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「この場面はどんな表現をしようか?」
「私はこう思う」、「僕はこう思うけど、どうかな」
「どうして?」
「だって、〇〇だから」
日本人同士だと、いちいち理由を言わないで済ませてしまうこともあるけれど、英語で話をする時は、「なんとなく、そんな感じ」ではなくて、きちんと理由を言葉で話せるようにしたいですね。
使っている言葉が英語だとしても、日本語の発想で話していると理由がきちんと伝わらず、英語圏でのコミュニケーションはうまくいきません。
ラボに来ている時は、英語頭が作れるように、
「私はこう思うよ。だって、〇〇だから」
とか
「僕はこう思うんだ。例えば、〇〇」
と話せるようにしたいですね。
理由を述べる英語がbecause でもasでも他の言い回しでもいいけれど、言葉で理由が言えたら、相手に納得してもらいやすくなるのではないでしょうか。
ラボにいる時は「どうして?」と聞かれる前に、できるだけ理由を示して意見が言えるようにしたいと思っています。
一夕一朝ではそうなれませんが、「だって、〇〇だから」と自分の言葉で説明できるように、まずは「どうして?」と問いかけることを続けていきたいと思っています。
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ラボの「ももたろう」は、子供達に馴染みのあるストーリーとちょっと違っているようです。
そこで図書館に行って、いろんな「ももたろう」について調べて来てくれた子達がいます。
みつけた絵本をテーブルに並べて、ストーリーを比べてみたそうです。
まずは桃が流れてくる時の音の表現が、
「どんぶら こんぶら」(はせがわきょうこ作)
「どんぶり こんぶり」(まつたにみよこ作)
「どんぶり かぶり すっこんごう すっこんごう」(まつたにみよこ作)
「ごっくり ごっくり」(おざわとしなお作、ながさきももこ作)
「つんぶく かんぶく つんぶく かんぶく」(いわさききょうこ作、ばばのぼる作)
「どんぶら こんぶら すっこんこん」(みずたにしょうさん)
等々。
また、ももたろうが木を切りに山に行くシーンがあるものと無いものがあり、あるものでも
「川に投げ捨てる」ものや「その木を切って売りにいく」ものなどいろいろです。
ラボのお話は岡山の民話を元にしていますが、全国各地に「ももたろう」の話があるようです。
「どれが本当のももたろう?」
「どれも本当なんじゃない? その地方で語り継がれてきたんだから」
「明日もまた図書館に行って ももたろうの本探してみるね♪」
そう言いながら帰っていた子供達。
来週はまた、いろんな「ももたろう」の話をしてくれるでしょうか。
私はまず、柳田国男さんの「桃太郎の誕生」(角川ソフィア文庫)でも読んでおきましょうか。
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延期になっていた飯田市の田中パーティ(ただいま代行中♪)の帰国報告会、ようやく今日行なうことができました。サマーキャンプの報告とアメリカホームステイの報告をしてもらいました。
それぞれ10分程の持ち時間で、模造紙一枚に写真や絵を描いてカラフルにまとめたものを見せながら、ホームステイの様子を中学生ふたりが報告してくれましたが、その報告の中で、彼女たちが考えたことがとても印象的でした。
「自分が大切にしているものを、相手が大切にしてくれて嬉しかった」
これって、逆もきっとそうですよね。相手が大切にしていることを大切にすると、相手もとても喜んでくれる。
そして「どうやって仲良くなれるだろう。。。」と、ホストと仲良くなる糸口がつかめなかった時、お互いの共通項を見つけて話題に乗せることで仲良くなれた、ということ。
異なった文化を持った人とだけでなく、これは日本人同士でも、同じ部分を探して話をすると、なんだか心がほぐれてきますよね。
一ヶ月のホームスティで考えたこと、気づいたこと、工夫したこと、こうして振り返って他の子供達に話すことで、自分でもそれを再確認し、他の人に伝えていくことができますね。
とても素敵な模造紙にまとめたものを、ふたりとも寺沢パーティの子供達のために貸してくれました。そして応援してくれたお礼にと、貴重なお小遣いの中からお菓子もアメリカから買ってきてくれました。
ありがとう。こうしてつながっていけるのも、ラボの嬉しいところですね♪
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“ももたろう”のお話、毎週動いているうちに、それほどでもなかった子供もどんどん好きになって楽しんでいます。
繰り返しが多いせいか、言葉もどんどん出てきます。
英語はうまく聴き取れる文章もたくさんありますが、長い文章はまだちょっと一緒に言うのは難しいという感じです。
発表会とはいえあまり緊張して舞台発表を意識するのではなく、いつもの寺沢パーティの様子が出せたらいいな~と今回は思っています。
さてさて寺沢パーティオリジナル“ももたろう体操”でウォーミングアップをした後は、“ももたろう”のCDに合わせて動いたり、「ここはどういう意味?」「どう表現したらいい?」と話し合いながらすすめていきます。
お話を始める前に、「今ここはどこ?」と聞いてみました。
「田舎、山の中」
「何が見える?」
「山」「木」「おじいさんとおばあさん」「川」
「川はどれくらいの大きさ?」「あんまり大きくない」「深くない」
「水はどんな色をしてる?」「きれい」「すきとおってる」
「流れは急かなあ?」
「あんまり急じゃない。だっておばあさん、流れていっちゃうじゃん」
「何か音は聞こえる?」「「鳥の声」
「季節はいつかなあ?」
「え~、季節?」「冬じゃないね、だって川で洗濯できないもん」「雪降ってないし」
「春かな~、夏か秋か」
「夏!」
「どうして?」
「だって桃の旬だもん」
「そうか、美味しい桃だもんね」
「川上の方から流れてくるよね、桃」
「夏だ!」、「きっと夏だね!」
と、こんなふうにみんなのイメージが膨らんだところで、“ももたろう”を始めてみました♪
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「ももたろう」のお話、自然に役が決まりました。いつも自分が一番やりたい役をするようにしているのですが、今回も何回かやっているうちに自然に役が決まりました。
一番小さいHちゃんは、「最初に流れてくる桃になる!」
このお話は桃が2つ流れてくるのだけれど、最初の桃は川でおばあさんに食べられます。
3歳のHちゃんはお肌もツルツル、「すっごく美味しそう~。Hちゃんがやってくれたらいいんだけど。。。。」と言っていたので、みんなも大喜び。
そして、T君と一緒に、イヌの役もやることになりました。
T君は、小さい子の面倒をみるのがとっても上手。お母さんと一緒にいるHちゃんちの赤ちゃんの相手も上手にしてくれます。そして”Are you ready?”の号令をかけて、CDのスイッチを押してくれるタイミングもナイス!
最後まで決まらなかったのは、おじいさんの役。
「おじいさんはセリフが少なくて、出番も少ないから、つまんないなあ~」ということらしい。おばあさんはいろんなところで出てきて、結構しゃべるけれど、それに比べるとおじいさんは言葉が少ない。
「でも、ももたろうって呼ぼうって言うのは、おじいさんなんだよね」ということで、高校生のお姉さんがおじいさん役をかってでてくれました。
最後の「むかしこっぽり」という昔ばなしの終わりの決まり文句をいう時には、
「おじいさんとおばあさんとももたろうは、前よりもっと幸せそう~♪」
「この幸せな、ほんわかした感じを出したいね~♪」 「どうしたらいいかな~♪」
と話し合っています。
この感じうまく出せるといいね。
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代行している飯田市の田中パーティから戻りました。
暗くなるのも早くなり、帰り道で花火が夜空を飾るのを観ることも多いこの頃です。
明日は中部の名北地区での帰国報告会です。
ふたりは名古屋まで向かいます。報告のひとりの持ち時間は3分。
この3分間に一ヶ月の北米ホームステイの想いを込めて語ります。
今日は、タイマー片手に時間内にうまく報告できるかリハーサルをしてみました。
楽しかったこともたくさんあったし、ちょっと辛いこと、考えたこともたくさんあった一ヶ月。
うまくまとめられていると思いました。3分って結構、いろいろ語れるね。
模造紙一枚にまとめた報告も、とってもいいものになりました。
名古屋ではB紙っていうんですね、模造紙のこと。
ふたりの話、寺沢パーティの子供達にも伝えたいな。
「模造紙、借りていいかな? 話も伝えていいかな?」
OKの返事をもらったので、地区の報告会と田中パーティの報告会が済んだら借りてきます。
いつか交流もできたら、素敵だね。
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日曜日は“キッズおけいこ体験フェア”にラボも参加しました。
松本市にある林友ホールにブースをお借りし、地区のラボパーティで参加しました。
会場には親子連れがたくさん、ラボは2階の一番奥のブースです
ラボが使っている絵本ライブラリー、キャンプや国際交流(ホームステイなど)の紹介
“What’s this?”の歌や、“はらぺこあおむし“のお話を聴いてもらい、
その後には大きなりんごやみかんに空いた穴をくぐって、あおむしのようにムシャムシャと果物を食べるという参加型で楽しんでもらいました。
あいにくの雨にもかかわらず、90組ほどの親子が“はらぺこあおむし”でラボを体験してくださいました。
くだものを全部食べたあとには、“あおむし付きリンゴ・ウチワ”のお土産付き。
りんごの穴に何ども“あおむし”を通して遊んでいた、たくさんの子供達の笑顔がとてもかわいかったです。
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土曜日は、長野中信地区の夏活動報告会でした。
アメリカ・オハイオ州に一ヶ月ホームステイをした中学生、アメリカの高校生の受け入れをした高校生、アメリカ・カンザス州に一年間留学した高校生の交流報告と、地区の6つのラボパーティの独自行事やサマーキャンプに参加した様子などを報告しあいました。
合間に、キャンプソングなども参加者に教えてくれる子達もいて、多彩な報告になりました。
今年はプロジェクターを使って、写真を大きくして映したので、交流の様子が映像でもよくわかりました。機械が苦手なテューター達ですが、プロジェクターとパソコンをつないで使えるようになりました♪
アメリカで教えてもらってきたカップを動かしながら歌うカップ・ソングも披露してくれました。
寺沢パーティも夏活動の様子など報告してきました。
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大学生5人だけでお話を演じるキャラバン隊。
ひとり何役かをこなし、ナレーションも動きながら語ります。マイクを使わなくても、声は届きます。
東京支部の大学生が年に一度、私達の地域にもやってきてくれるのですが、そんなキャラバン隊はラボっ子達の憧れです。
「踊って歌える寺沢パーティ♪」「語りもできる寺沢パーティ♪」を今まで目指してきましたが、今年はキャラバン隊のように、マイクの前にたたずにナレーションを入れてみようということになりました。
合言葉は、「めざせキャラバン隊!」
そして「ももたろう」はお話も短いので、ナレーションはできるだけみんなで言おうということになりました。
DCをよ~く聴いてみると “ももたろう”のナレーションの始まりは、「ヘルガの持参金」に出てきたのと同じ英語がたくさんでてくるので、とってもわかりやすい。
発表会の時には、お話を全部を語れる素語りができるくらいになっているといいですね。
部屋に入るなり「ももたろう、やりた~い!」と言ってくれるのを聞くのは嬉しいものです。楽しいと日本語はもちろん、英語もどんどん出てきます♪
そして今日は、ももたろうの歌に合わせて「ももたろう体操」までできました。
かなり激しくて、テューターはついていくのが大変・・・・。
ももたろうのテーマ活動(劇ごっこ)を始める前のウォーミングアップにと、即興でできた体操ですが、これはまた後日書くことにします
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先日高校留学の話を聴かせてもらった時は、静かに聴いていた子供達でしたが、感想を聴いてみると、「大変なこともあったようだけれど、楽しいことがたくさんあったのがわかった。自分が中2で予定している一ヶ月のホームステイのことが心配だったけれど、話を聴いて、ホームステイが楽しみになった」小6のふたりが言っていました。また「プロムのドレス姿がとても素敵だった」という女の子らしい感想もありました。
テューターが話すより、歳の近い先輩の話は心に響きます。
今週の土曜日の長野中信地区の帰国報告会&夏活動報告会では、中2で一ヶ月ホームステイをしてきた子の話も聞くことができます。
地区で壮行会をして送り出し、「今頃どうしているかな・・・」と話題に上っていたので、報告を聞くのが楽しみです。お母さん達も一緒にお話を聞きに行ってくださるそうです。
そしてまた寺沢パーティは、サマーキャンプやパーティ行事についての報告もしてきます。
絵入りのプレゼン用紙も、超スピードで出来上がりました!
他のパーティがどんな行事をしたのかを知るのも、また楽しみですね。
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