幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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まっちゃんの日記
まっちゃんの日記 [全238件] 121件~130件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
春の行事を振り返って part2 04月03日 (月)
昨日のワークショップのアップに続き,今日はさらに遡って,地区合宿ををアップします。
毎年同じ時期,同じ場所で行われる合宿なのにいつも新しい感動があります。大学生コーチ,シニアメイト,そしてらぼっ子のみなさんありがとう。
朝からの雨もあがり,外でお弁当を食べました。さあ!はじまるぞ合宿1
今回のスローガンです“Flash!! What a funny fellows we are.合宿6
今日から2泊3かを共に過ごすグループで,自己紹介合宿7
バイキングの食事にも慣れました合宿8
野外活動でネイチャーゲームに挑戦合宿3710
今はもう自信に満ちたこの笑顔合宿3711
合宿12
最後まで大学生の笑顔に見送られ合宿13

みんなの笑顔が明るい声が仲間を支えた合宿でした。
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春の行事を振り返って 2 04月02日 ()
地区・支部の行事が目白押しだった3月も終わりホッと一息久しぶりにホームページを開いた。
 ラボッ子や,ご父母に伝えたい事があまりにたくさんあり過ぎて一度にすべてを書き込むことは難しいな。
一つずつ遡りながらこのページにアップすることにしよう。
 
 先ずは,3月最後を締めくくったラボ40周年記念ワークショップ
 “Thinking Globally Acting Locally”
ファシリテイターのCathy, 通訳の大学生 司会のテューターの紹介から始まった
ワーク1



5~6人のグループにわかれ,Ours と描かれた紙皿とOthersと描かれた紙皿の上に,ストロー(人口を表す)やチップ(富を表す)をのせていくことで,先進国,発展途上国それぞれの人口や富の割合を具体的に知ることができた。それぞれのグループからは,人口に対する富のバランスの不公平さに気づく子ども達のつぶやきが聞こえてきた。
ワークショップ2



 次に新しいグループのメンバーで模造紙の上に指定された大陸を描いていく。どうしてよく知られた国とそうでない国があるのか?,
ワークショップ3

最後にロープで区切られた大陸に別れてのり人口のバランスを,配られたろうそくやキャンディで資源や食料のバランスを表した。アジア大陸に乗った人たちは足を延ばすことさえできない窮屈さだった。この世界の縮図を見て不公平だと感じ,この会場の中では分け与えることで平等にすることもできる。しかし,現実の世界を考えたとき私たちが身近にできることは何なのかみんなで考えた。
ワークショップ4


 
休憩をはさんで子ども広場。
会場のみんなで"かぶ”のテーマ活動に挑戦とっても大きなカブが抜けました
“かぶはにょっきりめをだした。”ワークショップ5 
“イヌはまごむすめを,まぐむすめはばっちゃを・・・”
  ワークショップ6
“うんとこしょ,どっこいしょ”ワークショップ7

見事なカブが抜けましたよ!!
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ラストサムライを国際交流参加者へ 03月15日 (水)
今週末は九州支部国際交流のつどいが開かれる。
 昨年の地震のこと,避難先の公園で繰り広げられたテーマ活動の感動は今でもよみがえってくる。

そんな話をしながら,長男が「国際交流参加者はラストサムライをみとくと良いけどなあ」と。
ラボッ子が出ていると言うことでその名前は覚えていたがまだ見てはいないのだ。
 そこで,この映画の大ファンである息子からビデオを借りて見てしまった。(ゆっくり3時間近く)
 南北戦争で英雄となった、オールグレン(トム・クルーズ)が、近代化を目指す日本政府に軍隊の教官として招かれる。近代化の名のもと,廃刀令を推し進める政府軍の教官として,反乱軍の討伐に力をかす。しかし,初めて戦いを交えた日、負傷し敵の勝元(渡辺謙)の村へ運ばれた。その村で,グレインは自分が殺したサムライの家族に手当を受け,やがて生活を共にする。夫を,父を殺された女・子どもに囲まれて生活をするのだが,その中で徐々に日本人の心(サムライの心)に触れる。
 捕虜でありながら,次第に心を開いて相手の心の中に入り込んでいくグレインにとって,何もかもが新鮮でカルチャーショックを受けたことだろう。この時の自分の変化に一番驚いたのは彼自身だったのではないだろうか?
短いけれど国際交流参加者に見て欲しい場面だ。
 やがて,戦いが終り,勝本も死に,その遺品となった刀を天皇に返す場面は何度見ても感動だ。
 Tell me how he died.とたずねる天皇に I will tell how he lived.と応えたグレイン。
 いかに死ぬかをに価値を見出す日本のサムライの精神に対しいかに生きたかを大切にするアメリカの心が交錯する場面だ。

 私のパーティからも3人が国際交流に参加する。
それぞれが自分らしい方法で日本のこと家族のこと自分自身のことを伝えてくることだろう。是非,こころを通わす努力をして,友情を育んで欲しい。
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The thunder boy(かみなりこぞう)・・“くりや”って?? 1 03月04日 ()
去年の秋からお預け状態にあったThe thunder boy(かみなりこぞう)のテーマ活動を3月の発表会で小学生・幼児12人のグループが発表してくれる。始まりは,けいこ・けんりょう姉弟の「こんどはかみなりこぞうをやろう!!」の一声だった。その時は「そらのいろのたね」にほぼ決まりかけていたが,せっかくのチャンス。とりあえず「かみなりこぞう」もきいてこようと,2週にわたってみんなで動いてみる事にした。


 「いまからむかーし,むかしの・・・」の語りの通り,音楽もたいこや,三味線などむかしむかしの楽器が出てくる。こどもたちはこの古い楽器の音に興味を示し一回目からイメージを広げ部屋の中を走り回る。


発表に向けて役決めをするとき,最初に声があがったのは4歳のR君「ぼくかみなりこぞう」。そして,次の週「主役のかみなりこぞう,R君ひとりで大丈夫かな?」と入会したばかりの6歳Yちゃん。すでにテーマ活動が自分たちのものになっているなと感じた。Yちゃんは,このお話は好きだけど,なりたい役がなくてお家で何度も何度もCDをきいたらしい。

幼児が半分を占めるこのグループは小学生4,5年の女の子がまとめ役。楽しい部分を壊さないように上手に進めてくれる。1,2,3年の男の子達も頼りになってきた。

いよいよ,音楽CDでできるようになって,ナレーションのKちゃんが「くりやってなに??」と聞いてきた。
厨(くりや)が分からない。餅つきをする場面だけど・・・
「他の子はどうかしら」と見ていると,不自然な動きがある。ついたお餅を隣に運ぶのにドアを開ける動作をしている。こちらの部屋から彼方の部屋へ・・というイメージかな。
 この言葉がわかるのは私くらいの年齢までかな?
「英語はどうなってる?」「Big Kitchen」(4年生ともなればこのくらいは読める) ああ英語に助けられた瞬間だ。昔の田舎に家には土間にかまどや水場があって,下駄を履いたまま炊事をしてた(私ではありません,祖母のことですよ)・・・あの厨をイメージしてるかどうかは分からないが,とりあえずドアを開ける動作はなくなり,つきたての餅はスムーズに隣で丸められ,またとなりでへそのマークが付けられるようになった!

後は発表会までのお楽しみ!!
 
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テーマ活動による言語習得の一例 01月30日 (月)
年末のクリスマス交流会で5つのグループがテーマ活動の発表をした。
 今年最初のお雑煮会の時に何か楽しいことをと思い年末の発表会で5つのグループが発表したテーマ活動の中から言葉を撰んで,『いろはかるた』ならぬ『ABCかるた』を作った AからZまですべての文字を使えるように26まい。そして日本語訳のかるたも26枚。例えばAなら A house is blooming.うちがさいた(そらいろのたね)
Bなら But I love you as high as I can hop.
(どんなにきみがすきだかあててごらん)など26組。私は絵が苦手なのでこんなシンプルなカードですが。
genngo4
genngo3
genngo2
genngo 1
年が明けてさあ本番。日本語だけのカードをとるグループ,英語のカードをとるグループに自由に分かれてやってみた。
自分たちが発表した物語り意外は,発表会の日に一度観ただけなのに,そこに出てきた言葉を良く覚えている。
 読み手の私は英語ー日本語を言うつもりでいたのだが,みんな英語を行っただけでとられてしまった。小学高学年の子達が私の英語を聞いて何となく英語の文字が読めてカードをとるのは,なるほど読めるようになってるんだ。と納得だ。しかし,小学低学年や幼児が英語を聞いただけで日本語訳のカードをどんどんとっていくのには驚いた。
 いまは新しいテーマ活動に取り組みはじめたけど,全員が集まるまでこの『ABC』カルタを楽しんでます。
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グループ共通ソングバード 01月13日 (金)
今年最初の全グループ共通ソングバードとして,This Land is Your Landを取り上げることにした。学生時代に何度も繰り返し覚えようとした歌だ。コードが優しいのでギターのれんしゅうにもつかって弾き語りもした。30年近くも過ぎたけれど,今また,ラボッ子たちと口ずさんでみたい。
 3月までかけてじっくり取り組む。ただ歩き回りながら,時にはアメリカの大きな地図を広げて歌を聴く。

一昨年"amazon"からインターネットで入手したLittle,Brown社の絵本
 『This Land is Your Land』がとても気に入っている。
WOODY GUTHRIE の詩に KATHY JAKOBSEN の画が添えられていて,その画からは,アメリカの景色だけでなくそこで暮らしている人々の心や,赤松林の澄んだ空気や風の冷たさ,乾燥した土の匂いなどが伝わってくる。また,作者の解説も添えられているので曲を理解するのにとても参考になる。
学生時代は楽しいフォークソングとして口ずさんでいたが,このえほんのページをめくっていくと,
 ♪on the sign it said "No Trespassing", but on the other side it didn't say nothing ♪
の行があることに気がついた。さらに次の行では
 ♪Is this land made for you and me?♪と問いかけている
 Woody が東へとヒッチハイクを続ける中で目にした現実,彼が何を感じたのかが伝わり,とても簡単なこの曲の奥深さを思う。

 交流会やキャンプでもみんなで楽しめるようにパーティの子ども達と振りをつけてみたいと思う。良い感じにできあがったらどこかで紹介するチャンスがあるかもしれません。
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明日はいよいよラボ始め 01月06日 (金)
明けましておめでとうございます。
明日は今年始めてラボッ子達と顔を合わせます。全グループ合同のお雑煮会。お餅だけでなくたくさん野菜も食べて欲しいので朝から買い出しに行ってきました。嫌いな野菜もみんなと一緒だと知らないうちに食べてしまうでしょう。
事始めのソングバードと,例年恒例のCHINESE ZODIAC のゲーム大会をして,今年はもうひとつ。昨年末に各グループが発表したテーマ活動の中の言葉をひろって作った”かるたとり”をします。
 みんなが,健康で安全にそして健やかに過ごせますように。(^o^)

(^^;)昨日ははりきって走り初め(いえ,歩き初め)で腰から下が鉛のよう。明日のソングバードまでにほぐれてくれると良いのだけれど・・・ 
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今年1年振り返り 12月30日 (金)
12月に入って長崎地区のクリスマス交流会、パーティ発表会と続き、今年のラボの活動が一区切りついてふと、1年を振り返ってみた。
 1月にみんなで持ち寄った材料でストーン(?)スープをつくって食べ、3月に発表会・在籍表彰、を例年通りに行った。テーマ活動は、「はらぺこあおむし」、「3びきのやぎのがらがらどん」、「ざしきぼっこのはなし」、「どんなにきみがすきだかあててごらん」、「太陽の子パェトン」だった。くじで発表の順番を決めると中高生が1番になってしまって面食らってたのがおもしろかったな。
 この直後、7月に行われる長崎地区の壮行会でテーマ活動を出したいということになり、みんなで「ドン・キホーテ」にとりくんだ。登場人物の性格と、ラボッ子本人のキャラクターがそれぞれ重なって愉快だった。8月には始めて県民の森という大きな自然のなかでの合宿。5.6.年のジュニアリーダーが大活躍。リーダーはいつも、声が大きくって、みんなをぐいぐい引っ張って・・・とは限らない。優しさや、陰から支える力が持ち味のリーダーもいる。周りのキャンパーがそれぞれのリーダーの持ち味をみとめて、じぶんのグループに誇りを持っていた。
 秋からは次のテーマ選びを経て、発表会へ向けて取り組んだ。テーマ選びの段階でもいろんな意見が飛び出し、子ども達の心の柔軟さに驚いた。グループによって雰囲気がまるで違う。なんとなくみんなが譲り合ってしまうグループ、逆に一人ひとりが自分の意志をしっかり持っていて、なかなか結論が出ないグループ。しかし、それぞれの環境の中で、みんなで進める方法を見つけ出し、目標に向かって一つになっていった。
 今年最後の発表会を終え、一人ひとりの顔を思い出しながらノートに感想をまとめた。
パーティの中でははちゃめちゃに元気なのに、発表となるとシーンと緊張してしまうIグループのメンバーたち。その中でHちゃんはテューターの手を借りる事なく自分で橋をわたりトロルに挑んでいった。
 金曜ジュニアグループはプレイルームから移動してきたばかりのMちゃんをみんなで盛り上げた。チビウサギ役のWちゃんは逆立ちしたまま、I love you all the way up to my toes!を言いきった。最後にデカウサギにのお膝でねむる3にん(匹)のちびうさぎさんのかわいかったこと。
 小学生5人だけで取り組んだTom Tit Tot は本当にたいへんだったと思う。どの役も台詞が多く、ぎりぎりまで言葉が出ないと悩んでいたが、本番ではCDに近い響きで言葉が出ていたと思う。
 土曜元気ラボグループでは、発表直前に立て続けに入会があったにもかかわらず新しいラボッ子も楽しんでテーマ活動ができる雰囲気になっていた。みんなの前にはほんとうに大きな大きなそらいろの家が見えていたのでしょう。
 最後に中高生のJUGEMU.
寿限無役はなし。けれど、寿限無の存在を感じられるそんな発表にしたいと工夫していた。学校に行く場面で、高校生のランドセル姿を久しぶりに見ることができ、テューターは一人『大きくなったなあ』と違う感慨にふけっていた。
 1ねんを省みて、今年はそれぞれのグループに新しい仲間が増え、新しい風となってエネルギーを吹き込んでくれた。このエネルギーを受けてもっともっとたくさんのテーマ活動に取り組みたかったし、ちがう交流もしてみたかった。
 そう思わせるのは、新しいことをする度に今までとちがう顔を見せてくれるラボッ子たちのおかげ。合宿にせよ、発表会にせよ、日常と少し異なる空気の中で子ども達はおおきく成長した姿をしっかりと映し出してくれる。その姿を見つけることが楽しくって次は・・・次は・・・と思ってしまう。

 来年は1月7日のお雑煮会で始まる。ラボ40周年の年だ。
3月に発表する物語を既に決めているグループもある。さらに11月には長崎地区全体のテーマ活動大会も予定されている。
 ほほを真っ赤にして、ドキドキしながら新しいことに挑んでいく彼らの姿が今から目に浮かぶ。
子ども達から受け取ったたくさんの喜びを活力に変えて、来年もじっくりじっくり、焦ることなく、近道をせず、たゆまぬ一歩一歩を進めていこう。

 パーティのみなさん、お家の方々、ことし1年お世話になりました。
  来年もよろしくお願いします。もっともっとテーマ活動のファンになってくださいね。
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思いがけない取材 2 12月07日 (水)
先週パーティを終えて帰るなり,思いがけなく取材申し込みの電話があった。タウン情報誌の編集者の方だ。
子育てサークルを捜してインターネットを見ているうちに私のホームページにたどり着いたそうだ。
 でも,ラボは自主サークルではなく会費の必要な教室であること,活動の内容(ソングバード,テーマ活動,ライブラリーのことなど)についても詳しく話していく内に,「では,そのような教室を紹介するページを作りましょう」と言うことになった。ただ,親子で関われる活動を取材したいと言うことで,プレイルームと幼児・小学生が一緒に集まり,取材を受けることになった。
 こうなるとはりきるのは子ども達。いつもは生意気な小学生も,お母さんがいらっしゃっていない幼児の手をとりお母さん役をしっかりこなしていた。
・絵本「いいことがひとつずつ」を読んで,さああみんなもドアをノックしてみよう!良いことがあるかもよ!とKnock at the door へ。
それから♪pat-a-cake でケーキを焼こう。今月はまあ君が誕生日だからmark it with B を M に変えて。♪I'm a little teapotでお茶を入れてハイ,パーティの始まり。
 他に This little pig went to market と12days of christmasを
紹介した。テーマ活動に入る前の休憩の間も写真撮影やインタビューがありスター気取りのラボッこ達。
どんなときも物怖じすることなくのびのび活動できるあの子たちに,編集者のかたもビックリされていた。
 クリスマス特集号としてできあがるそうだが,楽しみに待つことにしよう。  
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12月のソングバード 11月29日 (火)
今週末はもう12月。どんなソングバードを取り上げようかな。,,,
勿論クリスマス関連ははずせない。そう思いながら年に一度活躍するロバートサブダの仕掛け絵本を取り出した。
「The Christmas Alphabet」 ,「The 12 Days of Christmas」,「 The night before Chritmas」・・・
それぞれ,開くたびにわくわくする。「The night before ・・・」はもっと後に取っておくことにして「The 12 Daysof・・・」を今週から取り上げよう。
 この唄の由来ははっきりわからないけれど、16世紀、宗教改革下のイギリスで、カトリック信仰を公に表すことができなくなった際に、神(My true love)からの贈り物を暗に歌った唄、ということらしい。
そのため「12種類の贈り物」にはそれぞれ隠された意味があるとか。

 この説によると、「梨の木のヤマウズラ」が十字架に架けられたキリストで、「キジバト2羽」が旧約聖書と新約聖書を指しているそうだ。
その他の贈り物の隠された意味が分からないのでご存じの方教えてください。
 ちなみにこの贈り物全て買ったら1万5千ドル(2004年)だとか・・・。誰が計算したのでしょう?

そして,この唄の最終行の 'a partridge in a pear tree' は、思わぬところに出てくることがある。たとえば、マコーレー・カルキン少年が一躍有名になった『ホーム・アローン』(1990.US)では、カルキン少年の姉が、車に乗った人を数えるときに、こう言っている。

  Five boys, six girls, four parents, two drivers and a partridge in a pear tree.

  男の子が5人、女の子が6人、親が4人、運転手が2人、そして梨の木にヤマウズラ。

 また、『ダイハード3』(1995.US)では、起爆装置を解除しながら、刑事がこうつぶやいている。

  Six booby traps, four dead ends, and a partridge in a pear tree.

  仕掛けが6つ、行き止まりが4つ、そして梨の木にヤマウズラ。

 一方、サンドラ・スコペトーネのミステリー『狂気の愛』(1991)では、刑事がニューヨークの事件統計を読み上げるときに、こう付け加えている。

  Twenty-four drug abuses, three muggings, two suicides, and a partridge in a pear tree.

  麻薬乱用24件、ひったくり3件、自殺2件、そして梨の木にヤマウズラ。
  などなど気になる方はDVDでチェックしてみてください。



 ☆ 「クリスマスの12日」っていつ?

さて、「クリスマスの12日」とは、いったいいつからいつまでなのでしょう。その答は、アイザック・アシモフの短編ミステリー『クリスマスの13日』The Thirteenth Day of Christmas (1981)に載っている。(このタイトルも、唄のパロディ)

 Some kids didn't know why Christmas had twelve days, but I explained that on the twelfth day after Christmas, which was January sixth, the Three Wise Men arrived with gifts for the Christ child.

 中にはどうしてクリスマスが12日あるのか知らない子がいたので、ぼくはこう教えてやった。クリスマスから数えて12日目の1月6日は、東方の三博士が贈り物を持って、生まれたばかりのキリストを訪ねた日だと。

 つまり、「クリスマスの12日」とは、12月25日から1月6日までの12日間を指すのだ。

 日本では、クリスマスが終わるとすぐにツリーをしまうが、欧米などで年明けまで飾ってあるのは、クリスマスが12日間も続くからなのである。

 1月6日は、キリストが来訪した三博士の前に初めて神性を顕した日であり、Epiphany(公現日または顕現日)と呼ばれる。

 昔は、その前夜のTwelfth Night(十二夜)に Twelfth Cake を食べ、この唄を歌ったり、喜劇を演じて楽しんだという。



一方、「これはフランス起源の唄で、12の贈り物は1年の各月に関連している」と唱える人もいて、この唄の由来は、依然謎のままなのである。
 本当にマザーグースには不思議がたくさん!!
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