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ボストン探訪 |
11月16日 (水) |
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ニューイングランド・ボストン~新旧が織り交ざり溶け合う街

アメリカで初めての公園・・・大濠公園みたい・・・

木の下に落ち葉がたくさん・・・僕らも拾って空に投げた!

『かもさんおとおり』~昔から大好きなお話。母鴨に付いて回る姿に安心感がある・・・

ボストン市がマクロスキーに敬意を表した

この年に公園ができた。この頃の日本は・・・天保の大飢饉、大塩平八郎の乱・・・食うや食わずの民衆がいた

7-11さへ街に溶け込む・・・日本の都市政策の無策さを嘆く

美の殿堂、Boston Museum of Fine Art~アメリカズカップのヨットとネイティブアメリカンの像が迎えてくれる・・・ほんとはネイティブアメリカンっていう呼び方は好きじゃないんだけど・・・

メソポタミアの円筒印章・・・ギルガメシュの世界

フンババ?

ギルガメシュ?王様のレリーフ・・・ここで見られるのはいいんだけど、本来あるべき場所から剥ぎ取ってきたことは忘れてはいけない。

モネの「ラ ジャポネーズ」を目的に印象派の部屋へ向かった。すると思いがけずレイトン卿が描いた「画家の新婚旅行」という大好きな絵に出会った。この絵を見たのはいつか・・大学の頃だったかも・・・今から150年も前に描かれたのだけど、絵の中の二人はいつまでも若く手を握り合って夫の描く絵を見ている。どんな絵なのかは永遠に二人しか分からない・・・妻の表情は穏やかに夫の顔に寄り添う・・・絵を見つけた時は涙が出てきた・・・画学生の女の子が模写していた・・・

昔、渋谷の文化村で見た『ボストン美術館展』で一番印象に残った絵。『ラ ジャポネーズ』は期待以上の再会でした。また会えたと思うとまた涙ぐんでしまった・・・モネの妻、カミーユがモデル、でもモネを残して亡くなってしまうけど、モネはその愛情の深さから亡骸も絵に残してしまう、そんなことを思うとまた笑うカミーユが哀れに思えてきて涙が出ました。でもここで印象派の画家たちに与えた日本文化、特に浮世絵の影響を考えた。アメリカで、フランス人の描いた、日本をモチーフにした絵を見ることで世界に共通する価値観の存在を感じた。ここにはモネの「睡蓮」や「積みわら」「ジベルニーの朝」、ルノワールの「ヴァージバルの踊り」「ルーアン大聖堂」、僕の一押しの画家ターナーの絵やその他の印象派の絵などがあった。やはり再会ができた作品が多く心から満足した時間。美術館には英語のパンフのほか日本語のパンフもあった。確かに午後は旅行社のバッチをつけたおじさんおばさんが闊歩してました・・・それにしてもフラッシュなしとはいえ写真が撮れるのは嬉しい・・・

地下鉄に乗って世界史で習った「ボストン茶会事件」の場所に行ったけど、資料の展示館などがリニューアル中で少しがっかり。でもここでアメリカ史に残る事件があったと思うと感慨はひとしおでした。

名付けて、BUSHTACHE・・・歩道の消火栓に貼ってあった。ボストニアンはブッシュが嫌い!?
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