|
「ハチドリのひとしずく」というお話をご存じですか?
南米アンデス地方の民話だそうです。
短いのでそのままご紹介します。
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
出典:「 ハチドリのひとしずく 」 辻 信一監修 光文社刊 2005年
結局はなんにもならないかもしれない。
それでも自分の信じたことをやり続けることが
自分の人生を生きることなのかなと思いました。
|
|
|
「週に1回、ラボノート書く時間を取ってね。」
という私の頼みに、
「絵とか工作は好きなんだけど、新聞いっぱいに描いたりして・・・
ノートに収まりきらないんだよね。」
おおおおおおおお!!!!!!!!
ノートなんかに収まりきらないその創作意欲!!!
そうだよね。ノートじゃ小さいよね。工作にも使えないし。
「そういうのでいいから見せてね。」
としか言えなかった私なのでした。
|
|
|
ラボっ子たちの体調不良のためしばらくお休みしていたプレイルーム・・・
やっと復活です!!
今日はソングバードで楽しんだあと、今年の目標を出し合いました。
りっくんの目標は、ウルトラマンがんばること!だって。
りっくんももうすぐ幼稚園!
歌の途中にあこちゃんの手を自分からそっとつないでくれた姿にお兄さんらしい頼もしさを感じました☆
ウルトラマンみたいに強く優しく育ってほしいなあ。
最後に鬼のお面を作りました。
りっくんの鬼怖そう。
来週は豆まきをします!
体験に来てくださる予定の方も一緒に楽しくやりましょうね。
|
|
|
みなさま明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨日、私の所属する地区の研修会でホームページ講座がありました。
先輩方はパソコンは苦手ということで???という顔をされていましたが、
パーティの「顔」になるものをと考えていた私には
渡りに舟!
早速やってみましたよ~。
http://labo-arakawa-party.jimdo.com/
これがほんとに簡単で、さくさく作れました。
まだ制作途中ですが2時間もかからずにここまでできました。
Jumdoオススメです。
完全にこっちに乗り換えようかなあ。
|
|
|
しばらくさぼっていましたが、
12月7日に行われた地区交流発表会について書きたいと思います。
*「表現したいこと」はなに?*
・あらかわパーティはお隣の鈴木パーティと
「きょうはみんなでくまがりだ」を発表しました。
3回の合同パーティでくまがりを楽しみ、
ステージはさながら4回目の合同パーティでしたが、
だれひとり泣く子もおらずみんなで舞台に上がれただけで◎といったところです。
・そのなかでの思い出をいくつか。
○りっくんは、公園でどんぐりをひろったことをよく覚えていて、
テーマ活動中も私にどんぐりを渡(すふり)してくれた。
○あこちゃんは、絵本に「おんぶされている赤ちゃん」がいることを
覚えていて、くまがりのときは絶対「おんぶ」で参加。
○のりもくんは、クマ役。最初から最後までクマだけやりたくて、
「どこにいてもいいよ」と伝えると
「じゃあ暗いからあそこにする」と舞台袖にひっこんでクマになりきる。
○さあ、最後!というとき「じいちゃん!」と
舞台上からおじいちゃんの姿を発見したあこちゃん。
乗っていたみけさんの背中から降りて、おじいちゃんに一生懸命手を振る。
しかも舞台の前まで出て行って(笑)その姿に会場もなごむ。
でも、一番すごいと思ったのは、「ぬかるみ」の表現。
りっくんママのあっきーが合同練習のときに提案してくれたのですが、
ぬかるみをやる人は、しゃがんで腕で丸をつくり、
ぬかるみを通る人はそこに足を入れて通るというもの。
これが、本当にぬかるみに足を取られているみたい!
歩きにくい!!!
あー、ぬかるみで表現したいことってこれだ!と思いました。
ぬかるみって表現しようと思うととっても難しい。
川や草原とちがって、べたべたした泥ってぱっとみて分からない。
でも、「表現したいこと」が何かがはっきりすれば、
こんなに楽しくおもしろく、しかも分かりやすくできるんだ!と
気づかされました。
あっきーはそんなに深く考えてなかったかも知れないけど、
「表現したいこと」の方向も私にはない視点からだったし、
表現方法も思いも及ばないやり方だったので
目から鱗、といった感じでした。
固定観念にしばられずに自由に発想したいと思うのですが、
枠から出られない自分が残念です(-_-;)
表現したいことはなにか、いろいろな方向から考えられるようになりたいな。
|
|
|
今日は公園に集合してくまがりの世界を楽しむことにしました。
各務原市の市民公園は、小川あり森あり藪あり草原ありのわくわくするところでした!!
ちょうど紅葉が見頃。黄色や赤に色づいた木々に見とれつつあちこち歩き回りました。
りっくんは最初から元気いっぱい!
走る走る!
木を触ってみたりどんぐりや木の葉をひろったり、
自然を体で堪能できました。
図書館の裏にあったステージでは発表会の予行練習。
ソングやナーサリーを練習☆
これはウルトラマンのシュワッチ!
いつもは抱っこのりっくん、ロックマイソール踊ってるとこ初めて見たーーーー!!嬉しい!!
あこちゃんは眠たかったからかあまり自分からは動かずでしたが、ステージには上がっていました。
明日は鈴木パーティとの合同練習です。
楽しくできるといいね。
*りっくんは新しく買ったCDのジャックと豆の木が気に入ったんだって。よかった!今度やろうね。
|
|
|
わらやパーティの合宿に日帰りで参加しました。
ほんの少ししか練習の場所にはいられませんでしたが、大きい子がリードして頑張っていました。
家でCDを聴いているだけでは考えないことも、テーマ活動をしているのを見ているとあれこれ考えてしまいました。
あー、テーマ活動やりたい!!!
自分の考えがすごくて、ラボっ子の考えが浅はかだからもっと気づかせてあげたい!というわけではなく、私の考えたことを聞いてくれる仲間がほしい!同じことを別の角度から見て一緒によりよいものを作る仲間がほしい!
あーテーマ活動やりたい!!!
むずむずしています(笑)
もうひとつむずむずすること。
それは、中高生の進行の仕方です。
悪いわけじゃない。でももっともっとよくなる余地がたくさんある!
ラボっ子はラボさえやっていれば素晴らしい能力を身につけられると思いがちですが、やはり「技術」も必要です。
質問力、発言力、プレゼン力、ファシリテーション力、目的をはっきりさせてそれに向かう手だてを考える力・・・
高校までは自分のやりたいように夢中に、がむしゃらにやればいいかもしれないけど、大学生にはラボ以外のところからもっと学んでほしいと思います。
どうしたらリーダーとして必要な力をつけさせてあげられるか、もっとはっきりさせれたらなあ。むずむず。
|
|
|
私は単純なので、発表を見て直感的に「すごい!」とか
「あーなりたい!」とか「おもしろい!」とか
思うことがありますが、
だんなは客観的に見てくれるので、その「すごい!」を
もう少しだけ具体的な言葉にしてくれます。
今回発表を見て「すごい!」が共通したのは、
役になりきっている子について。
役(やナレーション)が自分の中に落ちている子は、
声質やスピード、しぐさ、すべてがその役そのもの。
逆にまだその役に対して理解が進んでいない子、
言わされている子、とにかく覚えただけの子は、
話し方はCDのコピー、
声質、スピード、動きは普段のその子のまま。
ラボが言う、こころと体が一体となった「生きた言葉が語れる」というのは、
ただのCDのコピーでなく耳から聴いた言葉を自分なりに解釈し、
その役になりきって話すことでできること だそうです。
実は恥ずかしながら自分はそこまで到達したと感じたことは一度もなく、
ずっと、ずっとそんなふうに語れるようになることに憧れ続けているのです。
思い返せば自分がやってきたことは、
セリフをとにかく覚えることや、動きをなんでもいいから決めること、
だったような・・・。
今回のテーマ活動では、みんなが自分のやっていることを理解して
楽しんでいたように思います。
言われた通りに動く、覚えたことを言う、ラボってそうじゃない。
自分なりに解釈したことを仲間と共有し納得いく動きを生み出していく。
それが「おもしろい!」「楽しい!」
ラボは、「楽しい!」だけのものじゃないかとだんなは言います。
高尚な遊び。文芸部。
物語を解釈して論文にするかテーマ活動にするかの違いだけで、
やってる本人たちはただ「楽しい!」から活動している。
得になるとか、何かに役立つとか、そんなことは考えていない。
これをやればこの能力がつく!
というような短期間で一定の成果があがることを期待される時代、
ラボができるってぜいたくだねとよく言われます。
全くその通り。
夢中になって物語と向かい合ったことがよく分かる発表会でした。
|
|
|
今日のプレイルームは通常通りりっくんとあこちゃんだけ。
寒くなったので、ソングバードで体をあたためました。
りっくんは今日はママに抱っこばっかり♡
ソングバードはママに抱っこしてもらえる時間だと思っているようです。
久しぶりに絵本を読んで、そのあとはくまがり。
イメージを広げさせようと、
「草はどれくらい高いかな。
川はつめたいかな?あったかいかな?
どろどろは気持ちいいかな?気持ち悪いかな?」などと
絵本を見ながら質問してみると、
「(どろどろは)気持ちいい」
「雪はつめたい」
「暗いのは怖い?」「うん」とすこーし反応あり。
「くまさんが追いかけてくるから今日はがんばって逃げようね。」と言うと「うん」と答えてくれたものの・・・
質問しすぎたのか動きが鈍くなってしまって、
ふたりともママにおんぶされたままくまを探しに行きました。
ママにおんぶされたまま洞穴について、
ママにおんぶされたままおうちまで逃げました。
子どもたちはなーんにもやってないけど、
それでもなにか感じてくれたかなあ???
りっくんは、くまのぎょろーりした目が気になっていた様子だけど。
おはなし日記を書いて今日はおしまい。
来週は天気がよければ外へくまがりに出かけます☆
|
|
|
今日はラボセンターで一日研修でした。
テューターとして、子どもにどのよう接していくべきか話合いました。
とても納得したことをメモしておきます。
① テーマ活動で イメージがふくらむ とは。
CDの「言葉」が記憶に残り、どこかにひっかかるようになってくる。
→ 疑問がわいてくる。→ 解決しようとする。→ 想像がふくらむ。
→ 自分なりに解明される、解釈が生まれる、いろいろな情景がうかんでくる。
→ さらに疑問が生まれ、想像がふくらむ。
これは個人の作業のため、テューターとしてはさらに深められるように疑問を提示したり、答えを出すのを待ったりしてサポートするとよい。
② テーマ活動で イメージが表現になる とは。
ふくらんだイメージを出し合う。→ 「なんとなく」共有する。きっちり、ぴったり合わせようとする必要はない。
→ しっくりくる動きになるまで動いてみる。→ 表現したいことは何かを確認し、動いてみる。→ なんとなくひとつの方向に決まっていく。
これはみんながもっているイメージをすりあわせていく作業なので、テューターとしては「聴く、つなぐ、もどす」を意識して全員が納得いくものにしていく必要がある。
「何を表現したいか」を常に問いかけ意識させるようにする。
テーマ活動の前半は個人の作業、中盤から後半は全体の意見をまとめる作業ということに気づいたことが自分の中では新しい発見で驚きました。
ひとりひとりがイメージをふくらませること、それをみんなで共有することでひとつのものを作り上げるのがテーマ活動です。
そのためにも不可欠なのが、CDを聴くこと!!!
聞き込みの量がとにかくものを言うということも先輩テューターから聞きました。
聴いて聴いて聴いて聞き込むこと!!!!!
そうすると、言葉には表れない世界が見えてくる!!!!!
不思議ですね。
あと、「なんとなく共有」することが大切だねという話も聞きました。
イメージを細部までぴったり合わせることは、絶対にできない。
でも、なんとなくこんな感じという大きな枠でイメージを共有することはできる。
なんとなく同じイメージを表現するとそういう風に見える動きになるということでした。
「なんとなく同じでよし」とできることも社会に出てから必要な能力ではないかとのこと。
ひとつの言葉からでも感じ方や連想することは人それぞれ違います。
全く同じことを考えるなんてことはありえないということを知ることができるのも、
同じような印象をみんなが受けることがあることを知ることができるのもテーマ活動をやっているからです。
テーマ活動奥深い!
ラボは人間教育の場。
テューターは人間を育てています。
|
|