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IKU.T(いくてぃ)の日記
IKU.T(いくてぃ)の日記 [全209件] 51件~60件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
One of them ではなくOnly oneの国際交流体験 09月04日 ()
東京西地区報告会。
今年は北米交流12名、中国交流2名、オーストラリア昨冬受け入れ1名の体験レポートがあった。
報告はプロジェクター&PCによるフォトプレゼンテーションで行われ、
私はその操作を担当させていただいた。

午前中は事後活動で、ホームステイ1ヶ月のふりかえりとプレゼンの準備をする。
今年の参加者に我が子もいる手前、遠慮しようかとも考えたが、
機器類の準備と打ち合わせを理由に、(どさくさにまぎれて)活動をのぞかせてもらった。

結論から言うと。
午前午後の活動を通して見て、
参加者のそのビフォア&アフターの変化ぶりに、私は心を揺さぶられた。

ほぼ1年をともにした仲間や担当テューターと話しているときと
報告会で保護者やラボっ子たちの前で話しているとき、
彼らは全然違っていた。

仲間たちと円になって話しているときは、くだけた、軽めの、中学生トーク(に見えた)。
言葉足らずだったり、ノリノリだったり、話したいままに話している感じで、
ともすれば、ちょっともどかしい。

でもお二人のベテランテューターは、
「へ~~~!それはすごいね~~。」
「わあ、そうなんだー。」
「わはは、おもしろい!」
「そっかあ、楽しめたんだねえ。」と、
大きく、温かくレスポンスする。
これがいいのだな、と思った。
たぶん経験上ご存知であろうことにも、感心したり、聞き返したりしてくださっている。
そうやって、尋ねられたり、感心されたり、注目され、尊重されることで、
子どもたちのこころと体がやわらかくなっていく。
また仲間の体験談を聞いて、自分の体験をさらに深化させ、どんどん言語化していく。

その後の報告は、よりいっそう工夫や実感が上乗せされて
午前中のリハーサルより数段よくなっていた。
その一部始終を目の当たりにして、私は感動した。
こんな多くの人の前で自分の体験を語る。
考えたら、彼らはたかだか13、14歳だ。
となりで私は機器類を操作しながら、
手にした原稿が細かく震えているのも見えたし、
講演台に背が足りなくて、背伸びしている様子も感じた。
でもあきらかに彼らはいま、語るべき内容を持っている。
伝えたいと思っている。
気持ちが緊張に勝っている。
楽しい体験、つらい体験、あらゆるできごとを経て、ことばに重みがある。


我が子の視線とシンクロさせながら見た今年の国際交流は
これまでのものとやはり少し違っていた。
ラボっ子視点がよくわかった。


報告会を聞きにきて下さったマイパーティのラボママ(小2&年中ママ)たちの
「中学生って、ここまでできるんですね。」のひとことに、
ポンと肩をたたかれたようで。
私も初心に返る。

彼らをねぎらいたい。


おかえりなさい。
おつかれさま。
One of them ではなく、
Only oneの国際交流体験として聞くことができたよ。
うちの夫とホームステイ~帰国編その2 1 08月22日 (月)
昨夜、帰りが遅かった夫は、今朝1ヶ月ぶりにフウ(娘)に会った。

オット:フウ!おかえりーーーーーーーーーーーー!

どさくさにまぎれてHugとかしちゃってる(ええっ?大丈夫?!)。
まあいいやと思ったか、フウもぎゅっとHugで返す。

フウ:あれ?フウ、背伸びてる?とうさんの顔が近い!
   ナギ(弟)は?ナギちょっときて。
   あ、ナギも大っきくなってる!

オット:やったなあ。
    おまえ、背も伸びたし、声変わりもしたんだ!

…ってアンタ。
帰国したばかりのフウは、確かに声がかすれている。
飛行機の機内が乾燥していたのかな?咳もしている。

オット:フウ!おまえよく行ってきたな。スゲーな!
    つらいことなかった?

フウ:まったくなかった。

オット:行ってよかった?

フウ:行ってよかった。

オット:スゲー!
    普通そういうの、高校生ぐらいで行くんだよ。
     14歳で行くなんて、おまえ、まるでジョン万次郎だな!




フウ:ねえ、とうさん、キリストはね…
   キリストって、ひざまづいて、弟子の足を洗ってあげたんだって。
   
メノナイトのコミュニティにお世話になったフウは、
キリスト教についていろいろと見たり聞いたりしてきたようだ。

フウ:えらい人ってさ、たいていそういうことしないじゃん。
   でも、キリストはそうやったんだってー。
   だからフウもそういうふうにしようと思ってー。

   教会行ったとき、みんなでさ、その真似をやるんだよ。
   マムが年下の人たちの足を洗ったりするしぐさを
   その場で実際にやるんだよ。

ワタシ:テーマ活動だね。

と、他愛もない会話でニヤニヤしている田上家であった。
うちの夫とホームステイ~帰国編 08月20日 ()
「フウは、大きくなって帰ってくるんだろうな。」

明日、ひとりだちへの旅からフウが帰ってくる。
この旅を経て、娘が家族と(特に私と)
どう関係を再構築するかが楽しみだ、という夫。

そんな夫も、行く前は、いくつかの懸念を持っていた。
それもそう…か。
10年前、私が勝手に決めて、黙々と払ってきたホームステイ積立金だ。
事前活動が始まって、フウは来年北米に1ヶ月行くんだよと知らせたときは、
「ええっ?!マジで?!?!」と、驚いていた。
私、話はしていたんだけどね。
聞いてなかったんでしょう。
長年の目標と心づもりしていた私に比べて、気持ちがついていかないのも無理はない。

*このアメリカ行きは本人の意思なのかどうか。(←そこかぃ!って気はするが)
これが一番大きな、夫の懸念だったようだ。
私とフウの荷造りバトルを見ていて、考えたらしい。

自分で本人に確認してもらった。
フウは即答。
「行きたい訳じゃないけど、行く。
 ここまで(同じパーティの)Sっちゃんと一緒にがんばってきたし、
 ホストファミリーは楽しみに待ってくれているんだから。」

私にしてみたら、いたって当たり前の、
いまのフウならそう答えるだろうという予想通りすぎる答えに、
夫は妙に胸を打たれ?納得していた。

さらに出発前日になって夫がつぶやいたことは、
*14歳。まだ早いのではないか。
*3・11以降、家族が離れるということ。なにかあったら途中で戻せるのか、とまで。

動揺している?

そうか。
テューター夫でも、そんなに心配になるもんなんだ…。
オリエンテーションに連れて行くべきだったな。
灯台下暗し。

確かに、14歳で「もうひとつの夜明け」を見るには
世界はあまりにも広い。
我が子の背中が、こんなにも小さく見えてしまう…のが
送り出し親の心境なんだな。



そして、行ったら行ったで、
今日はメール連絡があったか、手紙がきたかと…毎日。


そして、明日。

きっとすぐに日常に戻っちゃうよ。
またいつもの通り母娘&姉弟バトルが始まるんだから、と私がいうと、

「いや、前と違う。
 フウはアメリカで自分の立ち位置を見つけて、一ヶ月もやってきたんだ。
 小さい妹のお世話をしたりして。
 フウはたくさんのことを吸収して、ひと回りもふた回りも大きくなって帰ってくる。」
 と。

うんうん。

本当に、本当に、楽しみだよね。
ひゃっ、もう来た! 07月19日 (火)
13~17時の間と聞いていたスーツケースの集荷。
13:05に佐川(急便)さんはやって来た。
この荷物、2日後には成田に、
その次の日にはペンシルバニアに行くのだ。

集荷時刻が予想に反して、早いじゃないのー。
本人が荷造りした後、私は見直してないけど大丈夫か?

まあいいや。

というわけで、
こっそり忍ばせておこうかと思った手紙も間に合わぬまま、
スーツケースさん、ひとあし先に、いってらっしゃい。


こんな私も、今回は母らしいことをやってみようかと、何年ぶりかに手作りをした。

<パスポート入れ>
5

<8人家族、全員分の巾着袋>
6
今朝できあがったばかり。
佐川さんに「ちょっと待ってー!」と言いながらあわてて撮ったので、

ピントがボケボケ…。



ここまでの荷造りバトルの詳細は、また後日。
うれしい、初☆おみやげづくりの会 3 06月29日 (水)
国際交流ホームステイ参加者(Sっちゃん&フウ)に持たせる
小さなおみやげづくりの会に
パーティのお母さんたちが11人も集まってくださった。

Sっちゃんのお母さんは、
「おみやげは自分で用意するもの」と考えていて、
たぶんそれは一般的に、普通(当然)のことだろうと思う。

だけど、ラボではそれを
「パーティのお母さんたちが集まって手作りする、
励ましや愛情を形にして託すもの」
というラボならではのコモンセンスがある。

ラボ・テューターになって何年かしてそれを聞いたとき、
実は私も驚いた。

とはいえ。
ベテランテューターの
伝統行事となっているならともかく、
それって、いったい…どのように始まるの?
どんなふうに切り出し、
どんなふうに説明するの?
と、ラボっ子でもラボママでもなかったテューターのみなさんなら、考えませんか?

何年も前からそんなことを考えていたのだが、
いよいよ今年初の送り出しで、事前活動も後半に入り、
そろそろ動かないとまずいよなあと思っていた頃、
お一人のお母さんが声をかけてくださった。

「たがみパーティでも、みなさんでおみやげづくりをしませんか。
 これから行く子たちをみんなで応援し、
 帰ってきたらおみやげ話を聞かせてもらうのです。
 どんなことを感じ、体験してきたのか、ワクワクします。
 毎年毎年それをして、いつか自分の子に順番がくるのを待つのは
 とても楽しみですよね。」と。

ラボっ子だったお母さんだ。
なによりも説得力があって(私が言うより何倍も)、ありがたかった。

へ~、そういうもんなんだ~、いいねえ~という空気が一気に流れ。
やっぱり、ラボのお母さんたちっていいねえ。

そういうわけでいろんなアイデアと技が集まり、
すばらしいおみやげができあがった。

Sっちゃんとフウ、うまく使ってね。
これを渡すのも度胸と要領(タイミング)がいると思うけれど、
アメリカで、人と人の心をつなぐきっかけにしてほしい。

「いってらっしゃい。がんばってきてね。」の愛情がいっぱい詰まっているよ。

1

2
Wさんの手作りの消しゴムスタンプをお借りして、割り箸袋

3
くるみボタンに和風布巻いて、裏に磁石をつけたマグネット

4
Hさんの折り紙を消しゴムスタンプに合わせて、しおり


 
「ブタがいた教室」 06月11日 ()
学校でブタを飼って、みんなで食べる!?

http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20110617/index.html

こちらのブログで紹介した映画が、テレビ放映となる。

ミタクエオヤシン(すべてのいのちはつながっている)
http://www.labo-party.jp/hiroba/top.php?PAGE=iguigu&MENU=DIARYDETAIL&DIARY_ID=53500

ぜひ、おすすめです。
28度で過ごす夏 06月01日 (水)
この夏、市民センターは節電のため
電気をつけないで活動するお約束だという。

そして、
クーラーの温度設定は<28℃厳守>なのだそうだ。

28度。
子どもたちが動き回ったら汗が滝のように流れる暑さなのだろうな。

うちわか扇子を持参するように、
うちわは貸し出しもあり、だとか。

去年の夏は、モンタナの地下の部屋で
フリースを2枚着てヒーターをつけて
なお、ぶるぶると震えていたんだっけ。
体が冷えきった夏だった。
(だからきっと、いまごろ体調が悪くなってるんだな。)


夫がどうしても観ろ、といったyoutube動画。
原発推進派と反対派の討論会で、
反対派の学者さんが言っていた。
これは生き方の問題です、と。

原発のいらない暮らしにするには
これくらいのことは、がまんできそうだ。
一泊相互ホームステイを終えて 05月23日 (月)
今年はパーティ初の送り出し。
所属テューターとして、参加者の母として、
去年の事前活動担当&引率者とは違った立場で国際交流に関わらせてもらっている。

担当としても感動するできごとだったのだが、
「一泊相互ホームステイ」(ラボっこ同士互いの家を訪問して、よそのご家庭の生活体験)を終えたときの、
メンバーのすがすがしい顔つきは、ほんとうに印象的だ。
緊張から解放された安堵感と、大きな課題を乗り越えた達成感で満たされている。

フウもSっちゃんもそうだった。

今回は震災の影響で延期になっていた「決意表明」もあったので
金曜のラボでは二人とも胃が痛むくらい緊張していたのだが、
すべてを終えた帰り道は、道中の雨などものともせず、
「フウ、テンション高くて止まらない!」と自分で言うほどの高揚ぶりだった。
Sっちゃんも矢継ぎ早にしゃべっている。

よく、がんばったね。


土曜日。
先方のお宅に着いて、自己紹介を終え、一息ついた頃だろうか。
フウからメールがきた。

「明日、事前活動に行く交通費が足りないんだよ。どうしたらいい?
 メールしちゃいけないってわかってるんだけどね。」

見送りのとき、
「ここから先は、自分で考え、行動するんだよ。
 わからないときは、そばにいる人に聞く。今日はその訓練だからね。」
とクギを刺しておいたのだが。
(フウは初対面の人に話しかけたり、尋ねたりするのが大の苦手なのだ。)

もう~、だから言わんこっちゃない~~と、返信しそうになった。

…いや…待てよ。

ホームステイ中、問題に直面しているフウが、
相談すべき相手は、私ではないはず。


「どうしたらいいと思う?」と返すことは考えた。(ラボ屋の性だな。)

「貸していただきなさい。」と答えることは、選択にはなかった。

ちょっと考えて、母としては心を鬼にして、返信しないことにする。
お金をしっかりと持たせなかった親としての自分の恥も引き受けるのだ。

フウはきっと、乗り越えられる。
乗り越えてくれ、フウ。
これはチャンスだから。


翌日の日曜、保護者懇親会でホストパートナーのお母さんにお会いした。
「”大変なことが起きた。お金が足りないんです”と、相談してくれたんですよ。
 言いづらいことをよく話してくれたと思います。」
(仰々しい言い方でずいぶん驚かせてしまったのねと冷や汗ものだが、
 本人にとっては不安なことだったのだろう。)


ホストマザーを信頼し、現場で問題を解決していくこと。
ことばの通じる日本で、この重要な体験を身を以て教えていただくことができて、
ホストマザーのTさんに心から感謝です。
ありがとうございました。

「これがまさに、相互ホームステイをする意味なのですね。」と
Tさんはおっしゃった。このことにも深く感動した。

親としてのいたらなさも含めてすべてを託す覚悟が、
このホームステイプログラムには必要だと思う。

もうひとつ。
TさんがAちゃんを食べ物の好き嫌いなく育て上げられたこと。
これは、16年の並ならぬ努力があると思った。
出された食べ物を好き嫌いなくいただく、というのは
ホームステイでうまくいく条件のひとつと思っている私としては
Aちゃんのステイ成功を強く支えるものになると確信する。


母としても学ぶところの多いプログラムだ。
やさしさ 2 05月19日 (木)
ラボママがお花を届けてくれた。

ママサークルで
フラワーアレンジメントを習ってきたんです、
と言って。

自分へのごほうびの時間、
お持ち帰り用の、
たった一つの
大切な花束だったろうに。

いろんなことがうまくやれないなーと思う気持ちを
拭っても拭っても
拭いきれないときだったから、

こんなやさしさが身にしみる。


メッセージカードがついていて、
そのうらには星野富弘さんの詩があった。


正しいと思う心の中に
揺れ動くものがある
今日私は
私の顔をしていただろうか

大きな鏡に
移すような気持ちで
目を閉じる


1


うまくやれないなーと感じているときの方が、
自分をゆっくりと見つめ直すことが
できるのかもしれないな。

人のやさしさに触れて
また、がんばれそうな気がする。
ランドセル40こ、福島へ。 04月29日 (金)
日記をupしているわけでもないのに
知らないうちにランクインするのは
リンクしてくださっている方のおかげなのかな?
それとも、私が委員長になったかどうか、
みなさん心配してくださった?

******************************


フウの友人で元たがみパーティラボっこのご親類が、
原発のある町、大熊町に住んでいる。
すべてが流され、あと数年は家に戻れない。

そのおばあちゃんから、
「すべてを失った子どもたちのために、ランドセルを集めたい。」
という相談を受けた。
市役所に相談したが、受け付けてくれなかったとのこと。

あちこちで新品が余っているという避難所もある中で、
福島にはなかなか人が入りたがらず、支援がいかないのだそうだ。

平等にみんなに配れるくらい集まるかどうか心配だったが、
フウたちがクラスの仲間にも呼びかけたところ
あっというまに40こ近く集まって
逆に、こんなに大丈夫かな…というくらい。

ある避難所のとなりの物資供給所と
さらに市役所にも置かせてもらえることになったそうで、
余ったら保管しておいてくださるという。
仕事がなく収入の見通しが立たない被災者が多い現実で
来年以降も必要になる家庭はあるということ。

文具もたくさん寄付があった。
みんな、なにかしたいと思っているんだな。
フウたちは、ひとつひとつのランドセルに、
メッセージと文具を入れることにした。

「がんばって、って書かない方がいいよね。」
「どんなときも笑ったり、歌ったりしていてください。」
いろんなメッセージを、クラスの子が書いてくれたらしい。

ランドセル。
この、思い出のつまった大切なもの。
もう一度、福島の子どもたちによって時が刻まれるのは
幸せなことだよね。

一人でも多く、
福島の子どもたちに笑顔がこぼれますように。

ランドセル
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