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プレイルームのMちゃんの最近のおうちでのSongbirdsの楽しみ方は、鶴の恩返しヴァージョン(?!)
CDデッキの前に鉄琴、カスタネット、リコーダーを用意して座るのだそうです。
この時、お部屋にはつうのようにMちゃんひとりでないとダメ。
ママは与ひょうの様にこっそり覗く・・・・
Parade of Coloursには鉄琴で、All Aroud the Kitchenにはリコーダーで伴奏をつけるそうです。
CDを4枚聞くというので驚きです。
今、歌を聞くこと、口ずさむことがとても楽しいのでしょうね。
パーティでも初めての曲でも口ずさむのですから私も驚きです。
Kちゃんは家で1歳の妹のTちゃんを相手にテューターをやっているようです。
朝はSkinnamarinkのメロディで「I love you♪」とTちゃんにご挨拶。
お風呂でもSongbirdsをうたってあげているようです。
お陰で、Tちゃんは、Helloに合わせて万歳したり、ABCの歌に身体を左右に揺らしたり!
Kちゃんテューターの力量はすごい!
そうそう、最近のお気に入りは、The Flying Pig!
短い歌なので、リピートにして何度も聞いてるそうです。
今日のパーティでは、リクエストにお答えし、風船PIGで楽しみました。
Yちゃんはすずめのお宿ヴァージョンと言えるかな。
宝のつづらのように、ラボグッズの入ったリュックを毎週背負ってきます。
中に入っているのはHumpty Dumptyやお天気さいころ、Fruits Songのカード、Ba Ba Black Sheepの手作りミニ絵本などパーティで導入で使ったもの。
パパにも見せない大事!だそうです。
Peanuts Butter and Jelly の足をそろえて横に進むところがとても上手です。
家で、フローリングの方がキュッキュッできるとか、靴下を履いたほうがいいとか、ダンスの研究もしているそうです。
お気に入りの1曲ですね!
Hくんは、もしもしかめよヴァージョンかな?
元気いっぱい、身軽なH君。
1番のりで来た時、ママの背中にふざけてくっついて離れませんでした。
Slowly、Slowly♪とWalk Turtleを歌うと、H君がかめの甲羅になってママがハイハイ歩き。
Songbirdsの世界に一瞬にして入って行けます。
そのまま、CDの次に入っているHop Rabittへ。
かけっこも、ジャンプも得意なH君は、元気にHopです。
夜寝るときには、絵本を何冊も読んでもらって寝るそうです。
リクエストに応えていると、目がさえてきてしまうこともあるとか。
そんな時は「おやすみなさい おつきさま」だよね。
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C.Wニコルさんの書き下ろした「日時計」が大好きです。
このお話しは実話で、ヴァーノン・ロウは、日本を愛した陶芸家バーナード・リーチだそうです。
彼とひとりの日本人の交流の証が、4枚のタイル・陶板でできた台座を持つ日時計だったのです。
ラボッ子達にはたくさんのライブラリーに触れてほしいと常々思っています。
パーティで取り組まないお話しももちろん出てきます。
そんなお話しのひとつ「日時計」を味わうきっかけ作りになればという思いから、陶板の絵付けをしました。
はがき大の小さな陶板ですが、自分の好きなライブラリーの絵を描きました。
思い思い、自由に、案外すいすいと手が動きます。
私も、1枚描きました!
焼いた時に、色が微妙に違ってくるそうです。
今日お休みした子が後日描きあげ、全員分揃ったら窯で焼いてもらいます。
はてさてどんなふうになりますか。
今日のおやつは、老人とロウ氏が楽しんだショートブレッド。
こちらも、オーブンで焼く前に皆で模様をつけました。
男の子達はフォークで模様をつけているとエスカレートし、ボチボチの穴だらけになりました。
ミルクティをいれ、しばし、ブリティッシュ・ティータイム。
でも、実際は、そんなにカッコ良くなかったなぁ・・・・
ミルクと紅茶を左右から一緒にカップに入れようとしたのだけど、こぼしたりして・・・・。
とほほのほ。
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全国ライブラリー委員会が西新宿のラボセンターでありました。
今年で2年目、委員会がどう動いているかが分かるようになって来ました。(遅い?!)
ライブラリー録音立会いなどのチャンスを頂いたり、各支部代表からのライブラリーに関する事例報告、次期ライブラリーへの研究活動などを通じ、ライブラリーの質の高さや、ライブラリーがラボッ子の成長のためになくてはならないものだということを実感してきました。
留守中のことをバタバタと段取りし、フーハー言いながらの2日間の出張です。
会議を終え夜の十時半に帰宅し、翌日は地区研・・・・強健リジータにもハードな日々ですが、でも、大きな勉強をさせてもらっているのだと思います。
自分にとっても、ラボッ子達にとってもプラスになると思えるこの頃です。
また、先輩テューターの方々もこうしたやってこられたということ、今のラボを創るために頑張ってこられたことを忘れられないと思います。
それにしても、突然ですが、「寿限無」乞うご期待ですよ!
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明日、全国ライブラリー委員会があります。
私の住んでいるところからは、会議開始時間に間に合わないので前泊です。
そのお陰で、遅まきながら初めて寄席に行ってきました
末広亭での寄席、夜の部途中からの入場です。
道路に面したところに、小さなチケット売りの窓口があります。
そのすぐ隣でもぎり、そして2,3歩先の戸(ドアという感じではないのです。)を開けるとそこは寄席の世界。
もっと格式張ったところかと思っていましたが、とても庶民的な感じがしました。
まさしく八つぁん、熊さんのいる世界という感じです。
建物自体もノスタルジーを感じるほど古く、中央に椅子席、両脇は桟敷になっています。
夜の部は、5時から9時までで、落語の間に手品や漫談が入ります。演目と演目の間は入退場OKなのだそうです。
膝のところに見台という小さな机を置き、小拍子で机を叩く上方落語と、膝の前に何も置かない東京の落語を聞くことができました。
小拍子での見台の叩きかた、手ぬぐいや扇子の使いかた、着物の袂の扱い方、何から何まで興味深いものでした。
噺家の豊かな表情、間の取り方、終わる時の潔さも印象的でした。
夏の新刊ライブラリーに、落語「寿限無」が入ります。
ラボッ子達と、落語の世界を楽しみたいと思います。
新たな世界との出会いです。
末広亭報告も、その時にしたいなと思っています。
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支部のものがたり研究会がありました。
今年の研究テーマが決まりました。
ひとつは、昨年から引き続き「聞耳草紙・佐々木喜善著」の研究です。
これは、佐々木氏が集めた東北の昔話集です。
東北は、昔話を子どもに手渡さず、大人がいつまでも楽しんでいた土地だそうです。
ラボ・ライブラリーにもなっている「ききみみずきん」や「ふるやのもり」もこのなかにはいっています。
(「聞耳草紙」とはききみみずきんのお話しです。)
落語などの、文字以前の基礎になっているものも多いそうです。
すっかり「私のお話し」になったものに新八(シンパ)と五平(ゴヘイ)があります。
こんなお話しです。
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あるところに新八と五平という飲み友達がいた。
樽酒を買ってきて、この酒を名指しで飲むことにしようと、新八が提案する。
シンパって言ったら新八(シンパ)が飲む、ゴヘイといったら五平が飲むと。
樽からお酒を注ぐと、お酒はシンパ、シンパという音をたて出てきた。
いつまでもシンパ、シンパというので、新八はお酒をほとんど飲んでしまう。
樽のお酒が残り少なくなると、ゴヘッ、ゴヘッと音を立てたので、やっと、五平はお酒にありつけたそうな。でも盃の半分くらいだったそう・・・・
おしまい!
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私と同じ苗字の人が佐々木氏に語って聞かせたお話しだそうです。
笑いのツボが同じご先祖かな?!
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今日もすごい雪!
この大雪、もういいです!要りません。
今日のプレイルームでは、替え歌でSnow Snow go to♪と歌うつもりでした。
でもSnowと韻を踏む国はないかな、Spainでいいことにする・・・?などと開始直前まで考えていました。
すると・・・・プレイルームさん、雪はいやじゃないんだって。
雪好き?の質問に手ををまっすぐあげて「好き!」と。
それで、替え歌構想は吹っ飛びました。
雨が降ると雪が解けるから、やはり、Rain Rain Go to Spain,でないといけないんですね。
自分で描いたり、色を塗ったりしたお天気さいころで遊びました。
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今日の幼児~小学生グループで「大草原の小さな家」のおやつを作りました。
雪の上に煮詰めた糖蜜を流し、固めるというものです。
午前中は久しぶりにお日さまが顔を出していましたが、午後からは突然冬将軍が登場!
好都合のお天気でした。
ローラの時代のようなきれいな雪ではなくなっているでしょうから、クッキングシートを雪の上に敷きました。
ブラウンシュガー、メープルシロップ、水を混ぜたものを煮詰めます。
この段階で、「いいにおい~」とラボッ子達。
蜜を雪の上のシートにスプーンで流します。
ここでぺろりとスプーンをなめるのは禁物。
やけどをしてしまいます。
蜜を一箇所にまとめてたらす子もいれば、長く引いて線を描く子もいます。
冷たい雪の上なので、急速に蜜が冷え固まります。
いろんな形になり、皆で歓声を上げっぱなしでした。
ささやかな量でしたが、ローラの世界に近づけたらいいな~
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ラボに全く関係の無い日記です・・・・
でも、誰かに話したくてしょうがないのです・・・・
『ねえねえねえ、冬のソナタ駅弁って知ってる~?』
ライブラリーの録音見学に行った時に、帰りの新幹線で駅弁を買いました。
その名は、冬のソナタ弁当!
中にお品書きが入っています。マフラーの形です。
それを開くと写真付きでお弁当の中身の説明が。
ここまで読んで下さった方、何が入っていたか少しは知りたいでしょう?
左上から右へ番号順にまいりま~す!
1、キムチ入り餃子
2、海鮮チャプチェ(海鮮春雨炒め)
3、八穀米ご飯
4、トッポキ(韓国餅の辛味炒め)
5、キンパプ(韓国風海苔巻き)
6、ナムル
7、黒米ご飯
8、プルコギ(韓国風焼肉)
9、チヂミ
そして、思わず隣で寝ていたおじさんを起こして教えたくなったことがあったのです!!!
ナムルの上には、1cm位の雪だるまの形の白いかまぼこが2つ!
プルコギには、星型のパイナップル(ポラリスね!)がのっかっています。
讃えるべきはこのノリ!
完璧さ!というのかな。
笑いをこらえながら頂きました。
美味でございました。
量も十分でした。
でも、写真に撮る私のノリはなんじゃらほい?
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隣町にある全校生徒42人の小学校に、ブックトークと読みきかせに行ってきました。
私は6年担当だったのですが、なんと同じ地区のHパーティのラボママが担任の先生でした。
なんとな~く、ほっ!
ということで、一番最初に読んだのは、だじゃれ動物園!
(文・中川ひろたか 絵・高畠純)
生真面目そうな先生だったら浮きそう、止めよう・・・と思っていましたが、その心配は消えました。
お近づきのしるしという意味でGO!(^_^)v
パーティの中高生にも、大うけした本ですが、今日の皆さんもゲラゲラ笑ってくれました。
再び、ほっ!!
さて、中学進学ということで本を通して6年生に伝えたいメッセージは、未来、出会い、自分ということでした。
それらをテーマに本を選びました。
はじめに村上龍の「13歳のハローワーク」を紹介。
膨大な数の職業の説明が載っています。
私が読んでいても、この仕事やりたい!と思うものがたくさんあります。
そして、またいいのが、「何もなりたいものがなかった君へ」というページがあるところですよね。
でも驚いたことに、今日の6年生、将来なりたいものが決まってる人が半数以上いました。
素晴らしいですね。
他にも何冊か紹介し少々リラックスをと思い、わらべ歌の『おちゃらかほい』をすることにしました。
半数以上が知らない・・・・
先生も知らない・・・・・
再び、驚き。
大人が残そうと思わなければ無くなってしまうのでしょうね。
ふとラボッ子たちの顔が浮かび、ナーサリーライムと日本のわらべ歌、両方楽しめる子になってほしいと思いました。
背筋がぴんと伸びた気がしました。
終了後、校長室でお茶をご馳走になりましたが、この学校では毎朝30分の読書の時間があるそうです。
さっきまでけんかして泣いていた子も、鼻水すすりながら(?!)読書モードに移れる程、読書の時間が定着しているそうです。
そのお陰か、県の感想文コンクールに3人も入選したそうです。
42人中の3人、すごい確率ですね~
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新刊ライブラリーの録音が今日から始まり、ライブラリー委員として見学させていただきました。
恵比寿のスタジオには、いくつもの大きなスピーカー、普段目にするものの何倍もあるミキサー、コンピュターのディスプレイもあります。
奥にガラス張りの録音用の小部屋があります。
演出家の小山雄二氏はだいぶ前にいらしていたようです。
「はなのすきなうし」の日本語吹き込みはニ木てるみさんです。
張りのあるお声は、牧場のさわやかな風のようによく通ります。
速度、言い回し、リップノイズ、想い、イントネーション、鼻濁音、実に細やかなところに気を配られ録音が進みました。
見学している私も、緊張してしまう雰囲気です。
『いつも ひとり くさのうえにすわって、はなのにおいをかいでいるのがすき』なフェルジナンドのニュアンスを出せるのは、二木さんしかいないと白羽の矢が立ったそうです。
お母さんのセリフも、くまんばちが刺すシーンも、闘牛場にフェルジナンドがでてきたところも、どこもとても素敵でした。
ニ木さんはある大学の幼児教育科の学生に自己表現を教えていらっしゃるそうです。
あまりにたくさんの情報の中で生きているからか、イメージすること、表現することが苦手な学生が多いそうです。
言葉の大切さを伝えながら、イメージし表現することのお手伝いがしたいとおっしゃっていました。
ラボライブラリーにぴったりの方だと思いました。
続いての英語の録音は、Katie Adlerさんです。
にこやかで明るく優しい声の方です。
英日のイメージが隔たることが無いようにと、ニ木さんの日本語を聞いていただいてから英語の収録でした。
ご自分もお話を楽しんでいらっしゃる様子で、自然に身振り・手振りが出てきていました。
表情もとても豊かです。
音だけの収録というのがもったいなく感じるほどでした。
ラボ・ライブラリーはラボッ子の心に一生住み続けるものです。
大人になってもあのナレーション、このセリフが口をついて出てきます。
今日の録音見学、そうなる理由をしっかりと見た気がします。
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