|
 |
 |
 |
 |
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
15少年ファイル |
02月25日 (日) |
|
先週火曜のことですが、「The Song Of The Salmon」の打ち上げがあり
研修をともにした皆さんと楽しいひと時を過ごしました。横浜のイタリ
アンで祝杯を挙げ、お互いの健闘をたたえあいました。よっこさんが
全員にDVDをダビングしてきてくれて(当日の)、家に帰って早速
見たら、映像の向こうにそれまでの日々が走馬灯のように思い浮かんで
なんだか胸が一杯になりました。お世話さんという名目で係わってはき
ましたが、本当は皆さんに引っ張ってもらってあそこまでやってこられ
たというのが真実です。あらためてお礼申しあげます&ご馳走様でし
た!また、ご一緒できる日を楽しみにしています。カナダへ鮭の遡上を
見に行こう、新潟へも・・・などと楽しい企画が膨らんでいます!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
さて、小学生クラス。来週から水曜日へシフトチェンジです。
いよいよ15少年漂流記第1話に取組み始めましたが、「ピーターパンが
いいなぁ」という声も聞こえてきた、先週。でもひとつに決めた以上
どういう風にしたら彼等のモティベーションを上げることができるだろ
う・・・・?と考えてみました。そこで小学生以上と、上に兄弟のいな
いキディさんに15少年ファイル、なるものを渡すことに。といっても
中味はこれから作って行くのですが。とりあえず毎週持ってきてもらう
とともに、スクーナー型帆船の絵のコピーと、クリアポケット、メモ用
紙等をファイルし、表紙に15少年漂流記の絵を貼って渡しました。なん
となく嬉しそうな子供達。早速、少年達の事を調べてきたよ、というW
君と、Khちゃんの2人の報告を思い思いに書き込んでいました。どんど
ん膨らんでいって、最後は自分だけのファイルができるといいなぁと思
っています。この日は、少年達の様子で話しが盛り上がり、かなり登場
人物がクリアになってきたようです。それから、帆船の絵も。Khちゃ
んが借りてきてくれた本が(絶版なんですが)この絵のオリジナルだと
分かり、感激。講談社刊行の志水辰夫氏・文というものでした。そんな
こんなで、時間が過ぎ全部とおしては動けなくなってしまいましたが、
陸に上がるシーンのところまで少しやってみると・・・下級生の役の
ガーネットやサービスをやった小3ガールズ、実に感情をこめてセリフを
いっているのにビックリ。ああ、主役級のこどもだけでない、他の子達
のキャラクターがすこしずつ立ち上がってきているのだ、という手ごた
えを感じた瞬間でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
金曜キディは、「雪娘」。物悲しいメロディーに「このお話、こわいの
~」とべそをかきそうなHtちゃん。他の子も今ひとつポカン?という
様子。実は私の思い出たっぷりのTAなんですが。小学生のとき初めて
主役で舞台でやったTAなのでした。それはいいとしても「悲しい」
「こわい」「つまんない」と触れないでいるにはもったいない。チュチ
ュのみんなとは、雪をイメージするところから始めて、雪で遊ぶ「ごっ
こ遊び」を切り口にスタート。スノーマンつくりや、雪合戦・・・と
やりだすと楽しいではありませんか。雪娘を作るところは、寝そべった
子達を雪に見立てて、少しずつ人形を作るように・・・それに答えて
3人の雪娘はちょっとずつ起き上がってくれて、出来上がったときは
すっかりおすまし顔。目がクルっと動くんだよ~、クスクス笑いだして
ほ~ら、駆け出したよ~ともうすっかり成りきっていましたね!川に
足をつけるところは、女の子全員がスノードゥターに。この歌がとても
好き。最後のハイライト、焚き火のシーン。ここでのセリフがやはり
ポイント。"Can't you jump?" "Afraid?" "I can jump,and I'm not
afraid either"・・・みんなその心境になって、ごく自然にこのセリフ
を言うことができました。「とべるわ!怖くなんかないわ!」言いたい
気持ちになる、自然といいたくなる、これがテーマ活動をする醍醐味
です。この日のソングは、リクエスト特集。実はSiちゃん、Hm君姉弟
がもうすぐお引越し。ぐすん。神奈川県内にお引越しの上、ラボは絶対
続けますといってくださっているので、きっとまた会えますが・・・・
発表会は一緒にできそうになく。そのHm君がたくさんリクエストをし
てくれて、なるべく答えたかったのでした。お引越ししても元気でラボ
頑張ってね!小学校・幼稚園もね!読み聞かせは、「つきのぼうや」。
空から降ってきて、空へ帰る、こちらはほのぼのとした話しなので、
雪娘で少し悲しくなった心を慰めるのにはいいかな?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
中学生には、かみなりを落としてしまいました。このところ、ちょっと
態度が悪い彼等。ファイルを渡そうにも、素直にハイ、なんてとても
渡せませんでしたので。テューターが何時もヒスを起こしているのでは
ないことは、かれらもちゃんと分かっているので、この場合は仕方ない
と観念したようです。わざと棒読みっぽくセリフを言ってふざけてみた
り。事情があるのでしょうが、無反応だったり。でもガツンと怒ってか
らこのままでは・・・と思い、スキンシップが取れるゲームを思いつき
キラーゲームを。普通ならウィンク等でやるのを敢えて握手させること
にしました。ドサクサにまぎれて「こうやるんだよ」と私も全員と握手
を。彼等もやるたびみんなと握手しなくてはならず、終った頃には
すっかり何時ものムードに。その上フォークソングまでやって、15少年
へ。今日は部屋のライトを落としたりして、イメージを沸きやすくして
見ました。終ったあとの感想で、早速それの効果が指摘され、さすがに
中学生。暗中模索というけれど、私と彼等は何をやるにも何時もその言
葉どおり、いろんな道を手探りで歩いています。でも、少しずつ闇の向
うに薄闇が(まだ光ではなく)現れてくる瞬間。これが中学生のTAの
醍醐味です。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|