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中高大生広場発表から帰って遅まきながら新聞を見ると、林光氏の訃報。
林先生はラボライブラリーの音楽を多く作曲されていらっしゃる。
今日 広島西地区が発表した「ぐるんぱのようちえん」の音楽も林光氏。
はたらきものぐるんぱー 多くの苦労を乗り越え自分の居場所を見つけるグルンパ。見に行ったお母さん「思わず涙が出そうになりました。前は自分の子が言えるか、ちゃんと出来るかばかり気になっていましたが、最近テーマ活動のおもしろさ、意味がわかるようになってきました。」
親子で10年以上ラボライブラリーを共に聞いてきたからこそ。
「だるまちゃんとかみなりちゃん」シリーズ 「はだかの王様」シリーズ「たぬき」シリーズ そして1998年に作られた宮沢賢治シリーズの「セロ弾きのゴーシュ」「ざしきぼっこ」「雪わたり」
どれも場面が浮かぶ美しい音楽。
ライブラリーの制作に携わっていらっしゃった船長さんのHPもご覧ください。
すみだPは4月 地区テーマ活動大会にパーティ全員で「ありときりぎりす」を発表するとこの年末にみんなで決めたばかり。
音楽もしっかり味わってみんなで表現したい。
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歴史に刻まれるであろう2011年が終わり、2012年になりました。
ラボが出来る事を感謝し、これからを生きて行く子どもたちにとって何が大事か、これまで以上にみなさんと考えて行きたいと思います。
私の年末年始は毎年のことですが、ほとんど台所。
ラボっ子OBが前の海で取っているイワシ網に入った、ハモ、舌平目などを年末に持ってきてくれました。ハモってうなぎみたいで口がすごいんです。これをさばいて、身を取って、ミンチにしてハモバーグとハモ鍋にしました。実家から手作りこんにゃくもきました。ワサビの葉でわさびづけも。これとオリーブオイルを混ぜるとおいしいんです。
これらをいただけるありがたさと、それが出来なくなるつらさを思いました。
国際交流に行くのに、日本のお正月って紹介する、伝える材料いっぱい。日本を見直すいいチャンスです。
年末30日に高学年が集まって、4月にパーティみんなで取り組む物語を決めました。候補3つを全部動いてみて、「ありときりぎりす」に決定!!小1 10名を含む40人で取り組みます。
久しぶりの40人で取り組むテーマ活動です。10人をまとめるのと20人30人40人は違います。下の写真のB,Gたちはそれをしてきました。その大変さを共有していたからこその「絆」です。
5年前、すみだP15周年に向けて、テーマを考えた時、出てきた言葉が「絆 更新中」パーティTシャツに書いてありますね。決めたのはMちゃんたち世代。10年前パーティ10周年の実行委員がこのメンバーでした。上の写真の感じでした。
昨年はいろいろなところで絆が言われ、2011年の漢字も「絆」。
人と人がつながり、深いところで理解しあえる関係って、自分と向き合う力がないと出来ないと思います。ラボのテーマ活動は物語に共に向き合う中で、自分にも他の人にもしっかりと向き合う。
自分と向き合う時に必要なのが言葉、日本語。
「ありとキリギリス」小1から高2まで、ひとりひとりがどう向き合うか、楽しみです。
本年もよろしくお願いいたします。
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キディからOBまで。総勢80名以上
中3以上 左から高3のS AFSでドイツ留学から帰ってきました。ノルウェーからの留学生 マグナス Sの家にホームスティ中。中3のS 昨年オハイオ州に一ヶ月行きました。高1のH 一昨年オハイオ州へ一ヶ月ホームスティ。中3のI 昨年オレゴン州に一ヶ月 高2のK 中2の時ミシガン州へホームスティ。男ばかり・・・ 中3のYちゃん(女の子)に出ておいでと言えなかった。学校でもどこでも女の子が強いこの頃ですが、男ばかり・・・ みんな小さかったのにこんなに大きくなりました。でも、上が男ばかりってなかなか前に進まないんです・・・
まずはみんなで仲良くならなきゃね。初めてすみだP全体が集まったのを見たお母さん、子どもより自分の方が圧倒されたと言ってらっしゃいました。新聞にどうやったらみんなで乗れるか。競争ではなく、縦長の年齢構成で考える。
発表の最初は柳井G「おおかみと七匹の子やぎ」 23日の写真があるので写真は割愛。一度やったのと、ステージではないので、前よりリラックッスして、より楽しくやっていました。一年生も英語、日本語 生き生きと楽しく言いました。
キディ プレイルーム Jingle bells 発表。速い歌ですが、子どもは歌えるんですねえ。お母さん方の方が緊張!!
光水曜G「ピーターパン2話 人魚の海」リーダーは高1のHくん。3日前の最後のパーティでは、発表やめる?って感じでしたが、その気になるとさすが!!
光火曜G「不思議の国のアリス3話ハートの女王」リーダーは中2のR君
発表がすんでからのソングバード。スプリングキャンプののり、エネルギーです。もう停められません。そのエネルギーの真ん中に小1AちゃんとKちゃんが入って行って座ってる。すごいですねえ。びっくりです。
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この土曜日10日 光青年の家で3時~
3時~みんなであそぼう
1、 柳井G 「おおかみと七匹のこやぎ」
リーダーK(高2)
2. 光 田布施キディ Jingle bells
3. 光水曜G 「ピーターパン2話 人魚の海」
リーダーH(高1)
4. 光火曜G 「不思議の国のアリス3話 ハートの女王」
リーダーR(中2)
5.ソングバード大会
6時~ 持ち寄りディナー
テーマ活動3つ。それぞれのグループが自分たちで取り組んできた発表。テューターは同じ私なのですが、それぞれのグループのリーダー、メンバーでカラーが違います。ぶつかる壁も、乗り越え方も。
先日 周南市でラボ45周年 藻谷浩介氏講演会で藻谷氏が、「これからの社会では自分ひとりで早く走れる人ではなく、その人がいる事によってみんなが早く走れる人が必要とされる」というお話がありましたが、ラボのテーマ活動はまさにそうだと。小1から高校生まで。大きい子にとっては自分たちだけでやってしまう方が簡単だけど、低学年の子たちにも分るように伝え、小さい子も出来る表現方法を模索し、メンバーの良さを引き出し、みんなで頑張れるように、みんなで早く走れるようにやる。 One for all,all for one. これってサッカーでも言われるけどラボのテーマ活動もそう。自分のことだけでやるとおもしろくない。みんなでいろんな問題を乗り越えてやるからこその達成感。
この経験の価値って、これからの時代ますます大きいと思うのですが。
この一年、新たにすみだPに入られた方、7世帯10名。
初めてのクリスマス発表会です。
1歳から高2まで子どもが50人、大人が30人ぐらい集まります。子どもは子ども同士の中から学びます。子どもが育つために必要な三つの間。空間、時間、仲間。それをつくるラボの縦長で集まるイベントです。
ちょっといいニュース
この夏 ユタ州にホームステイに行ったR君。引率カレッジの撮ってくれた写真がラボ写真コンテストにも入賞しているように、いい顔で帰ってきました。ユタ州でいろんな人に愛されたようです。その彼が、生徒会長選挙に立候補。多くの子の指示をいただいて、なんと当選!!小学校時代から日本の学校社会、先生との関係でいろいろな軋轢を抱えてきた彼。うれしい事です。
この春までラボ活動をしていたAちゃん。希望の大学目指して頑張っていましたが、なんと推薦で一番行きたかったところに合格!!学校推薦枠がないところで、学校の先生方はこぞって反対。ダメもとで受けたそうです。ラボでの一ヶ月ホームスティ、中国交流が生きたようです。
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昨日 23日 周南市民館大ホールで地区テーマ活動大会でした。
キディ発表
みんな元気に Under the spreading chestnut tree!
発表前紹介コメント。どうするか考えて、と頼むと、3人でコント風に紹介。これも表現、伝える力。
おおかみに食べられたやぎ達。
木に隠れて井戸に落ちるおおかみを見る、ピープ(小1)。おにいちゃんおねえちゃんが食べられるところを見、母の悲しみを見、そしておおかみを見つめます。
やぎの気持ちになろう、という目標、なれてるねえ。小1の4人が楽しく伸び伸びと発表できるように、みんなが気持ちを一つにがんばってました。
おおかみの表現、店主とのやり取りはなんだかおもしろかったらしいですが、私は音楽CDに一生懸命で。
おおかみをやったK(高2)の母「これが地区の発表最後かと思ったら寂しくて。小さいころの発表からこれまでのことを思うと、育ててもらったと・・・あと何回テーマ活動が見られるか」
12月10日 パーティ内クリスマス発表会でもう一度やります。初めてステージで発表したHくん(小1) 取り組みの最初は発表したくない、と言ってたけど、発表後に「もう一回発表する?どうする?」と聞くと、最初はいやだと言ったけど、しばらく考えて「やっぱりやる」って。ラボに入って1年足らずですが、縦長グループの中で彼の気持ちが成長していうのが良く分ります。
みんなありがとうね。
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柳井グループが23日周南市民館地区テーマ活動大会で発表します。
おおかみ 高2のK
母やぎ 小6のR
こやぎ 中1のTとS 小6のS 小1のAちゃん、Kちゃん、T君、H君。
店主 中3のIとS
あと来週のみ。やぎのキャラクターを考え、やぎの気持ちを考え、母の気持ちを考え。
自分の中にイメージがあってもそれがことばと体で表に出てくるには結構かかります。イメージはあるし自分では表現しているつもりでも見ている側に伝わるか、どうかはまた別。
みなさん、応援に来て下さいね。
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お友達もたくさん来てくれて、大人と子供合わせて約80人。
1歳から大人まで、楽しい時間でした。
光青年の家は来年3月で閉館。ここでのハローウィンは最後です。
柳井G「おおかみと七匹のこやぎ」ペープサートで発表。7匹のキャラクターが伝わったかなあ? 練習時間はこの日の30分のみだけど、出来るってさすが。小1の3人、「緊張する・・」なんていいながら、マイクでやぎのセリフを言っていました。マイクにもなれないとね。
最初は緊張してたのが和んで運動会でもう全開のキディ。発表で前に出たらH君が 「(ステージに)あがっちゃいけんの?」 「いいよーー」と言うことでステージに上がってみんなの方を見てしっかり発表。すごいですねえ。今日来たばかりの子も一緒に上がって見よう見まねでもうやっている。縦長のグループで気持ちが前向きになっての発表。
もうびっくり。いかに楽しかったか分りますね。
最後の最後 バトルロワイヤルで思わぬハプニングもありましたが、無事終了。Yパパがいっぱい写真を撮ってくれました。facebookの方に載せますね。
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11月3日(木)光青年の家 1時30分~4時
実行委員長 K(高2) 副実行委員長H(高1)
山本家にAFSでノルウェーからステイ中のマグナスとお友達のチェコからの留学生、豊嶋家にスティ中の中国から2人も参加。インターナショナルなハローウィンです。二人が企画を詰め中です。
2歳から大人までみんなで楽しみましょうね。
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22日(土)「私がラボで学んだ大切な宝物」という演題で日本政策銀行参事役、「デフレの正体」の著者、藻谷浩介さんの講演会を 市長、藻谷さんがお世話になった二人のテューター(お二人とも現役)もいらっしゃって、周南市民館で約150人の参加をいただいて終える事が出来ました。高3までラボ活動をされた。、まさに里帰り講演。開口一番「この建物がまだ残っているんですね」と古い周南市民館小ホールも懐かしげでした。
先週はクローズアップ現代に出演、先週の日曜は山口県周南市須々万で講演会、金曜は東北そしてこの日土曜日 午前中福山でラボの講演会をしてそのまま新幹線で徳山に移動、市民館での講演です。
感想に「とても面白かったです。教育から経済まで、言わば子育てとお金の話、思わず食いついて聞き入ってしまいました」とあったように、今の日本がどういう状況で今後どうなっていくのか、その中で私たちはどう対応していけばいいのか、中高生や主婦にも分りやすくお話して下さいました。
ラボっ子中高生も参加「キャンプの良さやラボの良さがあらためて分りました」(中1)「ラボをやって学んだことが藻谷さんのように役立つのかと思うとラボを続けていてよかったなとおもいました。将来人のために働ける人になりたいとおもいました。」
藻谷さんは、岐陽中学校のころから自転車で県内を回り、その後日本国内の市町村はほとんど自費で周り、今はそれぞれの地域の特性を生かした町おこしを地域の人と共に考えるアドバイザーとして日本中の方に頼りにされています。震災後は政府の復興会議のメンバーとして東北の復興にも尽力されています。
このような活動をされている藻谷さんが、ラボでいろんな人と出会い、周りの人のために今自分は何が出来るかを考えて動く事を学んだ。それが今の自分につながっている、ラボ活動は社会そのものであり、学校では学べない事、体験できない事がある。それが大事だと話してくれました。
また、これからの日本社会、自分だけがゴールを目指す人ではなく、みんなで手をつないでその人がいる事でみんなが速く走れる人であることが大切、ということを今後の人口の動きから説明してくれました。子どもが減っていくので今の教育産業は親と子を脅してやらせようとしているとも。こう説明されると「今の教育産業に違和感は感じていたけど、藻谷さんのお話で納得」(ラボママの感想)。そうは思っても、学校や塾、周りからのプレッシャーで親も子も不安になってしまいますよね。経済も教育もいかにマスコミや周りからの情報に踊らされているか、なんとなく判断するのではなく、疑って自分で判断する力こそが本当の学力、力だと思います。
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10月22日(土)14時30分~16時
周南市民館小ホール
テーマは「私がラボで学んだかけがえのない宝」
藻谷浩介氏略歴
小中高生時代に周南市広林パーティでラボ活動をする。ラボキャンプのシニアを6回。中学2年で国際交流にも参加。
山口県生まれの47歳。東大法学部卒業、日本開発銀行入行、米国コロンビア大学ビジネススクール留学、日本経済研究所出向などを経ながら、2000年頃より地域振興の各分野で精力的に研究・著作・講演を行う。平成合併前3,200市町村の99.9%、海外59ヶ国を概ね私費で訪問し、地域特性を多面的に把握。2010年度より現職。公職多数。近著「デフレの正体」(角川Oneテーマ21)はベストセラーとなった。
中高生も参加OKです。
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