幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧英語・語学ランダム新規登録戻る 0169521
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ International Exchange Program
 国際交流プログラム参加ラボっ子とその様子
・ クラス以外のイベントスケジュール
 2016年
 2017年
・ 完了したイベント
 ホームページをはじめてから~2014年
 2015
 2016
・ ラボメソッド
 ここがオススメ
 発表会 2014 O-o-kuni-nushi「オオクニヌシ」
 発表会 2015 Perseus「ペルセウス」
 発表会 2016 「西遊記」へむかう旅のとちゅう(1)
 発表会 2016 「西遊記」へむかう旅のとちゅう(2)
 発表会 2016 The Westward Odyssey「西遊記」
 西遊記メッセージボード
・ 各クラスのご紹介
 1~3才 親子でいっしょにプレイルームクラス
 3才4才5才幼稚園児クラス、 保育園児クラス
 小1~小6 小学生クラス
 小6・中学生・高校生・大学生クラス
・ くまざわパーティ保護者の声
 ラボっ子たちの声
・ 2017 年4月くまざわパーティ誕生18周年記念発表会にむけて
 2016年9月 Start up
・ そのほかいろいろ
 くまざわパーティが今までにとりくんだストーリーの数々
 ラボ くろひめファミリーキャンプは成長していた
Welcome!
くまざわパーティ(クラス)の様子です
くまざわパーティ(クラス)の様子です [全115件] 61件~70件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
小2 しゅうしゅうの発見 ノースリーブのノーってノーってことなんだね 06月19日 (金)
しゅうしゅうのママが 小学生クラスのお迎えのときに話してくれました。

どんどん夏服になっていく、袖の短いものを着るようになっていく日々のなかで
なにげなくぽろっと
「ノースリーブのノーって、ノーっていうことなんだね」
と母にいったそうです。

1月から4月までとりくんだ
ペルセウスの英語を耳になじむほど聞いたしゅうしゅうでした。

ここで 英語では Sleeveless というのだよ
なんていうことはまったく本質ではありませんよね。

自分で発見して否定の意味をとらえたのです。

そろばんも大好きで理系っぽいラボっ子の発見がたのもしく うれしい報告でした。
>>感想を掲示板へ
ゴールデンウィークは府中のじまん 暗闇祭り 05月11日 (月)
大太鼓の音ではじまる 勇壮なおまつり、その名もくらやみ祭り!

ことしは山車の通りみちが少し変更になって、いままでみたいに
家にいてさえふるえるような大きな音ではなくなったのが
少しさみしかったけれど、わが家の犬にとっては幸せなことだったようで
おちついて寝ていられたみたいです (^v^)

大学生ラボっ子がひとり、青年として地元の行事にかかわっています。
地元府中が大好きで、くらやみ祭りはもとより 
盆踊り、文化センター祭りなど、年中出番があるようです。

とくにお祭りでは その子を見るのも楽しみで 太鼓の音が聞こえると足が向かってしまいます。

地元府中のじまんのおまつりです。

右下のブックマークのらんから府中市ホームページへいくと詳しい案内があります(^_^)
>>感想を掲示板へ
2015年 Perseusu ペルセウス まとめ 05月04日 (月)
ちょっと忘れられない 発表になりました。

4月19日
ギリシャ神話 Perseus ペルセウス
府中市 芸術劇場 ふるさとホールで発表しました。

春休みに1泊でペルセウス合宿
とりとり(小4)が帰り際に体調をくずして みんなして上着をかきあつめて
とりあえずくるんだこと。

発表会当日 一回練習してからホールに行こうよ、ということになり
ラボルームで 通したこと。

発表会実行委員の ながぽん(高2) ゆーきん(中3) あるぱか(小6)
3人はみんなより先に抜けて ホールへむかったこと。

ペルセウス役のかつ(小4)は頭痛をおして発表会のために出てきて
練習のあいまに つちのこ(中2)のひざまくらで横になり 休んでいたこと。

ペルセウス役をやりとげて かつも元気になり 
緊張してただけなのかな?とおもったけど 
翌日は熱をだして 学校を休むはめになったこと。

いつものように ぎゃる(大1)が 小学生たちのために発表会前の元気づけのおやつを用意してくれたこと。

ゆーきん(中3)のおさななじみがペルセウスを見にきてくれて
「がんばったみなさんへ」とていねいにクッキーの手土産をいただいたこと。

ペルセウス少年時代役のこう(小2)が本番直前トイレへいき、
舞台にあがって あれ!?いない!と全員を一瞬あわてさせたこと。

発表がおわり、Thank you very much! と観てくれた人たちにお礼のあと、
くまざわパーティのラボっ子たちから
大学4年生でラボを卒業するみづきへ きれいな花束がサプライズで渡されたこと。

恵美パーティのおたまくん(中3)が まひ(小6)に
「すごくよかったよ!」と声をかけてくれたこと。まひはびっくりして でも とてもうれしかったそうです。

発表会実行委員として携帯を使っての仕事を担当していたゆーきん(中3)が
ついでに携帯をチラ見しちゃっていたこと。
そして 受験が終わって買ってもらったばかりでうれしかったんだよきっと。
なんてばればれだったうえにかばってもらっていたこと。

ホールを出ても去りがたく、芸術劇場まえの広場で 
こう(小2)としゅうしゅう(小1)たちが 木登りしたりしちゃったこと。

ぎゃるが買ってきたセルカ棒で写真をとりまくったこと。

ひとりで帰るゆずぴ(小2)を「えー、じゃあ送るよ」と大学生がぶらぶら歩いて送っていき、
「きれいなおうちだったよ」と これまたぶらぶら帰ってきたこと。

いちにちが あっというまにすぎてしまったこと。


こんなことあんなことが 「ペルセウス」という物語とむすびついて 記憶にのこる。
そして 時間がたち 年がすぎてゆくなかで ふとギリシャ神話に関連したような言葉を見聞きしたときに 思い出すことができる。

しあわせなことです。

ペルセウス11

ペルセウス14

ペルセウス19-2

ペルセウス20

ペルセウス18

花

花
>>感想を掲示板へ
ペルセウス発表のあとの活動報告 小学生クラス 04月24日 (金)
発表会については 合宿とあわせてきちんとまとめたかたちで報告をまとめています。
ひとまず 今週の 「ペルセウス そのあとの活動 小学生クラス」報告です。

小5小6は 中学生以上大学生までのクラスへ 今週だけ参加して、
「うちあげ」です。
(こちらも別途報告しますね)

なので、小学生クラスは 小1~小4だけでじっくりやりました。

Aちゃんが自分のセリフの英語のみを言います。
ほかのラボっ子たちが それに当たる日本語をラボノートに書いていきます。
全員が書いたのを確認してからAちゃんが 日本語を言い、
あたった! あたった! となります。

さっと手をあげた ゆずぴ(小3)からスタート。
”Danae will give birth to a male child,
but you are destined to be killed by him"

しゅうしゅう(小2)も負けません。
”Winged sandals, make speed!"

全員から、「ああ~!」
キター! というような反応。だって決めセリフだものね!

こうちゃん(小3)も、
「次おれ!
”A horse? Why, I shall bring you anything your heart desires"
はい、書いて!」
『ちょいとちょいと、何語じゃい?』 というような響きもあったけど、
「漢字使ってもいいよね?」なんて言いながら全員クリア。

カーリー(小4)が選んだセリフは、
”If you look directly at the Gorgon's face, you will be turned to stone.

スタバ(小4)のセリフはさらに長くなって、
”Perseus, take courage.
You are the only one who can take the head of Medusa."

「かたかなの 「せ」ってどんなのだっけ?」としゅうしゅう。
ほかの子たちは全員せっせと書いている最中なので、スタバが教えます。

このほか、
テューターが 小5以上のラボっ子がやった役から英語でセリフを言って
誰のセリフかあてたのですが、
「私に問題ださせて!」
「こんどぼく!」
という具合でとりっこのようになるくらい。
人のぶんまでがんがんセリフを言いまくり、
グライアイなんて ほとんど全部でたんじゃないかしら。

キャスティングオーディションのときは、
「うまれながらのばあさん」なんて絶対いやだと グライアイを毛嫌いしていたのにねぇ。。。

こんなふうに、本番では言う機会がなかった 
ひとのぶんの英語セリフをいいまくって、
いいまくって、終わりました。


去年の「オオクニヌシ」も、満足のいく発表だったけれど、こうはなりませんでした。
どう違ったのか?

ペルセウスでは、
中学生以上のクラスから 表現プランがつぎつぎと飛び出してきていました。
だから小学生たちは、「なにかほかにあるかなー?」とは聞かれたけれど
『とにかくなんとか意見をひねり出す』 ということはしなくてすみました。
ストレスなく ストーリーに向かえたこと、
ストレスなく 合同ペルセウスの集まりを楽しんだことが
彼らを ペルセウス好き! 状態にしたのではないかと考えています。
今回は中高大学生クラスに脱帽。
すばらしいペルセウスを ありがとう。

最終合同練習のあとのひとこまです。
いい感じでずっこけてくれてます(^^)
ずっこけ1
>>感想を掲示板へ
春休みにおすすめのギリシャ神話の本、読んでくれたかしら? 04月08日 (水)
春休みぜひ読んでほしい参考図書を
ペルセウスコーナーにのせていました。

読んでくれたかしら? 春休みがおわってたずねてみました。
ヘルメス役のあるぱかと、グライアイ役のラボっ子たちは読んでくれたようすです。

あるぱか「ヘルメスはあちこちに出てきてたいへんだったよー」
私「だって伝令の神だもの。かっこいいよね」
派手なことが苦手なあるぱかだけど、なんだかちょっとうれしそうな顔に見えました。


本
低学年は左の本、高学年は右の本でギリシャ神話に親しんでもらえたらとおもいます。
ヘルメス、アテナ、ペルセウス、ニンフ。。。
自分がやる役がどんなふうなのか、イメージがふくらみますよ(^^)

右は
著者・編集 石井桃子、富山妙子
のら書房

左はもうすこし字が大きくて低学年でも読めます。
高尾薫/文、堀川理万子/絵
徳間書房
>>感想を掲示板へ
小学生と幼稚園児保育園児の交流タイムーshake handsの練習で〆ました 03月25日 (水)
3月22日(日)に
ふだん平日に活動している幼稚園児さんと
土曜日の保育園児さんたちが
集合して、4月の発表会にむけて
英語の歌を中心にしたクラスをもちました。

小学生クラスのなかから
有志にきてもらって、3才から4才、5才、6才、7才、8才、9才までが
いっしょにラボ活動をしました。

小学生たちに 
「「NHKおかあさんといっしょ」にでてくる
「うたのおねえさん うたのおにいさん」みたいにやってみてね」
と声かけしたところ、
??? といった顔をする子もいて びっくり。

どうやら、下に弟妹がいる子には通じても、ひとりっ子には通じないみたいです。

年下にどう接していいかもわからない様子です。

どちらかというと 幼児さんではなくて小学生たちを励ますようにして 
Twinke Twinkle Little Star
One,Two,Three four five
In a Cottage in a Wood
など3曲ほどを 踊りながら歌いました。

最後に 幼児さんたちに
「じゃあ、今日いっしょに歌ってくれたおにいさん おねえさんたちと
握手をして Good bye をいおうね」
小学生たちには
「あなたたちから 手を差し出してあげないとだめよ」

そして、Shake hands を指先だけを握るみたいにしないこと、
相手の手を振り放したりしないこと、
相手の顔を見ながらすることを教えました。

幼児さんたちのまちまちな反応にとまどいながらも
なんとか握手しながら Good bue をして、解散です。

いつも大きいラボっ子たちにやってもらっていることを
自分がする立場になった 小学中学年、低学年のラボっ子たち。

たまにはこんな経験ができるのがラボなのよ(^^)
>>感想を掲示板へ
3月21日 ハウランド歓送迎会 と 発表会実行委員会 03月24日 (火)
京王多摩地区 (京王線沿線のラボパーティのあつまりです)
このなかには 小5~大学生 が月に一回集まって活動する、ハウランドという
高学年活動のシステムがあります。

嵐で孤島に流されたジョン・万次郎たちを助け、
万次郎をアメリカまで運んでいった船の名前が 「ハウランド号」

その船の名前をもらい、活動しています。

大学4年の卒業の年まで ハウランドの活動に加わり、
その意義を感じて活動してくれた 大学生4人の卒業がありました。

中学、高校、受験をへて大学生活、就職、そんななかでの活動を
あふれんばかりに語ってくれました。
ハウランド卒業1

お花を送りました。会が終わってからも、まわりには大きな人垣ができていました。
ハウランド卒業2

ハウランドのそとでも、いっしょに遊びにいったりする仲のよい大学生たちです。

医療、不動産など、進路はいろいろだけど、
船出を寿ぐ風をうけて、万帆の海路であってほしいとおもいます。


午後からは、改めて今年の活動がスタートしました。
発表会の実行委員会です。
中学生から大学生まで それぞれのパーティから3人ずつが選ばれてきています。

熊澤パーティからは ながぽん あるぱか 次回委員会からはゆーきんも加わります。

熊澤パーティは第2部に出演するので 第2部の実行委員をします。
となりで第1部はなにやら するする~と決まっていきます。

実行委員長には 高1のおたまが立候補。
彼はゆーきんと仲がよく、今日も
「あれ?ゆーきんは?」と声をかけてくれた、やさしくて、人前に立つことにも積極的なラボっ子です。

こちらはなんと、じゃんけんで実行委員長を決めました。
あれあれ。。。

でもそのあとは 中3の実行委員長が司会に立ち、するすると決まりました。 ほっ。。。



あるぱかはマイク担当 
ながぽんは司会 (司会は英日です。彼はきれいな英語を話すので、安心してみていられます)
ほかにも、
会場係り
ナーサリーライムコーナー担当
音響
などの仕事があります。

次回 第2回目は、
「シミュレーション」します。 ダメだしありです、がんばりましょう。
>>感想を掲示板へ
ペルセウス 小3~小6プリント配布しました ”Perseus,take courage! 03月11日 (水)
ペルセウスのCDを聞き、「口に出す」
それと並べて自分のセリフやナレーションを「書く」
作業を各自少しずつすすめています。

もうすこし書きたい、
自分のセリフでなくてもペルセウスに出てくるおもしろいことばを書きたい、
ちょっとテストっぽいことがしてみたい。
そんな気持ちもあるかなとおもうので、
ペルセウスから5問のプリントをつくって配布しました。

低学年の保護者にも興味があるかもしれません、
こんな感じです。


A “Hurry up and give me the eye.”
「早く目をおくれよ」 

B
------------------------.
「早く歯をおくれよ」

ヒント* 「歯」という単語はヘルメスがグライアイ
のことを説明するのに使っています。


取組むときのポイントは下の3つ!!
1. 必ず Perseus のCDをかけながら 問題にとりくむこと。

2. テーマ活動の友を見ながらでもよい。読むのを習うのはこれからだから、
読めなかったらCDのトラックを聞いて、耳でひろってみる。それから友を参考にして書くとよい。

3. ことばは カンを働かせることも大切です。 はっきりわからなくても親に聞かずに「これかな~?」と思う答えをかいてみる勇気をもちましょう。

"Perseus, take courage!"
「ペルセウスよ、勇気をだしなさい!」
>>感想を掲示板へ
小3 ラボっ子 英語の構造を指摘してれました 03月06日 (金)
3月は、1回だけ、小学3年生以上だけで「ペルセウス」に挑戦しました。

小3以上だけだと なんだかスカスカして淋しいけれど、
「ペルセウス」するするっとすすみ、
クラスの後半は ナレーションやセリフの個別タイムまでとれました。

そのとき、スタバ(小3)が英語の発見をしたので報告したいとおもいます。

このとき、スタバは自分のセリフは耳から覚えていて、
だいたい口に出して英語も言うことができていました。
なので セリフを 単語に分解することにしました。

"You are only one who can take the head of Medusa"
これはアテナのセリフです。

You
only one (「世界にひとつだけの花」というスマップの歌にでてくるね!と、
       ふたりでもり上がりました)
the head
Medusa
どれもスタバにもわかる単語だったので 簡単に分解がおわり、私は、
「これを英語にくみたてなおすと、さっきのセリフになるんだね」
と声をかけました。

すると スタバが言ったのです。

     「英語はうしろからくるんだね。 
      日本語は前からなのに」

たしかに、
"You are only one who can take the head of Medusa"

「メドゥーサの首をとってこられるのは、あなただけです」

英語は Medusa が最後尾にあり、
日本語では メドゥーサ が最初にあるのです。
並びも きれいに 逆になっています。

でも私自身は 3年生にそこを指摘されると思わないでいたので
ちょっとどぎもを抜かれました。

小学3年生以上だけのクラスをしてみる、というのは
初の試みだったのですが、なかなかよかったと思います。

私は「試み」ということばが好きです。
これからもいろいろな試みで、ラボっ子たちの「ことば」と発見を
すくっていけたらいいなとおもいっています (^^)
>>感想を掲示板へ
オーストラリア リチャード(15才)受け入れで思ったこと 01月25日 ()
12月19日~1月10日
オーストラリアの学校で日本語を習っている 中国系のスマート男子。

呼びかければすなおに返事もするし 食わず嫌いもなし、
くまざわパーティの高2男子がホストフレンドになって 受け入れをしました。

日本語と英語でことばに困ることはほごんどなく、
英語を教わったり日本語を教えたり、交流も順調で 問題もないように思い、
事実大きな問題はなく楽しい滞在だったのですが、
ひとつ スマホ という壁があったことが 彼と家族とが最後まで丸くなりきらなかった原因のひとつだろうとおもうと 残念な気持ちがします。

リチャードが 夜10時ころになると 毎日必ずスマホでオーストラリアの家族と連絡をとりあうのを日課にしていたのは、本人というよりは 親の希望にそってそのようにしていたのだろうとおもいます。
本人がしたくてするのであれば、友達ともやりとりするだろうとおもうからです。

親にとっては、息子とことば(ラインのようだったので、文字)をかわし、
日本で楽しくすごしていることを確認するために必要なことだったかもしれません。
でもそれも毎日となると、はたにいる日本の家族にとってはさみしいものがあります。

実際、受け入れ家庭のお母さんから 「もしもし。。。」と電話がかかってきたときも、そんなふうに自宅と連絡をとりあっていることは話しにのぼることはありませんでした。
両親と連絡をとっても、それほど不自然とは思わないですからね。

なので私は、たまには母ものんびりしたいのだろうとおもって、
浅草、隅田川下りへ、くまざわパーティの大学1年生ふたりとプランして、リチャードをさそって出かけたりしていました。

スマホのことを聞いたのは、帰国まであと5日くらいのときでした。

「外国に出して、心配だとはおもうけれど、
でも、もうすこし私たちにまかせてもらえたらよかったんですけど。。。」

というのが、そのときのお母さんの声です。

ほんとうに、こころからの声だっただろうとおもいます。
リチャードを4人目の息子のようにして
お正月に田舎にもつれていったりもしていたのです。

そんなふうにご家族に愛されて、
本当に日本らしい日本を見聞したであろうリチャードは、
オーストラリアの友だちと連絡をとりあうことはしていなかったので、
彼自身とても良識のある 青年でした。

それだけに、彼を送り出したご家族のいささか過剰な心配が、
ほんとうにもったいなく思われてなりません。

深読みして、日本と中国がもめていることが、中国系のご家族の心配の種だったのかもしれないなどと思うと、ますます悲しい気持ちになります。

ラボでは ホームステイなど国際交流に参加のときには
「ひとりだちの旅」と呼び、よけいな連絡ツールを持たせることはありません。

立ち直りも早いお母さんなので、
「高2の長男をイリノイへホームステイに出したとき、私も、今着いたか、
おなかいっぱいちゃんと食べているだろうか、とか心配したし、
声を聞きたいとおもったこともあったけど、
ラボで「連絡してはいけない」「ひとりだちの旅です」といわれていたから
連絡もしなかった。
それが正解で、それがよかったということが今回わかりました。
リチャードもいい子だったし、これから弟もホームステイにだしていくとおもうので、
よい経験になりました」
と言ってくれています。

そして私は、来年再来年、国際交流に参加するラボっ子たちに、
ぜひともお母さんからこの経験談を話してもらおうとおもっています。
>>感想を掲示板へ
<< 前の10件 | 次の10件 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.