迫力。こんなの、カトリック系の女子校で大丈夫かしらと思った。
加藤Pの中2女子が見たときは、男の子の暴力シーンが「迫力ありすぎてびびった」という。
次男は、「ぜったい、中学生はみんな見るべき、ぜったい、そうするべき!」と断言していた。
女子の陰湿ないじめのシーンでは、男のオラフとジェイソンも女子生徒役で、
仕草や立ち居振る舞いがいかにも女の子にありがちな演出、
生徒さんたちの笑いを誘いながら、通じるところがあるに違いない。
ラボのオリンピックセンターの公演の時も、感想にはその迫力にひきこまれて、
「Watcher, the worst!」と繰り返し書いている子も何人かあり、
テーマがしっかり伝わっている様子がうかがえた。
今日の公演でも、終了後の質疑応答で、しっかりした質問が多く出され、感服した。
その質問も引きも切らず、いつまででも交流していたい様子だった。
明日は、神奈川大学で、最後のA Midsummer Night's Dream公演。
WHTにご縁のあった方たち、もう一度会って別れを惜しみたいと思う方たち、
28日の北千住公演のあと、夜は八王子にもどっていますので、そこで交流できると思います。
29日の学芸大付属の公演を最後に、荷物を下ろし、成田のホテルへ向かいます。
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