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Y君は保育園年少の春からラボに来てくれています。
もうすぐ3年になります。
お母さんがお仕事されているので、週末の午前中にマンツーマン・ラボ(うちの3人もいますが)。
通い始めの頃はお母さんが帰ると、「お母さんがいい~」と泣きだし、私が抱っこしてのソングバードでした。
でも、歌が大好き。
ソングバードのトラックナンバーををほとんどインプットしていて、私はこのY君ラボの時は「○○は何枚目の何番目~?」と聞いていたものです。
新幹線が大好きで、『かぶ』のおはなしをしても、遠くに新幹線が走っている想定。
どのおはなしにも新幹線登場。
『じぷた』をやった時はドクターヘリにハマっていて、じぷたを見守るドクターヘリ役とか。
そんなY君ワールド、のんびり楽しませてもらっていました。
それが、年中後半くらいになって、「あら、Y君と普通の会話してるわ」と気づいたのです。
背も伸びて、お兄さんらしい顔つきになってきました。
秋の地区発表会で『ピーター・パン』に取り組んでいる時などは、「ぼくはどこにいたらいい?」と私に直接聞いて来たり。
いつの間にやら、おはなしに新幹線などの乗り物は登場しなくなり、今は「テーマ活動」というものに入ってくるようになっています。
歌も、じゃんけんなどゲーム性あるものをよくリクエストするようになりました。
(今日は次女のリクエストで"The Bus"を久しぶりにやり、懐かしい~!という思いから、ついY君の約3年間の振り返り気分となりました。)
私としては、その成長は嬉しいやら寂しいやら、ですが。
それでも、Y君は存分に歌を楽しんだからこその、次の段階に進んでいるのだと思います。
幼児期に歌にたくさん触れ、おはなしの中で自分の世界に浸り、そんな時期があったからこその成長なんだろうなぁと。
春から小学生。
とても頼もしいメンバーになりそうです。
うちの息子もかなりファンタジーの世界に生きていますが、幼児期~小学校低学年の頃の空想の世界にじっくり浸かれるというのは、赤ちゃん時代から急がされがちな今の時代、とても贅沢な体験のように思えます。
ラボママが、お子さんのお友達にラボを紹介してくださったらしいのですが、そのお母さんが、
「絵本なんだ~。うち、英会話させたいのよね~。」
そういって、先日近くの外国人英会話スクールに体験に行ったそうです。
幼児の会話(日本語)ってどうですか?
その子達が英会話やってどんなもんでしょう?
楽しい英語を体験しているのだろうから悪いとはいいませんが、その話を聞いて、お母さん達にこそ絵本の魅力を伝えなければと感じました。
そんな話を昨日、幼稚園会場の副園長先生ともしました。
幼稚園会場の5年生のK君(昨日の日記の子です)も、大好きなおはなしに触れたからこそ、『ピーター・パン』発表後も「ことばが離れない~」と言っていました。
子ども達にとって、大人の作った世界が「現実」なのではなく、それぞれが心に持っている世界が「現実」なのかもしれません。
おはなしの中に自分を投入しそこに生きていけるのは、子どもの才能ですよね。
大人が失ってしまった(忘れてしまった)世界を否定することなく、子どもの世界を大事に守っていくことが、私には必要な仕事なのかもしれません。
(我が子達が「現実社会」にいる時間帯、「早く、早く」と急き立てる反省踏まえ…)
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金曜日の幼稚園会場でのパーティに、息子は2年生からバスに乗って通っています。
(学校から帰ってから来ると、キディクラスから出ている私とは一緒に出掛けられないため)
息子はこの園で育ちました。
年少入園1ヶ月後にラボに入会。
そこには赤ちゃん時代から保育室で一緒だったK君もいます。
園を卒園し、私もラボを始めることになり、お世話になったテューターから移動しました。
その1年と少し過ぎた頃、その園のパーティを引き継ぎました。
息子としては竹馬の友に再会!といったところでしょうか。
2年生から一人でバスに乗る事にやや不安を感じていた私を尻目に、喜んで通ってきました。
パーティ中はじゃれついているような感じです。
さて、昨日はいつもより早々に登場。
来るなり、「お腹すいた~!」
おやつに2つもおにぎり作っておいてきたのに、遅くもないのに、なんで食べてこなかったの?
「最悪~、喧嘩した。話は後でいいや。」
そんな気分でラボできないでしょ。
K君に聞いてもらうことで、少し気が晴れるかもしれないと思い、息子の話を聞くことから始まりました。
涙流しながら、自分に非があるとは思わないのに突然怒って石投げてきた友達。
でも、その子も不安があるところにちょっとした一言だったのかもしれないねぇ。
K君も、何かを言ってあげられる様子でもない。
結局本人の気持ちの処理の仕方であって、母としてああだこうだ言えることでもないなぁと私も言葉につまり。
それで、まずはK君のことばチェックと思い、『ガンピーさんのふなあそび』を流しながら開始。
最初は床にねそべっていた息子、途中から背後で何かを書いている様子。
ティッシュに絵を描いていました。
そして、
Then Mr Gumpy and the goat and the calf…
部分が始まると、「僕は言えるぞ」という自信満々、一緒に言い始めました。
続いて、このクラスで取り組んでいる『ひとうちななつ』。
(小1の娘はキディクラスから出ている延長で、キディの子達と園庭で遊び、小学生クラスにはあまり参加していません…)
二人で『ひとうちななつ』。
どうやるんだろうか?と観察の私。
いやいや、笑わせてもらいました。
ことばはまだまだでも、おはなしは頭にすっかり入っている二人なので、息はぴったり!
そして、「オレ」が入れ替わったり、「王様」が入れ替わったり、二人の「巨人」が倒される場面は…?
二人が巨人になってやりあっておりました(笑)。
帰る頃にはすっかり晴れやかな顔の息子。
まだ友達と仲直りしたわけではないけれど、この週末どんな気分で過ごすのかなぁと思っていた私には、息子は自分の中でかなり消化できたのではないかと見えました。
これぞ、ライブラリーの力・ラボ仲間の力、ですね。
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先日来た母が、いつものごとく我が家のラボ・ライブラリー流れる環境におりました。
毎月仕事関係で来ている母にとっては、普通の光景です。
さて、私は今、研修で『セロ弾きのゴーシュ』をやっているところで、それを流していたり、その関係で他の宮沢賢治のおはなしも聴いていたり、そして、その時は無性に聴きたくなった『星めぐりの歌』。
すると、それに食いついてきたのは息子。
なんたって、
「あかいめだまのさそり~♪」
息子も私もさそり座ですが、息子はどうもそういうことばにピッと引き寄せられる。
何度もリピートして歌声を真似しながら、1番を制覇!
(あ、日本語の方ですけどね)
歌だからなお母の気を引いたのでしょうか。
「ラボって、日本語もいいものに触れさせるよね」という感じのことを言い出しました。
そうなのよ!
日本語なのよ。
こんなに豊かな日本語、絵本読んだり声に出したりしなければ触れることができないよね。
それが、おはなしで動いて体感して身についていくことばだからすごいよね。
私も思わず力説。
ライブラリーを「教材」と捉えるなんて、なんてもったいないこと!
大人の私でも、気分によって急に「あれが聴きたい!」と引っ張り出すことしばしば。
テューターになってから、そのライブラリーに初めて触れたような私がそうなのですから、多感な子ども達にとっては宝物みたいな存在になるのでしょうね。
ところで、前回の研修で、あるテューターがおっしゃっていました。
「ライブラリーを聴いていると、英語から逃れられない。」
日本語にくっついてきますもんね。
日本語なくなっても英語ありますもんね。
先日、greedyという単語が出てきた時、「そうだ、てぶくろのgreedy mouse、くいしんぼねずみ! greedyってくいしんぼだ!」と。
単語帳で覚える英単語と訳が違いますね。
そうです、子ども達は英語もどんどん吸収しているのですよね。
これが何年も続けていたら、すごいことですね。
大人が聴いてありがたいことは、子ども達を叱りたい時ですね。
ちょっと暴言吐きたいのをこらえて、ライブラリーに出てくることばをCD真似て言うと和らぐのです♪
ただ怒るだけの母からの脱却作戦?!
話ずれましたが、大人も癒しにも何にでも使える、ということです(笑)
すっかりライブラリー宣伝になってますが、ライブラリーは是非とも親子で聴いてほしいですね。
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年末に体験予定だったものが、娘の体調不良で延び延びに。
先週体験叶い、本日入会♪
(何を始めたかは、ないしょ~)
普段は入会届をいただくのが嬉しい立場ですが、入会届を書く立場というのも嬉しいですね。
楽しい時間でした。
いやいや、楽しいだけじゃなく、続けて家でも振り返りしなくてはね。
来週からも続きます。
これが、主人の了解を得て、ではなく、次女に幼稚園お預かりの了解を得てから、というのが可笑しい?!
昨日の研修によりお預かり2日続き(3月上旬まで毎週の予定)、今日は次女に「ありがとう」の感謝のしるし、ケーキを買って帰りました。
懲りずに明日は別のもの体験予定です。
テューターったら、次女が幼稚園に入ってから暴走しまくり?!とご不安なく!
全てラボのための肥やしでございますので♪
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お腹の中からラボをしていた次女。
小学生クラスにも普通にいるせいか、幼稚園に行きだしたせいか、年齢のせいか(全部だね)、いろいろ言いたがる。
先週『ガンピーさん』で、動物たちってどんな家に住んでるんだろうねぇ?と投げかけたら、みんな手を挙げる中娘も挙手!
「えっとね~、猫の家は三角でねぇ~、豚の家は三角でね~、…」と延々言っている。
全部三角なんだ~、じゃ、○○君。
なんて振ろうものなら、また横から「三角でね~」と割って入る。
今日は別の質問をしたのだけど。
また、三角の家の話が始まる。
ん~?
この三角、何かのキーワード?
いつも「はいはい」なんて流してしまうけど、我が子の言葉も受け止めて、何が三角なのか探ってみよう。
一体自分を何歳と思っているのでしょう?
全く対等な様子。
それをうるさがらない小学生達もすごいよね。
ガンピーさんの歌、ほとんど英語も歌える3歳児。
ラボでは普通ですよね。
それが歌わされているのではなく、こういった年齢超えた仲間との活動でしみこんでいくのって素敵。
研修後のパーティだっただけに、子ども達の様子を観察しながら、あぁ、みんな成長してるよね~♪ ラボって素敵よね~♪ と噛みしめていたひと時でした。
さて、そう、研修。
「大人の常識や恥ずかしさが邪魔している」とご指摘あり。
皆さんへのお言葉だったのでしょうけれど、まさに私への一言。
いろんなこと考えすぎて動けない。
ことばを出さなければともがく頭と、体を動かなければという頭、なんともバランスが悪いです。
聞こえるまんま、感じたまんま動ける子ども達には到底及ばないけれど、『ゴーシュ』を自宅で聴いていただけの期間と、研修でみんなで動いた後の感じ方がまるで違います。
私もゴーシュだ!
一人もがいているところに、いろんな人たちがいろんなメッセージを置いていってくれる。
そう思うと、これからの取り組みがまた変わってきます。
私の担当はゴーシュではなく三毛猫だけれどね。
研修はいろんな影響を受けてきます。
落ち込む場面もあれば、ヒントを得る場面も。
私もまた気持ち変わって子ども達とラボを楽しんでいけそうです。
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第二次テュータースクール、全10回も残すところわずか3回。
あと2回のテーマ活動後、発表です。
が、私は自分の体調不良や子ども達の不調などで、最初の1回しか参加できていません。
途中、参加を断念もしかけましたが、サポートテューターや他のテューター方の励ましにより復帰を決めました。
とはいえ、皆さんと共に『ゴーシュ』を味わう時間などなく、どこに自分の気持ちを込めていけばいいのか、聞き込みも足りない状態で「申し訳ありません」の気持ちが先行してしまいます。
でも、自分で復帰を決めたこと。
言い訳はたっぷり山のようにあるけれど、せめて明日のスクールまでには何とか言葉を詰め込んでいかなければと、「友」に向かっています。
あぁ、相変わらずの一夜漬け。
学生時代のクセは抜けません。
(多分、一生…)
一人でブツブツやっていると、子ども達が日本語を訂正してくれたり、続けて他の役のセリフを言ってくれたり、どっちが子どもだかわからない我が家のこの光景。
しかし、こんな自分を棚に上げ、子ども達の力のすごさに感動しています。
どうしてこんなにすんなりことばが入るのか、ラボで育っていない私には全く理解できない世界です。
(再びこんな自分を棚に上げ)
ラボ・ライブラリーってすごいなぁと思います。
日本語の豊かさに普通に触れて、たくさんの素敵な日本語を吸収できる。
英語が「特別なもの」としてではなく、普通に体にしみついてくる。
たくさんのおはなしの世界に入り込める。
慌ただしい生活の中で、ラボの時間があるというのはなんとも贅沢なことだなぁと、改めて感じます。
さ、ゴーシュに戻らなければ!
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EBウイルスで運動禁止だった息子、やっとやっと復活です!
明日から存分に動き回れます。
(ラボ中「騒ぐな!」が、辛かった~)
約1ヶ月、長かったです。
親子共々、元気であること、動けること…どんなに幸せなことか健康に感謝した1ヶ月でした。
完治お祝いで、キャンセルになったスキーキャンプの代わりにスプリングキャンプに参加する予定です。
そして、5年生になるので、韓国交流も申込み予定。
どんどん楽しいことに向かってほしいです♪
私も心からやっと新年開始!の気分です。
お待たせしました。
次のパーティからはバシバシやりますよ~♪
インフルエンザ流行り始めています。
あとちょっとの冬、元気に乗り切りましょうね。
春の空気が感じられるようになってきて、私もちょっとウキウキです♪
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テューターの皆さんのエネルギーの凄さを再確認してきました。
初日のアーサー・ビナードさん講演も、時間が足りないと思うくらい惹きつけられる内容でした。
英語と日本語のことばとその感覚。
改めて、ことばの奥深さを感じました。
日本人として当たり前と思っていることばを、英語を話す人はそう感じるんだと興味深かったです。
改めて、日本語を、英語を(他の言語も)じっくり楽しみたいと思いました。
アーサー・ビナードさん作『ことばメガネ』は、ビナードさんの経験から生まれた素敵な絵本です。
私も「ことばメガネ」をあれこれとかけかえて楽しんでみたいです。
今日のパーティで子ども達に読んで聞かせたら、喜んで聞いてくれました。
子ども達の「ことばメガネ」はもっと素敵なんだろうなぁ♪
さて、今日から先日新入会のRYちゃん(小4)が仲間入り。
(頭文字Rちゃんはこれで4人です。今までRちゃん、R子ちゃん、うちの娘、と使い分けてたけど、どうしようか? まずは、イニシャルでRYちゃんとしておこう)
先週の体験でやった"Rock my soul"を普通に一緒にやっていたし、『ガンピーさん』ではイヌ役をさっと選んでくれたし、全然違和感なく溶け込んでくれています。
でも、一人加わるだけでも、何となく雰囲気変わりますね。
4月からクラス分けをする予定です。
『ガンピーさん』でみんなぐちゃぐちゃと群れておいてね~。
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今回初!
何がお初かと申しますと、一人で参加、です。
去年まで次女がいました。
一昨年は息子と次女の胃腸炎で、二日目だけの参加だったし。
シッターさんのお蔭で総会に参加できていましたが、食事やら夜の引き取りやらホテルの上の階と下の階と行ったり来たり。
慌ただしく大変でした。
が、3歳になり、そろそろお兄ちゃん・お姉ちゃんともちょっとの留守番ができるようになってきたので、今年は留守番組になりました。
「お兄ちゃんとお姉ちゃんと、お父さんに美味しいお昼食べに連れてってもらえるよ~♪」と言うと、「いいよっ!」(「美味しいもの」に弱いさすが母の子。笑)
という訳で、身軽参加です♪
何がそんなに「♪」かって?
そりゃ、夜のお楽しみですわね。
(そこか、と突っ込まないでください)
同じエリアもそうですが、他のエリアのテューターの方々とお喋りなんて機会はあまりないですもんね。
で、一人ウキウキと地区表現の準備をしていると、案の定子ども達が
「何それ~?」
寄ってきた、寄ってきた。
「これね~、こういうことするんだよ~。」
「え~、見に行きたい~!」
「僕もテューターになりたいな~。男はダメなの?」
「テューターってそんなこともするんだ~。そういえば去年はトラのパンツだったね。」
数年後には「まだそんなことやってるの?」なんて白い目で見られるかもしれないけど、私は何でもやっちゃうテューター方の表現が見られる、そんな時間がとても楽しみです。
私の表現はまだまだですが、存分に楽しんできたいと思います。
あ、それだけじゃないですよ。
もちろん、他の時間も十分吸収してきたいと思ってます。
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高学年合宿・先週の臨時ラボで考えた、ガンピーさんの歌の振りを今日みんなにお披露目。
すぐにみんなノリノリ、元気に歌ってくれました。
役決めもすんなり済んだし、あとはどんどん聴いて、動いて、歌って楽しもう♪
ガンピー役は小3のS君と小1のY君。
S君は兄弟喧嘩でいじけモード(兄弟喧嘩をラボに持ち込むな~!)、Y君はいつものごとくおふざけモード。
がしっと二人の手を取り一緒に歌うノリノリテューター。
(まだ素直に手をつながれてるのはかわいい年頃だよね♪)
時々おふざけY君、列からはみ出す。
その隣のK君と手をつないで歌っていると、Y君その手を払い、テューターの手を取る。
何度かその繰り返し。
Y君、テューターと手をつなぎたいの?!
そっか、いつもおふざけY君を怒ってるけど、テューター、嫌われてはいないのね。
ちょっと嬉しいテューターでした♪
「また来週おいでよ~」
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