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すみだPのみなさん、ラボ広場ですみだHPを見てくださっている皆様、ご家族でそれぞれのお正月をお迎えのことと。
今年は年末から思わず寒気が日本列島を襲い、私の実家には行かれなくなってしまいました。夏の猛暑を思うと、地球がバランスをとっているのかしら、と思ったりもします。
すみだPは1993年4月に誕生。今年3月でちょうど15年になります。3月16日にはアクティブやないで15周年発表会を行います。
それに先立ち年内に15周年文集を発刊することができました。その巻頭挨拶を年頭の挨拶とさせていただきます。
社会はこの15年で ことに子どもを取り巻く環境は変わりました。この現実の中、個人として、ラボパーティとして、できることには限界があります。その中でこのように続けてこられたのは、ひとえにパーティのラボっ子と親御さんのおかげだと感じています。
これからどのように活動していかれるのか、どのバランスがいいのか、考えていかないといけないな、と思うこの年末年始でした。しかし、子どもたちはラボ活動の中で着実に育っています。この子どもたちの成長の場を大切にしてやりたい、と思っています。
今年もよろしくお願いいたします。
「人は人の中でしか人になれない」
15年、すみだパーティのラボっ子たちは、パーティ活動や全国キャンプ、国際交流の中でいろいろな出会いをし、さまざまな感動を体験し成長してきました。「心」の「教育」が言われますが、ラボの中で育っていく子どもたちを見ていると、「心」は「教育」されるものではなく、大好きな大人や友だち、お兄ちゃんお姉ちゃん、年下の子どもとの「良い関係」の中で「育っていく」ものだと強く感じています。好きな人、気になる人のことだから、そのことばや行動を受け止め影響を受けます。関心のない人のことは受け止めません。好きな人が多く、豊かな関係性をたくさん持っている子ほど受け止めるものは多く、成長していきます。
11月4日には門脇厚司先生が講演の中で、昔の子どもに比べて今の子どもたちがどれくらい人との関係が少ないか、そして人を取り込み、人と良い関係を作る力や社会力が大切かお話してくださいました。私たち大人の社会力の弱さも反省させられました。
15周年に当たり、高校生リーダーと私が決めたテーマは「絆」。子どもたちはパーティ内での出会いから国際交流まで、いろいろなラボ活動の中で人と出会います。しかし、出会っても努力なしにはその関係は続いていきません。関係性 絆は自然にできるものではなく、本人、そしてまわりの努力の賜物だと思います。
子どもたちは、いつも一緒に活動している関係性のある子が書いたことに興味を持ちます。大人にとってもそうだと思います。この文集が、すみだパーティのラボっ子、ご父母、おじいちゃんおばあちゃんにとって、これからのパーティ活動で別のグループの子たちと出会い、関係を作っていくときの、そして、それぞれをより理解し合える助けとなり、みんながより「絆」深めていけたら、と願っています。
1992年にラボのことはほとんど知らないまま、ラボライブラリィのすばらしさに引かれてテュータースクールを受講しましたが、その時、ラボ活動は単なる英語教育ではなく人間教育であり、教育共同体作りだと思い、パーティ活動を始めました。
これからもすみだパーティの中で、大人も子どももより強く、よりたくさんの、良い関係、「絆」を育てる努力を皆さんとご一緒にしていきたい、育んでいきたいと思っています。
最後になりましたが、メッセージを寄せてくださった、事務局、テューター、OBご父母、OB、OGのみなさん、ありがとうございました。山口地区のテューターや中国支部の事務局、そしてすみだパーティにこれまで関わってくださった多くの方、15年間ありがとうございました。そしてこれからもすみだパーティをよろしくお願いいたします。
2007年11月
ラボテューター 角田すみれ
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26日から29日までだったウィンターキャンプ ゆつぼには中1の来年国際交流に参加するKとHとウィンター初参加のYちゃん(小5)と2度目のCちゃん(小4)が参加。
大山には小5のIくんとTくん 小3のF君が参加。湯坪は新山口から山口地区のメンバーが1台のバスに乗っていきますが、大山は広島からで、山口地区からの参加はうちの3名とぶんぶんさんのHP管理人だけだったようです。でもコーチにこーたろーがいて心強かったみたい。雪がなかったのは残念ですが、みんな元気に「たのしかった」と帰ってきました。T君はこれが4回目のキャンプで、回を重ねるごとに楽しさが増しているようです。行く前に「ほんとは行きたくない」と言ってた子も「いって楽しかった!」って。
コーチでがんばったこーたろーは今日、自宅に帰ってきました。
なんとも肝焼きのコーチですが。
大山キャンプの様子は、大統領のHP「らぼいろのたね」で見られます。
OBからも「帰ったよー」と連絡が入り、明日は新年会のようです。
27日には我が家で3月の15周年に向けて高校生ミーティング。内容を相談しました。
全員でするテーマ活動は「エメリアンとたいこ」に決定。いろいろ考えたのですが、全員がいやでなく、しかも新鮮なものを、ということで。
もうひとつキディとおかあさんで「まよなかのだいどころ」
高校生になって、様子を見ていたMちゃんの正式復帰もきまり、高3のMちゃんの進路も決まって、高校生5名での取り組み。
日程的にきついのでよく考えて予定を立てないとね。
年明けたら、本格始動です。
今年一年、お世話になりました。
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今年も残すところ2週間を切りました。
15周年文集がやっとできあがり皆さんのお手元にとどけることができました。
全140ページ。結構読むだけあると思いますが読んでくださいね。
25日はクリスマスでもあり冬至でもあります。冬至とクリスマスの時期が同じことに若い頃から、ちょっと不思議だなと思っていたら、ラボを始めて、キリスト教が広まる過程で、太陽の力が一番弱まる頃、逆に考えると、ここから太陽の力が強まっていくこの時期を大切と考える土着の信仰とのかかわりが有るらしいということをどこかで読みましたが。
クリスチャンの方にとって神聖なクリスマスに浮かれることにどうも躊躇が感じられ、わがパーティは大々的にクリスマスパーティをしたことありません。グループごとに、子どもたちの楽しみ、年忘れ的にやっています。
土曜光グループ。火曜日のキディできたい子も参加。おにいちゃんおねえちゃんがいるだけでうれしくって、もう興奮。
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Tシャツ この日に届きました。前日仕上がってきて、お世話してくれていたOさん、やきもきだったそうです。お世話になりました。これまでの黒のフットプリントもいいんですが、発表で生えないということで今回みんなで選んだ色はこの若草色。絆更新中。「交信」ではなく「更新」すみだP15周年のテーマは「絆」字はこの春卒業するMちゃん。どうでしょうか??
大人と子ども 総勢100名
どれくらい歩くかと歩数計をつけていたら、帰ったときに9400歩。テューターがこんなにごそごそするって、よくないかな???
3歳から小4まで Im a little tea pot とUnder the spread chestnut tree Baa baa black sheep 大きい子がいっぱいで帰ってしまった子もいれば、リハーサルでは泣いていた子も。でも本番はみんな大きなお口で楽しく声が出せていて、すごい!!今、テーマ活動している子も、キディのとき、みんなの前に出るのがいやだった子も。親は自分の子どもが入れないと、つらい。うちの子も入れないタイプでした。でも、子どもって場を重ねることで変わっていく。
楽しくみんなの前に出れるってすごいよね。
田布施「こつばめ チュチュ」Yちゃんがカナダに留学に出て、Sがリーダーとして取り組んだ発表。小1の二人、初めてのテーマ活動発表でしかも主役。この二人をみんなで守り立てようと。伝えたいこと「チュチュのお父さんお母さんの気持ち家族愛」「チュチュの成長」「ラボのように楽しい学校」
ここにいくまで大変でした。何が大変って、取り組み中わかったこと。小5くらいの子どもたちはどうも学校があまり楽しくないようで、学校をイメージすると、小1の楽しい学校にはならない。運動会も楽しい、楽しみって感じではない。
最後の最後で気持ちがそろったかな。子どもが表現するって、正直でうそはできない。英語を言いたい気持ちはこのグループはしっかりあって、みんなの前で言えた事はうれしかったよう。
西村P 日本語韓国語による「ブレーメンの音楽隊」小学生8名での発表、みんな楽しそうでした。韓国語の音が新鮮でおもしろいようでみんな一生懸命見ていました。
「不思議の国のアリス へんてこな仲間たち」
これは見れなかった方、もったいなかった!!一回でおしまいにするには惜しい。西村Pのお母さん、この発表を見てライブラリィのアリスを追加注文されたそう。まさにそれぞれの個性がよく出ていました。全員そろったのは当日午前中の練習だけでしたが。
アリス役のY。小学生のときから一番お気に入りのライブラリィがアリス。彼女のイメージするアリスの動き、そしてことば、見ていただけたでしょうか。さすが、です。小4のSちゃん、影武者の様だったとは見てくれたお父さん。恥ずかしがりだったSちゃんがあんなふうに最初から最後までアリスをやっただけでもすごいのに、日本語も英語もちゃんと聞こえてましたよ。やっている側も楽しそう、見ている側も楽しそうでした。
これはチェシャネコ3人組 端っこ低いところでやっていて、この表情、みんなにはなかなか伝わらなかったかも。二人ともこのチェシャネコの「ニヤニヤ二ヤのゴロニャーゴ」思い入れがあって、ここを見て欲しいと思っていましたよ。舞台でやらしてあげたいねえ。
先月入会して初めてテーマ活動を見たお母さんの感想「物語がわかってないとよくわからないけど、子どもたちが楽しくやりたくてやっているのはわかりました」とのこと。
なぜテーマ活動か。
単に言葉を教え込むのではなく、物語の中で自分で感じ、考え、自分の体と言葉(英語と日本語)で表現する。そうして獲得した言葉は、この発表したときの空気、仲間の顔、そして声として、子どもたちの中に残る。
みんなに手を焼かせた小1のI君。発表した後「あれから、今でも時々Dream come true てやってるんですよ」とお母さん。まさに彼の中に
あのときのみんなの動きと声が残っている。
一人だったらこんなに必死になってCD聞かない。ラボ活動を長いことやってきた子にとっては一人で英語で覚えて素語りするほうがよっぽどたやすい。縦長の仲間だからこそ、幼い子は、上の子を見て、大きい子は小さい子がいるからこそがんばれる。
N君のお母さんがおっしゃるとおり、子供たちは、一緒にがんばってきたいい関係のある他の子を見て、こうなりたいと思う。
人はこうなりたいと夢を持つ、願う、イメージすることで成長していく。(まさにピノッキオ) 子どもにとって、ああなりたいという雛形、目標をもつことが大きな意味を持つ。人は見たことのあることはやってみようと思えるが、見たことのないことはなかなかハードルが高い。
縦長のグループで、物語を英語と日本語で、発表する。テーマ活動は年齢を超えて取り組める器の大きな教育プログラム。
これは2004年3月中国支部国際交流のつどい激励発表ですみだPが「ピノッキオ」を発表したときにこのページに書いたこと。(左の主なテーマ活動のページ参照)このとき小1だったメンバーが今回の発表では今小5。光Gは今回の前は「ヘルガの持参金」その前は「ワフ家」その前は「どろんこハリー」 田布施は前回「トムソーヤ」その前「15少年」その前「春風とぷー」それぞれのグループの成長が感じられます。
発表前 みんなで待つ、こういう時間が楽しい。「 時間」「空間」「仲間」がちゃんとある。
恒例セブンステップス お久しぶりに会った中学生、うれしそう。中3の4人もちゃんと参加。
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光Gのアリス、田布施Gのチュチュ、それぞれの取り組み、一人一人が目標を持ってがんばっています。
ただいまP便りを印刷中。配布物をそろえるのけっこう大変なんです。
お伝えしたいことはたくさんあれど・・・
ちょっと待ってくださいね。
ラボの発表会は「ラボっ子の、ラボっ子による、ラボっ子のための祭り」もちよりおやつも発表も楽しみ
昨日四国川之江で、今日広島で門脇先生の講演会が行われました。おすすめ新着 kumagorouさんのHPでその内容が上手に報告されています。私ができなかったところ、是非読んでみてくださいね。
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なかなか書けなくていますが元気です。15周年文集を作っていて、その最終チェックに追われています。早ければ今月中にできるかな。楽しみにしていてくださいね。
いろいろお伝えしたいことはあるのですが。
火曜日 中国支部テューター研修で「ウッレと冬の森」を山口地区のテューターで発表しました。昨日プレイルームでお話しすると、「テューターもテーマ活動するんですか?」といわれましたが、テューターもするんですよ。英語のみで。他地区のテューターの前で発表するって一番緊張かも。みんな忙しい中、3回の取り組みですから、かなり強行軍なのですが。で、私は今回とっても悔しいのです。私のナレーションのところ、完璧に言えるよう、 何度も何度も口の中で言って、何度も覚えたのを書いて、いえるようにしたのに、みんなと一緒に動くとすらすら出てこなかった。イメージが途切れてしまう。
字面、ことばだけを覚えようとしても覚えられないもので、いかにみんなでセンテンスごと細かく共通のイメージがあるか、動きとことばがリンクしていて、語りから動けて、動きから語れるか。語りが気持ちよく語れて、表現するみんなが気持ちよく表現できる、動けるか。
25日 アリスとチュチュの発表。あさって17日が最後の練習で後は当日の午前中。子どもたちは大人の私たちとは違って、きっちり言うときは飛ばずに語れるからすごいものです。ついでに高校生の覚えられる量のすごさ。さすがです。
グループの構成もキャラクターもぜんぜん違う田布施と光。どちらも楽しみ。西村Pは小学生のみで日本語と韓国語の「ブレーメンの音楽隊」です。これもたいしたものですね。
門脇先生講演会の感想、皆さん門脇先生ご自身の人間性が伝わってきたことが良かった、自分たちに社会力がないことに気づかされたなど、本当はもっとゆっくり皆さんと話したいのですが。
15周年文集を作っていて、まさに先生のお話と重なるところが多く、ラボの中で、すみだPのラボっ子たちがキャンプやパーティ活動の中で社会力をつけてきていることがでているなあ、と。
プレイルームでワフ家人形を作りました。おうちでこの人形を動かしながら、CDにあわせてお母さんやお兄ちゃんおねえちゃんとワフ家ごっこをしているそうです。ワフ家は2,3歳児にとって、誰が何を言っているか、何をしているのかわからないとぜんぜんですが、こうやって人形があると、素直にそのままお話の世界に入っていけますね。ピクニックに行って見てピクニックってこんなのね、刷毛で塗ってみて、ペンキ塗りってこうやるのね、っておもしろくなります。でもやっぱり一番人気はご飯を食べたりお茶会でおやつを食べたりする場面かな。
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4日(日)午前中 光市地域づくり支援センター
光市教育委員会の後援をいただいて開催。
参加者80名 文化の日関連の行事、スポ小の試合など、行事が多く、参加したくても都合のつかない方も多かったのですが、おじいちゃんおばあちゃん お父さんの参加もあって、会場いっぱい。
12時終了で先生を13時30分発の電車に間に合うように昼食のこともあるので15分には送り出さねばと、終了後ゆっくりできなかったのはちょっと残念でしたが。
準備から片付けまで、私が言わなくてもみなさんが協力してくださって、全部片付けて30分には会場を出られたって、すごい!!終わってみたら私の車の後ろに積むべき荷物がちゃんとおいてありました。
OBのお母さんにチラシを頼んだら快く紹介してくださったり、うちのパーティのお母さん方が、学校の先生やお知り合いに声をかけてくださったり、人を誘う、声をかけるって結構大変なことだと思うのですが、皆さん、協力して下さって、本当にありがたく感じています。
「大人になったピーターパン」がんばって読んでみます、と、昨日のラボで新たにお二人お求めになられました。
地域社会が機能していたとき、子どもたちの周りにあった関係性と1960年以降の子どもを取り巻く関係性の量の違い、これを明確に示されると改めて皆さんびっくり。
ヨーヨーさんのHPに内容感想が載っているのでそちらも見てください。皆さんの感想も紹介したいのですが、続きはまた。感想 掲示板に寄せていただけるとうれしいです。
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キディさん 今日は松ぼっくりと木切れでトロル人形を作りました。
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プレイルーム ただいまワフ家に取り組み中。きょうは柳井ウェルネスパークに「みんなでピクニック」
遊具のあるところではなく、上のおやまのあたりで。
バッタにちょうちょう、空飛ぶ飛行機、とんび、白い雲、遠くには海。かえりにみーちゃんが「おにごっこしたね。かくれんぼしたね」と、ことばにしていました。今日のことを思い出しながら「火曜日みんなでピクニック」を聞いてくれるとうれしいな。
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