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『個人発表に向けて』
3月の物語や歌・ナーサリーライムの個人発表の日に、何を発表するかが決まってきました。
「かえると金のまり」「かいじゅうたちのいるところ」といったお話や、「ジャックの建てた家」などのナーサリーライムを発表します。
自己紹介も英語でできるように、どんなことを話したいか日本語でひとりひとりの子供達にインタビューをしました。日本語では「どんなことをみんなに伝えたい?」「どんなことが好き?」「どんなところが好き?」「どうして?」とたくさんの質問をしてみました。英語で話す時には簡単な表現になりますが、こうして考えることも大切だと思っています。
あれだけ「難しくて歌えない」「無理!無理!!」と言っていた“We are Songbirds”も超早口部分を除いて歌えるようになってきました。年少さんのHちゃんもお姉さんやお兄さんと楽しそうに歌い始めました。
今日は“We are Songbirds”に出てくる言葉と同じ言葉が出てくる歌も歌ってみました。
”Open Shut them”は、元気が有り余っている小学生は体全体で振付けをしてみました。ピョンピョンしながら足を開いたり、閉じたり。“波”はからだ全体をクネクネさせて。一曲歌い終わった後には、しっかり体操をした気分になりました。
3月の後半の発表の日には、みんなで一緒に“We are Songbirds”を歌って、ひとりひとりが自己紹介と自分が選んだ物語やナーサリーライムをみんなの前で披露します🎶
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年に一度のラボ東京支部の総会に出席してきました。
そこでホームステイプログラムのシャペロン(付き添い)として承認して頂き、今年の夏は子供たちの付き添いとして北米(アメリカ合衆国かカナダ)に行くことになりました。
今は地区の中高生と一緒に準備を始めていますが、私も飛行機に乗ることができることになりました。どこの州を担当するかはまだわかりませんが、楽しみにしています。
この総会では、ラボテューターとして在籍25年ということで、ラボ教育センターから表彰状と万年筆をいただきました。
自分では手がでないような高価な万年筆で、名前も入れていただきました。
どんな時に使いましょうか。
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「速すぎて、聞き取れない。」
「こんな早い歌、歌えない、絶対無理」と、”We Are Songbirds”を歌い始めた時には言っていた子供達。
「今はそう思うでしょ?でも”Green, Green”だって歌えるようになったじゃない?」
「”Green, Green”は簡単だもん」
「でも最初は無理、歌えないって言ってたじゃん!」
「そうだけど、でも、でも、これは無理、無理、私には歌えない」
と断言していたにもかかわらず、何度か歌っているうちに、”We Are Songbirds”
歌えるようになってきました♪
ところどころ早口言葉のようなところがあって、そこはまだまだ上手には歌えないけれど、そこはこれから、これから。
最初はね、難しく感じて、とても自分にはできないと思うことも、少しずつ少しずつやっていけば、最後には「なんだ、できるじゃん!」と言えちゃいます。
長い歌なので、左右に揺れて歌っているだけじゃなくて、振りもつけてみようとグループごとに考えてみました。
英語の早いところは歌うだけで精一杯だけど、「ここなら歌いながら動ける」というところを選んで考えてみました。
「もっと自由に」ってところどうする?
「自由ってどんな感じ?」
「なんでもできるって感じ」
「こんな感じ」とからだで表現してみたり。
「誰かに伝えたい歌があるんだ」ってどう表現する?
抽象的な言葉も、アイディアがどんどん浮かんできて、とっても楽しそうに作っていったので、あっという間にできあがり。
こうしてまた寺沢パーティオリジナル振り付けができました♪
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王さまの耳はロバの耳を聴いた感想、今日のグループは
「音楽がいいね」
「お話の終わり方が素敵」
というのもありました。
ロバの耳にされてしまったミダス王は、それを隠すために寝る時も、食べる時も、お風呂に入る時も帽子を被って、誰にも耳を見られないようにしていました。
けれど床屋が黙っていられずに掘って秘密をしゃべった、その穴から伸びたアシが風にそよぐたびにたてる音が「王さまの耳はロバの耳」と聞こえ、王さまの秘密は国中にバレてしまい、王さまはしょんぼり。
でも国民はかえって喜んだ。
「わしらの王さまの耳はロバの耳だぞ。たいしたものじゃないか!」
「あんなに心配して秘密にしてたけど、隠す必要のないことだったんだ」
「声優さんの声、どこかで聞いたことあるな・・・・」
橋爪功さんの声だから、TV等どこかで聴いているのでしょうね。
少し若い頃の声かもしれないけれど。
ウィンターキャンプの野外活動”The best photographer “で写真を撮る子供達
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あけましておめでとうございます。今年も元気にラボが始まりました。
今年はギリシャ神話でスタート。まずは「王さまの耳はロバの耳」から。
「絵本で読んだお話とは違っている。絵本のは妖精が出てきて魔法をかけるものだったけれど、これはギリシャの神々が出てくる。」
「アポロンとパンのあし笛と竪琴の音楽対決は、いい対決だと思った」
「質が高い?」
「穴に向かって秘密を話してスッキリしたんだな。お腹がすっかり凹んでる」
等々、感想を話しあってみました。
3月に予定しているひとりひとりの歌・ナーサリーライム・物語の発表の準備も進めていきます。ひとりずつの発表の他に、全員で歌うのは今年は”We Are Songbird”です。
寺沢パーティのお便りの名前”Spread our wings”もこの歌の歌詞からいただいています。
ウインター・キャンプで
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ウインター・キャンプーでは、この夏国際交流(ホームステイ)プログラムに参加する地区の中高生6人と一緒に電車で黒姫に向いました。電車の中で年末年始休みに感想文を書くことになっている本を、読んでいる子が何人かいました。もう読み終わった子もいて、私たちはその本の話をしていました。
鶴見俊輔著“「民際人」中浜万次郎の国際交流”という本です。
これは鶴見俊輔氏の『ひとがうまれる』(ちくま書房)の中浜万次郎に関する部分と、鶴見氏の国際交流関連の講演録が載っているラボ教育センター出版の新書です。
中高生の子供達が新書を読んでいることに興味をもたれた方が声をかけてくださったので、
これからこの子達は夏のホームステイに向けて、観光旅行ではなく、相手の文化を理解し家族のひとりとして過ごせるよう準備をしていくこと等お話をしました。
とても本の好きな方のようで、「若い頃にしっかりした本をたくさん読んでおくのはいいことですね。私も10代から20代の初めに読んだ本のことはとてもよく覚えています」とおっしゃっていました。60代後半から70代初め位の女性の方でしたが。
中学1年生には少し難しいかもしれませんが、こういう機会に鶴見さんの本を読むのもいい経験ですね。
子供達がどんな感想を書いてくるのか、楽しみです。
1月の集まり・事前活動の日には感想をシェアする時間も設ける予定なので、私ももう一度読んでおこうと思います。
1992年の名古屋での講演は、私も聴かせてもらっていますが、この時彼らはまだ生まれていないのですよね。
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ウィンターキャンプでは異文化関連のワークショップもたくさん行われました。
夜プログラムではオーストラリアからのユースとの交流会や、アメリカのキャンプソングを楽しむもの等。黒姫の星観察というのもありましたが、天候が悪くて中止になってしまったのは残念でしが。
また3日目の午前中は、「世界がもし100人の村だったら」というのを100人で再現してみたり、「世界の民族衣装」や「いろんな国のダンス」など、それぞれ参加型で学びました
私が行った「当たり前ってなんだろう」というワークショップでは、日本にいると当たり前だと思っていることが他の国では当たり前でないことがあることを、グループで話し合ったりクイズなどを通して学びました。
日本ではお皿を洗剤で洗った後水に洗い流すけれど、紙などで拭き取るのが普通だという国があることはビックリしました!
またもうひとつ参加した”No 〇〇, No life”というワークショップでは、これがなければ素敵な暮らしにならないもの・考え方等を考えてみました。こちらは高校生と大学生限定のワークショップでした。
3つの少数民族の暮らしぶりを大学生コーチが紹介してくれ、その後アーミッシュの人々の暮らしと考え方をグループで話し合いました。
そしてもう一度自分にとって、無くてはならないものが何か、最初の時と考え方が変わったか、変わらなかったか、ということも含めて紹介しあいました。
私が話をしたのは大学生ばかりでしたが、普段私が接することがあまりない大学生が様々なことを考えていることがわかってよかったです。
こんなふうにウィンターキャンプでは、このようなワークショップに参加し異文化交流に関して考える機会がたくさんありました。
雪の降りしきる広場でキャンプファイヤーも楽しみました。
“ラボランドで会って、ラボランドで別れる、ぼくらの合言葉ドンラボラメヒロク♪”
キャンパーが全員ロッジに戻るまでずっとずっと、大学生コーチは歌い続けていてくれました。
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英語で“Jonney cake(くるりんぼうず)”のお話を楽しむスペシャルロッジに、私は参加しました。
1班では24のうち2つのロッジが、最終日の姉妹ロッジ交流会で英語だけでテーマ活動を発表しあいました。
私のロッジは小4から大学1年生までの24人。
一回目だけは英語と日本語で動いてみましたが、二回目からは英語だけでやってみました。
“Jonney cake”のお話は、かまどからポンと飛び出した”くるりんぼうず”がくるりんくるりん転がって、井戸掘りや溝堀、熊や狼に出会い、かけっこをし、最後はキツネにうまく乗せられてパクっと食べられてしまうという、とてもテンポの速いお話です。
英語だけになってもみんな戸惑うこともなく、素早いストーリー展開に合わせてどんどん動いていきました。セリフも声に出して、楽しそうに走り周っていました。
動きはどうしたらいいか、登場人物のキャラクターはこうなんじゃないか、こんな走り方をしたらどうだろうというような話し合いは日本語でしっかりしましたが、アイディアもポンポン出てきてとても気持のよい話し合いになりました。
とってもスムーズに英語だけのテーマ活動に入れたので、パーティでも“Jonney cake”を楽しんできたのかなと子供達に尋ねたら、ギリギリまで発表会があり実行員もしなくちゃいけなかったりして、“Jonney cake”はそれが終わってから数日間しか聴けなかったという子達もいたり、自分で聴いてきただけという子ばかりだったのは、私としては驚きでした。
でもスペシャルロッジに参加しようと思う子達は、日頃からラボのお話をたくさん聴いてそして考えているので、お話もよくわかっていて英語も聴き慣れているのではないかと思いました。また、パーティの中高生の発表はいつも英語だけだという子達もいました。
もうひとつのロッジは二日目の前半くらいまでは英語と日本語でやって、後半から英語のみにしたようでしたが、交流会で互いに英語だけで見せあった時には、どちらのグループも言葉もよく出ていて、動きもとても工夫されていて、英語に合わせて動くのでスピート感もあり、「表現も面白い~!!!」と思いました。
高校生リーダーのシニアメイトが交流会の司会を英語で、そしてキャンプソングも英語バージョンでやってくれたり、参加者全員が英語で自己紹介もしました。これらは4人のシニアが話しあって計画してくれたようです。
またロッジ生活でも、”I’m home!””Welcome back!”等々日常の決まり文句などは英語を使っていましたが、キャンパーの子供達も英語を使うことを楽しんでいるように思いました。ソングバードもCDが無くても歌える子がたくさんいたので、”くちソン”でも楽しみました。
雪の中で、“Jonney cake(くるりんぼうず)”のように走り回ったり転げまわったりもしました♪
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ウィンターキャンプ2日目は、野外活動の日。
雪をかき分け黒姫山をどんどん行けるところまで登っていくコースや、ソリを楽しむコース、アイスクリームを作りやしめ縄作り等々いろんなコースがありましたが、私は写真を撮る”The best photographer”というコースに参加しました。
写真の上手な撮り方等を教えてもらって、雪の森の中をどんどん歩きラボランドの外に一歩出ました。
こんなふうに、沢にかかった木の橋も渡りましたよ。
ちなみに沢の中に入って手を貸してくれているのは女性の大学生コーチです。
「コーチってカッコいいよね」という声も聴こえてきました。
私もドキドキしましたが、渡りました!
この日はとっても寒くて、最高気温0℃だったそうですが、グループで決めたテーマで写真を撮りました。グループにはオーストラリアの高校生もいて、一緒に楽しみました。
私たちのグループは、「寒い」と「ワクワク」というテーマで撮った写真をみんなで見せ合って、その中から“best of 寒い”、“best ofワクワク”を決め、それぞれの写真にタイトルを付けました。
子供たちが考える写真のタイトルは、とっても面白かった♪
通り道では“かまくら”を造っているグループもありました
午後には、国際交流参加者のワークショップが開かれ、来年夏北米及びオセアニアにホームステイに行く300人以上が一同に集まりました。
英語での自己紹介やアメリカから来ているラボインターンの映像を見せてくれながらの英語でのスピーチや、大学生コーチ達のラボ国際交流体験談、英語とジェスチャーを交えたゲーム等々を楽しみ、国際交流が近づいてきたことを感じました。
また来年度ホームステイの引率希望テューターの自主オリエンテーションも行われました。
引率の様子や、そこ子供達の相談に乗る時に大切な考え方等学ぶことができ、こらから夏までの準備活動にも役立たせてもらおうと思います。
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来年夏北米&オーストラリアにホームステイプログラムに参加する地区の中高生と一緒に、黒姫にあるラボランドで開かれたウィンターキャンプに参加してきました。
今日雪が降り積もって真っ白になったラボランドから戻ってきました♪
600名弱のラボっ子、オーストラリアからの青少年がこのウィンターキャンプ1班に参加し、それぞれロッジに別れて3泊4日家族のように過ごしてきました。国際交流キャンプとも言われるこのキャンプの参加者の半分以上は、来年夏ホームステイに出かける子供達でした。
今回楽しんだのは”Johnny Cake”(くるりんぼうず)のお話です。
私は、24のロッジのうちの2つだけに設けられた、お話を英語だけで発表し合うスペシャルロッジに参加しました。
初日、辺り一面雪に覆われた広場でキャンプの“開営式”が行われましたが、夜から降り始めた雪で翌日は周りの木々もロッジの屋根も全てが真っ白、銀世界に変わりました。
夏に実を積んでジャムを作ったブルーベリー畑も、今はこんなふうになっています
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