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民話のふるさと遠野へ |
08月13日 (土) |
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夫は今日からお盆休みなので、家族で遠野に出かけました。
遠野は柳田国男の「遠野物語」で有名ですが、彼に民話・昔話を語ったのは、遠野生まれの佐々木喜善(きぜん)です。
彼がいなければ遠野物語は生まれなかったかもしれません。
私もメンバーの東北支部ものがたり研究会では、昨年から佐々木喜善著の「聴耳草紙」を読み合っています。
日本のグリムと言われる佐々木喜善、たくさんのお話を集めています。
タイトルにもなっている「聴耳草紙」は、ラボライブラリーにもある「ききみみずきん」です。
200近くの昔話が入っていますが、これらを読んでいると、人間おろかだろうが、ずるがしこかろうが、正直だろうが、みんな人間という思いに至ります。
時には、田螺や蛙などの小さな生き物達も、同じ仲間のように思えてきます。
佐々木氏に思いを馳せ、遠野を楽しみました。
遠野は、瓦屋根の家が多い町でした。
昔話村の後ろを流れる来内川には、ヤマメがたくさん泳いでいました。
ゴミひとつなく、町の品格を感じました。
今日は、お墓参りもあり、ゆったりできる時間も無く、遠野昔話村で物語蔵・昔話資料館・柳田国男の泊まった高善旅館を、そして南部曲り家等を観ただけで帰ってきました。
遠野物語で有名な河童淵にも行けず、残念。
次回のお楽しみにしました。
さて、オシラサマは、馬に恋をした娘が神様になったものですが、どうして動物である馬を好きになったの?・・・・という大きな疑問がずっとありました。
その疑問は、L字型に作った家、南部曲り家を見て解けました。
この土地の人は、昔から馬を大事にしたのだそうです。
曲り家の中には人間と馬の居住空間が共存しています。
家の中で馬をかっていたのですね。
馬の息を感じながらの生活だったのでしょう。
米のとぎ汁などは、すぐ馬へやれるように、水屋と馬のいる所が近いところにありました。
今回は長くいられませんでしたが、今度は、ゆっくり訪ねてみたいと思います。
今度はざしきぼっこに会えるかも。
。
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Re:民話のふるさと遠野へ(08月13日)
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よっちゃんさん (2005年08月17日 15時45分)
私も一昨年、夫と遠野を訪ねました。語り部が語るお話に腹を抱えて笑
ったり、曲がり家を見学したりしました。リジータさんのHPを読みあ
のときのことを 懐かしんでいます。旅はいいですね!
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Re:Re:民話のふるさと遠野へ(08月13日)
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リジータさん (2005年08月18日 06時58分)
よっちゃんさんへ
時間が無かったので、今度はもっとゆっくり回って来たいと思いまし
た。昔話も聞けずにきたし・・・
その時のお話をまたきかせてくださいね。
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