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ジウンさんがソウルに帰ってしまう前に、家族でTDSに出かけたのが、昨年の5月。 それから一年たたないうちに、「来週東京に行きます」なんてとつぜんのメールに驚き。 彼女曰く、会う人いっぱい芸能人なみの二日間の過密スケジュール。 あいにく私は遠方へ出かけるため留守だったので、子供たちふたりだけで会いに行かせた。 兄妹がいっしょに、彼らだけで出かけたのは、生まれてはじめて。 ふたりはお年頃ということもあって、長らく敵対する間柄だった。 「もう、そんな年齢は過ぎた」と先に兄が言ったので、妹も「べつにいい」と。
ただ、なんでおかあさんがいないのにジウンさんと会うの?なにを話したらいいの?
後日、娘が言う。「おかあさんがいなくても、そのほうがむしろいろいろ楽しかった」 そうでしょう??
息子とも10歳ほど離れてるけど、気さくにいろいろ話してくれる。
「なんで、そんなに日本に来たいのかな」と息子。
「日本がいいなんて、どこがいいんだろう」
今度聞いてみたら?
彼女は、帰国後に日本語検定試験の1級に合格。
また一段と上手になっていた。
こちらもがんばらなくちゃ。。。
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春の地区発表に向けて、西遊記に取り組んでいる。
今まで自分の希望がなかなか通らなかったHくんイチオシのライブラリー。
他のメンバーはちょっと引き気味だったのだが、やっぱりどんなお話も ひとりで家で聞くのと、テーマ活動するのとは大違い。
ちょっとずつ面白さに近づこうとしているところだ。
トラックをいくつか限定して、ここのところはイメージふくらませて来よう、とみんなで決めていた。 それを考えてきた子が絵を見せながらみんなに説明してくれる。 ありきたりだよ、全然すごくないよ、しょうもないよ、なんて前置きをしながら、 「考えてきただけですごいよ、早く聞かせて」とみんなで車座になる。 時に仲間に実際に動いてもらいながら、「こんなかんじ、どう?」と見せたり。
ハスの花に似たかたちってどんな洞窟なんだろう。 金閣と銀閣の隠れ家のイメージをつかむためにあれやこれや意見を交わして時間をかけた。 最初はハスの花をイメージしていたのが、そうじゃない、ハスの花のように岩が重なり合った情景を思い浮かべたY君。 さっそく試してみる。いいねえ・・・。かわるがわる確認して、納得。 まったくどうしたらいいのかわからないよ、と言ってたところから一歩前進だ。
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ラボっ子はみなエイゴが好きだ。好き、というのにもいろいろある。 ひとりひとり、好き、の好きドコロがちがう。 声に出すことがすき、というのもあるし、書くのがすき、というのもある。 自分はとっくに知ってる単語なのに教室で先生が「これは初めて出た単語だね」というと、 えっ?と思う。 ラボっ子は学校でそんな体験を何度となく繰り返し、 そのたびにラボと学校の授業がつながってうれしくなる。 NR(ナーサリーライム)がやっぱり耳に残っている、 テストで迷ったときに助けてくれるのはNRなんだ、そういう子もいる。 で、「文法がわからない」という子もいる。 わたしにも先生が黒板で説明することがわけがわからなかった経験がある。 すでにからだで覚えたようなことを日本語で難しく説明されるのが嫌だった。 わからないといったのはうちの子。 「でもね、問題を解くとわかってるんだよ」 それは文法が「わからない」のではないから、あわてなくていいんだよ。 あえてその説明をいちから読んで意味を理解しようと頑張らなくても、 練習問題を解きこなして、すでにしみこんでる文法を呼び覚ませばいい。 学び方は色々で、言葉の法則をいちからマスターしていく方法もあれば、限りなく母語に近いかたちで獲得していく方法もある。 多くのラボっ子は後者のほうかもしれない。それにはそれなりの勉強方法がある。 ラボっ子が自分の持っている力を実感できて、それに自信を持てるようにしてあげたい。
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中学生の職場体験は、公私立問わず全国で実施されている。 熱心に働く中学生の姿を見かけると、「がんばって」と応援したくなる。 娘の職場体験も無事に3日間の日程を終えた。 お世話になったフランス料理レストランに、ラボつながりのお母さん同士数人で出かけた。 オーナーシェフであるご主人と奥様。こぢんまりと家庭的なお店。 ふだんアハハと笑うことの少ない中学生を、大口を開けて笑わせてくれる楽しいシェフ。 だじゃれを言いながら、厨房で目にも止まらぬ速さで料理を仕上げていく。 中学生のふたりにも、デザートをまかせてくださり、その一品もランチコースに出してくださった。 スープもお肉料理も、私たち日本人の味覚に合う素材を生かした上品なお味。 娘は始めての接客に戸惑い、1日目は蚊の鳴くような声しか出なかったと反省。 2日目はお客さんがひっきりなしで、あっという間にまかないの時間。 3日目は作りたいものを考えてきて、といわれたので、 クリームコロッケのソースをリクエスト。ランチタイムが終わったあとのまかないの時間がまた嬉しい。 ランチタイムにほんの二時間ほどおじゃましたなかで、このオーナーご夫婦のお仕事ぶりがこころに残った。 近頃は、ブログを作ったり、口コミに載るように細工したりするお店も多い。 でも、本当はそれより大事なことがあると気づいた。 だれもがはじめは一元さん。また足を運んでくれて常連さんになるかどうかは、そのとき心をつかめるかどうかで決まる。 厨房から出てきては、ちょこちょこと会話を楽しんでまた奥へ入って仕事をつづけるシェフ。 お料理がおいしいこともさることながら、お話し上手な魅力がまたお客さんを呼ぶのだろう。 なんだか忘れかけていた大事なことを改めて教えられた。
カトラリーがケースにごちゃまぜに入って運ばれてくるようなレストラン、 マニュアルどおりにお料理を運んで去っていくウエイターさんのお店にばかり行っていると、 お店で食べるってこんなものかな、と思ってしまうものだけど、 子ども達には、こんな人間味あふれるレストランの存在が新鮮に映ったことだろう。 いい体験をさせていただいた。高校生になってバイトに困ったらおいで、 そう言ってもらい嬉しそうにしていた。
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先月は沢山の郵便物を出した。書留速達を何通も。
案内書の中身はどこの学校もフクザツで、大事なところを拾い読み、 マーキングするだけでもかなりの時間を要した。
もちろん書類を書くのは本人。下書きをしなさいというのを聞かないで、 間違って訂正するときも、きちんとルールに則ってやることを知らない。 ひとつひとつに手順があることを初めて知る息子。
封書の宛名書きも然り。
行と書かれた印刷文字を、二重線で消して「御中」と横に書く。
「これ直さなかっただけで、入社試験ではじかれるって以前はあったよ」と私。 後日息子が言う。
学校から帰りに直接郵便局へ行こうとするとき、友達に「おまえなに封筒に訂正入れてんだよ?」と笑われたらしい。 みんなそんなの知らないよ。もう常識って言わないんじゃないの? そもそも、印刷文字になっているのに、へりくだる意味がわからない、というのが息子の意見。 なるほど、〇〇大なんて、最初から印刷文字が御中だし・・。これってなに・・・。
葉書や封書を送ることってめっきり減った。親世代もそうだから、子ども達が知らなくても当然か。 結婚式の招待状に返信するとき、同窓会の案内葉書に返信するとき、 様と直したり、御中と書き直したり、ご芳名のご芳を消したり、といった 日本人のへりくだる文化はもはや消えつつあるのか・・。 日本語も常識も変わる。若い子ども達世代の意見も聞き入れてやらなくちゃいけない、と言う夫の言葉に、 いろいろと考えさせられた今回の出来事だった。
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今日はなにか児童館のイベントとかち合ったとみえて、 1歳児さんがほとんどいなくて、はいはい月齢のあかちゃんも参加の 「おやこで楽しむマザーグースと絵本のつどい」でした。 今日のために用意したプログラムと行ってみての雰囲気が違ったため、頭の中で内容を組みなおし。 CDを入れ替えつつ次はなにかな~と口で言いながら、持ってきたグッズの顔ぶれをみて決める。 おひざできゃっきゃと笑う様子に、久しぶりに「ふわ布」の登場となりました。
こちらが本を読みはじめると、そのお部屋の本棚から絵本を取り出して ママのところへ持っていって、いっしょに読もうとせがむ姿がとてもかわいい。 そうやってこどもに促されて、はじめて絵本に出会うおかあさんも多いのかもしれません。 忙しいなかにも、ほんのすこしゆったりした時間があるとほっとしますね。 来月は28日です。
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冬休みのあいだにせめて30分、親子でいっしょにラボライブラリーに耳を傾ける時間をつくってみませんか? そんな提案をしてみたら、久しぶりにいい時間を持てました、と感想をくださった方がいらっしゃいました。
放っておいても自分でライブラリー聴く年齢になると、多くのおうちの方は自然とライブラリーから離れます。 でも、一度親しんだことがある方なら、これをこどもたちだけのものにしておくのは 大変もったいないことをすでに知っておられると思います。 放っておいても聴く・・ということはイコール、物語を楽しむよりも「覚えるため」に聴くようになっていることが多いんです。
我が家もそうです。ましてや、各自が携帯プレーヤーでライブラリーを聴くスタイルがすっかり定着しており、もはや何をどのくらい聴いているのか不明。 だからこそ、わざわざ食卓の近くで音を出し、ライブラリーを聞く機会を設けることに意義があると思ったのです。 こどもの読書離れに寂しさを感じるなら、親がまず本に親しみ、時にこどもと同じ本を読んで互いにそれについて話してみるといい。 そういう話をどこかで読みました。 いくつになってもおそらく、こどもは親が自分と「楽しさを共有」してくれることに期待を持っています。 だれかが「いいね!」といってくれると嬉しいのと同じで。
そこで、
ロミオとジュリエットを聴いてみたというラボママのコメントをちょっとご紹介。 __ここに出てくる英語はだいたいどこかで聴いたことがあるような言葉なのに、日本語はふだん耳にすることのない表現ばかり。 ・・・日本語って素晴らしいなあと強く感じました。___ みなさんのご家庭でも、親子の対話のきっかけにラボライブラリーが一役買ってくれるといいなといつも思います。
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先日のこと。ジウンさんから何か来たよ、と息子が言う。
ジウンさんとはちょうど一年前、我が家にステイしたのがきっかけで、 帰国されたいまでも交流は続いている。
日本でもこのところ、お菓子メーカーが競って合格祈願商品を売り出し中だけれど、韓国にもならではのグッズが数多く存在する。
送ってくれたEMSの箱から出てきたのは・・・、
スルスルと問題が解けるように、トイレットペーパー。
択一問題にかけて、うまく刺せるように (韓国語でおもに「突き刺す」意味の찍다は択一問題を選ぶという意味にも使われる)とフォークのセット。
そして口に入れると上あごにぴたりとひっつく飴は、落ちないようにとの願掛け。
これさえあれば!?とはいかないのが実際の試験だけれど、 一発勝負の韓国とちがい、日本は試験が何度もあってそれも大変、 とよく知っているお姉さんからの応援メッセージ。 ありがとう。がんばります、とメールを送った。
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きょうは朝からカウンターPOPを携えて近隣を回りました。
日本海側とは打って変わってひと月近く雨の一滴も降らないカラカラ天気の東京。 そろそろ本当に雨がほしい~。冬でも脱水症に気をつけてといわれていますから。 頭が痛いときはすでに水分不足、要注意ですよ・・。
_________ おしらせ ____________
八王子市鑓水とその近隣の南大沢地区、町田の小山ヶ丘近辺、相模原市橋本などにお住まいの方々へ ラボほんじょうパーティ無料体験会のおしらせです。
1月17日、24日、午後4時半~5時半、鑓水2丁目で行います。
今回は園児さんとそのご兄弟が対象です。
てぶくろ(ウクライナ民話)の絵本でおはなし遊びをします。
くわしいことはメールでお問い合わせください。
ご参加お待ちしています。
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クリスマス発表会も無事に終わり、一年がおわったな~ということを実感。 毎年あっという間にこの時期がきます。 でも、毎年同じであるわけがなく、ラボっ子たちは確実に成長しているし、自分はそのパワーに圧倒されつつ元気をもらっています。 わが息子含め、受験生やラボ卒業生たちも顔を見せ、「ひさしぶり~、元気ィ~?ちょっとみないうちにお兄さんになっちゃって~」とあちこちで歓迎。
さてさて、今回マイパーティのヘルガの持参金は、子ども達の気合いでどうにか切り抜けた感が。
セリフの面ではちょっと悔いが残った子もいたようですが・・。 木になったインジのはじけっぷりがとにかく最高、 金持ちは、鼻持ちならないヘルガを独特の口調でこき下ろし、 とんでもないことをぬかすラースに愛想をつかしたヘルガは、このトロールの男を突き飛ばす勢いでキメ台詞をたたきつけた。 観客側からは笑いがどっと沸き起こり、 ウケるとだんだんノッてきて、さらにチカラがこもる。 泣いてもただじゃ起きないみんなは、すごい。
引き続き行われたお母さんパフォーマンス隊も、子ども達の歌の応援を得て大成功。 Skinnamarinkと子ども達が踊ったヘルガの中の歌から一曲、 変装グッズで素顔を隠して、心臓バクバク鳴りながら頑張りました。 先輩パーティのお母さん方も、「私たちも負けてられないわ~(笑)」といって下さるほど、盛り上がりをみせました。 パーティの子ども達が、お母さんの頑張る姿を見てすごく嬉しそうだったのが
印象的。 こどもも大人も参加して楽しむ、ラボのこんなところがやはり他にはない魅力ですね。。。
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