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先週のキディグループは「フレデリック」をしました。
「牛がぶらぶら歩いてる。馬がパカパカ走ってる。」でみんな馬になったり牛になったり。
そして、ねずみになって、とうもろこしと木の実と小麦とわらを集めて・・・
最後まで通したあと、もうひとつわからないようなので
T 色集めしようか?(みんなの洋服を見ながら)赤、青、ピンク、・・・
TK 紫、水色、緑、・・・お母さんの服
T じゃ、目をつぶってお母さんのお洋服を想像して色を言ってみて
TK 紫、水色、緑・・・
T すごい!!目をつぶっても見えるんだね。
S ぼくもしたーい!!
みんなで、色集めをしました。Sくんはパーティの最後に描く「おはなしにっき」にも色集めをしていました。
T みんな目をつぶっておひさま見える?
みんな 見えるよ!!
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1月は「国生み」をず~っと深めている中高生のグループ以外は、どのグループも新刊からお話を楽しみました。
林パーティの子ども達に人気なのは奇想天外な「まよなかのだいどころ」や、
やっちゃいけないことがたくさん出てくる「ピエール」のようです。
"I don't care"をはじめ「まよなか…」い出てくる歌はプレイやキティさんの口からどんどん出てきます。
「ひとあしひとあし」で、ナイチンゲールが「私の歌をはかってごらん」という場面がありますが、
ナイチンゲールが歌を歌っている間、1,2,…64インチ!と測ってくれた時には子どもの無垢な気持ちに驚かされました。
「板ならともかく歌なんて」というフレーズも印象に残ることばのようです。
「フレデリック」では冬ごもりの支度をするところや目をつぶって想像するところがおもしろかったようです。
「シルベスター」では悲しそうにしている私を見て「テューターどこが悲しいと?」と聞かれました。
子どもたちにとってはずっと石になっているところが楽しかったらしいです。
もしかしたら「シルベスター」は親に向かって書かれた絵本かもしれませんね。
「永久に岩のままだから、いっそ岩になりきろう。」ということばは親が聞くから悲しいのです。
子ども(人間)はある意味こんな強さを持っているのかもしれませんね。
でも、このお話が一番好きという年中のTくんは季節の移り変わりを表現するのが楽しかったとテーマ活動のあと満足な顔を見せました。
新刊の「テーマ活動の友」の3ページに書いてあるように「おとなは子どもを恐怖から守りたいと考えます。しかし、人生から守ることはできません。子どもが自ら切りひらくしかないのです。このSK31が、子ども達の心の一番深いところにおりていき、希望の朝にむかう翼を大きく成長させてくれること、それは・・・全員の願いです。」
もう、26歳と27歳になる子どもを持っている林ですが、
本当に子どもを人生から守ることはできないのを実感しています。
生きていれば容赦なくいろんなことが起こりますが自分で解決していくしかないのです。
親は見守るのみです。
物語は子どもの心を育てますが、物語はそんな大人の心を癒してもくれます。
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サッタモまちかど放送局でお話してきました。
生放送中にチャットに参加してくださったみなさん、
クリックして、聞いてくださったみなさん、
ありがとうございました。
生で聞きそびれた方はビデオでどうぞ。
http://www.sattamo.jp/をコピーペーストしてくださるか
「サッタモ 福岡」で検索してくだされば、見ることができます。
13時から~14時の放送で、子育てのいろんなことを
ラボの活動を交えながらお話しました。
ほとんど打ち合わせもなく、ぶっつけ本番でしたが、
プレイルームの紹介を中心に、1時間の間に言いたいことはほとんど言えた気がします。
春の「はらぺこあおむし」で英語で遊ぼう!・・・の紹介もしてきました。
フリーダイヤルにたくさん問い合わせがあるといいですね。
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1月21日(月)13:00~14:00のどこかで
インターネットテレビ サッタモまちかど放送局に出演します。
子育てをキーワードにラボのお話をする予定です。
「サッタモ 福岡」 または http://www.sattamo.jp/
で検索して見てくださいね。
よかったら生番組のチャットにもご参加ください。
この時間に見ていただけない方は
1~2日後に収録ビデオでもご覧いただけます。
ひとりでも多くの方にラボに出会ってほしいと願いを込めて
お話してきます。
クリックやコメントの応援よろしくお願いします。
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先週からどのグループも2008年度のラボが始まりました。
会場の玄関で「林先生、あけましておめでとうございます。」といいながら、小さくかけていた「まよなかのだいどころ」を聞きつけて
「あっ、ミッキーだ!!」とSくん。
「今度はこのCDなんです。お休みの間ずっとこのCDをかけてって言って・・・ミッキー大好きになんです。
そして、ピエールみたいにこのところずっと『ぼくしらない』っていっているんですよ!!」とお母さんのうれしそうな声。
Sくんのお母さんのこんな報告私もうれしいなあ。
このSくん、1歳半で入会して、はじめはソングバードのCDにどっぷり。
そして次は「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」このお話を2歳前後ほとんど毎日、毎晩集中して聞いていたんです。
お母さんは「もっといろんな絵本を楽しんでくれるといいけど、これだけなんです。」と嘆いていらっしゃいましたが、
私は「大丈夫、お気に入りがひとつあれば、飽きるまでそれでいいのよ。そのうち、必ず興味が広がっていくから。」とたくさんの子ども達から教わった体験からお返事していました。
ちゅうちゅうだけが半年以上も続いた頃、ある日突然「Stop Taro」にはまったのです。
それから3か月ほどして「ぐるんぱ」や「ぐりとぐら」を楽しむようになり、4歳になったころに突然お母さんが好きで購入されていた「セロ弾きのゴーシュ」が大好きに。
45分もあるこのお話をずっと集中して毎日聞くというのですから、すごいですね。
そして今、新刊を始め絵本もいろんなお話を楽しめるようになりました。
みんなと一緒にごっこ遊びをするのはまだあまり好きではないけど、ひとりでお話の世界で遊ぶのは大好きです。
きっと小学生になるとテーマ活動大好きな少年になっているだろうなあと楽しみです。
子ども達、ひとりひとりがすばらしい個性を持っています。
特に幼い時はそれがバランスがとれていないように見えますが、
得意なところ、好きなことをお母さんがいっしょに楽しみながら伸ばしてあげると
他の部分もそれにともなって必ず成長していきます。
そして、18歳になったころにはどの子もバランスよく育っているから不思議です。
大人は早くに小さい型にはめてしまわないよう、潰してしまわないよう気をつければいいのです。
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昨年は久しぶりに大役からはずれ、穏やかな1年を過ごしましたが
個人的には、長男が2月に結婚し暮には早くも初孫が生まれ、おばあちゃんになりました。
「そげん次々急がんで~。」というくらい気ぜわしい1年でしたが・・・。
そのめでたい長男は、赤ちゃんの時の彼ににそっくりの娘にメロメロで、
生後1週間の娘のことを
「うちの子、賢い顔しとうよね!」なんて、
もうすでに親譲りの親ばかです。
今年は去年やりそびれてしまった林パーティ15周年の行事を5月にやる予定です(実は16周年に入りますが。)
お母さんたちがすでにいろいろ準備してくださっていて
私はせかされながら事を進めている状況です。
本当にありがたい話です。
皆さんどうぞ今年もよろしくお願い致します。
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今週の木曜日、12月20日は林パーティの★クリスマスこども広場★です。プログラムは下記のとおりです。みなさん遊びに来てください。
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1.はじめのことば
2.グループ発表
①プレイルームグループ(2~3歳児親子)
The Bus Hello My Balloon One One One
②小学生グループ(クリスマスソングメドレー…みなさまもご一緒に)
We Wish You a Merry Christmas
The First Day of Christmas
Jingle Bells
③キディグループ(お客様参加型 英日テーマ活動発表)
「かぶ」 飛び入り歓迎 みんなで楽しく遊びましょう♪
④宗像桜美台グループ(幼児~小2…英日テーマ活動発表)
「さんびきのやぎのがらがらどん」
3.ラボライブラリーの素語り(英語または英日)…小学生グループ卒業記念として
「きょうはみんなでくまがりだ」・・・・・伊藤康史(小6)
4.かくし芸大会(参加賞あり)
手品いろいろ(たぶん)・・・・・井手良輔
空手の型紹介・・・桜美台グループ
その他
5.ラボ活動を支えてくださるお家の方紹介
☆♪一品持ち寄りバイキング&バザー(こども服、キャンプ用品、おもちゃなど)♪
6.中高生グループ発表
Winter Wonderland
7.オーストラリア1年留学帰国報告・・・安藤秀(高2)
8.在籍表彰 (3年、5年、7年、10年以上)
9.おわりのごあいさつ
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今林Pのあるお母さんがテュータースクールを受講して
パーティ解説の準備をしています。
そのお母さんが「こどもってすごい!」といいながら話題にしたOBのブログより
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アメリカでもモンゴルでも言葉の壁はあったわ。
周りがみんなぺらぺらならなおさらねみんながカタコトやったら、みんなのレベルでそれぞれ気ぃ使いながら話すっちゃけどね、でも周りが普通に話しよったらおいてけぼりになるもんね。
自分をマイノリティの中に置くとマジョリティでは分からんかったようないろんなことが見えてくるよな。自分自身も、社会全体としても。
俺も人間関係構築において、なんだかんだ言語は必要やと思います。今仲いい友達ともいっぱいしゃべってこの関係作ってきたけんね。
言葉の壁を平気で乗り越えることが出来るのが、子供やと思う。子供は感性で人間関係作るけんね。大人になるにつれてだんだん頭でコミュニケーションとるようになる。感性と頭脳と両方使えたらいいんやけど、なぜか感性を使えなくなるんよね。
俺の大好きな本での好きなセリフ
「大人になるためには今まで知っていたことを忘れなければなりません。
子供になるためには今まで忘れていたことを思い出さなければなりません」(ラボライブラリー「ドリームタイム」より)
俺もガキのころ、何も外国語知らんころのほうが、外国人と仲良くなれた。何も考えずに遊べた。
でも高校でアメリカ行ったときはガキのころの人間関係構築方法が分からんくなっとったし、そのままでは通用せんような感じやったもんね。もう半分大人やったんかも。
そう考えると、子供ってすごい。無敵やと思う。Peaceやと。
大人になるってどういうことなん?とも考えたりする。
何かを得るには、気づかぬうちに何かを捨ててしまっとんやね。。
出来るだけ大事にしたいな。
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25日(日)は2008年国際交流参加者の初顔合わせ、「親子オリエンテーション&第一回事前活動」でした。
福岡A地区の今年の参加者は約20名(担当ではないので正確な数字がわからなくてすみません。)
私は「自分の役割、仕事(お手伝い」を中心にした家庭生活の面談をしましたが、
自分のことはもちろん、掃除、洗濯、料理と、ほとんどの家事をこなす子がいるのに対して、塾や部活に追われてほとんど家事の役割を果たしていない子もいます。
朝もひとりでは起きられず、自分のことも気づかないうちに親にしてもらっている子さえいます。
ラボの国際交流は、「こども」を卒業しようとする12歳~18歳のこども達が
いつでも親から自立できるようにちゃんと育っているだろうかと親子で考えるとてもいいチャンスです。
ホストファミリーはどんな子を歓迎するだろう?
自分がホストだったらどんな子に来てほしい?
と親も子も考えながら生活したり、
事前活動のワークショップでいろんなことに気づきながら
自分のことは自分でやれるのはもちろん、
社会に歓迎される人間になるよう準備していきます。
親戚でも何でもない人が、1か月無料でステイさせてくれて、
とてもとても親切にしてくれる。
本当の家族のように・・・・
これは知らない土地でひとり心細く不安になっている子にとっては
心揺さぶられるすばらしい体験です。
心からの感動や感謝と同時に、
私はどこでこれを返せばいいの?
人が困っている時、さびしそうにしている時は声をかけよう・・・
私も人の役に立つことをしよう・・・
という気持ちも芽生えます。
別に国際交流に参加しなくてもこのくらいのことはできてほしいのですが、
人との関わりが薄くなった現代、
日頃ご家庭でそれを意識して育てなければなかなかできないことです。
「感謝の気持ち」と「思いやり」こそは
一生を幸せに過ごせる一番大切なことなのですが・・・。
2007年度参加者が「感謝の気持ち」や「思いやり」、そして「自尊心」ととびきりの「笑顔」を見せてくれているこの頃
彼らも1年前はこんな感じだったなあ・・・と思う会でした。
きっと来年の参加者も事前活動と現地での体験で、
1年で大きく成長するに違いありません。
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今年の春にやりそびれた林P15周年行事を来年の春にやることになった(その時は本当は16周年目だけど)。
その記念文集の担当をしてくださっているお母さん達の仕事が早く、
もう原稿を集めている。
今日はOBから来た原稿のひとつを紹介する。
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☆幸せの原点☆
たぶん生まれてはじめて「救われた」という感覚を味わったのがラボとの出会いでした。
小学校1年のとき。
そのころの私はなんだか世の中とうまくやっていけなくて、
毎日つまんなくて、不満や悲しいことがいっぱいで、
そんな私を救ってくれたのがラボでした。
そのときの私にとっては夢みたいに、ほんとにほんとに楽しかったなあ~。
そのにいた仲間達も、テーマ活動も、キャンプも、
とにかくとてもとても楽しくて楽しくて、
毎週ラボの日をすごく楽しみにしていたのを覚えています。
今、どこに行ってもその場になじんで、
どこに行っても、とびきりのいい出会いが多くて、
いつも素敵な人に囲まれてすごせているのも、
どんなとこに行っても、面白おかしいとこをみつけて笑って楽しめるのも、
やっぱりけっこうラボのおかげなんだろうなって思います。
生きていたら、楽しいことがまだまだいっぱいあるって、
いつのまにか教えてくれたのがラボでした。
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