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4歳のお姉ちゃんの弟、2歳のSちゃんは、うるさい歌はきらい、
って言うので、S君が楽しめる、ゆったりしたお歌で、小さい子向けのグループを、お願いしたいのですが、、、と頼まれた。
ふむふむ、昔ながらの英語の歌で、テープの時代から収録されていて、SONG BIRD μ(ミュー)にある歌は、私も、懐かしく、いつまでも口ずさめる、なんともゆったりとほのぼのとした、いい歌がたくさんある。
でも、最近は、つい、せがまれて、アップテンポの歌ばかり、とりあげていたかもしれない、、、と反省し、
じっくりと、初代SONG BIRDを、聴きなおしてみた。何度も何度も。
結構、ちゃんと、歌詞が歌えない歌、うろ覚えの歌、最近やったことのない歌がたくさんあった。
中でも、蝶々がお花畑を舞っている歌だとばかり思っていた
゛PAWPAW PATCH”
じっくり、歌詞を改めて聞いてみると、スージーちゃんを、探している歌ではないか、、、
はて、ポーポーってなんだ!?
お花畑の歌じゃないらしい、、、
調べてみたら、なんと、北米になる果物だとわかった。
先輩テューターに、さっそくお聞きしたところ、
女の子が、ポーポーの実がたわわになる木の下で、かくれんぼしている歌だと教えてくれた。
ポーポー=果実!?
インターネットでは、木になるカスタードクリーム
なんて、書いてある。想像しただけでも、なんて、素敵な歌だろう!!
だって、甘い甘い香りの世にも珍しいポーポーの実の下で、かくれんぽ。みつけてくれるのを、じっと待つスージーちゃん。
♪Where are ,Where're you、
Pretty Little Suzie ?
(うろ覚えで、歌詞間違っていたらすみません)
香り甘く、実はねっとりとした魅惑的な味で、珍しい果物とある。そんなおいしそうな果物、絶対食べてみたい!!
と思って、苗を探してみた。
な、なんと、6月に販売開始とともに、売り切れ。
手に入らないとなると、ますます食べてみたくなる!!いやいや、植えてみたくなる!!!
ラボハウスの周りを、ラボガーデンにしようと、ラボのお話、ラボの歌に関係する植物でいっぱいにする計画を進めるべく、日夜、汗水流して、土づくりから、精を出しているのだ!!
新しい顔としては、ブルーベル。やっとお花の苗を見つけて、植えた。最近、お花が咲き始めた。ちいちゃな、ちいちゃな、ひとつの枝から本当に青いベルを5つ下げた可憐なお花。
みんなで、『妖精図鑑』の中に、ブルーベルの妖精の絵を見つけて大喜び!!(私が一番喜んでいたかも!?)
それから、可愛いブルーベルのお花を、そうと、一枝摘んで、ブルーベルの妖精役の子が、人差し指と親指でつまんで、音楽に合わせて、輪になったみんなの手が上がったり下がったりする間を、くぐってIN,OUT、
I'M tired で、誰かの手にそっと、そのお花を渡して、妖精役を交替。
ひさしぶりに、やったら、とっても素敵な気持ちになれた。妖精になりきった男の子は、かっこよくIN OUT みんなの手で作ったウィンドウを颯爽と飛んでいた~(気分はね、)
次なる野望は、ポーポーパッチの歌を、ポーポーの実の香りを嗅ぎながら、楽しむぞ~!!
はて、何年後にポーポーの実はなるのでしょうか、、、その前に苗みつけなきゃ。。。。
そんな壮大な野望か、はたまた、妄想を知る由もなく、お庭で風に吹かれている植物たち。さて、なんのお話、歌にまつわるお花かわかりますか?(こじつけって言えば、それまでなんですが、、、ハイ)
お花の名前はサザンクロス。確かに、十字のようにクロスした形のお花です。
赤い花と白い花が一度に咲き、赤い部分が、ぽとりと落ちる、その名も源平かずら。または、源平花
オーストラリアと言えばユーカリ、ユーカリと言えば、コアラ、コアラと言えば、、、?
沖縄ではおなじみ、ガジュマルの木、よおく見ると何やら、赤いものが木にいるのですが、、、
番外編。ほうきに使われる木。勝手に、もりぞう と呼んでいますが、、本当の名は?
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新刊ライブラリー『生命の女神ドルガ』記念講演として、仙台で行われた
川手鷹彦氏の講演内容を、たんぽぽさんこと宮崎さんのHPより、
許可をいただいて引用させていただきます。
川手氏のお話より
初めてランダの舞を見た時、生まれて初めて「恐ろしい!」と思った。
人間の魂の一番深く大切なものに触れた気がした。
日本人が忘れてしまった自然・神・生への畏れ(畏怖の念)を感じた。
神・目に見えないもの・宇宙の原理への畏怖の念/敬いの心を直接感じた気がした。
舞い終えたランダの舞手は、とても憔悴した顔をしていて、村の中にわだかまっている負の感情を浄化する事の苦しみを感じた。
自分が本当に求めていたもの(アメリカで見つけた気がしたけどみつけられなかったもの。ヨーロッパで知的に感じたけど体得できなかったもの。)を初めて体感した。
私はランダの舞手になろうとも、ヒンドゥー教の僧になろうとも、ライブラリーを作ろうとも、自分からは一度も思わなかった。
敬愛する師匠・デワジ氏の下に学んで数年後、氏が突然「明日得度するよ。」と言い、僧になった。
それから3年後、「明日からランダの舞を練習するよ。」と告げられた。
自然に師の指し示す方を信じて進んできた。
ある日事務局の曽我さんが川手氏のランダの舞の上映会に来て、「今度ライブラリーに書いてほしい。」と言ってきた。
~これらのことは導きであると感じた~
ランダの舞手として、皆さんに思ってほしい事。
ランダの舞を舞う事は危険なこともある。
人の心のわだかまりを背負う事であるからだ。
その事によって村人の心が洗われていく。
古い時代からの叡智であるから、ランダの舞を舞って体に変調をきたすことは光栄なことである。
舞う事を許された舞手にとっては、至福の浄福感がある。
しかし、それをなしたことへの代償も顕れる。
「子供が命の危険にある時、母親は自分の身を挺して子供を助ける。」ランダの舞手の心持はこれと同じ。
イエスがゴルゴダの丘へ登った気持ちとはどんなものか・・・
ずっと疑問に思っていた事・・・本当に理解できたのはバリに渡ってランダの舞を舞った時である。
(おこがましいと思うが・・・)
世の人々が「悪」と呼ぶもの、ランダの舞の中で「悪」とするものは、
明らかな殺意の様なものではなく、小さな負の感情が積み重なったもの。
これが浄化されずに蓄積されていく社会はとても危険である。
昔の日本には存在していた各村々のお祭り(今も残る獅子舞・なまはげetc.)で、年に一度浄化していた。
宗教的浄化の儀式でもあった村祭りが、日本ではほとんど死に絶えてしまった。
浄化作用の失われた社会はいったいどうなるのか?
バリ島では今現在も大切に行われている。
「自分の犠牲を顧みず人々の負の感情を浄化する」
自分自身の根幹を揺るがしたもの・・・それをラボの若い世代に伝える事を光栄に思う。
異文化を日本人の一人がどう体験したか、
一人の若者がバリ島に渡り、伝統文化に触れ、啓発され苦しみ衝撃を受けた、
その体験を現代の若者に置き換えて制作した。
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たんぽぽさんへ
仙台の講演会のあとは、山形のHさんから、さっそく携帯にメールで報告
があり、うらやましい限りでした。
なぜか、中部では、川手さんの講演会を開催できるチャンスがな
く、、、
読ませていただき、川手さんと初めてのスプリングキャンプのことが、蘇ってきました。
草創期から育ったラボっこが、中高生世代になり、できたての集雲堂に
つどい、これから、自分たちが、何をラボで目指していくかを、激論した第一回スプリングキャンプ。
といっても、私は、当時中学生で、ただ、ただ、東京の小金井Pの高校生たちの
熱い思いに圧倒されていました。
目指すべきところは、゛ないないないの国”の子供たち。見えないもの
が見えるのは、子どもたちのもつ力であり、大人になったら、否応なし
に失くしていく力。
おりしも、ピーターパンという画期的なテープ(当時)が、制作され、
全国のラボっ子は、夢中になりました。
その後、『ラボっこ囃子』が制作され、
自然(神と同意語)と、
人間が対峙し、対話し、感謝するのが『祭り』であり、お囃子である。その思いを、谷川雁
さんから、直接、当時の中高生世代は、伝えらたはず。
一番、谷川さんと近いところにいた川手氏が、その話を聞いてないはず
がないと思うのです。
私の中でも、ずっと、そのテーマは、継続しているけれど、川手さんの
ように、バリの僧侶にまで行き着いてしまったことを、今回の一連の情
報で、知り、傑出したラボっ子であったことに、またまた、パンチをくらった感じです。
ネイティブアメリカン民話、二コルさんのテーマ『ワタリガラス』(北方民族神話)、ケルト神話、ギルガメッシュ、ギリシャ神話、国うみ、、、、
長いラボ活動を通して、点が線になりつつ、こんな深い事を、子どもた
ちに伝えたかったのか~と草創期のラボ創始者の深く熱い思いが、今、また蘇生する気さえしています。
また、今の私たちが、次の子供たちに、どう伝えていくのかの課題を投
げかけられた重い思いを受け止めています。
涙 なしでは、聴かれないお話であったこと、想像できますよ。
PS:
それにしても、仙台は、遠い、、、
バリも遠い、、、
でも、星野道夫氏曰く、
日常の時間と、悠久の時間の二つの時間を持つことが大切だと。
うんうん、はるか、思いをバリにも、アラスカにも馳せればいいのだ。
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グリフィス氏が、中高生グループに訪ねてきてくれた日は、残念ながら、中3の受験生も、テスト前の高校生も欠席で、中学生しかいない日だった。
何しろ、なんの予告もなく、突然の訪問だったので、みんな、いつもの、インターン訪問のノリで、
”Hi!" とか、気楽に挨拶。
゛Griffth !? sounds like Grifon ?"
" Yes, It sounds like . Because my name came from the last name of Wales' kingdom"
私が、グリフィス氏を、子どもたちに紹介すると、
グリフィス!? グリフォン みたい!!
グリフィス氏:そうだよ。私の名前は、ウェールズの最後の王様の名前からきている。私は、その子孫にあたるから。
みんな:え~!!!(一気に、グリフィス氏を見る眼差しが、畏敬の念に、、、)
それでも、怖いもの知らずの中学生。中に、帰国子女のN君が、いたので、通訳して~!!と彼を頼りに、気楽に日本語混じりの英語で、質問を始めた。
(私は、せっかく、こんな機会はないと、ビデオの用意で四苦八苦していたので、勝手に自分たちで、グリフィス氏を囲んで始めていた)
“ロミオとジュリエット”は、なぜ、死ななければいけなかったのか、いまいちこの話の面白さがわからない。
゛結局は、連絡の行き違いで、起きたことだから、携帯電話があったら、こんな悲劇はおこらなかったんじゃあ~ないの?”
゛ジュリエットとロミオの年で、いくら、すごく、好きになったからって、死ぬこと自体が、ありえない、、、”
゛ロレンス神父は、善かれと思ってやったって言ってるけど、もともと、この人が悪いんじゃあないの?”
彼らの質問に、大変、ゆっくりと、丁寧に語り始めてくれたグリフィス氏。
=まづは、携帯があっても、なくても、人生の中には、行き違い 思惑通りにいかないことは、たくさんある。
実際、この秋、公演する予定のホワイトホースシアターの『ロミオとジュリエット』は、現代を舞台としているから、携帯で話すシーンも、あえていれてある。
死ぬほど好きになるという背景には、この時代の結婚が、自分の意思できめられるものではなく、親が決め、宗教や、人種が違えば結婚できないという呪縛の中にいる、ふたり、しかも、敵対関係にある両家の角質は、殺し合うほどの争いだった。
そんな状況で、14歳のジュリエットが、
一日目で、生まれて初めて人を好きになり、
2日目で、結婚の誓いをたて、結ばれ、
3日目で自分の夫になった人が殺人の罪で追放になり、二度と会えない事になり、味方だと信じていた乳母も、両親も自分をわかってはもらえないと思いこみ、一人で、パニック状態に陥っていった。
そして、藁にすがる思いで、ロレンス神父の計画にのり、4日目で、命をたってしまう。
これは、物語ではあるけれども、14歳と17歳という年齢の若者だからこそ、まっすぐで、純粋で、孤独で、ひとりよがりで、冷静さを失うアンバランスな精神状態な時だからこそ起こりえる事、どの時代でも、どこの国でもね。
君たちの年齢で、この物語を、演じる体験してみることは、今の自分を見つめる、とても良い機会になると思いますよ。
氏のロミオ役の迫真の演技に刺激を受けた、中2のK君は、その後、ロミオ役をやりたい!!と言い出した。
3月のはじめ、受験が終わり、受験生と高校生、フルメンバーが顔揃え、いよいよ役を決める時に、みんなは、よくよくK君に、「本当に、ロミオ役をやりきれる?」と念を押した。
なぜなら、これまでも、彼は、ラボのテーマ活動の際、一番セリフの少ない役しか選ばない、いわゆる、チョー後ろ向きラボっ子の部類であるから、、、(部活が大変なことを言い訳に、、、)
日を追うごとに、動いて、深めてを繰り返し、佳境に入ってきても、K君の態度は変わらない。。。。私も彼を信じたい気持ちはありがならも、発表の日は、迫っているし、、、4月に入って、セリフの後追いもできていないので、老婆心ながら、前半、後半を分けたら?と提案するが、自分がやると、言い張る。。。。
29日に発表なのに、その1週間前に全くセリフが入ってない!!それでも、笑ってごまかそうとする彼の態度に、女子の怒りは爆発。
高校生女子が前半を、急きょ受け、サポートすることにはしたが、しかし、発表4日前に、実は、CDが家になかったと、ロミオ役のK君が、みんなに告げる、、、
全員が、、、唖然。(実は、他にもCDを聞いていない男子が2人いたのだが、、)
もう、発表は諦めたら?と私。
泣き出す子、黙りこくる子、、、、怒りをあらわにする子、、、
それが、土曜日の夜のこと。私は、彼らに決断をゆだねた。
どうするかも、自分たちで、決めればいい。やるって決めたのも自分たちなのだから。
高3のHちゃんは、ロレンス神父をやりきって、最後のテーマ活動にして、ラボの活動に区切りにする、と決めていたのに、、、はてさて、、
日曜日から、発表当日の水曜日の4日の間に、結局、彼らはなんとかして、4時からの発表を、やり遂げた。
緊張感にあふれた素晴らしい発表だったと思う。涙がでるほど。(安堵の涙!?最悪の悲劇を想定していたから、、!?)
本人たちは、不本意で、100パーセント満足はしていないだろうが、、
ぎりぎりのところで、K君も、それをフォローした女の子たちも、悲劇にならずに、悲劇をやり遂げた(!?)という点と、
ここまで来る過程で学んだ事は、それぞれ大きかっただろうという点で、私は良し!とする。うん!
中学生を見ていると、はらはらする。
子どもと大人の間、過信と不安のはざま、最悪と最善の間、孤独と仲間、反発と甘えの間、まるで振り子のように揺れる、そのアンバランスな状態こそが、とてつもない可能性を爆発させる原動力なのかもしれない。彼らは、起爆させる刺激さえ与えれば、大人では、到底なしえないような力を発揮する。
今日の夜、NHKの番組で、天平の阿修羅像の3つの顔、左、真ん中、右の違いは、実は、青年の成長の過程を表している事を言及していた。(そ、そうなんだ~、知らなかった。左右の顔は、写真に写ってないから、見たことないし、、、)
テレビに映った、見たことがなかった3つの顔を、じっと見ていたら、一人ひとりの中学生、高校生の顔と重なった。殻に閉じこもりそうな不安、苦悩と希望のはざまで見せてくれる最高の笑顔を見る瞬間は、胃痛を抑えながら、テューターやってて、良かった~!!と思う瞬間である。
追伸:国宝、阿修羅像を360度から、国立博物館平成館で、特別展示されている様子。右のアスベルさんの日記に掲載されているので、詳しくは、そちらでどうぞ。あ~!!私も、本物、観に行きたい!!!
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イギリスの英語劇団 WHITE HOURSE THEATRE の代表 ピーター=グリフィス氏が
ラボハウス訪問してくれました。
といっても、かれこれ、2か月以上前のことなのですが、、、
グリフィス氏は、浜松での英語劇公演のプロモーションのために、浜松国際交流協会を訪問。
ホワイトホースシアターは、英語がわからない小さい子供から、英語を学んでいる大人までで、幅広く楽しめる
3つのレベルの英語による 舞台劇をたったの4人で、3つの演目を上演する、すご技プロフェッショナル俳優集団。
浜松では、12年前に初公演、その後2007年に、再来日、2009年秋に3度めの来日公演になります。
というか、なんとか、浜松国際交流協会さんの協賛を受けて、
今年も公演予定です。(私の一存ですが、、、)
何しろ、自主公演ですから、何もかも、自分たちで、準備を進めなくてはいけないのです。
演目は、
★9月12日(土) 夜 『ロミオとジュリエット』 楽器博物館2階 音楽工房ホール
★9月13日(日)午後1時半 『ピンチオブソルト』 初級、こども向け 浜松福祉交流センター
おりしも、国分ラボパーティの中高校生のグループで、『ロミオとジュリエット』をとりくみ始めている
とグリフィス氏にお話したところ、急きょ、夜なのに、見に来てくれるということになり、
一緒に、ロミオ役で、加わっていただきました。
加わっていただいたなんて、おこがましく、
プロの俳優、かつプロのオペラ歌手としても活躍中のグリフィス氏のロミオ役は、
台本片手ながら、それは、もう圧倒されて、
6年生のHちゃんのジュリエットも、短剣で喉を突き刺すシーンなど、みんな固唾をのんで見守りました。。。
本当に、うちのグループに訪問して、ずうずうしくも、一緒に『ロミオとジュリエット』をやってくれなんて、
本当に頼めないような方なのに、、、
うそじゃあ、ありませんよ~
HWTの活動から、公演の詳しいことがわかりますので、ぜひ、↓ ホワイトホースシアタージャパンのHPをご訪問あれ
http://www15.ocn.ne.jp/~whorse/
ぜひぜひ、英語、演劇、コミュニケーション系のワークショップ、シェイクスピア などなど、興味のある方は、ぜひとも、ご協力を~!!
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2008年12月14日に発表した、国分パーティテーマ活動発表のレポートを記録として残しておきたいと思います。
夏からのスクランブルラボとして、
各グループの5年生以上のリーダーが企画。
★登場人物キャラ分析&人気投票
★お話たどりゲーム
★少年たちのように、話し合い上手になるには!?
★牛乳パックでいかだづくり
★骨っこ探しゲーム
★クイズで、水風船ゲット
などなど。
場所、日程、内容、進行を高学年が、自分たちで、運営。
1話~4話をちりばめて、スクランブルラボを進めていくので、
参加者は、全員、家で、よく、CDを聴いてこないと、楽しめない。
幼児には、少し複雑なお話かと心配したが、
最終的に、嵐の場面で、すご~く盛り上がり、
1話に決定。
また、ドニファングループ対ブリアングループの意地の張り合いが、
極限の状況でだんだんとたかまっていくのが、1話
ということで、3話の票も多かったので、グループによっては、
ずっと、3話を繰り返しやっていたところもあった。
最終的に、1話に決めてから、2か月しかなかったので、
私としては、内心、あせっていたけれど、
子どもたちの中では、『15少年漂流記』はすべて合わせて完結なのだから、何話でも、あまり関係なく楽しんでいた。
これから、夢を託して出発の場面、というのは、小さい子達を配慮しての決定だったこともあるようだ。
あせって、早くから、絞らなくてよかったのかもしれない。
とにかく、この物語全体をみんなが気に入り、お話に入り込んでいった。
こんな本のおかげもありまして、、、
←今回のテーマが大好きになった、ラボハウスライブラリーで、大人気の『イラスト図解15少年漂流記』PHP研究所編纂
これほど、15少年のお話に興味を湧かせる本は、ない!!
特に、男の子たちは、はまった。
テーマ活動をしていく上で、船の構造、島の位置、島の環境、など、科学的好奇心を満たしてくれる本なのだ。
やっと、1話に落ち着いたのもつかの間、
11月に合宿をやるかやらないかで、
またまたもめる、、、
合宿の施設の利用可能な日程と、中学3年生と高校生の日程が、どうしても合わない、、、
やるなら、中2を最年長のリーダーで、やるしかない。。。
でも、どうも、中2と中1の男子に、自覚と責任の態度がみられない。
そこで、テューターVS中学生男子。
いくら、やりたい、という中1の女子、小学生高学年の気持ちがあっても、
肝心の中2、中1男子がやる気がなく、CDもろくに、聞いていない、だらだらとしている、、、そんなんで、
よくCDを聴いている年下の、やんちゃな男の子たちを、まとめていける
わけがない!!
はじめに、このお話に、決めた時、男の子たちの世界を、思いっきり、
楽しもう!!ってことだったはずなのに、、、
普段のパーティで、なすべきことが、できていないのだから、合宿で、いったい何をやりたいかが、なければ、合宿する意味がないのでは!?
そんな、テューターの叱咤を受けながらも、頑として、合宿をやりたい!
と言い張る中学生男子。
かくして、私もおれて、静岡県三ケ日青年の家の予約を。
条件は、信じるからね!! の一言。
それから、中1、中2のメンバーで、各グループにやりたいことの聞き取りをして、
タイムスケジュール、内容、を練り、しおりを作成。
幼児は、年長さんから希望者お泊り。
年中さん以下は、お母さんと付添。
電車好きな幼児のために、天竜浜名湖鉄道で、行くことに決定。
*スラウナギ号の進水式(牛乳パック100個で作った筏もどき)
*晩御飯のおかずをゲット!!(磯遊び)
*嵐を体験できる映画観賞
*遭難を体験できる映画観賞
*南十字星に向かって歌おう(はくちょう座ですが、、、)
*嵐VS少年おにごっこ
などなど企画が満載となった。
高校生がいない分、アイディアに困ると、すぐに、小学生たちに相談したのが、よかったのか、
3年生から6年生の小学生たちが、とても、したの子たちをひっぱっていた。
浜名湖に繰り出したスラうなぎ号は、6人目ぐらいで、だんだんと進水ならぬ、浸水してきて、ちびっこたちしか乗れなかったが、
それを作った土曜日グループのわんぱく男の子組みは、十分に満足気。
しかも、沈まぬように、ずっと支えてくれたヨットマンの、お父さんがいなければ、私一人では、本当に、遭難するところでした~
中1の実行委員が作った、合宿のしおりを、所員サンに見せて、活動の内容を伝え、”15少年漂流記”に合わせて、南十字星に向かって、サザンクロスの歌を歌いたいと、お願いしたところ、
粋な計らいで、夜、ヨットハーバーに集合したのをみて、ハーバーの照明を消してくれた。
一気に、あたりは闇の世界。湖面の向こうの瞬く光と、空には満天の星が浮き上がる。
何をやるかも、しっかり伝えてあったので、泣き出す小さい子もいない。
みんなで、知ってる限りの星座を見つけ、はくちょう座を発見。
みんなで、サザンクロスの歌を大合唱。
そこで、誰かが、ふと、
その南十字星をきっと、帰りを待つお母さんたちも、見上げていたんだね~
そしたら、歌の意味が、帰りを待つお母さん、お父さんたちの心の声にも聞こえてきた。
極めつけは、映画観賞
゛マスターアンドコマンダー” という、嵐に遭う帆船の特撮で、数々の賞をとったラッセルクロー主演の映画
もちろん、観るのは、嵐の場面だけ。
横波は、すごいね~どこかにつかまっていなければ、流されちゃうね~
あんなに船が傾いたら、まっすぐに立っていられないね~
船の上は、何もないわけじゃなくて、ロープやら、いろいろあって、
それが、ジェットコースターのように、動くんだから、想像よりすごく危険だよね!!
それを見てから、体育館で、嵐VS少年になりきって、おにごっこ。
嵐は、嵐らしく、おそってくる。
普通に、逃げたら、だめ!!
ただ、それだけのルールなのに、チョー盛り上がり、
広い体育館を、貸切状態で、走り回った。
お風呂の後、高学年だけに用意したもうひとつの映画
”蠅の王” を観ることに。
ただし、小さい子は、寝る。としたのに、結局、最後まで、みんな一緒に見てしまったが、、、
15少年のように、少年たちが乗った飛行機が、墜落して、無人島に泳ぎ着くところから始まる。
15少年のように、正統派のブリアンVSアンチ正統派のドニファングループに分かれるのも、同じなのだが、
だんだんとストーリーの展開が違ってくる。
恐ろしい結末。
15少年の話とは、まったくま逆の結末が待っている。
ちょっと、低学年には、刺激が強すぎかと、心配したが、
そのあと、部屋で、この映画について、熱く語り合ったとか。
特に、2年生、3年生の男の子たち、、、が、次の朝ご飯のときも、
自分だったら、どうするか、、、をまだ、熱く語り合っている。
合宿の後の、合同ラボは、みんな見違えるようだった。
本当に、嵐の中の船、重い舵、稲光のたびに浮き出る折れたマスト、
波に負けまいと何かにつかまる子、、、
すべてが、物語の中で、本当に生きている少年のようだった。
セリフがない時でも、ずっと、15少年のうちの一人として、動いている。
英語のせりふ、ナレーターも、力強く、様子がわかるように、気持ちが伝わるように、大切に言おう!!
のリーダーの言葉かけに、小学1年生の子もみんな応えるべく頑張っていた。
合宿に参加できなかった高校生、中3は、本当に、悔しがっていた。
たまには、頼りないリーダーだと下が、がんばるだよ!!
と、慰める(!?)私。
小2のY君が、”15少年漂流記”を、夏休みの読書感想文に選び、静岡県のコンクールで、みごとに、優秀賞をもらったそうな。
悲しいことに、Y君は、4月にお引越しが決まり、その感想文と賞状のコピーを私に、お手紙と一緒にくれた。
何よりの、お別れのプレゼントだ。
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僕は、このお話を読んで、『生きる』について考えました。
普段、何も考えないで生きているけれど、
もし、僕がここにいたら、クマやヒョウが怖くて、外にもいけず、夜も眠れなかったでしょう。
でも、少年たちは、生きるために必死だったのです。
少年たちは、勇気があり、仕事を嫌がらずにやって、協力しあったから、みんなそろって乗り越えられたのだと思います。
けんかをしても、自分たちで、最後は、助けあえたことは、すばらしいと思います。
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本を読んで、感動することは、あるけれど、ラボのテーマ活動で、さらにリアルな疑似体験をしながら、学びあっていく子供たちの姿と、
無人島に投げ出された少年たちが、自然、仲間と格闘し合って生きていく姿と 重なり、12月の発表は、感無量だった。
合同パーティには、3回ぐらいしか参加しなかった幼児でも、
発表後は、ずっと、家で、かけて~!! とせがまれるのは
゛15少年”です。
と幼児(4歳)の親からの報告。
一緒に、やりきった達成感を、小さい子なりに味わえる経験は、何事にも代えがたい《学び》となったことだろう。
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皆さん、あけました、おめでとうございます!!
本年も、よろしくお願いします。
今年は丑年、
牛は胃袋が6つもあるそうな、、、
おっちょこちょいの私は、牛にあやかって、
6回ぐらい、反芻すること、心がけて
落ち着いた私で、いたいと思います。
猪突猛進した亥年、ちょろちょろと動き回ったねずみ年、
ここらで、
ゆったりと構えて、落ち着き払って、進んでいきたい、、、
うんうん、
所存でおりまする。
去年の、国分Pの力を結集した“15少年漂流記”の発表の
プロセスの報告をぜひ
アップしたいと暮れから思いつつ、
なぜか、やることだけ、丑年モードであります。
も~
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中学生英語スピーチ大会に、わが国分パーティの鈴木稚奈さん(中3)が、出場しました。
結果は、静岡県西部地区大会で2位入賞!!
惜しくも全国大会出場は、果たせませんでしたが、YMCA主催の英語スピーチ大会で入賞を果たしました。
スピーチの内容は、2年前の中1の時の、ホームスティ体験から、今の自分を見詰め直し、わかったこと; 違いを受け入れ、前向きに自分の枠を広げていくことで、自分を成長させることができる事を学んだというもの。
2年前のスティ中に毎日綴っていた日記をもう一度読み返し、自分なりに5分以内の原稿に収め、英語の先生、ALTの先生、ラボの先生にアドバイスを頼みつつ、練習していました。
私も、地区の大会の時に、聞きに行きましたが、他の出場者の内容が、社会的な問題に対して説いた内容が多かった中で、わかちゃんのは、まさに、
自ら体をはって、中学生の目線で感じ、見て、考えたことで共感が持てました。(当然、いつもながらの手前味噌ではありますが、、、)
中1の時に、訳が分からないままホームスティに行ったことが、2年間という歳月の間、体で体験したことが、頭の中で熟成されたという感じ==
頭の中の醸造所で時間をかけ、しばらく忘れつつ、、、素材が良いタイミングでおいしく出来上がる。〝見つめるナベは煮えない”という塩梅なのでしょうか。。。(んんん、言いあらわし難いですが~)
2歳の時にラボに入会してからずっと、一人の子が、どんどんと大きく、たくましく成長していく姿をまじかに見られるのは、まさに、ラボテューターの喜びであります。
ラボのライブラリーという本物に出会い、触れ、取り込んでいくことに、間違いはないのですが、
彼女は、何時でも本気で、真剣でした。その何事にも本気で取り組む姿勢は、小さい頃から、今でも変わりません。
本物のことを 本気で取り組んでこそ、本領(その子が元々持っていた素材)が発揮できる。
そのどれもが欠けていても、大きな成果はでないのだと思います。
(は~ ここで、溜息をついている場合ではないのですが、、、)
どの子も、それぞれの成長を引き出してあげることが、ラボテューターの役目なのでしょうが、一緒に理解し、支え、協力してくれる家族の力も必要です。
それにも増して、ラボの場合、切磋琢磨し、刺激しあい、助け合う仲間の力も欠かせません。
なにしろ、ひとりでは テーマ活動はできないのですから。
偽造、ごまかし、偽り、嘘、そんな言葉ばかりが飛び交う今の世の中で、
本物、本気を見せるのは、大人の責任なのでしょうね。
それぞれの本領を持つ大人が、
それぞれの本気で向き合い、
それぞれの本物を子供に見せていく。
そんな当たり前のことを、わかちゃんに教えてもらった気がします。
ここで、本人の許可を得て、スピーチの内容を掲載しますが、
くれぐれも、偽造利用しないで下さいね。(ブラックジョークっす)
My Precious Experience In USA
Suzuki Wakana
Two years ago I stayed in Oregon In the US for the month by myself . Even though everything in America seemed new and surprising to me at the first, my host family and host sister Tanya were warn and kind enough to make me confident that this home stay would be pleasant.
But one week later, Tanya’s best friend Candla came to see her. Tanya and Candla started to talk with each other very personally. Suddenly I lost confidence in my English and in myself .
When they said to me, “ Let’s go swimming.” I thought we were going to a swimming pool. However, Tanya handed me an old shirt and short pants, saying “Put them on.” I wondered why. When we went out, I knew the reason. They jumped into a very muddy, dirty, small canal, at least it looked so to me. I lost my words. They called me, “Come on. Jump in, Wakana. It’s nice and cool.” having fun in the brown water. The only thing that I could do was standing there by myself, beside the girls swimming, and splashing happily. I felt lonely. But I couldn’t help myself.
In Japan, I am the kind of person who is active, cheerful and never left alone by my friends. Here I felt sad and miserable. The time was going slowly for me. When the two girls got out of the water, the sun was nearly set. I was relieved thinking that Candla would go home. But she made up her mind to stay with us that night. I couldn’t stand it anymore to see their happy chattering. I almost cried.
The next morning I was still unhappy and my mood was even worse . I found my unhappy face on the mirror in the bathroom. I said to myself, “Is this me? Wakana should always be smiling and cheerful. Is this because of Candla or Tanya? No. It’s all because of me. I let myself be alone and sad. "Don’t waste your time, Wakana. Remember all the people who sent you to U.S. Be happy, and enjoy yourself. Forget about your stupid pride.” I told to myself to encourage another Wakana on the mirror. I tried to make a smile.
Little by little I tried to listen to the girls'talking very carefully so that I could make myself understood. Then what happened? I could smile naturally and enjoy any new things and making new friends. Even that muddy water seemed to be fun place to me. Once I accepted the differences I could enjoy them.
It’s all up to me whether I am happy or unhappy. By breaking down our barriers we can grow our hearts and then we go forward.Communicating across cultures is not different.I'd like to get any chance to challenge myself to new things. To know a different culture is to extend my range to my vision.My experience in the U.S is very preicious.The experienc changed me and helped me grow up.Growing up means accepting different things and making them better. While things may look bad at first, like the muddy canal, in the end we must not be afraid to try new things in order to better ourselves.
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あっという間に秋になってしまいました~!!
夏の暑さの疲れを弁解に、夏休みの宿題をさぼったままの子供のように、何かやり忘れている感が否めないので、
過ぎ去ってしまった夏を振り返りつつ、夏の思いでフォトを、アップします。≪今頃~!!≫
まづは、できてたてのラボハウスで、幼児お泊り会の復活。
今年の夏休みは、始まりが遅く、小学生のお世話さんは、朝、ラボハウスから学校へ行きました~。
2年生のお姉ちゃんの読み聞かせ。「おつきさま、こんばんは」
向かえの公園で花火をやったり、朝のお散歩に行ったり、みんな、どっと疲れて、緊急のお呼出もする必要なく、2歳のKちゃんも、朝まで乗り切りました~!!
お世話のお姉さんに、みんなすっかりなついて、おいしく朝ごはんもいただきました。
≪スペシャル夏のラボ≫
今年は、お母さんたちにも協力してもらい、特別企画として、
★こけ玉つくりに挑戦:
★巨大シャボン玉作りに挑戦:
すっぽり入れるほどの大きさのシャボン玉、魚焼き網でミニシャボン玉、ハートのシャボン玉、水の中で作る円形シャボン玉、シャボン玉のしくみ講座、など、
理科の先生をしているラボっこのお母さんによる特別理科講座をやりました。
★お絵かきラボ:
この企画は恒例企画。お絵かきの先生をお呼びして、小さい子も、画用紙に最後まであきらめないで、描けました!!
★カルフォルニア州からエリカを迎えて、歓迎会:
流しそうめん&お好み焼きパーティ、花火などなど。
流しそうめんでは、お父さんたちと男の子たちが、奮闘して、長い長い流しそうめん用の竹筒ができました~!!下の方へ届くころには、1本ぐらいで、そりゃ、もう大変。でも楽しかったね~!!
★国際交流参加者、続々と出発:7/22、23、24と4人のラボっこが、アメリカ、ニュージランドへと出発しました。
新幹線に乗るまでには、一人づつ、本当にいろいろなドラマがありまして、、、
★黒姫キャンプ:今年は、国分Pから16名のラボっこが、キャンプに参加しました。思い出の写真。番外編あり。
黒姫登頂やり遂げて、ぐっとたくましい顔になって帰ります。
高さ10Mで、すべてのコースをやり遂げたチームも、自分たちのやれる精一杯のコースをやり遂げたペアも、最後には、みんなで、ほっと一息。同じ体験をした者同士だけがわかりあえる瞬間です。
帰りは痛快なひとりロープウェイで、ひとっとび。
太郎丸本部の前で、にこにこ顔のテューターさん、おいも掘りの収穫のおいもの鍋の番をしてくれているところです。
おつかれさま~!!
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みんなで画いたよ!!菜の花畑
菜の花は、可愛くて、元気で、しかも、菜種油にもなる!!
そんな、社会に出ても、役に立つ人になろう!!
ということで、シンボルフラワーとして菜の花を選びました。
高学年をリーダーに4つの縦長グループに分かれて、
自分の背の高さの菜の花を描きます。
小さい子が描いた菜の花を、あとで、大きいリーダーさんが、こっそり、手直しもしてあげて、、、
2008年5月18日(大安)の日に描いた、自分の背の高さの菜の花は、絶対に、忘れないよ~!!
菜の花が描けたグループは、次に、自分の手作り煉瓦を貼ります。
貼りつくまで、じっと我慢の子であった。。。
ラボハウスの正面の壁は、ラボの物語ワールドに早変わり!!
10年後の自分へのメッセージを詰め込んだ、
特殊合金でできたタイムカプセルを埋めました。
中身は、10年後のお楽しみ。ひ・み・つ
な、なんと盛りだくさん、
まだまだイベントは続きます。
この日のために駆けつけてくれたヨーヨ元日本チャンピオン鈴木さん。
ラボハウス前の公園に移動して、すご技にただただ、びっくり。
そして、第二部は、「今ある平和」と題した 戦争体験の語り部の活動をされている島村先生の講演です。
こんなに恵まれている生活をしているのに、
お母さんに、毎日文句を言っていませんか?
小学校3年生から6年生までが、親元を離れて、集団疎開をしました。
毎晩、悲しくて、しくしく泣く子を、リーダーの6年生は、慰めなくてはいけません。
と、ご自分が6年生の時に書かれた日記を披露してくれました。
その日記に基づいて、
大学生のラボっ子が絵を描いてくれたものを展示しました。
日記の紙が風化してしまわないうちに、この語り部の活動をしたかった、と平和への思いを語ってくださいました。
サイレンの音とともに、もんぺ姿に変身した島村先生が現れます。
そして、防空壕へ逃げ込む時の様子を再現してくれました。みんなは、固唾をのんで、しーん。
感想文抜粋:
★戦争なこわいな~と思いました。
昔は、本当にこんなことがあったんだなあ、
と心の底からびっくりしました。
今は幸せなんだなぁとも思いました。
★昔は、お母さんと一緒に3年生からいれなかった。
戦争はいやです。
★私は今中1だけど、自分のことより、下級生の面倒や、
怪我した人の看病なんて、とてもできないなぁと思いました。
自分の家族が死んでも丸こげになて誰だか分らないというのは、
すごく悲しいと思いました。
今、戦争を体験した人が少なくなってきていて、戦争体験の話なんて
聞けないし、これからも、もしかしたら、戦争がおこる可能性があるとしたら、、、と考えると、
今日、島村先生の体験を聞けたことはすごく貴重な時間でした。
★ぼくは、この話を聞いて
死ぬ というのが、とても怖くなりました。
戦争がとてもきらいになりました。
★ありあまるように常に食糧があること、
家族でそろって生活できること、
ほしいものは24時間手に入ること、
当たり前になりすぎて、ひとつひとつの大切さ、ありがたさを
大人も子供も忘れていて、
気付かないで毎日を送っているようです。
毎日の日々をもっと大切に感じとって
生活していかなければいけないと思いました。
また、親として、
子どもには、何かあってもじぶんで立ち上がり、
進んでいけるように負けない強い心と、
自分でやり遂げる術を
身につけていってほしいと思います。
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オープンセレモニー第2弾!!
5月18日(日)13:00~15:00(雨天順延)
★ラボハウス壁画制作 ラボハウス西側の壁にみんなで壁画を制作しちゃおう!!
★手作りお話れんがで、正面の壁を飾ろう!!
★10年後の自分への手紙をつめて、タイムカプセルうめよう!!
★記念樹を植えよう!!(山法師の木)
★ヨーヨーの世界チャンピオンが来ちゃうよ~!!
゛平和を考えよう!!の時間” 戦争体験の語り部 島村テューターさんの語り 17:00~18:30
今の生活、夢、希望、世界の人との交流、、、
そんな当たり前のようなことが、ほんの60年前には、かなわなかった時代があります。
忘れてはいけない、時代の負の歴史、少し、時間を戻して、一緒に考えましょう!!
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