偶然 (2) |
07月30日 (土) |
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遠い土地で、偶然知っている人に会ったことはありますか?
こういう事が起こると、ご縁というか、不思議なものを感じますね。
神様はいるんだな~、とか
この出会いは何の意味があるんだろうな~、とか
悪いことはするもんじゃないなぁ~、とか
いろいろ考えちゃいますね。
ラボっ子が偶然、松江城で会ったようです。
ディズニーじゃあるまいし、岐阜から松江に旅行に出かけるのって、そうあることではありません。
地元にいても、スーパーとかでもそう会わない。
図書館とかで会ったらビックリで大喜び。
が、松江城です!!
しかも、1人は、その日はラボがある日で、ラボをお休みしての旅行でした。
パパのお仕事の都合かな?
そんな2家族がバッタリ!!
1人のママは、わけがわからず、思わず
「本物???」
と聞いたそうです(笑)
そりゃ、びっくりだよね。
1分違っていても会えなかったでしょう。
なんだかスゴイよね。
神様っていると思う。
そして、この出会いは、なんかすごーーーく意味があると思う。
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今週は、各グループ、石からスープを作っています。
いよいよラストの金曜日グループ。
夕方グループの園児さんと、夜グループの小学生さんにヘルプで来てくれた高校生、水曜グループの子たちも加わり、最後のスープ作り。
いい具合に夕暮れになり、物語とぴったり。
食べ終わる頃には暗くなり、”たいまつ”は、お部屋では灯せないため、裸電球のランプを1個点けてみました。
お部屋がぼんやりオレンジ色になり良い感じ♪
物語を味わえましたねぇ。
毎回1人は言うの。
「えっ?”パン”って自分が持ってきたパンを食べるんじゃないの?」
「今回はみんなで分けるんだよ。パンは今日は全員の持ち物にしたけど、みんなのパンを小さめに切ってわけわけしよ!
物語では、村人によって持ってこれる量とかきっと違うでしょ。
パンを持って来ない村人もいたかもしれんよねぇ。
だから、今回は、いろいろな子のおうちが用意してくれたパンを食べようね」
今日も不服そうな子がいました。
「なんで・・・。他の子にあげるのもったいない。俺んちの高いパンやのに・・・」
つぶやいていました。
気持はわからなくはないですが・・・
で、どうするのかな~?と見ていると・・・。
彼は、そのパンを切り分け、しかしごっそり全て自分のお皿に乗せて食べていました。
なるほどね~。
笑えました。
夜、娘が言いました。
「〇〇くん、自分のパンを他の子にあげずに、ぜーーんぶ自分のお皿にのせてたよね~。」
(おっ、よく見てる!)
「そだね~。いろいろ言ってきたから本人には理由も言ってわけわけしようって伝えたんだけどね。
いろんな子がいるね~。いつ気付くかなぁ・・・」
ラボは、社会勉強ができる英語教室です。
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昨日も石からスープをつくりました。
まずは、園児のキディグループさん+小学生グループさん合同で。
火曜日グループと同じように
CDを切りながら、英語日本語の物語に沿って動いていきます。
小さい子が大興奮!!
兵隊さんが来た村は、こどもが多そうでしたね。こんな感じでしょうか・・・?
前日の火曜日グループは牛乳が多かったので、今回は少な目に。
で、透明に近いスープ完成!!
味付けは今回ももちろん絵本通り。
塩とコショウだけですが、これが美味しい!!
お変わりする子もいて足りない~!
絵本に出てくる村のこどもたちも、たくさん欲しがって、石のスープが足りなくなったでしょうか・・・?
お次は、中高大生グループ。
最初のグループから残って参加する子、
兄がいるためこちらの方に参加する小学生も交えて、
大勢でワイワイ♪
おおいに喜ぶ兵隊役男子!(^^)!
火曜日、水曜小さい子グループと2回作った経験を生かし、このなべのサイズなら牛乳は少な目!
と、アドバイスしましたが、そこは大きい子。
どばっとカップいっぱい入れちゃいました~~(;O;)
で、牛乳の風味が強いので、こしょうをバッバッバ!
わぉ。
しかし、こしょうが効いて、大きい子らしい良い味に仕上がりました。
今日で受験休会となるラボっ子が2人いたため、宴会気分も盛り上がる。
ラボは楽しい体験型英語教室!!
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今週から、夏休み縦長合同ラボの始まり!
今日、火曜日の西郷グループは、地区発表のテーマ「STONE SOUP 石からスープができるかな」にちなみ、みんなでストーンスープ作り。
10数年前、パーティ初めての夏合宿でもつくりました。
なつかしい・・・。
今日でしばらくお休み、受験休会に入る子もいるので、いい場になりました。
CDを切りながら、英語日本語の物語に沿って同じようにやっていきました。
物語CDを聴きながらテーマ活動で動くとよくわかる。
さらに、できるだけ近い形でうごくとさらに気付きが多いことがわかりました。
私の今日の気づきは・・・。
内緒!(^^)!
明日の自宅GもSTONE SOUPです。
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昨日は、美尾岐地区ユースギャザリング☆
小3以上のラボっ子とユース・インターンとラボ運動会!!!
たくさん身体を動かし楽しみましたよ~。
さすがラボ
ただの英語教室じゃない!
地区の仲間と運動会なんて☆
1年日本にいるインターンや、1ヶ月ホームステイしている2人のユース。
赤組、白組で、
準備体操からの
玉入れやら、
障害物競走やら、
借り物競争やら
最後は、大網
交流の夏だねっ☆
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今年の夏、国際交流に出発するラボっ子を見送りました。
今日から、アメリカ、メイン州へ1ヶ月の旅です。
メイン州へ送り出すのは初めてです。
過去に送り出したラボっ子で、ニューハンプシャー州の子がいました。
近いですね。
4Hではなく、NHと同じ、ニューイングランドホームスクールに属します。
岐阜駅にたくさんのお見送り、ありがとうございました。
後から駆けつけてくださった方が写っていないのですが・・・。
たくさん☆
中2の夏。
一生で一番きらめく夏。
自分の人生に大きく影響する夏になること間違いなし!!
いってらっしゃい!!!
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昨日の続き。
想定外のことはいろいろ起こります。
ラボの国際交流では、それを「ケーススタディ」といい、仲間であらかじめ学び合います。
過去のホームステイ参加者の「こんな事が起こってしまった!」を集めたものがあり、国際交流参加者が最初に受け取る専用のノートに添付されており、
事前活動メンバーが月に一度集まる会で、仲間と”自分ならこうする”を話し合います。
さてさて、そんなことも感じながら、昨日の続き。
娘のクラスでのお楽しみ会。
昨日、最後に書いた「給食おかわり優先チケット」は、私がコピーし忘れているのに気付いた娘が、学校で先生に頼んでコピーしてもらい、友達と切り分けて用意できたようです。
ホッ。
で、そのお楽しみ会は、3限目に設定されていました。
2限目の後の25分休みで、体育館での準備もしっかりする予定だったらしいです。
ところが・・・
2限目が着衣水泳の日でした。
これは、高学年対象の行事で、水着の上に長袖、長ズボン、靴を着用し泳いでみる。
という体験です。
赤十字の方が来られ、説明などもあったようです。
空のペットボトル、水を少し入れたペットボトルなども準備し、どのような感じになるか?も体験する学年全体3クラス合同の体育のプールの時間が2限目でした。
で、・・・想定外の事が起こりました。
服は持ってきたけど水着を忘れた・・・など、普段のプールの授業と違ったからでしょうか・・・。
見学者も多くいつもと違いました。
で、ペットボトルが見学者の方へ行ってしまい(飛んで行ったのか?投げたのかは??)
見学者がそれを泳いでいる子に投げ返し、
しっかり様子を見ていなかった(らしい)赤十字のおじさんが勘違いしてなんだかスゴク怒り出し、
お説教・・。
担任の先生は、こどもが悪くないのを後でクラスの子にはフォローしてくださったようで、
(他の学校はもっとお行儀がいいと思うので、それもあるかもしれないね・・・
と)
言ってくれたらしいのですが、
それでも先生のお話も延々と続き、25分休みどころか3限目までくいこみ、
お楽しみ会が始まったのが、3限目のチャイムが鳴って15分ほど経過してから・・・。
飾り付けや準備どころか、
雰囲気ドーーン・・・・
だったらしいです。
そして、ケドカドをやってない子がやはり4人ほどいて・・・
その子たちは途中まで、そばの机でケドカドタイム~。
男女3人ずつで実行委員としてやっていたらしいのですが、女の子の1人がケドカドをやってなかったらしいのもビックリだったようです・・・。
で、時間がないため、体育館でグループ対抗でやろうと用意していたゲームが半分カット。
Oh! No!!!
雰囲気ドーンなので、当然まったく盛り上がらない。
し~ん。
学校の運動会、ラボのいろいろな行事、3年生の時のお楽しみ会をイメージしていたのでしょう。
し~ん。
は、つらすぎますねぇ。
そして、よくある光景ですが、景品として用意したチケットがもらえず文句を言う子、
最初に説明したのに聞いてなくて文句を言う子・・・
一緒に実行委員としてやっていた男子もほとんど動かず、丸投げ状態・・・
Oh! No!!!!!
と、私が西郷ラボから夜遅く帰った後、眠いのを待っていていろいろ聞かせてくれました。
ま~、いい勉強になったようですねぇ。
ここまで聞くと、可哀そうを通り越して笑えました~(+o+)
で、ここからがラボテューターとしてのフォローの時間です。
いいこともあった、考えようによってはこれが良かった、自分のためになった、を気づかせてあげなければなりません。
国際交流でいう事後活動ですね。
まず、景品で文句を言う子には、こそっと用意していった折り紙で作ったくす玉をあげたらしいです。
えらい!!!
臨機応変に対応できたことをほめました。
もともと、
「学級委員さん、企画委員さん、1学期、おつかれさま♪ 楽しんでください。」
という会だったらしく、
最初にそれを言ってから始めた会だったらしいです。
それもエライ!!!
仲間への友情がたくさん入っている!!
しかも、
企画委員のお友達に、
「次は私も実行委員を一緒にやりたい!」
と言われたらしいです。
ありがとう!!
やれなかった出し物は、今日時間を作ってやるらしいです。
先生、優しい!!
自分がイメージした100点満点を目指すと、結果マイナスに目が行きます。
100点があたりまえではない。
いいことにアンテナを向けた方がいい。
他のクラスがやってないかもしれないお楽しみ会が出来た。
ケドカドやってない4人は遅れたけど、後半は会に参加できた。
自分のアイデアを表現できる場が持てた。
もう二度と主催者はやらない・・・にならないよう、
またやってみようかな?
今度はもう少しいい風にきっと出来る!
という思いを残してあげる方がいい。
娘は、まだ小さいこともありますが、一人っ子に近い状態で育っているのでビビリで、想定外に弱いです。
必要なのは、
想定外のことは起こって当たり前。
ケーススタディも大事。
でも、悪いことを想定しすぎて引き寄せちゃっても困る。
だから、
何が起こっても、
これで今回は良い。
いいところに目を向ける。
と、準備をやれる範囲でやり、当日はベストを尽く、何かがあったら丸ごと受け止め冷静に対応する。
んで、マイナスなことも必要なことだから起こった。
ととらえる。
こういう話をしました。
「中心になってやっている人は、今やれる状況で、やれる仲間で一生懸命やればいいの。
うちらガンバったね!でいいんだよ。
周りの人、何にもやらない人もいる。
アレコレ言う人もいる。
じゃあやってくれる?っていうと、そういう人は絶対やらないよ。
残念だけど、今の社会はそういうものなの。
私もPTAの役やってるけど、ずっと断り続けてきたけど、でもやらないとな・・・、と思って今やってるの。
すごーく忙しいけど、今までのお返し、地域へのお返しと思ってやってるの。
忙しいけど、自分の力を高めるチャンス。
で、役員やってるから学べたことがたくさんあるし、
やったからこそ仲良くなった他の学年のママもたくさんできた。
今まで当たり前に参加していた行事の裏で働いてくれてた人への感謝もできた。
ラボでも、地区の行事とか担当をするでしょ。
1人でなくて2人や3人で担当するから、
良かったことは2倍、3倍。
上手くいかなかったことは2分の1、3分の1になって、次に覚えていられるんだよ。
これが、仲間と何かをする楽しさ、学びなんだよ。
だから、一人で全部やったらダメ。
周りに人がいたら、みんなとやった方が何でもいいの。
でも、パーティ行事は私がTだから一人でやらないといけない。
パーティ内発表も、合宿も私一人。
だから、すごーく責任があるからプレッシャーが多い。
でも、
1人の時ほど自分がビビったらダメ。
何が起こっても、
今回はこういう流れって思うしかない。
で、助けてくれたラボっ子たちやママにはたくさん頼って、そしてお礼を伝える。
必ずノートに記録して、次はもう少しいい風になるように、二度と同じ失敗をしないように覚えておく。
だから、ラボの実行委員さんには、ノートにきちんと書こうっていつも言うよね?
そういうことなんだよ。
2学期、3学期ともっといいお楽しみ会になるよ。」
と言いました。
もちろん、ラボはお仕事なので娘のボランティアの働きとは違いますが、考え方は同じでいいと思います。
そして、いつものキメ台詞。
「宇宙貯金が増えたよ!!」
いわゆる、
「徳を積む」
「神様が見ている」
ということです。
これを私は娘によく言います。
すべての経験は、自分の為です。
まっ、小さいながらも良くやったな~と思います。
上手く行かないから人生だ!!
上手く出来たところに目を向けて、それに感謝をする。
用意した得点表は、書き込まれた欄は一つのプログラムだけ・・・。
色別のガムテを張って用意したリレーのバトンも使わず・・・。
紙袋には、準備していった備品がたくさん・・・。
娘が登校した後の机周りが少しせつない朝でした・・・・・
こうやって、一つ一つ賢くなっていくんだね。社会力をつけるチャンスをもらって感謝です。
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おはようございま~す!
3連休も終わり、夏休み直前ですね!
今朝は、早くからセミの鳴き声がにぎやかです。
うーん、この鳴き方・・・、いよいよ夏本番ですね。
娘の小学校は、明日で前期は終わりです。
昨年から2期制になり、最終日も成績表など受け取らず、5時間授業を受けて帰ります。
私からしてみると、う~ん、、、新感覚。
なんだか不思議な感じですが、これが平成?!
昭和な私は、やはり最終日は成績表をもらってラジオ体操カードやら夏の友やらたくさんのプリントをもらって11時頃帰るイメージですが、・・・異文化です。
固定観念をなくして、今にとけこむ柔軟性が求められます。
で。夏休み2日前の今日。
クラスでお楽しみ会をやるらしいのです。
娘が先生に頼みこみ、中心となって企画しています。
2年前、小3の時も受け持っていただいたとても素敵な先生で、言いやすかったのでしょう。
開催にあたり、
主要メンバーを決め、
体育館を予約し、
プログラムをせっせと考えています。
この数週間、ラボの夏発表やら他の習い事もあるのに、宿題はいったいいつやってんの~?というかんじで、ひたすらお楽しみ会の準備!(^^)!
ラボ行事の延長なのでしょうねぇ。
B紙ちょーだい。
ペン貸して~。
色のガムテ4色貸して~。
クリスマス会でお部屋に飾っていたシャワシャワの紐を黒板に飾るから貸して~。
とまあ、いろいろ持っていきます。
んで、
プログラムをB紙に書き、
クラスを4つに分けグループリストを作り、
得点表を作り、
グループ対抗ゲームを考え、
出し物をやってくれる子を選びお願いし、
司会をやる子のために、司会のことばの下書きを書き、
準備万端!!!
野球部は全員で何かをやってくれるらしい。
〇〇くんと△△くんは、二人で◇◇のCMをやってくれるらしい。
ラボっ子のなっかはけん玉、けいちゃんは3点倒立、私は先生に頼まれたからバトンを見せる、とまるでわらやパーティのクリスマス会状態。
バトンの振りもせっせと練習していました。
『”ケド・カド”が終わっていない子は参加してはいけない』、と先生に言われたらしく、
なな「みんな3連休で、ケドカドやりきったかな~?」
母 「やったんじゃない~?でも、やっていない子がいたら、今回は我慢して2学期は断取ってやっていこうって気づくだろうからいいじゃん」
なな「クラスのみんなでやりたいもん」
と、いろいろな子のことまで考えています。
母 「あのさ~、すごいと思うけど、抱え込んじゃいかんよ。
自分1人で全部やるより、『〇〇くん、これやって。ありがとう♪』って、
みんなに頼むんだよ。
1人で全部やるより、巻き込んだ方がみんなも楽しいし、ナナも成長するんだよ。」
・・・と、わかってるだろうけど一応アドバイス。
母 「教室は社会だから、何やってんの?って言う子もひょっとしているかもしれんでね。
思うようにプログラムが進まんかもしれんでね。
でも、焦ったり心配したらいかんよ。
引き寄せるでね。
完璧を求めずに、今回はここまで出来た。2学期はこれをこうしようかな?って最初の一歩でいいんやよ」
なな「大丈夫やて。うちのクラスは、みんないい子やもん!!」
そんな積極的なタイプではありませんし、授業参観でも挙手する姿はまれです。
が、ラボのパーティ活動やキャンプや支部行事などで、高大生たちのやっていることを見て育っていくのでしょう。
学校という彼女の一つの社会の中で、ラボで培われた力を試しています!!!
会をつくるのが好きな子。
会に参加するのが好きな子。
いろいろいますね。
つくるのが好きな子が少ないことは自然な体型です。
会の運営者が多いと、会になりませんからね。
参加するのが好きな子がたくさんいてくれての会です。
そういう意味では、人生においてそれぞれの役割があり、ななは学校ではつくる側が好きなタイプなのでしょう。
若田光一さんが言う、リーダーとよきフォロワーですね。
とにかく、つくる子たちも参加してくれるクラスの子も先生も、楽しい時間になればとおもいます♪
学年にラボっ子が4人いますが、初めて3人と同じクラスになり、本当にやりやすいのでしょう。ありがたいことです。
任せてくださっている先生には感謝でいっぱいです。
学年崩壊していた去年。
今年は、小5になり、どの子も少し落ち着いているようです。
いったいどんな感じで今日は会が進むのでしょう?
のぞいてみたい~。
あっ、そういえば今朝頼まれたこと、すっかり忘れてた!!!
優勝したグループは、「給食おかわり優先チケット」をプレゼントに渡す、と言って、
そのコピーを頼まれていたんだっけ???
すっかり忘れていたけど、ちゃんと原本持っていったかなぁ?
先生にコピーしてもらうのかしら???
ありゃりゃ~(+o+)
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毎回ハラハラすることがある発表会。
以前は、発表会が近付くといろいろありすぎて(私が出るわけではないのにネ)精神的に参ってしまったり、明らかに体調不良だな~と思えることもありました。
20年が過ぎ、だんだんそれがなくなり、とても楽しみな自分になりました。
徐々に気づいてきたのですが、それら精神的プレッシャーは、自分との戦いだったのです。
義務教育で形作られた自分の壁を壊す作業。
いい風に見せなければならない。
失敗してはならない。
完璧を目指す。
これらの思考を塗り替える作業の大変だったこと。
ラボを通して、いろいろな書物を通して、学びとはそうではないことに徐々に気づけました。
絶対に子ども同士を比較してみてはいけない。
もっとできるのにな・・と思っても、過去から少しでも成長したら◎。現在を受け入れる。
一見、迷惑をかけてしまうようなことがあっても、それらすべて他の子にとっては学びのチャンスであること。
いいところを何としてでも見つける。
ラボは表現活動です。
お金を頂きいいものを見せる演劇団体ではありません。
教育団体であり、テーマ活動という教育的表現活動の一つの場が発表会です。
ですので、こどもが少しずつ成長していく様子を見つけるようにする。
そして、ご家族がそこに気付いていただけるような時間と場所をつくるのがTです。
今回もいろいろあり、それが面白く、やった~!よくやったな~!と思えました。
一番そう思えたのが、西郷Gの「フレデリック」の発表です。
フレデリック役の最年長の子が、中3の部活最後の試合でどうしても間に合わず、主役なしで発表することになりました。
みんな不安そうでした。
私が陰でフレデリック役の子のセリフを言うことも可能でした。
その方が安心します。
安心して終始いい表情でできるでしょう。
しかし、フレデリックなしでやってもらいました。
フレデリックが大好きなこの5人ならできる!
まるごとCDを聞いてきたはず!
全員でやりたかったのはわかる。しかし欠席の子に落胆せず、気分をパッと切り替え別を尽くすことを体験してほしい。
そして
私なしで、自分たちでやりきった達成感を味わってほしい。
苦しいあとの感動の方が、整ったものより大きいことを体感してほしい。
出張会場での少人数でのメンバーなので、自宅グループさんに仲間の和!ということろを見せてほしい。
で、やってみました。
私は、ラボテューターは、学校の先生のようにぐいぐい生徒をリードしたり、やらせたりする存在ではないと考えて接しています。
子ども同士がいい感じに育ちあうようにコーディネートする。
そして、何かあるときは全責任もをつ。
成長を見守る親のような存在でありたいと思っています。
子どもの頃から形成された先生という立場のあり方、思考の壁を崩すのは簡単ではありませんが、月日がたち少しずつ変われているのを感じます。
ラボっ子たちのおかげです。
親は子どもに育ててもらっているとよくききますが、本当にラボっ子に育ててもらっています。
フレデリックの発表を、私はホワイトボードの後ろで音楽CDをしていたので直接は見ていません。
が、本当に良い声でした。
表情が目に浮かびました。
今週のエバリエーションでも、
フレデリックのグループに感動した。
フレデリックが居ないのに、まるでいるかのように見えた。
最後のアキトの言い切ったあとの表情が最高に良かった。
など、他のグループのラボっ子、おうちの方に感動を巻き起こしました。
どうしても、人数というのは影響します。
合宿や合同ラボで、どうしても声が大きいのが自宅グループです。
ワイワイ、それは楽しそうです。
いつも私は少人数の西郷メンバーを気にかけ、何とか自宅の子とつながるように・・・と思って活動しています。
そのような西郷ラボっ子だったので、自宅グループからリスペクトされるチャンスは逃せません。
突然の出来事でも自分たちなりの表現をし、安堵に包まれてしばらく経った頃・・・。
本当におもしろいことに、間に合わないと思ったナオキが試合後駆け付けてくれたのです・・・。
ナオキが神様に見えましたよ。
後輩たちにチャンスをくれてありがとう。
ナオキは、昨年度国際交流参加者として、今年参加のラボっ子にメッセージを伝え、そちらの役割は果たせました。
絶妙のタイミングでした。
ピンチはチャンス☆だね!!!
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先週末の夏発表。
本当にあったかい会でした。
せま~い会場でしたが、それが功を成し、普段なら走り回りたくなる小さな子たちも、じっと見ることができました。
よかった!
近頃定番になってきているママたちのお歌。
今回は、曜日別のグループで、一曲ずつ歌うことになりました。
「ひとつしかない地球」のソング集から少し難しめの曲を選び、歌詞を見ながらでOKにしました。
3グループとも工夫されていてビックリ!!
自主的に制作、グッズ、フリの準備をされ、ほとんど集まる時間のないママたちですが、息もぴったり!!
さすが大人です。
こういう姿を観ることも、大事な共育☆
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