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この時期は、3月の“素がたりの集い”に向けて個々で取り組むひとときにしています。でも、いろいろな事情で、一人ひとりでやるという訳にはいかず、グループで取り組む所もあります。
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天候の都合で延ばし延ばしになった“餅つきの集い”がやっとできました。
2日も延ばしたけれど、晴天の中、和気あいあいとそれぞれの交流があったようです。
デジカメを忘れてしまったので、S原さんにお願いして、撮ってもらいました。
アップしたいと思っているので、しばらくお待ちください。
おなかも満たされて、子どもたちは護国神社に遊びに行きました。
家の主である主人の母がいてくれたので、片づけはお母さん方におまかせして、私も一緒に行きました。
バディを組ませて、2組に分かれて、コース別に神社の奥まで行きました。何も準備していなかったので、“花いちもんめ”と“けいどろ”をやりました。100mX30m位の広さの中での“けいどろ”は、小1はおろか、年少組にも追っかけられてしまいました。(明日の午前中のプレイルーム〈自転車30分こいで行く〉に支障が出ないようにしなきゃ…!)っていう思いと、(まだまだ、君たちには負けませんよ!)っていう思いが頭の中でぐるぐるしています。そんな中、ついこの間まで、お母さんとプレイルームラボをやっていたk太郎や、K人に追っかけられ、最後まで逃げ切れないもどかしさと悔しさをを感じてしまいました。
すべて片づけ終わってからの帰り、家を借りた主人の母から、
「お母さん方には、こういう場が必要ね。用事で、お母さん方が話していらっしゃる横を通った時、情報交換しあっていらして、そう思ったわ。いい日になってよかったわね。」
と言ってもらえました。
嫁(?)として、お姑さん(姉妹見たいとよく言われたりもするけれど…、一応、立場は)から自分のやってることを分かってもらえた気がして、ラボやって18年目、(じ~ん)とした私でした。
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2月に予定していた“餅つきの集い”、天気が悪くて、延期延期で、今日も空を見ながら(あすこそ、天気になあれ!)と祈っています。
とはいえ、“餅つき〝のメールやりとりをしながら、昨日は、静岡市民文化会館・静岡市清水文化センター主催の《演劇カタログ2011》に出かけてきました。静岡市で活動している6演劇団体が、3日間で、15公演します。チケットは通しで前売り1500円、当日、1800円。私は、前日買って、“餅つき”以外の時に行こうと思っていました。
時代の流れをここでも感じてきた私です。
今、ラボは、創立45周年を各地域で、地域に根差した形で行おうとしています。
ここ静岡地域でも“わくわくこども広場”の開催に向けて、静岡と藤枝のテューターが他団体とのコラボレーションをしたいと動きだしています。
昨日の“演劇2011”は、そういう観点からも、とても、参考になりました。
今日も、寒い中、出かけてきま~す!
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私は、月1回の頻度で、静岡市中央子育て支援センターの子育て相談員の仕事をしています。子育て相談員というカッコいい名前はさておき、そこのサロン(自由に来て、親子で過ごす施設)に常時いる職員のことです。
常時いない私は、それこそ、必死で、月1回のその日を過ごすのですが、月1回だからこそ、見えてくる事もあるのです。
ラボのテューターがどうしてそこへ?何で、月1回?という話は、またの機会にして、それこそ、ラボのお母さん方とはまた違う、いろんな親子を見ることで私は、異文化もありだと心から思える機会となりました。戸惑いつつも、この仕事を5年間勤めてきました。
その仕事の2月分が今日でした。
そして、今日1日を振り返ってみて私の心に残ったことと言えば…。Aちゃんとママのことでしょうか。
この親子、私が月1で勤務しているのにも関わらず、必ず出会う親子なのです。実は、Aちゃんママは、高校の音楽の先生。私が勤務するのは、土曜日か日曜日。Aちゃんママのお休みの日なのです。育児休暇を終えてからは、保育園に預けられるAちゃんにとって、ママとずっと一緒に過ごせるひとときは土曜日か日曜日しかないのです。
今日もママは、Aちゃんを歩いて支援センターまで連れてきました。2歳に満たないAちゃんをです。たっぷりな時間を使って歩く目的である支援センターは、Aちゃんにとってがんばる目的地でした。その時間も、11時のお遊びの会が始まるのにぴったりの時間。
でも、0才からずっとそれをやってきたAちゃんは、ママの思いとは別にやりたいことをどんどんやりに行きます。
ひとしきり遊ぶと、お昼ごはんに間に合うように今度はバスで帰ります。帰りたがらないAちゃんも、バスと聞くとおとなしく靴をはきました。
お母さんのこのペースは支援センターデビュー当時から変わりません。でも、いつか来なくなる日が来るのです。
けれど、支援センターはあり続けます。必要としている親子がいるから…。
こんなこと書くつもりはなかったんですが、ラボっ子といっぱいであって、別れもいっぱいあって、の私の心の中なのかもしれません。
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酒井Pは、1月~3月は知っているお話を増やす期間として捉えています。グループによっては、毎週、お話がかわっていきます。また、中高大生フェスティバル(支部の中高大生テーマ活動発表会)に向けて、そこで発表されるお話を前もって聞いておくことで、少し大きい子は自分の幅を広げるチャンスでもあります。
さて、今日、何となく、テーマにした《私の考える“ママ力!”》について話をすすめてみます。
ラボは、普通のお稽古事ではないことをラボママたちは分かっています。というか、普通のママじゃないから、ラボを選んだと私は思っています。ラボの特徴、
1、物語をそばに置く(豊かさ)
2、自然の中で心を育くむ
3、自分の思いをつぶやいてみる‐‐‐コミニュケーション力の育成
4.日本各地で、プチ親離れ(自立へのプロセス)の合宿&キャンプ⇒国際交流
の中のどれかに心引き寄せられた方々なのですから…。
そういう“ラボ”の中での“ママ力!”とは…。
基本、【ラボを手掛かりに自分の子どもを育てる】ということでしょうか・・・。子育ての基本は、やはり、親子のコミニュケーション。いっぱい子どもと関わることだと思います。そういうことのために、“ラボ”を活用していただければ、本望です。
その1つが、“素がたりの集い”です。
“何かを選び、それを表現する”このプロセスには本人の気持ちはもちろんですが、たくさんの支えが必要です。それを実現していくためにはいろいろ障害もあるかもしれません。そこで、お母さんの“ママ力!”が発揮されるのです。
酒井パーティのお母さん方にエールを送り、“素がたりの集い”に向けて頑張ってほしいと思っている私でした。
次は、事例をお話したいと思います。
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昨日、今年初の父母会を行いました。
出席者9名、お一人ずつに、☼・☁・☂のカードの中から今の気持ちを選んでその理由を話していただきました。
びっくりしたのは、全員、それぞれのお子さんとのことでカードの種類が、決定づけられていたであろう(私の推測もあるので…)ということ。最近の子どもたちの様子もわかり、大事な時間でした。
私は、というと、周(3番目の息子)を学校へ送り出し、心は、天気が良くて、“☼”。美味しいお汁粉をご父母に用意できて“☼”。主人の実家を会場にできて“☼”(静かで、のんびりしていて大好きなところだから)。と、高校生になった息子のことが、あまり影響していないことに、ステージの違いを感じました。
でも、あらためて、父母会の大切さを感じた私でした。
今回は、年間行事のことがあったので、それぞれ、抱えていらっしゃることについて深くお聞きすることができませんでした。でも、それぞれが、現実の中で、一生懸命、今を生きていらっしゃるのを垣間見ることができて、心の中で、エールを送った私でした。
もう1つ、私が(いいな…)って思ったこと。
帰り際、S原さん(子どもは3月まで休会中)が、
「ここでラボして下さるなら、すぐ復帰出来るんですけど…。お母さんにお願いしてみて下さい。」
すると、M嶋さん、
「ここはいいけど、障子が…。」
「Kちゃんは、安東でやってもらって…。」
「そうだね、K太は安東だよね。」
この後みなさん 爆笑でした。
確か、昨年の夏ごろの父母会以来なのに、たった2時間のうちにお二人の距離は、元通り。いえ、お母様方のラボ歴も考えると、少し前とは違うような気がしました。
そんなこんなで、いらした方々にはお話させてもらいましたが、なるべく、月一回の父母会を計画し、お一人でも来ていただけたらそのお母さんとお話していきたいと思っています。
実は、月曜プレイルームGは、ここ二週間、S太君親子だけのラボでした。なのに、45分間のラボの後、ランチタイムが1時間45分。次の公文の先生がいらっしゃるまで、生き方、老後、嫁しゅとめの関係、息子との距離などなど、まったりした時間の中で話は尽きないって感じでした。
とはいえ、水曜日ラボを立ち上げること、考えないとなって思った私でした。
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やっぱり書き留めておきたいなって思ったので、…。
昨日の幼児Gの後の小学生Gでの出来事。
この日は、『ジョン万次郎~1~』を動く日。 このグループは、20名の大所帯であり、全員が初めて動くことになるので、ちょっと提案した。「初めは5人しか出てこないから、5人ずつのグループを作り、4組に分かれて動いてはどう?」と…。
さっそく、ジョン万、伝蔵親方、重助、寅右衛門、五右衛門の5人の役決めをした。いつもはごちゃまぜで何も言わないで始めるけれど、この日はグループ毎に分かれて、特にジョン万と伝蔵親方はCDを聞いているだけで分かると思ったので、この2人はしっかりと役決めをしてもらおうとしたら、いつの間にか全員決まっていた。
初めて動くのに、何だろうこのみなぎるやる気は…。
裕隼(リーダー) Are you ready?
みんな Yes!
~~~~CD~~~~~
最初の頃、万次郎が初めて外海の漁に出てアジの群れを見つけ、大漁をよろこんでいると嵐がやってきて、瞬く間に5人はながされてしまった。
島にたどり着く。
そこでの5カ月の生活。
船を見つけて助けられる。ここからは、ホイットフィールド船長にS介になってもらう。船員、そして、クジラになりたい子はそっちに代わってもらい、そのまま続ける。
クジラを取る場面では、みんな楽しそうに大暴れ!
テューター 「もう、クジラは捕まえられたよ!」
そう言うと、みんなはクジラの解体に移動。だれかが、
「肉を海に捨ててしまうなんてもったいな~い!」
そう叫んだ。
言葉はわからないけれど、この船がクジラを捕ろうとする現場を目の当たりにし、万次郎はいつの間にか手伝っていた。
テューター 「そこ!ボケッとしてないで、動きなさい!」
立ち止まって動かないY隼に叫ぶ。
こんなふうにして、初めての『ジョン万次郎~1~』をCDで通した。
Y隼 動いてみた感想を言って!
T尋 E実やK子やNっち!入り込みすぎ!!(3人を見て、笑いながら…)
E実&K子&N月 だってそんな気持ちになっちゃうんだもん!
H孝 伝蔵のせりふ、しっかり言いたい。
A音 家で聞くより、動いた方がしっかり感じられた。
M紀 動いたらよくわかった。
E実 家で聞いて想像してたのと違う所があった。
テューター それは、どんなとこ?
E実 魚を捕る所とか…。
Y希 動くとよくわかった。
N人 よくわかんない。
H俊 クジラ捕り、おもしろかった。
S郎 楽しかった。
A紀 ・・・・・
そんなふうに感想をいいあっていると、突然、A音が、
「さっき、Y隼、話しに入ってたでしょ?」
「そうそう!Y隼、固まって、動かなくなるから。」(S介)
そう言って、笑ってる。
「ジョン万って、初めて聞いたんだけど、以外におもしろいから、つい、入ってしまった。」(Y隼)
CDで動いている時、動かないY隼に気づいた私は、動くよう促してしまった。だが、いつもの私なら、「動きたくない子はCD聞くだけでもいいよ。」と言っているのに、…。
私が気づいてやれなかった、Y隼がお話に入り込んでいることを、A音とS介が気づいてくれていたからこそ、Y隼は、さっきの言葉を口にした。
A音とS介、ありがとう!
私が気づけなかった所で、T尋やA音やS介が見つけてくれた、〝お話に入り込む”姿を見つけることができてよかった…。
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金曜日は、3コマのラボ日で、いつもながら気合が入ります。でも、一番乗りのラボっ子が来たとたん、私の中にスイッチが入り、後は(あっ…)という間です。
その(あっ…)という間の今日のトピックスは、〖お話の中に入り込む〗です。
一番小さい3才のS紀ちゃん、今『ももたろう』が新刊の中ではお気に入り。新年スタートに当たり、このグループは、S紀ちゃんお気に入りの『ももたろう』から始めました。今日は、二回目。
K太(リーダー) 「もも太郎がやりたい人!」
みんな ・・・・・・・・。
K太が、じいさんやばあさんの役をする人がいないか聞くけれど、なかなか手が上がらない。
テューター 「えっ!?いいの?じゃあ、私やる!」
Y太郎、S紀、T智のママは、それぞれ、聞いて自分で言うようにしむけています。
Y太郎 「さる。」
S紀 「キジ。」
T智 「やんない!」
小学生の子たちは、この三人がやりたい役をとったあと、足りない所にまわってくれます。
~~~~~CD~~~~~~~
ばあさんのО羽は、まだ入会二カ月なので「お手伝いしようか?」とM紀。一緒に川でお洗濯。向こうの方(山)で木を切っているじいさんのY希以外は、いつの間にか川になっている。桃のK子とT尋は二人手をつないで(どんぶりこんぶり、すっこんごう rumblyーtumbly,ripply-roar)と流れて来る。ばあさんは、それをひろってたべてみた。
私も、川になって二人が食べるのを見ている。
ばあさんは言う、「こりぁ、うまい。もひとつながれい、じいさんにやろう。」と…。
そして、K子とT尋がもう一度川上からやってきて(もも太郎の私はいきなりその中に…)、…。
桃は、戸だなの中にいれられた。じいさんが帰ってきて、二人で食べようとすると、桃がひとりでにぽかっとわれて、ももたろうが生まれてきた。
それからのもも太郎、じいさんとばあさんがごちそうを食べさせてくれないから、一人でどんどん食べる。
次の場面は、私の大好きなところ。村の子どもが、さそっても山へ行こうとしないもも太郎。それでも、やるときはしっかりやって、鬼を退治して結果を出す。このもも太郎に、憧れてしまい、子どもたちがやらないといったらちゃっかりやらしてもらっている私。楽しすぎて、自分の役になりきってしまい、こうして、思いだそうとしても思いでせないところがいっぱい。
一番お話に入り込んでいたのは、…私?
いえいえ、S紀ちゃんのキジはなかなかでした。キジになって、もも太郎の後だけじゃなく、いろいろなところに行っていました。キジで、私や小学生ラボっ子に関わりを持とうとしていました。サルのY太郎もそうでした。そんな二人のなり切れるかわいさをみて、小学生ラボっ子は、思わず、笑顔がこぼれていました。
それをみて、「あなたたちにも、こんなかわいさがあったのよ。」と思った私でした。
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いつものように、Kを乗せて鎌田ラボに向かいます。突然、
「しかられてもいいと思ったんだよね。」
とつぶやくK。一瞬、私は(えっ?!)と、Kに聞き返します。
「だれがしかられてもいいと思ったの?」と…。
「じいとばあだよ。もっこふんどしかぶせたから…。」
車の中で、私がかけていたCDに、乗ってすぐ反応して、あの言葉をつぶやいたのでした。
私は、Kの感性に感動してしまいました。
そして、パーティ活動を終えて、みんなに『かさじぞう』を動いた後の感想を聞いていた時、話しの流れでKとの車の中でのはなしをしました。すると、S弥が、
「おれだって、たくさん聞いてるよ。じいが言った〝Over here"は、『ジョン万』でも言ってるよ。」
と言うのです。私は、すぐに2冊の本を開いてみました。
(じいとばあは、しかられてもいいとおもって、顔をだしてさけびました。)の後に、〝おらたちのいえはここだ。ここだ。our house is here.over here.”そう叫んでいます。
『ジョン万』は、(Hey,over here!Help!we're over here!おーい!こっちだー、こっちにこーい!)と言っています。
この2つの出来事で、今日の日がどんなに心満たされたことか…。
子どもたちは、一つひとつ節目とまっすぐに向き合って、前に進んでいくんだと再確認出来た一日でした。
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今日のプレイルームは、3組中2組がお休み。
今日は、S太君だけのラボでした。
♪good morning ♪hi! ♪hello! ♪Peter's hammer
など、いつもの曲からスタート。そして、♪rain、rain、go to spain!のお天気サイコロを唱えたら、「れんれん・・・。」と確かに声が聞こえたのです!私は、お母さんと顔を見合わせました。
3才までの耳は黄金の耳というけれど、ちょっとした驚きでした。お母さんも初めて聞いたとのこと。
いつものにぎやかさはなかったけれど、満たされた一日でした。
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