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ハッターの日記 [全311件] 241件~250件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
三輪えり花さん研修 4 10月31日 ()
特別研修最終回。『ハメルンの笛ふき』テーマは『言葉に重点を置いて。』
今回の4回シリーズの研修は、時折ラボッ子だった時のお話なども織り交ぜながら、
演出家としての物語の深め方や、伝え方などを、教えて頂いて言葉にはできない、
感動や、気付きがありました。
今回は、言葉を紡ぐ。語り方ではなく、口承技術として、またそれは英語でも同じように、
伝わる言葉の紡ぎ方があるいう事を、やっていきましょうという事で始まりました.


まずは、8人くらいずつの二グループでstanzaごとの読み合わせ。その時の注意は、
下を向いて読まない事。顔を上げて伝える事を意識して。

それだけでも、小学生の頃丸読みとかしましたよね。あれとは全然違う読み方
になりました。伝わる感じ。
次に、展開による段落分け。

ポイントは時が変わるとき、主語が変わるとき、人が変わる時


そして分けられたのが、
設定ー場所、時、状態

困りすぎてどうにかしなきゃ

笛吹きが現れて助ける

笛吹きが現れて子供ごと消える

エピローグ


そして、これをいろいろなジャンルに置き換えて、
読んでみるという事をやりました。

出てきたジャンルは、道徳教訓もの、歴史もの、夢物語、社会批判、詩・抽象

サスペンス、スリラー、ホラー、ニュース、バラエティ、お笑い、天気予報。

同じ部分を、一人はニュースのように、一人はホラーのようにというわけです。

これは、面白かったですよ~。それぞれなりきって、やるのですが、全く違う読み方になって、伝わり方も全然違って。

次は、さらに半分ずつのグループに分かれて、一部分を皆で読んでいきました。
たとえば、事件だけを読んでいく場合。最初は、何も言われないまま読んで、次の人は
結末を知っていて読むのではなくて、結末を予測できないように読む(伝える)。3つの事件をそれぞれ、完結させて、終わらせる。それぞれの事件で、山場を作る。というのをやりました.次の人は”  ”を意識して変えて読む。と、言われるままに読み進むうちに、こっちの方が伝わるね~。という風に、自分たちでもだんだん分かってきました。


次の、一匹だけ助かったねずみの知らせの部分では(是非、スクリプトみてください)
一つ一つの表現を、前の表現を否定しながら進んでいくのと、さらにこういうふうだったよと、積み重ねていくような伝え方をやってみました。

これも、その差歴然。


(思い浮かばない方は是非両方の読み方で読んでみてください)

というわけで、次は英語です。
まずは、英語のリズムのお話。冒頭、心臓の鼓動からまずは違うんです。
日本人は『どきっ』だけど、英米の方は『きどっ』なんですよ。??
と思っていると、英詩の弱強格の説明をしてくれました。
iambic pantameter(弱強5歩格)。
英詩、英文は、このリズムで書かれているものが多く、このリズムが人々に入りやすい。
どうしても、このリズムになってしまう。


日本語だと、七五調だと落ち着くってあるのと同じ。(でも、これって本当はお休みを入れて8拍なんです。とも説明して頂きました.)


そして、皆で読んだ後、各グループで好きな場所を選んで、英日で発表しました。


スクリプト通りに、英日にしても良いし、英語だけやって日本語を後にしても良いと言われましたが、リズムが違うので英語だけの方がいいとどのグループもなったようでした。
何度も英語を皆で声を合わせて言いましたが、まだまだ合わせるだけで精一杯。
それでも、リズムに合わせて英語を言う楽しさには触れる事が出来ました。
いつかこれ、暗唱できるようになって、英語のみで語ってみたいと思ったのは私だけではない事でしょう。

それから、それぞれのグループの発表したパートの解説や、アドバイスをして頂きました。

その時の、三輪さんのLong long agoひと言をとっても、三輪さんの英語の語りは、さ~っと遥か昔に連れて行ってくれるような響きがあり、「お~」という歓声が。
語る。伝える。事は、自分の中にそれを伝える何かを持っている事が大切で、語り方で伝わり方が全く違う事がよくわかりました。
今回の研修では、言葉を伝える自分の内なる物の大切さを、実感できた研修でした。
キディもピーターに向けてスタートだ! 10月30日 ()
夏から、すこ~しずつ進めてきたマーメードラグーン。12月の発表に向けて
11月からキディもいよいよピーターパンです。


 今日はちょっとどんなお話かを説明する為に、小学生のリーダー二人がパネルシアターをやってくれました。小さい子が分かりやすいようにと、一生懸命絵を描いてくれた二人。ありがとう。

 
 その説明が終わってから、マーメードラグーンで風船遊びをして、皆で船に乗って漕いで、ピーターになった小さい子達がフックをやっつけて。
とっても楽しそうに出来ました。フックが出てくる怪しい音楽の所はちょっと
顔がこわばっていたけど、ピーターをやっつけ始めたら、元気いっぱい。


その後、おやつで解散しようとしたら、たろうやりたい!
じゃー時間が無いから英語だけで、と言ったら「え~!英語だけやだ!」
と、言っていましたが、英語だけで流し始めると、何の違和感もなく動いていました。何も言わなくても、音楽でこの辺って分かるみたいで、「あっ、もうゆきちゃんにならなくちゃ」と言って、ユキちゃんのお家で出番を待つ3人。
そこで、センターの方が研修で言ってた事を思い出した。「大人は、日本語、英語、音楽が別の物と思うかもしれないけど、子供は全部一緒に入ってくる。
CDを聞いていて、日本語だけ言っているからって、日本語だけ聞いているんじゃない。英語も日本語も音楽も、全部一緒になって入っているんだよ。だから、音楽がちょっとずれるとセリフが出るタイミングでない事が、きっちりわかる。」それが口に出せるようになるには人によって個人差があっても、同じだけ英語が頭に入っているという事ですよね。


CDのお話をしていたとき、Yちゃんのお母さんが嬉しい事を言ってくれました。「Bow wowって言う歌、私達が持っているCDに入っていませんよね~。最近あれ、よく歌ってるんですよ。」こういう一言、本当に嬉しいです。
ナーサリー2に入っているので、まだ持っていなかったんですよね。
でも、これ本当にオススメです。
えーっ戦いの場面ってどこ?? 10月22日 (金)
今日は昨日の台風の為、水曜日のクラスを昨日から移してやりました。
Dry bone, Rock my soul,sukinnamarink,と皆が好きな曲を歌って踊って
楽しんでいたら、いつも消極的なY君が、もう一回Rock my soulやりたい!
もちろんやりましたとも!M君のJack be nimbleやりたい!のリクエストにも
応えました。嬉しかったです。

しかし、テーマ活動はなかなか進まないのです。私が先週のフックが出て来てからの
雰囲気がとっても気になっていたせいで(海賊が妙に楽しそうに目立っていた。
歌まで作って歌いだして)ちょっと、考えてもらう事に。海賊役のH君が椅子の
後ろに隠れるところからやろうとすると、「何やってんの?そんなの持ち出したら
ラボじゃないでしょう」とYちゃんから言われました。
「だって岩が欲しかったんだもん」とHくん
するとYちゃん「なんで岩よ!船の上なのに」
Hくん「戦いの場所は岩の上でしょう?岩がいるじゃん」
という訳で、意見はまっぷたつ。
「船の上に決まってるじゃん!」「なんで??岩の上に決まってるじゃん」
「海の中に飛び出してる岩にそれぞれいるんだよ!いつ、船に乗ったんだよ」
「フックが船に戻れって言ってるでしょ、あれは大きな船から小さな船に戻れって
言う事でしょう」「違うよ!岩からボートにのって大きい船に行けって言ってるんだよ」
なぜか女の子たちは船。男の子達は岩。
一度は動いて欲しいと内心焦っている私もいましたが、せっかく一生懸命自分の
イメージを伝えあおうとしている姿も嬉しくて、時間ギリギリまで話し合わせました。
でも、結局一致しないままこの問題は次週へ持ち越し。
皆がCDをよく聞いて、考えてくる事にしました。

というわけで、今日は動けなかった訳です。
なんか、テューターとしてその時は今日は話し合いが大事だろうと思ってそうしたのに
何だかテーマ活動を動けないと、罪悪感感じちゃうんですよね~私。。
そんな事ないですか?
三輪えり花さんの研修 8 10月17日 ()
今回は『スーホの白い馬』を『絵のイメージにとらわれない』ということを
テーマにしての研修でした。
前回参加できなかったのが本当に悔やまれる、4時間があっという間に感じる程楽しい充実した、研修でした。

物語をどう深めるか。どう迫るか。
最初に配布されたプリント『スタニラフスキーの9つの質問』の質問の答えを考えながら、物語を考えました。
1.私は誰か
2.私はどこにいるのか
3.それはいつのことか
4.私は何をしようとしているのか
5.なぜそうしたいのか
6.どうやってその目的を達成するのか
7.なぜ今、そうしたいのか
8.行く手を阻む障害は何か
9.うまくいかなかった場合、どうなってしまうのか
プリントにはこれらの質問と、それを考える時のポイントが書かれています。

まずは物語を4つに分けて、それを4つのグループに割り振られました.
それを、紙芝居にするとしたら、どこで区切って何枚の絵になるか。
グループで話し合いました。なんと、気付くと私達のグループは絵本と同じ。
これじゃあ絵本にとらわれすぎてるじゃない!自分たちでも、ちょっと驚き。
「待って、やっぱりもっと細かく分けようよ。」ということで、枚数をちょっと増やしました。発表後は、今度は映画監督のつもりで、もっと細かく、ここでこれを映して、つぎに。。という風に分けるのが課題です。
この作業は、一場面一場面話し合う事が必要なので、グループのメンバーとのイメージを共有しやすかったです。
例えば、『ひつじのかこいのそばにかけつけました。』では、どんなかこいだろう。スーホは怖くなかったのかな?どうやって追い払ったんだろう。
と、自然にやり取りが生まれました.
そして、一場面を発表。難しかった。自分の中のイメージと、表現が一致しなくて、まだ納得がいかないうちに発表になってしまったので、うまく出来なかったのです.(一緒のグループの方ごめんなさい)
自分としては、スーホと馬がとっても仲良くなって、信頼関係を築いて行った
ところを出したかったのですが、馬の形にとらわれてしまって、それが出せなかった。他の表現をすれば良かったなあと、今も考えている私です。
そしてここからが大切。
ここから、またあの質問に帰って行く訳です.(発表の時に考えていなければいけなかったと反省してます.)
何を伝えたいか。What do you want to say?
それを伝える為には、どうゆう表現をするか?
ナレーターにしっかり語ってもらって、表現する人は
それと同じ事をするのではなく、伝えたい事が伝わる表現を考える。

スーホーの白い馬の冒頭で広がる、雄大な平原に抱く最初のイメージと
最後の場面で同じ風景を見たときに抱くイメージ、どう変わっていて欲しいですか?
その質問の答の中に、何を伝えたいかが、詰まっていました.

『おなかにストーリーがある事が大切』
何度か、三輪さんが口にされていた言葉です.
淡々と語るナレーターでも、それがあると無しでは大違い。
それを持たなければ、それを持つ為には、お話をただなぞるだけではだめなんですよね。

最後に、ちょっと立ち話をさせて頂いた時の
「日本の子供にも、ちゃんと自分でプレゼンテーションする力を付けてあげたい」という言葉も、印象的でした。
キディは揃って申込 10月15日 (金)
国際交流の積み立てです。中学1年を目標に始めます。
3人とも誕生日までとっても近い仲良し3歳トリオ。この子達が
中学生になって、一緒にホームステイに行く時はどんなお姉さんたちになっているんだろう。事前活動とかも一緒に行けて楽しいねえ。なんて、母3人+父
で、3人の中学生姿を一瞬一緒に想像しました。具体的な第一歩が踏み出せるって、いいなあと感じました。
家族でテーマ活動ごっこ!? 1 10月13日 (水)
 只今、研修で西遊記に取り組んでいます。パーティで取り組んでいる、ピーターパンと西遊記。どちらかがいつもかかっている状態の我が家ですが、
一言誰かがどちらかのセリフを言うと、「じゃあおれ、孫悟空ね」
「チーヤンも孫悟空!」っていう具合に、あっという間に役が決まり、
テーマ活動になる訳です。3歳のチーヤンは聞きながら、セリフをどんどん言いますが、気がつくと英語の方が先に入っている言葉も結構あって、ちょっとびっくりする事があります。リズムで入っていくからでしょうか?
 長女、長男もいつの間にか西遊記の悟空のセリフ(英語)などを覚えていて、CD無しでも言っているのに驚きです.私なんて、何十回聞いて覚えるか分からないのに!! ラボッ子ッていいですね。

ところで、今週末の特別研修の為にスーホーを、夜中一人でじっくり聞きました。何かをしながら聞くのとは違って、集中して聞けて、感動しました.
一人でぼろぼろ涙を流しながら聞き入って、ついつい3回も聞いてしまいましたが、3回とも泣きました。音楽が物語とぴったりで、一緒に心を弾ませたり、悲しんだり。皆でテーマ活動もいいけれど、一人でじっくりもまたいいもんだなあと思いました.癖になりそうです.
言葉が響く、テーマ活動 10月10日 ()
12月の発表会に向けて、マーメードラグーンに取り組んでいます。
子供たちが、大好きで選んだピーターパンのマーメードラグーン。
何をどう表すか。なかなか進みません。マーメードラグーンを表したいのだけれど、イメージ通りに行かないらしく最初の海から先に進まないのです。
でも、今回最後まで一度動いてみようと言う事になり、最後まで来たら、
ところどころ日本語だけのところもあるけれど、だいたい英日で
言えるようになっていて、HookとPeterの掛け合いのところでは、自然にどちらかに分かれて、皆が、声を出していました。本当に楽しそうに。
マーメドラグーンには、子供たちが大好きな言葉がたくさんあります。
Brimstone and gall! まずは皆これからですよね!!
言葉にひっぱられて、動けるような、何かそんな光がちょっと差したような
パーティでした。
キディクラス、嬉しい再訪問 10月09日 ()
キディ会員の紹介で、二組パーティ体験に来てくれました.
二方とも、春のマザーグースの会に参加して頂いていた方で、
以前、パーティにも見学に来て頂いています。
この日は雨だったので、お決まりのEency weency spiderを
歌いました。この歌は、雨の日に決まってやっているのですが
Sちゃんのおかあさんから、連絡帳に「クモを見つけた時に、SがSpiderだ!
といって、Eency,weency Spiderって歌いだして、ちょっとびっくり。
知らないうちに覚えているんですねえ」と、コメントをいただいていました。
私はそのコメントをいただいてから、実は雨を心待ちにしていたのです。
Eenncy weency spiderをやるよ。と言ったら、Sちゃんが手でクモを作りながら、「あのねえ、S、Spider見たんだよ!」と一生懸命教えてくれました。
嬉しかったです。今回は、クモを作ってひもを引っ張りながら上にあげるのをやりながら歌いました。
紙を丸く切って、ストローをハの字に付けて、凧糸を通すところまでは準備しておいて、○にスパイダーを自分で書いて完成。CDに合わせて糸を引っ張ってクモを上へ。Down came the rainで、クモを下に落とします.
そしてまた上へ。上に登らせるのにちょっとコツが必要で、なかなか上に上がらない子もいたけれど、最後は皆上に登らせる事が出来ました。

お話は「てじなしとねこ」。初めてのKちゃんとMちゃんはちょっと怖かったみたい。おじさんの声は怖いのだそうです。確かにねえ。
初めてでこのお話は。。と、思ったけど先週からこのお話にしたので、突然変えるのも、と迷っての選択でした。でも、だんだん慣れるんです。
Sちゃんも、最初はどれも怖かったんです。

最後に、『てじなしとねこ』は夜で終わっているので、Twinkle Twinkle を元気に歌ってGood byeにしました。Twinkle TwinkleはMちゃんのお気に入り。最後に元気に踊れてよかったです.Kちゃんも歌はどれも楽しそうに出来ていましたね。お気に入りは『I'm singing in the rain』(キャンプソング)
かな。

ラボについて説明をしている間に、子供たちはなんにでも変身する段ボールの家で、遊んでいました。『てじなしとねこ』の時には怖くて入れなかったKちゃん、Mちゃんも、一緒に楽しく遊んでいました。来週来た時にはあの家にも入れるかも知れませんね。楽しみにしています。
3歳の心に残るキャンプ 10月08日 (金)
「ママ、キャンプであった虫いるよ」昨日娘が『糸でいきる虫たち』
という本を抱えて嬉しそうに走って来ました。黒姫4班の野外活動で
『あるこう、あるこう私は元気』を選んだ方(読んで頂けたら嬉しいのだけれど)すけすけの網のような繭を覚えていますか?皆で「なんだろうね~」と
触ったり、事務局のYさんが、中を破いてみせてくれたりしたやつです.
アレが、その本の中に写真入りで出ていたのです。あれは、『クスサンのまゆ』なのですって!『あんな金網のようなすけすけの繭なのに、クスサンのまゆからでさえ、素晴らしい糸をとる事が出来ます』と、書いてあります。
丸2ヶ月。それでも、3歳の娘にはっきりあの繭が記憶に残っていたんですね。誰も名前を知らなかったけれど、「なんだろう?」「あそこにもあった!」と、何度も皆で顔を近づけて見たからなのでしょうか。ぱっとわからなかったから、記憶に残ったのかも知れません。子供自身が、教えられるのではなく、考える。教えてしまわないで、自分で発見した喜びを感じさせる。
「もどかしくても、とっても大切だなあ」と、改めて感じた出来事でした。
がまの穂を穫って来ておおくにぬし 2 10月02日 ()
「今が、一番いい状態です」と、ラボママに情報を頂いて
予定を変更して、幼児のクラスでオオクニヌシのいなばのしろうさぎの
場面をやりました。
良いがまの穂が穫れたのが嬉しくて、ほら~これなんだと思う?
と自慢げに最初に見せてしまって、見せながら後でお話の時に初めて見せれば良かった、などと反省しつつも触らせようとしたら、手を引っ込めたまま触れません。「まあ、これはあとでね~」と隠し、ソングバードをやって
因幡の白ウサギの場面を、挿絵付きの本を見せながら読みました。読み終わってがまの穂を見せると、進んで手を出して触って「やわらかいね~」と言って、何本も触っていました.実は、私がこの本を読んだのは小学1年生のときだったのですが、その秋にがまの穂を学校の帰り道に見つけて、これが白ウサギがオオクニヌシに教えてもらって寝た『がまの穂』だ。と、発見したときの感動が今でも忘れられないのです。
 がまの穂を見る度に頭の中をくるくると、オオクニヌシと白ウサギのやり取りが、まるで見ていたかのように動き出し、本当にオオクニヌシは優しいなあ。ウサギは本当にありがたかっただろうな。がまの穂の上で寝たら、どんなに気持ちがいいのかしら。などと胸がほかほかした事を思うのです。

パーティが終わって外に出て、今度は皆でがまの穂をくずしました。
やった事がある方は分かると思いますが、一本でものすごい量の穂綿になるのです。どんどん穂綿が出るところを見ると、子供でなくても胸が躍ります。
子供達はしきりに、「この上で寝たらウサギは気持ちいいにきまってるねえ。」「すっごく気持ち良さそう。私も寝てみたい。」「うさぎ、すぐに治っちゃいそうだね」と、話しながらがまの穂をくずしていました。
そのうちに、「わたあめにみえる」「羊の毛みたい」「これで毛糸になるかな」「丸めたら、たこやきだ!」となり、最後は穂綿合戦になって、楽しいひと時になりました。最後にだれともなく「あ~Sちゃんにも、見せてあげてやらせてあげたかったなあ」と、口々に言い出しました。今週は病気でおやすみのSちゃん。来週がまの穂がまだあったら、見せてあげるからね~。
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