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26日(木)午後6時30分、公民館に集合。中学生リーダーが「Jack-O-lantern(かぼちゃのちょうちん)」「dracula(ドラキュラ)」「witch(魔女)」のグループに分けて、それぞれのグループで点呼。それからT子が「本当にあった怖い話」をする。みんな「シーン」と静まりかえって聞いている。時々「こわーい!」との声。幼児も我慢してきいている。だって、怖いといったらみんなと一緒にお菓子をもらいにいけないもんね。話しが終わると、グループごとに出発だ。あらかじめお母さんたちが公民館近くの家々を挨拶に回り、お菓子を配ってくれるようにたのんであるので、玄関にろうそくやハロウィングッズが置いておるところ5件を回る事とした。玄関先でお菓子をゲットしたときのみんなの嬉しそうな顔。公民館に帰ると、ALTのエリックも来てくれていた。一緒にビンゴゲームやソングバードで楽しんだ。シールをもらってgood-bye! 今年も楽しいハロウィンパーティでした。
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課外でやっている保育園クラスはいつも大賑わい。キイロホッペターズやモモイロビンターズが春風ならぬ秋風をふきまくっている。私が時々ライオンのごとく「Q-U-I-E-T!!(う-る-さ-いぞ-!!)」とほえてもどこ吹く風(?)みんなラボの時間を楽しみにしているそうで、保育士さんたちも、「今日はラボでしょ。早くお昼ねしなきゃ」というとすぐに寝てくれるそうです。そこで、今日から毎回順番でキャプテンになってもらうことにしました。お誕生日の早い子から、2-3才児は4-5才のお兄ちゃんお姉ちゃんと組んでやることにします。今日は早速、5才のK君と2才のR君がキャプテンです。特にK君はいつも興奮して暴れていたので、「今日はみんなが暴れたり、走ったりしないようにお歌やテーマ活動の時に先生のお手伝いをしてね」と言っておきましたら、あーら不思議、本当にしっかりキャプテンとして役目を果たしてくれました。最後のお片付けまでバッチリ!やればできるんだね!!子どもってすごい!ありがとう、ちいさなキャプテンさん、将来のシニアだね。
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日頃、ラボに対するお父さんたちの声はなかなか聞こえてこないのですが、今回はお父さんたちからラボに対する色々な話しが聞けました。いつもキャンプに合宿にと何かとお手伝いしてくださっているAちゃんのお父さんの呼びかけで30日(土)夕方から阿蘇山の麓、大自然に囲まれたAちゃんのおとうさん所有の土地で親睦会を行いました。アウトドアが大好きで、なんでも手作りOK!なんと食事ができるように廃材で囲炉裏風に、屋根までつけて作ってありました。まるでキャンプ場。当日は5家族、19人でわいわいはじまりました。お父さんたちは一杯、二杯と入るうちにラボ談義。ひとりのお父さんが来年国際交流に参加することで不安な事を話し始めると、3人の子どもたちを送り出したAちゃんのお父さんが、「何事も経験させる事で子どもは自分で成長するものだ」とずばり!まだ幼児ラボっ子Yくんのお父さんはしっかり先輩ラボっ子の様子に耳を傾けていました。お母さんたちとはよくお話しをしますが、こんな風にお父さんが見ていてくれたのかと、改めてかみ締める事ができた、真っ暗な中でひときわお月様がきれいな夜でした。
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恒例となった素語り会ですが、なかなかみんな取り組むのに苦労しています。でも、テーマ活動とはまた違った、個人でみんなの前で発表する緊張感と楽しさも味わってもらえたらと毎年取り組んでいるものです。ナーサリーライムやソングバード、おはなしなんでもいいのです。今年は「ケグリ」(韓国語の歌)がサマーキャンプのテーマになったこともあって、大勢で踊りながら発表してくれたり、楽しい会になりました。写真は、わくわくワークスにとお母さんが枠とボードを手作りしたものに自分で英日で書いた「雨ニモマケズ」です。それを見せながら、日本語と英語でとなえてくれました。又、中2のAちゃんは今年の夏、アメリカにホームステイをしたときのことを英語と日本語でスピーチしてくれました。自分の思いを皆に伝える事の大切さを言ってくれました。どこにいても自分をおもいっきり表現できることが大切だと思っています。見かけがいいとかではなく、素直な表現ができるという事が大事。うちのパーティらしさがでていていい素語り会でした。
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恒例の夏合宿、今年もHパーティとNパーティ合同で行いました。テーマは「裸のダルシン」。3つのグループに分かれてテーマ活動に取り組みました。先ず、大学生がこのおはなしを図解しながらの説明。ちょっと小さい子には難しいかなと思っていましたが、みんな本当に楽しんでくれました。「フィーファー」の戦いは、グループ対抗戦。夜は海岸で海ホタルも見る事ができて、夏休み最後の合宿も終了しました。
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足を捻挫してしまった。あ-あ、なんという不覚。どしゃ降りの雨の中、病院へ。ギブスに松葉杖。生まれて初めての経験。健康だけが自慢だったのに----。
毎年、国際交流へ出発する子ども達の無事を祈って知り合いの神社にお守りを買いに行く。丁度その時、階段から足を踏み外して「ボキッ!」
一瞬折れたかと思った。しかし、元気にみんなが国際交流を楽しんできてくれれば、こんな捻挫くらい。----でもあいたたた----
でも大丈夫!元ラボッ子OGが「いつでも先生、送り迎えするからね」
パーティも手伝ってくれるって! ああなんて私は幸せ者!
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毎年恒例の7月のメインイベント、壮行会とアメリカからの来訪者の歓迎会を行いました。国際交流に参加する子どもたちにとって出発前のセレモニーであり、送り出す子どもたちは激励のテーマ活動発表の場でもあります。それから歓迎会は外国のことばや文化に直接触れるいい機会でした。
先ず、16日に行った「パーティ壮行会(Hパーティと合同)」の報告。
*国際交流参加者紹介 M君(中2)ミズーリー州、Hさん(中1)サ ウスダコダ州、Aさん(中2)オハイオ州
*激励テーマ活動発表
ピーターパン4話、さんびきのやぎのがらがらどん、ふるやのもり& くまがり、ピターパン5話、そらいろのたね、高大生スタンツ、ソン グバードメドレー
*ゲーム---おかしハンティング
盛りだくさんで、とても楽しい会でした。特に高大生の「ホームステイを楽しむために」のスタンツは「きょうはみんなでくまがりだ」のおはなしを使って、「We are going on a Homestay(きょうはみんなでホームステイ)」を演じてくれました。 「Oh,no! (こまったぞー) We've got go through it!(とおりぬけるしかないようだ) 」と色んな困った時のケースを想定して、「それでもとおりぬけるんだよ」と促し、最後は自分たちの経験から「We are going on a Homestay again!(ぼくらはもういちどホームステイにいきたい)」としめくくりました。彼らの創作力、表現力には感心しました。しっかりとラボで育った先輩が温かく送り出してくれました。ありがとう。Hパーティのみんな。
それから17日の歓迎会の事。アメリカ、ミシガン州のボランティアリーダーのロニーさんがワークショップをしてくれました。地球環境のことについて、エネルギーや自然の大切さを分かりやすく教えて下さいました。それから「おじゃめ(お手玉)の会」の皆さんによる、お手玉を使った踊りや遊びをみんなで楽しみました。お茶のコーナーではお抹茶もおいしかったです。特に、カナダ留学から帰ってきたばかりのAちゃん(高3)の通訳は同時通訳みたいにできていて素晴しかったですね。英語力に感心させられました。
これで、夏休み前の行事がやっと済みました。後はサマーキャンプへと突入です。又、新しい出会いが楽しみですね。
ロニーさんが教えてくれた歌を紹介します。
If I had to be a tree
I'd be the best around
Dig my roots in deep
Down inthe ground
And I'd reach for the sun
And I'd spread my leaves
To meke oxygen
(The Tree)
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ラボの事を説明するのがとても難しい、と保護者会でのお母さん方のことば。皆さんはどうですか?Yパーティの25周年の記念文集の中のS子ちゃん(中3)の文章をYテューターの了解を得て紹介します。とても的確に捉えていると感心しましたので。
私は「白雪姫」の練習をやってきて、ラボをやって良かったなあと思いました。その理由は2つあります。1つ目はラボを通して学んだことが沢山あることに気づいたことです。今、私は中3で受験生です。今まで私はラボは遊ぶためにあるんだと思っていました。でも今考えてみれば、色々な事を学ぶことができたのだと思いました。例えば私はこのような事を身に着けたと思います。
*CDを聞いて覚える---英語力 *文を理解する---国語力
*物語の生活、使っているものから時代、どんなことが起きているのか を理解する---社会力
*動いて自然の成長、気候、季節など状態を理解する---理科力
*人数を考えてから、どんな風に表現するか考える---数学力
今まで実感することができなかったことが自然と身についていたということが分かりました。(後略)
中学生のS子ちゃんが科目ごとに考えた事はすごいなあ!と思いました。遊んでいたと思っていたのに身につくラボってもっとすごいでしょ!!!
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パーティ通信として書いた物を載せました。
5月14日(日)、福岡市においてC・Wニコル氏の講演会が行われました。以前、テレビでハムのコマーシャルに出ていた人といえば知っている人もいるでしょう。冒険家であり作家、そしてラボとは大変縁のあるひとなのです。ラボがまだ始まったばかりの40年位前の頃(「東京イングリッシュセンター」と呼ばれていた)、英会話教室の先生としてラボで働いていたそうです。その時「繰り返しオウムのようにことばを教える事はなんてつまらない仕事だろう」と思っていたそうですが、ラボが「おはなし(物語)」を子ども達に届けたいい。それをテーマ活動にしてことばを習得していくことがいちばん子ども達にとっては楽しいし、いい方法だ」と変わっていく時に、ニコルさんに「何かお話しを書いてくれないか」と頼まれ、最初に書いたのが「たぬき」の物語だったそうです。それから「すてきなワフ家」などの作品ができたのです。ニコルさんは17歳でイギリスのウェールズからカナダに一人で渡ったこと、北極や南極の探検、エチオピアの国立公園での体験を基にとてもおもしろいおはなしを聞かせてくれました。そして今長野県で自ら荒れた森を購入し、その森の復活を試み「アファンの森」と名づけて生態系の研究や森林保護や育成活動に貢献しておられます。又、作家として、自分の経験を基に「風を見た少年」や「裸のダルシン」など多くの作品を書いています。今回のラボ40周年記念ライブラリーとして「裸のダルシン」をはじめ、後2編のおはなしを私たちの為に作ってくださっています。
私がニコルさんのお話の中で印象に残った言葉は「森は日本の未来である。経済的にも環境教育的にも森を育てることで解決できる問題がたくさんある。森は人間が目的を持って手入れをしなければならない。」この言葉は私たちに突きつけられたメッセージでもあると思いました。人間も同じように目的をもって手入れをする(教育する)事の大切さを感じました。又、最後に「夢は自分の心を先に実現したところに持っていく事で必ず叶う。先に心を行かす。するとそこにひっぱられるのだ。We can make it better!」と力強くおっしゃいました。本当にそうやってきた人だからこその言葉だと感心しました。
<講演を聴いての感想> N・H(小4)
ニコルさんは17歳でひとり北極に行ったことがすごいと思いました。私だったら、ひとりでは怖くて行けないと思います。勇気があるなあと思いました。アファンの森は、荒れている場所がきれいになって、動物が住める様になったのがすごいと思いました。いろんな苦労があったと思います。でも動物はきっと嬉しいと思います。「裸のダルシン」の本の中で、オオガラスがしゃべる場面がとても面白かったです。ストーリーもとても楽しい話でした。自然を大切にしているダルシンとニコルさんは似ていると感じました。講演の中で日本の森は絶対に回復するというニコルさんの言葉に驚いたけど、力強く感じました。
<講演を聴いて その2> N・Hの母
ラボライブラリー「たぬき」「すてきなワフ家」は私も大好きで、C・Wニコル氏の講演ということで楽しみに福岡まで足を運びました。作家としてニコル氏を見ていた私は講演を聴き、科学的な講演内容にビックリしました。 ニコル氏が17歳の時感じた北極地域の美しさ、生物の大切さ、それが原点になり現在環境保護への意欲的な取り組みとなっているのだと感じました。 特に今回ライブラリーとして製作された「サケ、はるかな旅の詩」は静かにゆっくりとカナダの大自然を思い浮かべながら聞くとともに、サケを通して自然の仕組み・偉大さを感じることができると感じました。 いつの日か長野県のアファンの森を訪れてみたいと思いますが、先ずは自分の身の回りの環境に目をむけたいと思います。
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昨日、世界的に有名な阿蘇山の麓、南阿蘇で県主催の「南阿蘇絵本のくに」の誕生祭が開催され、Uパーティの子供たちが「今日はみんなでくまがりだ」を発表。そのあと参加者全員で「くまがり」を動いて楽しむというワークショップをしました。100名以上の一般参加者で、用意したチラシは全部なくなりました。多くの子供を連れた家族が「絵本のくに」の世界を満喫していましたよ。会場は宮崎峻監督の映画にでてくるようなメルヘンチックの廃校を利用して、学校の教室がそれぞれに「木のおもちゃの部屋」「読み聞かせのへや」「紙芝居の部屋」などに分かれてそれぞれにボランティアが対応。お天気にも恵まれ、楽しい催しとなりました。その中で、ラボの中学生が司会進行し、ラボのテーマ活動を紹介できたことはいい経験でした。県生涯学習課の方が見にこられ、「このような活動こそは今求められていることです」といわれました。又、メディアからの取材も複数受けて、社会に向かって発信できるよいチャンスとなりました。因みに我がパーティも「リビング新聞社」の取材を受け、来週土曜日号に載る事になりました。社会の要請に答えるべくますます頑張らねば!!
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