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2011年夏 北米交流・サクラメント本部日記
2011年夏 北米交流・サクラメント本部日記 [全67件] 41件~50件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
Missouri state Year Long Students Mid Term Gathering in St.louis 1 10月30日 ()
 セントルイスに来ています。ミズーリ州に留学に来ているNさんに会いました。(左端)明るく元気にしていて、3ヶ月もたつと言葉の感覚が日本語から英語にスイッチして、え~と、が、ア~ン、になっていましたが、しばらく日本語で話しているとお国言葉が戻ります(^-^)着いた早々はわけも分からず涙も出たそうです。みんなも余りかまってくれないと。カウンセラーにも相談し、つまりは回りが変わることは無い、自分が変わらないとだめなんだと思い直したそうです。すると次第に友達も増え、日本の友達に触れるような感覚にだんだんなってきて、これだ!と思い、その自分を発見できたことが嬉しい!とのこと。とにかく授業は忙しい、数学は天才呼ばわりされるが、時事問題や政治は難しいとのこと。その中で周りは結構大統領についての話もするし、意見も求められるけどなかなか着いていけない。またその中で如何に日本について知らないか、また世界の動きについて知らないかを思い知らされたとのこと。逆に課題が見つかったことはいいことだ、それこそ学習でなく学問の始まりだよ、と激励。そのほかにも好きなこと、やりたいこともあるがいまひとつどれにも踏ん切りがつかない自分にもどかしく思っているようなので、今は挑戦できる時間だから、まずやってみてそこから道を開拓したらいいと話す。そのほかいろいろお話してあっという間の1時間半でした。

柏原夏紀
*左から二番目の子はウクライナから、次はロシアから、右端は日本の別の団体から参加している子。東欧からアメリカに留学する学生は増えている。それは将来の国づくりのために優秀な子が国から派遣されてきているからだ。まるで明治維新の日本のようだ。ただし彼らは当初から英語も流暢だ。日本の子は彼らに伍して過ごさなければいけない。ラボっ子に求められるものは高い。

さてミズーリ州はセントルイス。目の前はミシシッピ川。ミシシッピ川を見たら,Oh!Mississippi!~と素語ってしまった。セントルイスの裁判所の屋根がトタンで葺いてあるか先ほど行って見てきました。いくらセントルイスでもそんなことはできないよ、と思ってたけど立派に葺いてありました(^-^)セントルイスは寒い、大きなアーチも目の前です。今日で夏時間終わりの北米大陸です。
シアトル事務所からの風景 2 10月25日 (火)
~この写真は私の机から見える風景、海の向こうに山が見えると快晴、天気が悪いと手前のタワー(スペースニードル)も隠れる~
風景1
~この写真は屋上から、椅子などが置いてあって眺めがいい~
風景2
~海が近いからかもめが多い、近くのバーガーショップの周りによく止まっている。カメラを覗いてたら一瞬前を横切った、以前天体望遠鏡で満月を見ていたら、一瞬、つがいの雁が横切ったことがある、カーソンの世界~
風景3
~ダウンタウンのスカイスクレイパア、中央の高層ビルに日本領事館が入っている。ダウンタウンまで徒歩15分!土曜日はシャツを買いに行った~
風景4
シアトルで最初にしたこと 10月24日 (月)
 シアトルでの長期滞在にあたり最初にしたのはIDカードを作ること。これはダウンタウンの役場へ行って作る。必要なのは3つの個人証明書で僕はパスポート、都庁で作った国際免許(日本の免許も必要)、クレジットカード(アメリカではビザかマスターが便利)、後は$20払って写真を取られて、仮カードを渡される。本券は1週間ぐらいで届いた。
 次は銀行口座。ワシントンミューチュアルBKで口座を開く。利子はつかないが手数料無しの口座、チェック(個人の小切手でスーパーなどでよく使う、基本的に州内だけで使えるとのこと)とデビットカード(キャッシュカード)を申し込む。ここで早速IDが活躍!窓口では1週間で$100使える仮チェックを渡される。本票も1週間ぐらいで届く。カードは少し後だった。カードは届いたらActivationという有効化のための電話をして使える。ATMで引き出しができたら少し感動!
 あとはドル建てクレジットカードとがあるといいのだが、その為にはアメリカでのカード履歴が必要という矛盾した制度になっている。みなさんはどうやって作るのだろう?でもANAなどが履歴無しでも作れる$立てカードを用意している。次はこれかな?
 あとはアメリカでの免許証取得。ここまでで一段落。便利に生活するのも大変ですがひとつひとつ積み重ねることで何だか地元に溶け込んでいく気がします。
 しかしTVジャパンというNHKを基本にした日本語チャンネルはあるし、朝日新聞も届くし、日本の食材を売っているスーパー、UWAJIMAYAや本屋の紀伊国屋もある、大体日本の1.5倍位高いが・・・。店員も日本人で、航空便の文芸春秋(船便は遅れても安い!)を買うと、いらっしゃいませ、13ドルです、と言われたときは、ああここはアメリカ、って思いました。
 あとTVジャパンでNHKのサンデースポーツを見たら、この番組は、ANAの提供でお送りします!とコマーシャルが入ったのも、おお、ここはアメリカと実感した次第・・・

IDほか
ミシガン州 留学生ギャザリング 1 10月18日 (火)
 16時間の時差ぼけを直す間もなく14日22:30発の夜行!の飛行機でデトロイトへ、朝5時に着くもシアトルなら2時ですよ(T-T) デトロイト空港はでかい!ビルの中に移動用の電車が走っている、電車が大好きな私は用もないのに端から端まで乗ったのだ(^-^) そこで待つこと5時間、ペルストンという小さな町に行く飛行機に乗り換え、ゲートで待っていたらどうにも受付の気配がない、表示をよく見ると変わっている、分からない用に変更されていたよ・・・あわてて移動、散々待って乗り遅れるとこだった。ところが飛行機がおんぼろで結局2時間遅れた、ひとりのおばさんがへらへら笑っているNWのスタッフの対応に怒っていたが、お客を大切にしないから、これなら倒産するなあとNW倒産の理由を垣間見た感じ。で16人の乗客はバスに羽が生えた飛行機で目的地へ、上空から見たMIの紅葉のすばらしいこと!!
 小さな空港には、元気のいいシャロンさんが迎えに来てくれていた。そこからみんなが遊びに来ている牧場へ、ミシガンには男女ひとりづつの2名が留学している、山口から来ている男の子のSくん、元気そうだが少し痩せたかな?勉強は?アメリカ史がやばいとのこと、留学生はみんな苦労する科目だ、頑張る目標ができてよかったじゃない、と激励、ホストファミリーも、S君がone monthで来て、昨年ホストが来日、そして今回留学となじみの家族、ご両親もとても穏やかないい方で関係も良好、もちろんS君の努力もあってのこと、ご飯を作ったり、洗濯もしたり、学校のことも積極的に話すなど努力?もしている賜物のようだ。でもS君たちは用事があるので間もなく帰宅、
 そしてやはり山口から来ている女の子のHさんとその家族とはホテルで話す。まずご両親と。これまで8人も受け入れてくれている理解の深い家庭だ。Sさんはとてもいい子で問題を探すことができない、満足しているとのこと。Sさんも全校17名の高校生や家族の3姉妹の中の同じ年の女の子(上二人はもう家にいないみたい)、お父さん、お母さんとも仲良くしている。ホストは実の姉妹のようだと言っていたのが印象的。難しいGovermentはお父さんに質問するとのこと。お父さんもあらためて勉強になるよ、と言っていた。
 このあとは食事へ。MIのお世話をしているルネーさんは物腰の柔らかい素敵な方、食事を共にしながら、ホテルに移動してもいろいろとお話しました。
 翌16日は朝食をとって三々五々家族は帰路へ、ギャザリングと言ってもスケジュールがカチッとしたものでなく、留学生を受け入れたホストと留学生の交歓会のようなもの。ポーランド、ギリシャを受け入れているホストと留学生も来ていた。彼らは国費留学生で英語もできとても優秀とのことだが、他を認めない態度が気になるとはルネーさんの談。
 私はMSUに留学に来ていて今回手伝ってくれていた千葉のラボっ子大学生とともにルネーさんの運転で、ランシングまで移動。延々と続く紅葉の森の中をドライブ。車中では、留学は、勉強の結果も大事だが、その過程、積極的な態度がとても大事だとか、ミシガンはネイティブアメリカンが結構いた土地だとか、僕がアメリカは州の名前にネイティブアメリカンの言葉がよく使われているがミシガンはどういう意味?ってっ聞いたら、・・・悔しがかわいらしい!?ルネーさんがいたりだとか、僕のいるシアトルは、ネイティブアメリカンのリーダーの名前で有名な演説を残した人だから少し名誉に思っているよと言ったら、あの演説はすばらしいと、共有意識が持ててよかった、など。馬を見かけたら、僕は昔INで、地上に糞が落ちていて、Free to take one!と紙に書いておいてあったのを見た、という話に爆笑してくれた。などなど途中の昼食も入れてランシングまで約4時間、楽しく過ごしました。
 帰路に着いてあらためて、ほんとにone monthにしろyear longにしろ熱意を持った方たちに支えられていることを実感しました。本当に本当に感謝です。S君とも話したが、逆に君の家にホストが1年来ることを考えたらどう?それを考えると自分がここにいられることの有難さが分かるだろう、と相手の立場になって考えることの大切さを僕にも考えさせてくれました。4Hという組織が相手だけど、組織の中に人がいると言うより、一人ひとりが組織を構成している、その人たちのことを考えずにこの交流は成立しないと実感しました。それは日本の子供も親も同じ。何かをしてもらうためと言うより何ができるのかを考えていかないと行き詰ってしまう、自分が陥った苦境は自分が変わることでしか解決しない、これぐらいの気持ちでないと異文化交流、特に留学はは表面的に終わるか、行き詰って終わるかになってしまうと思った。昔九州の高校生が、ラボは高いお金を出して、お金で買えない経験をするところだ、と一見矛盾する、しかし非常に哲学的で直観的な言葉を言っていたのを思い出した次第です。僕の時代にはラボ高校留学はなかった、自分の力で手に入れたチャンス、頑張れワカゾー!
 それにしてもカメラを持っていってバッテリーを忘れた私は間抜け・・・苗字には、ま、の字が二つも入っているのに・・・とほほ・・
これがシアトルオフィスだっ! 10月14日 (金)
シアトルオフィスにはクレアさんという女性のスタッフが週3日、9時から2時まで来ています。今は11月の最初にボストンで行われるニューイングランドホームスクール協議会との会議の資料作りに忙しいです。クレアさんは今春、そのニューイングランドの代表者のジーナさんが来日した折に同行してきました。そのときはあまりお話できませんでしたが、今日は昼食を共にしながら話が弾みました(^-^;)>
写真はシアトル事務所のあるマンションの外観、4階にあります。それと玄関を入った正面の表示です。そして事務所スペースです。
gaikan jimusyo jimusitsu
突然ですが、シアトルに着きました 15 10月13日 (木)
久しぶりの日記です。
秋の辞令でシアトル赴任になり、本日シアトルに着きました。
空港に平野事務局長に出迎えていただき、昼をアメリカ4Hの送り出しやラボっ子の受け入れなどをお世話いただいている「ワールドワイズ」のスタッフの皆さんとご一緒しました。
明日はシアトル事務所のアメリカ人スタッフ、クレアさんと打合せ、明後日からはウイスコンシンでの留学生のギャザリングに参加します。
ゴールデンウィークは留学生合宿! 1 05月02日 (月)
 東京、代々木のオリンピックセンター(OMYC)で全国から今年の留学生が一同に会し、インターン4名、カレッジメイト4名、事務局3名とともに最後の準備に向かって密度の濃いプログラムに取り組みました。進行は事務局スタッフ、インターンを中心に基本的に英語、英語、英語です。一日目は主にオリエンテーション、二日目はテーマ別ワークショップ、僕は異文化とは何か?What shall we do?あなたならどうする?ケーススタディ、を担当、明確な答えを出すというより、自分で考えることにポイントを置きました。でもさすが留学生、それぞれにしっかりした意見を出し話をすすめていました。そのほかインターンによるアメリカカナダの紹介、英語力を測るSLEPテストなど、最後はかなりつかれましたが、それぞれにポジティブなモティベーションをもって帰っていってくれたと思います。会場を出たときに代々木公園ではメーデーの行進が行われていました。その姿を見て逆に留学するラボっ子のなんと幸せなことと、ふと思いました。だからこそ手にしたチャンスを大いに生かして欲しいと願わずにいられません。 明日は僕の出身のパーティ30周年があります。これまで周年行事はポリシーとして行わなかったので、初めての会です。博多に行って来ます。時あたかも博多どんたく!ちかっぱ人のおるとやろうね・・・まあたくさんの人が祝ってくれとると思えばよかたいね!
2003小学生リーダー合宿しおりより~あ・はう・りく 10月15日 (金)
 さて今回のテーマ『あ・はう・りくー北極の昼』はCWニコルさんの作品です。ニコルさんは1940年、イギリスの南ウェールズに生まれました。17才でカナダへ渡り、北極地域の野生生物調査を行いました。一度イギリスへ戻りましたが北極への思いを断ち切れず、カナダ政府の技官として12回に及ぶ北極地域の調査を行いました。『あ・はう・りくー北極の昼』はこの時の体験をもとに、まさにニコルさんのしんかく心覚の翼が大いに広げられた作品だと思います。
 しかしみなさんの中で実際に北極へ行った人はいないでしょう。でも北極に関して何かを見たり聴いたりしたことはあると思います。ニコルさんは今黒姫に住んでいますが、ラボランドへ何回も来ています。そこで“雪が大地をおお覆い、満月が銀の光を降り注ぐ夜”を体験しています。みなさんもきっと黒姫の冷えて凛とした空気の感覚、音も無く降り注ぐたくさんの雪などの体験があるでしょう。それを自分の心の表面に浮かび上がらせましょう。心とは実際に体験していないことでも、物事をリアルに感じることのできる力を持っていますし、時には体験が無くても何かを手がかりに、実際よりもリアルに、そして印象深く感じることができるという不思議な力を持っています。だから北極に行ったことが無いからわかんないと心配することは無いのです。空気の冷たさも、雪の白さも黒姫の体験からでも想像できると思います。
 また全編を通して流れる間宮芳生さんの音楽にも耳を傾けてみましょう。そして心の中に浮かび上がらせた体験と、おうちで『あ・はう・りくー北極の昼』を聴いて、聴いて、また『オーロラー北極の夜』も聴いて、そして自分の中に生まれたイメージをかき混ぜて新しく生まれたもの、それがみなさんの想像力(imagination)ですし、それはみなさん自身のoriginalityですが、それをこの合宿に持ち寄って下さい。そしてそれを仲間との間でやりとりしましょう。すると新しく気づかされることがあるだろうし、だれかに何かを気づかせることにもなるでしょう。そうして一緒に一つの物語を、身体の表現として創っていく過程がcommunicationになります。そしてこのcommunicationを育てていく場がラボのテーマ活動なのです。
 ラボのリーダーはそのことを主体的に、仲間の中でしっかりできる人なのです、そしてリ-ダーは、合宿に来たからなれるものでなく、リーダーになりたいと思って準備、努力してきた人がなれるものなのです。今回はそのことを自分の力で学ぶ場にして欲しいと思います。 
 それにしても『あ・はう・りく』ってなんでしょうね?
テーマ活動について~2003小学生リーダー合宿のしおりより 10月13日 (水)
 ラボの永遠のテーマ・・・テーマ活動に関する一考察を紹介。これは昨年の中部支部小学生リーダー合宿の参加者のしおりに書いたものです。この時の共通テーマ活動は「あ・はう・りく」でした。しかしわしの日記やらずぶった切りが多いなあ・・・
~リーダーとしての『あ・はう・りく』~
 みなさんはいつ頃ラボに出会いましたか?幼稚園?小学校に入ってすぐ?それとも2,3歳ごろ?ラボに出会った時はそれぞれでも、ラボの一番大切なもの<テーマ活動>はラボに出会った最初からずっと続けてきたと思います。
 世界の物語が英語と日本語で語られているラボCDライブラリー。それをみなさんはおうちで聴きますね。物語はまず日本語で理解できます。“あ、こんなお話なんだ・・”気に入った、好きなお話は何度でも聴ける、聴きたくなる。この“好き”という自分だけの感覚が大事なんです。それは誰にも左右されない自分だけの世界ですから。好きな物語を何度でも聴いていると、その物語の場面が自分の中に果てしなく広がります。人物、物、背景など活き活きとリアルに、時には色もさまざまに付いて。
 人間が様々な刺激を感じる器官は一般的にはごかん=五官(しかく・視覚、ちょうかく・聴覚、みかく・味覚、しょっかく・触覚、きゅうかく・嗅覚)といわれています。テーマ活動も耳で聴き、目で絵本を見て、仲間と触れ合いながらつく創っていきますね。
 でもこれからはもう一つの感覚がテーマ活動にも、それから人が生きていく上でも重要になってくるんじゃないかなと思っています。それは体のいろんなきかん・器官を通して入ってきた感覚を統合して感じる器官=心です。そしてこの心で感じる力を僕は勝手に“しんかく・心覚”と名づけました。物語の世界はテレビみたいには見えないけれど、もっと大きく、もっと自由に観えたり、聴こえたりする。それらを統合して感じる力がしんかく・心覚です。これからはこのしんかく・心覚を育てていくことが大事だと思います。
 心が育つこと、つまりいろんなイメージが心の中に膨らむと今度はそれを外に出す、表現したくなるんですね。そんな経験が誰にもきっとあるでしょう。それが表現力です。そしてその表現したもののやり取りがcommunicationです。この力が無いといくら知識として英単語を知っていても、ことばに心をともな伴わない薄っぺらなconversationになってしまう。ラボは英会話教室、英語を教えてもらうところではなく、自分で学んだことば(日本語や英語など)を使って、いろんな人とのcommunicationを学ぶ、いわば英対話教室です。
 ライブラリーを聴くこと、いろんな人と出会うことを重ねていけば、時間はかかりますが、確実に英語を使ったcommunication力は付きます。もしラボをずっと続けてきて“英語はラボでは育たない”なんていっている人がいればそれはライブラリー聴くこと、テーマ活動、さまざまな交流活動をあまりやってこなかった、つまり努力をしなかっただけだと思います。
 *「あ・はう・りく」については次回・・・
山川パーティ35周年で 2 10月04日 (月)
 三河の山川パーティが35周年を迎えたので2日土曜日に行ってきました。たくさんのラボっ子、父母、OB,OG、友人知己、また豊田市長を初めとする方々からのお祝いのメッセージに囲まれた和やかな会でした。
 小さい子たちの英語と韓国語のはらぺこあおむしは、セリフの声も大きく元気がよく、楽しそうで、ああ、いいテーマ活動だなあって思いました。
 大きいラボっ子はなよたけのかぐやひめの天の羽衣を発表。このなかで姫が翁たちに別れを告げる時にひとこと“father,mather、おとうさま、おかあさま"と語り掛け取りすがります・・・辞書で引けば単におとうさん、お母さんとなるのでしょうが、テーマ活動の発表を見ながら、この短い言葉に、悲しみや辛さ、分かれたくないなどという様々な感情が含まれているのだなあと感じました。I miss you…などと言わずとも感情を凝縮させて表現できるということ、その言葉と出会うことができるライブラリーとテーマ活動は、ラボっ子にどれだけの財産を残してくれるでしょう!言葉はその前の言葉の流れを受けて存在し、その言葉を受けて次につながっていく、そうした中で一つ一つの言葉は命をもつのだと思います。fatherをおとうさんと訳して〇をもらうことだけの言葉との出会い、それだけに言葉の価値を見出す出会いは何と不幸なことか・・・あらためてラボっ子は本当に幸せな言葉との出会いをしているのだと教えてもらいました。
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