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家を出たのは早朝4時。夕べはラボが終わって10時過ぎに帰宅してからパッキングしたので、ほとんど寝ていないので、福岡行きの始発(高速バス)に乗るや否や記憶が曖昧になっている。お陰で、福岡にすぐに着いたような錯覚に陥った(笑)。
空港で、液体を分離し、支援物資を預ける荷物の重量ギリギリ一杯に荷造りし直した。バタバタながら、何とかクリアして、出国。
約5時間のフライトで、飛行機はタイの首都バンコクで到着した。外に出ると35℃を超す灼熱の太陽が迎えてくれた。突然の夏に、ビックリして汗が滝のように流れ出る。スカイトレイン建設現場を左手に見ながら、高速道路をダウンタウンへ下る。今回の宿泊ホテルは、チャイナタウンの真ん中なので、食べる事には事欠かない。中央駅や高速入口に近い便利の良い所だ。
夕食は、タイ鍋。明日からのためにスタミナをつける。気合だ~~!(かな?)(笑)
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昨日とはうってかわったどしゃぶりの中、小さな児童館の中は、壁に貼られた独特のコージワールドロウケツ染めと万国旗のように張り巡らされたカラフルなコージ旗で、明るいお日様の下のような明るさがあった。
バリ島での悠久の時の流れの中で過ごした至福の時の話は、口から溢れて留まるところを知らない。
「ぼくは生まれた時から、絵筆を持って生まれてきたんだよ。」
「絵はぼくにとってごはんを食べるようなもの。」
下書きもなく、子どものままの心で直に描く不思議な感覚の絵は、人々の心を虜にする。
「トムチットトット」やポップアート絵本を買っちゃった(左)。 スズキ氏with宮崎のTs(右)。
午後からは参加者自身の手で、オリジナル切り絵旗作り。
子ども達も真剣、かつイキイキ、キラキラ!!!お母さんも子どもそっち抜けではまっていたヨ!児童館の中に太陽が遊びに来たかのように、もっともっと明るくなったヨ!
フェニックスも切り絵旗にトライ!
コレ↑はコージ大先生作。
コレ↑が、フェニックスの初挑戦作。どう? ざしき童子みたいだね!(笑)
じゃ~・・・、こんなのは↑どう?(フェニックス第2作目)(^^)
さて、最後に、コージ氏は
「みんな、そこのお面をかぶっていいよ。」と言って、自身も率先してマスクをかぶって、先頭に立ってラッパを吹きながら歩き踊り始めた。子ども達も促されてお面をかぶって踊る踊る・・・。
子ども達の表情が良いね~! とっても楽しそう・・。
あれ・・? こんな光景、どこかで見たなぁ~・・。
あ、そうそう・・、コレ↓だネ!
フェニックスは、しばし、スズキコージの世界からセンダックの世界へまぎれこんでしまったような錯覚に陥ってしまった・・(^^)。
ほら、マックスもいる↓ヨ!
<おまけ>
dee dee dee oh doh doh doh
センダック作品「Very Special House」から「ボク」も踊りで参加!
(バンコクの古本屋で出会ったフェニックスの宝物↑)
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松崎P鶴の島Gのかいじゅうたちが勢ぞろい。今日は、お父様の転勤のため神奈川へ転出するKちゃん(新小6)と一緒にできる最後のパーティ。男の子が多いこのGでは、体を張った摩擦も多い。でも、Kちゃんは、全くそんな事は気にせず、まるでロージーちゃんのようにいつも一つ上を行っていた。
今日は、かいじゅうたちも、少し元気がない。やはり、仲間が一人いなくなるのは淋しいのかな・・。
キャンプ地かどこかで、また会えるサ!
また何年か先、大きくなったかいじゅう全員が勢ぞろいの日を、先生も楽しみに夢見てるヨ!Kちゃん、元気でネ!See you again!
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寝ようと布団に入ったが、何故か目が冴えて眠れなかった。・・・でも、起き上がるのは面倒くさい・・・(笑)。ぐ~~んと手を伸ばして触れた雑誌を手に取った。20年ほど前、某社から3年間だけ発刊された、英語絵本をまるまる取り込んだ親子向け雑誌だ。私がラボを始める少し前から発刊されたこの雑誌の初版に偶然書店で出会って、絶版までの3年間1刊も洩れずに手元に保管することができたのはラッキーだった。開設した当時は、スキルもなく、マザーグースなどの手遊びや解説の豊富なこの雑誌に助けられたものだった。フェニックスが手に取ったのは、季節外れのハロゥイン号だったのだが、lazyフェニックスは取り替えるのも面倒だし(笑)+懐かしくなって、本当に久――し振りにページをめくった。
丸ごと絵本は「The Vanishing Pumpkin」。700才のおばあさんと800才のおじさんがハロゥインのパンプキンを探しに行くお話なのだが、今日初めて「pictures by Tomie dePaola」の文字に気がついた!今まで何度か見ているのに、迂闊にも作者にもイラストレーターにも全くアテンションを払ってなかった・・のである・・(-_-!)。色彩が「ヘルガの持参金」より鮮やかなので、正直、名前に気付くまでは同じイラストレーターの手による作品とは気付かなかった・・、ナンタルコトカ!!
トミー・デ・パオラの絵本と言えば、一昨年、ぶらりと入ったバンコクの古本屋で、パオラの「Simple Pictures Are Best」に出会い、逸る気持ちで買い求めた。↓こちらは「ヘルガ・・」と双子のように似たタッチのイラストである。
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HAPPY EASTER!
Hope For World Peacr!
Love from MIYAZAKI, JAPAN
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宮崎市立図書館行事ボランティア代表者会議に参加した。読み聞かせや人形劇などのボランティア登録をしている面々だが、シフトで動いているので、仲々お互いを知る機会がない。今日は、それぞれの活動を知る良い機会だった。
フェニックスの隣に、宮崎弁で宮崎の民話を伝える活動をしている那須さんという方が座っていた。外に目を向ける者は、先ずは自分自身を知れ、と、子ども達には常に言っているのに、宮崎に長く住んでいながら、あんまり古里の民話を知らない自分に気付く。これを機会に教えを乞うことにした。<乞御期待!>(影の声:いつのこっちゃ・・(笑))
口承文学と聞いて、ラボ・ライブラリーの中ですぐに思いつくのはウクライナ民話の「The Mitten/てぶくろ」だろう。おじいさんの落とした手袋に、ねずみ・かえる・うさぎ・・・・くまがギューギュー入っていく雪深いウクライナの冬のおはなしである。
2年前の2006年2月25~26日に開催した「こどもフォーラム」では当時のウクライナ情勢と合わせて、この「てぶくろ」の民話の奥にある人々の暮らしや命について考えてみたことがある。
(2006年2/25のフェニックスの日記参照↓)
http://www.labo-party.jp/hiroba/top.php?PAGE=matsuzaki&MENU=DIARYDETAIL&DIARY_ID=28858
そういえば・・・、ウクライナ民話「The Mitten」絵本の別バージョンを6~7年前に、ハリウッドの古本屋さんで買った事を思い出した。どこにしまったかなぁ~・・。ここでもない、そこでもない・・・。あった!あった!!発掘成功!(笑)
このお話では、手袋を失くしたのはおじいさんではなく少年。真っ白い雪のような毛糸の手袋である。最初にやってきたのはモグラ、その次はウサギ。面白いのはその次。はりねずみがやってきてもぐりこむ。手袋の網目からは、ハリネズミのトゲトゲが出ている。そこへミミズクがやってきてもぐりこむ。それから、アライグマ、キツネ、クマ・・。最後にやって来たのが、ネズミ。もぐり込もうとして、温かい場所へ。そこは、あのクマの鼻の頭。鼻の頭をチョコチョコ動くネズミにくすぐられ、思わず「ハックショーン!!!」それで、動物たちはみんな吹き飛ばされてしまった。少年の毛糸の手袋は、大空に吹き上げられて、ふわりふゎ~り・・と、少年の元へ・・。
長~い長~い歳月の間にペチカの前で、世代から世代へ語り継がれていく内に、少しずつ動物も人物も変化して来たのだろう・・。どっちも正しいウクライナのおはなし。これが、口承文学の面白さでもある。
溜まった書類を整理していたら、先日受け取ったほるぷ社のパンフが目に入った。見るともなしに眺めていると・・・、
「あれ!?」コレって、ハリウッド買った絵本と同じ?、イヤ、そっくりだけど・・・「てぶくろ」じゃなくて「ぼうし」だねぇ~・・。
<ほるぷのパンフより>
なんだか、作者のJan Brettが昔から知ってる人のように懐かしく感じられた(^^)。
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9組の申込みがあり、7組(こどもは10人)が参加した「はらぺこあおむし広場。ヘルパーがいなくて、フェニックス一人でバタバタだったので、写真を撮る余裕がなかったのが、残念・・(x_x)だけど・・。
プレイルーム年代の子ども達は、す――っとお話の世界に入っていける・・。あおむしと同化して、一緒に何でもパクパク・・可愛くて、すばらしい!!
その時用意したフェニックス手作りの「パクパクはらぺこあおむし」が大人気!牛乳パックに油性マジックで描いただけ・・簡単にできるヨ。
おやつにポテトチップを用意したら、あおむしくんに食べさせてから、自分が食べてたよ。か~わ~い~い~♪「はらぺこあおむしのうた」に合わせてあおむしくんもパクパク合唱参加!それから、みんな、大事に抱えて帰って行ったよ。お家で仲良く遊んでネ!牛乳パックだから、お風呂に一緒に入っても大丈夫のスグレモノ!(^^)
作り方は、左下欄の「楽しいクラフト」を参照してネ!
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高校受験も終わり、大学受験も一段落をした今日は、フェニックスPの発表交流会。幼稚園卒園2名、小学校卒業2名、中学校卒業3名、そして高校卒業3名。
「先生、広島大に合格しました!」と笑顔一杯で現れたY。一年間の高校留学を体験し、昨年7月に帰国してからの受験勉強。不安もいっぱいあったと思うけど、集中して乗り切った。
どの子も、それぞれの道を進んで行く。幸あれと祈る。
今日は、各Gで、新刊ライブラリーを楽しで発表した。
木花G(小1~小3)は大声で歌いながら、楽しい「まよなかのだいどころ」。ミッキー役のRくん、良かったヨ!飛行機役のYくんも、パンやさんのAちゃんとYちゃんも、それから生地役nみんなも!
鶴の島G(小1~小6)は「ひとあしひとあし」。Hちゃん、Kちゃん、セリフが良く入ってるね、ナレーターも完璧!4月からは、やりかけていた「シルベスター」に戻ろうね!
中高生G(中1~大)も、今回は肩の力を抜いて和気藹々と「フレデリック」。大学の休みで帰省していたOGも飛び入り参加。
大学生年代のCは、今日までで、社会へ巣立つ。おめでとう!長い間、良く頑張ったね!ありがとう。今度は、社会の一員として頑張ってね!
そうこうしている時、お父様の仕事の関係で、鶴の島G小5のKちゃん転出の知らせが入った・・。来年国際交流予定のKちゃんを含む4人が結束したばかりだったんだけど・・・。姉妹Pが増えるとポジティブに考えて、Kちゃんを送り出そう・・・。
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今年の国際交流参加はパーティから1名だけだけど、来年は北米参加予定者者が4名に韓国など諸外国参加希望者が数人いるので、来年度の心構え+今年パーティから唯一参加のHちゃんのために10名の応援団(?)を組織して(笑)福岡県大野城市の結団式会場へ。フレー!フレー!Hちゃん!
開会の挨拶に続き、祝電疲労では、宮崎県知事の名前が読み上げられると「オゥー!」と歓声が漏れた。
今年はNZの特命全権大使イアン・ケネディ氏の記念講演だった。親しみやすい大使のスピーチを聴いて、NZに親近感をもった人が増えたのではないだろうか。
昼食を挟んで第2部は、地区表現と決意表明。来年参加予定のラボっ子達、来年は、あのステージに上がる番だと、実感できたかな・・?
第3部の「激励テーマ活動」に同じ宮崎地区の後田Pのラボっ子達が出演。「寿限無」を演じた。赤い揃いのTシャツに身を包み、座布団の上にちょこんと座っての噺家さながらの語りに感服。周りで背景を担当している子ども達のチョコチョコした動きがとっても可愛い・・!。こんなに小さい未来へ続く子ども達が、日本の伝統芸能である落語のテーマ活動を、心から楽しそうに演じている。子ども達の純粋さ、テューターの大好きな寿限無をラボっ子も大好き!そんな思いが伝わった楽しいテーマ活動だった。ホールのみんなの心の中に温かいスィッチが入ったヨ!
すばらしい激励テーマ活動を、どうも有難う!
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帰宮前に、原爆ドームと平和資料館を訪ねた。
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