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6年目にしてこのようなチャンスが初めて訪れた。
大きなステージではなくとも、いつもはお目にかかれない人にしっかりと見てもらえることこそが 子供たちにとって最高の発表の場、何よりの励ましになる。
そう思ってこの交流会で発表することにした。
ラボっ子のふだんどおりの姿が見えるほほえましい発表や、 小さいながらおおきなトロルになって大奮闘する様子、 いっしょに楽しんでおられるお父さんお母さん。 わが子の姿に誇らしげに笑顔で拍手を送る
姿に心が和んだ。 小学生にはふつう訪れるチャンスがないラボセンターまで足を運んだのも、貴重な体験だったかな。 自分たちはまだ小さいと思っていたら、そうじゃなかった・・ 高学年のラボっ子たちは、小さいラボっ子のがんばりに目を見張る。 こんな交流会が何年も行われてなかったなんてもったいない。 今回参加されなかった方は、ぜひチャンスがあればご参加を。
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秋のT研修が終わってほっとひといき。 諸般の事情により2回も欠席となったが、 参加させてもらえてよかった。というのも、テーマ活動はなにより 子供たちの気持ちに近づくその原点なのだから。 研修から急いで帰ってきてパーティをするのは大変だけど、すがすがしい気分。 いつもより身が軽い感じがしたから不思議。
ラボっ子たちに。テューターもおなじようにセリフを一生懸命覚えて 発表のために頑張るんだ、と話すと意外な顔をする。 そういえば、自分がラボっ子のころは、テューターが同じ舞台でやるテーマ活動をラボっ子が見ることができた。 いま思うと、なんて志の高い、度胸のいいテューターたちだったのだろう。 ブレーメンの音楽隊なんて、大笑いした記憶がある。 いまは「ロージーちゃんもひみつ」になっている。 今日のパーティでは発表会前に、ひさびさに子供たちに爆弾を投下するかも、と考えていた。 リベンジする、といいながら足かけ4か月も頑張ってきたのに、 ここんとこみんな真剣さがなくなった。 でも、ちょっと冷静に。研修で学んだことを教訓に、テーマ活動に大切なものは何かを自分たちで考えてもらうことにした。 みんなしばし考える。すると「ことばをひとつにまとめる」とYが言う。 「ことばがばらばらにならないこと」ということらしい。
「ことばをまとめるためにはなにをまとめるの?」と私。 「すかさずHが「気持ち?」という。「あ、いいねえ」とわたし。気持ちをまとめるには?「・・・それぞれが責任を持つ」という結果に。 「それも信頼関係だね」 ロージーちゃんと触れ合った研修のおかげで、センダックが言いたかったことの一部でも、 改めて子供たちに伝えることができた。
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家庭科の課題として作ったぬいぐるみや小物を使い、自分らの脚本で保育園のこどもたちに人形劇を見せてあげるという中学生の試み。 娘の中学校の家庭科の授業での実習だ。 夏休みの課題のひとつだった劇のお話作り。なにか教育的観点からのエピソードを入れなければ意味がないのでは、と娘はあれこれ構想を練っていたのは知っていた。 たまたま行く先が自分が卒園した保育園だとわかり、なおさら熱が入る様子だった。 手を入れて口をぱくぱくさせる人形は時間をかけてていねいに作り、 数日前に見直した劇の台本には、みんなのために赤で注釈を入れる。 遅くまで学校に残って入念なリハーサル。 同じ班には、おとなりのパーティのNちゃんがいて、これまた心強いと嬉しそう。
さて当日。元気いっぱいの年長組の園児さんたちを前に、中学生のお姉さん達はアドリブ炸裂! 「どうしてライオンなのに人間のことばをしゃべるの?」の質問にも、そこはひるまず子供目線の受け答え。
小さい子供が苦手・・と引き気味の同級生もいるなかで、かわいい5歳にその日の自分を重ね、子供たちへの先生の言葉にたくさんの事を学んだと満足そうに帰ってきた。 人形劇のあとに外で「こおりおに」をして思いっきり園庭を走りまわって、 そのおかげでクラスのほとんどが午後の授業でウトウト・・・。 こんな体験をさせてもらえて、本当によかったとレポートに書いていた。
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お友達やご近所Pのラボっ子も来てくれて、さらに休会中のラボっ子がみんな参加してくれた今回のハロウィーンパーティ。
久しぶりに現れた中学生たちは、歓喜の声をあげて再会?を喜びあうほど。
小学生に三組にわかれて企画してもらったゲームも好評で、お任せしても大丈夫になったことを思うと、 みんな大きくなったなあとこちらは感激しながらカメラ係を務めました。 今回のテーマはまよなかのだいどころ。 明かりを落とし、LED懐中電灯の明かりだけで絵本を見せながらみんなでナレーションしながらお話の紹介。 Eちゃんが進行係をしてくれたゲームは、ふたり一組になり、ウェビングテープで囲ったところに床に障害物と椅子を置き、障害物に当たらないように一人がうまく誘導して目隠しをしたもう一人を椅子に座らせてあげる、というチーム力がものをいうゲーム。 In The Night Kichenのお話にちなんだゲームでは、ふたり一組でコック帽をかぶってパン屋さんになり、パンの練り子を(新聞紙を利用して作成)お題カードにある指示どおりに、とんだり跳ねたりしながらふたりで運び、その手際の良さを競うというもの。 「天地獄」ゲームは、モンスターに捕まらないようにただ逃げるだけのシンプルなルールで、はさみベースの要領で、ふたつのラインのあいだを逃げ惑って大興奮。 時間いっぱいまで楽しんで、そのあと真っ暗ななかでTrick or Treat をしました。
これで3回目の参加という常連のおともだちも、息抜きに来た受験生も、楽しんでくれたようです。 またいつでも来てくださいね。
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納得がいかないまま、次のお話に取り組むのはよくない、
こどもたちがそういう結論を出し、「まよなかのだいどころ」は
この冬リベンジすることになった。
自分たちが愉しいことと、見てる人まで楽しいことは、
必ずしもイコールじゃないようだ。
とくに、テーマ活動を見たことがない人たちの前では。
始めは難題を押し付けたようで悩んだけれど、
こうして長く粘り強く取り組むのも悪くないと思っている。
一度組み立てたものはすべて更地にして、再構築する心づもりだ。
まだまだ柔軟なみんなの感性に期待。
フレッシュP交流会に参加の予定です。
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今日のマザーグースと絵本のつどいで紹介したのは、エリックカールさんの"Slowly,Slowly,Slowly, saids the Sloth"です。
ちょうどハイハイ月齢からよちよちあるきまでのおちびちゃんたち。
うしろから追いかけることが日常のママたちが、ちょっとほっとできる時間をもっていただきたかったというのが私の気持ち。
Helloでおやこのスキンシップを、
Hop!rabbitでげんきに跳ねて、
Walk,Turtleでゆーっくり。ゆーっくり。
ちょこっと簡単なクラフトも。
子ガメをママの背中にのっけてあそんでみたよ。
BINGOは片手にだっこで、みなさん気持ちいい汗をかきました。
手遊びでちょっとブレイク。
最後に絵本。
背表紙にあるエリックカールさんのメッセージが、
とてもこころに染み入りました。
みなさんもきっと。
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テーマ活動は、じつは見る側にも努力がいる。
それをそうと知らずに見る方々の反応は、ストレートで厳しい。
でも、その反応にも時に貴重な意見が表れていると思う。
いつもそうするわけではないけれど、PCを持って行き、発表の記録映像をパーティ中に子供たちと見た。
見たあとで、よかった点とそうではなかった点を挙げてもらった。
最初は「ことばが言えててよかった」「声が大きく出ていた」「セリフを言うあいだに動きがとまっていた」 ぐらいしか出なかったが、「スマイルがなかった」「楽しいお話なのに、見てて楽しそうじゃなかった」 「セリフを言うのに必死だったみたいだ」「余裕がなかった」 「自分では大きく動いているつもりが、じつはぜんぜんだった」
「何の役をやっているのか、初めて見た人にはハテナだったと思う」 という辛口意見があとからあとから出てきた。
休会中の中学生たちからアドバイスをもらっていたが、なかなか実践することは難しいという結果だった。
これをこれで終わらせるのか、小学生のみんなにジャッジをゆだねることにした。
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ご近所のAパーティとの共同開催で、「英語おはなしひろば」を行いました。 場所は、いつもわたしがお伺いしている子育て広場の運営を行っていらっしゃるNPOさんが、今年の春に開業されたばかりのオープンスペース。 昨年はパーティ単独で、なじみのある保育園の園児さんに発表を見てもらいましたが、 今年は参加者の募集という、もうひとつの難題をクリアしなければならず、なかなか大変でした。 夏休み最後の土曜日、しかもおまけの9月1日とあって、「なにもなければぜひ行きたかったです」という方が多くて。 そんななか、数組の方が、興味をもってご参加くださいました。
私たちはIn The Night Kitchen「まよなかのだいどころ」の英日劇を発表。 はじめて観る方の気持ちになって、昨年の反省点もふまえ、導入も工夫をしました。 合間にナーサリーライムやおなじみの英語の歌を交えながら、Aパーティの有志がThe Turnipのペープサートをやり、そのあとはみんなで「かぶ」のお話を動いて楽しみました。
かべにぴったりくっついていたはずかしがりやさんの子も、自分のすきな役をやってみたら、以外とたのしかったという表情でした。 夏休み、キャラバン隊に来てもらうこともあれば、こんなふうに自分たちもキャラバン隊みたいになれる、とひとつひとつ終えるごとに自信になることは、大事だなと感じています。 こうして地域、外部に向けて地道にラボパーティ発信していく活動を、これからもラボっ子たちと続けていきたいと思います。
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小学生がキャラバン隊になってラボ会員以外のひとにテーマ活動を見てもらおう、 というムチャぶりにも思えるこの企画。とうとうあと一週間となりました。 今回は中学生がほとんど参加しない。だいじょうぶかなあ・・と不安になるのはいつものこと。でも子供たちはえっ?いつやるんだっけ??とノーテンキ。
昨年のピーターパンに比べたら、3分の1の長さのお話。とはいえ、これがなかなか悩まされている。
表現を考えながら、あるとき
「天の川だからってどうして★がキラキラなの?これってミルクじゃないの?」という気づき。
さらに、「ケーキを焼いてて、それがミッキー飛び出してだめになったら、つぎにどうしてすぐにパンの練りこに飛び込むの?」
このギモンに、「パンは発酵させる時間が必要だから、そばに置いてたんだよ」 という新たな気づき。 「ハッコウ?」「へ~え」「なるほど、、」「ふーむ」
まるで街の夜景のような絵本のページを見ると、どうしてどうして、パン屋さんって小人みたいな感じ。
「これって、背がまだちっちゃいミッキーが、台所の調理台の上を見上げて、いつも想像してることを表した絵なのかもね」
忙しく行き交うパン屋さんの姿を想像しながら動いても、みんなには台所の上がどんな具合になっているのか、まだ見えてないようだった。 「ミッキーはどうかわからないけど、パン屋さんはこのうちの子=ミッキーのこと、知ってるよね」 「とつぜん現れても、びっくり仰天してるふうじゃないしね。」 「だけどミッキーは、このときがはじめてだったと思うよ」 ようやくみんなのエンジンが全開になってきた。 あとは、お客さんがたくさん来てくれるといいなあ。
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今年は黒姫に行きたい子がいなくて、もしやこのタイミングを逃しては、私は地方キャンプに行けそうもない、と考えた。 ざおうは日程が合わず断念。ニセコならOKということで、私たちは北海道行きを決めた。 今年は道内よりも道外からのラボっ子が多く、そのため活動グループがひとつ増え、 何より私たちにとっては北海道のラボっ子がいかにエネルギッシュに頑張っているかを知るいい機会となった。
飛行機に初めて乗ったラボっ子は、それだけでいつもと違う興奮を味わい、 おいしい空気とおいしい水、すこしゆったりとしたキャンププログラムにう~んとリラックス。 受験生だけど仲間のたっての願いで参加した娘は、顔見知りのTたちの視線がある意味気になる黒姫キャンプとは違い、 ニセコでのびのびとすごせたようで、いい気分転換になったよう。これもキャンプマジック!? ○○には行きたくないけど、、とその時によって思う子がいる。 そんなときはその気持ちを尊重しつつ、いつも行かない遠方へのキャンプ参加がおすすめ。 またラボがすきになる、キャンプがすきになる。 ニセコはそんなところでした。
新千歳空港にて
開営式でシニアたちのテーマ活動「おおかみと七ひきのこやぎ」
2日目の朝のつどいでは、体操のおにいさんがユニークな体操を披露
野外活動。こちらパンづくりのグループです。こねこねしています。
汗だくで火おこしに挑戦中。くすぶるんだけど、なかなか点火しない。
発酵させたあと、形を整えて木の棒に巻きつける
どうだ~、これならこやぎもまちがえてかあさんやぎだと思うだろう
20分ほどでこんがり焼けましたよ。あとはおいしくいただきました。
きれいに見えているアンヌプリに登っているラボっ子たち、元気に歩いているかい??
こちらは「草木染め」グループの作品です。ただいま乾燥中
バザーもオープン間近。すでにお店の前にはおきゃくさんたちがいっぱい ポロトコタングループは、完売しました~!
こやぎたちがあそぶ秋の森の風景のイメージを具体的に絵に表してみた
3日目プログラムのプロローグ、コーチやシニアメイトたちが おはなしをわかりやすく演じながら紹介してくれた 森の中では、おおかみがあらわれて襲われたり、 もしおなかのなかにこやぎが七匹はいってしまったら、どれだけ重いかを試したり、 おおかみに食べられちゃう体験ができたり、動物の毛をはさみで切るってどんなかな?とやってみたり。 いろんなしかけがあって、どれもテーマ活動とつながるおもしろいプログラムでした。
ポロトコタンの山ぶどうグループです
おなかに石を入れられて縫われたおおかみは、 ゆさゆさとおおきなおなかを揺らしながら井戸へ近づいて、、、。このあとのおひるごはんがアウトドアでのジンギスカン!
トエトコグループと交流発表会
キャンプファイヤーを囲んでキャンプのしめくくり
シニア、コーチ、みんな、ありがとう。 キャンプって、たくさんのひとたちの思いが集まってできているんだね。
ほとんどの本州からのラボっ子が 旭山動物園または尻別川ラフティングに参加する中、 私たちは道内のラボっ子と一緒のバスで札幌へ向かう。 途中で吹き出し公園という湧水で有名な公園へ。
水筒にいっぱい汲んで帰った。この後札幌で一時半ごろ解散。
札幌ステイの話はまた。
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