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シアトル日記~The Silk Road Project with Yo-Yo Ma |
03月15日 (木) |
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日の入りが遅くなったシアトル。昨晩はまだほのかに明るい午後7:30からのコンサートに行って来ました。シアトルにはSeattle Symphonyがコンサートを行うBenaroya Hallという立派なコンサート専用ホールがあります。そこに世界的なチェリストのYo-Yo Maさんが来ました。今回はSilk Roadをテーマにした音楽でしたので、中国、韓国、中近東の楽器に尺八も交えたコンサートでした。琵琶や太鼓、二胡、尺八とYo-Yo Ma奏でるチェロのコラボレーションはユニークで見事。会場の善男善女も総立ちの拍手でした。Benaroyaは4回目。最初は一昨年の暮れにGosperlを聴きに、それから昨年の暮れにヘンデルのメサイア、30日には定番?の第九を聴きました。今度は4月に諏訪内晶子さんの展覧会の絵に行く予定。
舞台は昔から好きなので、東京でも名古屋でも福岡でもしばしば出かけてました。シアトルではやはり昨年末にSeattle BalletのNut Crackerを見に行きました。この舞台はセンダックによってデザインされていたのが興味深かったですね。バレエは記憶にある限り、名古屋でテューターの方の発表を見て以来2回目。その時にああ綺麗だな~って思い、今はテレビジャパンという日本語のチャンネルでオンエアーされている『プリマダム』を見ています。そうアメリカでも1チャンネルだけですが24時間の日本語放送があります。(スポットではもう1局あります)
センダックの絵本とCD


新聞でも時々、Where the wild things are、を使った記事のタイトルなどを見かけます。センダックは偉大ですね!
この絵本のタイトルは、昔テューター説明会の時によく使っていました。説明会に来てこの本をご存じない方に日本語に訳してもらうのです。
Whereから始まるから疑問文?ここがクリアできても、Wild Thingsはどう辞書引っ張ってきても怪獣とは出てきませんね。でもラボっ子ならすらすらと違和感無く、かいじゅうたちのいるところ、と答えてしまう。私たちは、子どもたちに辞書的にぶつぎりの単語を連続させて英語を教えていくのではなく、もっと固まりで、そして柔軟で楽しい英語との出会いをして欲しいと願っています。そうでなければ子どもはこちらを向いてくれません。“野生的な物はどこにありますか?”なんて万が一にも言ってしまった瞬間に子どもはそっぽを向くでしょう。
すっと入ってくる日本語の力を借りて、英語がinputではなくimpressされる。りんご=appleだけのおうむ返しもいいが、Shake our treeでたわわになっていたり、毒を仕込まれて恐ろしいものになったときにappleは子どものこころにしみ込んでいく。そうして豊かな英語が日本語と共に育つのです。みなさんにはそんな子どもの成長の同伴者であって欲しい。みなさんにもテューターという活動を通して、もう一度しなやかな心を自分の中によみがえらせて欲しい。そして子どもと共に自分も育てていって欲しい。みなさん自身の育っていくその背中を見せてこそ、子どもは学んでいくのです。ラボが英語を教えない、のはこういうところに教育の本質を見るからです。
こんな感じだったかな?随分と昔になりました・・・
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Re:シアトル日記~The Silk Road Project with Yo-Yo Ma(03月15日)
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スミティさん (2007年03月15日 21時13分)
シルクロードアンサンブルですね!!いいなあ。大好きです。曲も番組
も。この曲が生まれる過程がNHKで番組になっていました。異文化の融
合、って感じでした。
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Re:Re:シアトル日記~The Silk Road Project with Yo-Yo Ma(03月15日)
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まじさん (2007年03月17日 02時48分)
ご無沙汰ですが、お元気ですよね!?そうパンフレットでもでもシルク
ロードで曲が流れたことは紹介していました。曲を聴いていたら、西安
の城壁から見た彼方へ続くシルクロードを思い出しました。你呢?我希
望再去到西安!
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