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今年もおかげさまで、無事新年を迎えることが出来ました。
いつもいつも同じようなのに、やっぱり日本のお正月はいいものです。
年末は特に主婦にとってはちょっぴり忙しい時期でも・・それも外部の
世界がお休みモードに入ると、家庭内の用事だけに集中出来るので
かえって気持ちは楽になるのでこの時期は決して嫌いではありません。
TVの正月番組に明け暮れ、すっかり夜型になった家族のお陰で特別
私だけが早起きしなくてもこんな時間が朝生まれるのも正月の副産物か
な・・・?
今年のラボライブラリー初めは、もちろんテューター総会地区表現の
”Mother Holle"です、がこれは料理しながら、雑巾がけをしながらの
レベルでのことです。 濃いcoffeeを自分だけのために入れ、部屋に
閉じこもってゆっくりと久しぶりに楽しんだのが”Olle's Ski
Trip"。 とはいっても私としてはどうしても”Mother Holle"のMother
Holle役をする自分のイメージを早いうちに作りたいという下心丸見え
のライブラリ-選択なのです、実は。 Mother Holleを聞いていると
どうしても気になって仕方ないのが、”Olle's Ski Trip"の中に出てく
る「雪解けばあさん」。 雪解けばあさんは時期を間違えて出てきて
白霜爺さんのせっかくの作品を台無しにしてしまうので、追い払われる
という役回り。どちらも自然界の魔女のような存在ではあるのですが、
働く娘を使って世界を冬に仕立てる「ホッレおばさん」はご褒美に金
の雨を娘に浴びせたりも出来る、もっともっと大きくも、深く、厳かな
存在。
はぁ~、鼻を真っ赤にしてグシュグシュとひっきりなしにクシャミをし
ながら大またで歩いていく「雪解けばあさん」ならうまく出来そうなの
になぁ。 「ホッレおばさん」は私自身にはまったくと言っていいほど
ないものばかり。 何を手がかりにイメージをしよう???
同居の母はタイプ全然違うし、半年前になくなった私の大好きなGod M
onter、祖母も”和”のイメージ強すぎ。 ご近所にも冬を司るほどの
存在感のあるおばあちゃんはそうめったいるものじゃないし。
さて、早くも正月料理に飽き始めたわが子たちと主人は、「ラーメンが
食べたい」と贅沢を。 環状3号沿いのラーメン屋の前で、行列を作っ
ている人の中に、イメージぴったりなおばあちゃんが見つかることを祈
って。 「なんでよその人のことばかりじろじろ見てんの~?」とまた
いつものように、家族といてもうわの空の私を正月そうそう子どもたち
から批難されるんだろうな。
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今日は「大草原の小さな家 第3話 Mr.Edwards Meets Santa
Claus」を聞きながら昨日の今年最後のクリスマスパーティでの
ラボッ子の様子、ママたちの笑顔を思い浮かべていた。
”The First Day of Christmas"(NR2 3-18)をTのうちにあった
多色のリリヤン糸を使って歌に出てくる1日目からのプレゼントのア
イテムの形に切り抜いた型に巻きつけていく工作で表現、やっと
完成したのを、サテンの真っ赤な布を台紙に張ったものにレイアウト。
なかなかいい感じ、例年のパーティでは、”ドロシー=ドウンツェ”
の絵本の絵を1~12日まで張り出し、隠し絵の中の絵探しに興じる
のがせいぜいだったのが、今年は手作りが加わりママたちも喜んでくれ
る。 ”Rudolph the Red Nosed Reindeer”(GTS-1 1-11)は
歌の中に出てくるトナカイに、その名前のイメージから性格を子ども
たちが考え、自分のなる役も決めていた。
Dasher・・・直進あるのみ
Dancer・・・踊るのが大好き
Prancer・・・雪がすき
Vixen・・・クール
Comet・・・暑がり
Cupid・・・弱虫
Conner・・・やさしく、たくましい
Blitzen・・・寒がり
さて、ママたちの1品持ち寄りランチで大満足のお腹ごなしも
兼ね、CDの歌にあわせて、元気なトナカイたちが(ラボッ子)自分の
なっているトナカイの名のところでジャ~ンプ!!!! あとは、サン
タ役を引っ張りドタドタ、ソリになり走る走る・・・
久しぶりに参加のKの妹も、Mの兄のKもラボッ子と変わらないくらい
すっかり皆の輪に入りおおはしゃぎ!
なぁんだか、この所すっかりお尻が重く斜に構えている5年のHと6年
のNは食べるだけ食べたらずるっこ、ずるっこしていたのだが、自分
たちの手づくりカード(”The First Day of Christmas")ゲームになる
と俄然張り切りだしている。 Hは家でも相当聞いていたのだろう、
すっかり歌えるようになっている!!
小さい子のグループでは「空のかけらを入れて焼いたパイ」をするので
ちょうどいい、皆で”Tom Tit Tot"のとき焼いたパイがもう一度つく
りたいというので、またまた・・さてランチでいっぱいのはずのお腹
やっぱりパイは別腹であったか・・・。
またもや腹ごなし、ほんものの蝋燭を立て、恒例の”Jack Be Nimble"
でお願い事を心の中で唱えながらその上をジャ~ンプ♪あれあれ飛ぶの
に夢中で「できなかった~!!!」が続出。
最後はママたちも輪に入り”Rudolph,The Red-Nosed Reindeer"のCD
にあわせRudolph ステップとツゥイスト パン♪を組み合わせた踊り
でキャーキャーワーワー「いい汗かくね~」とハーハー肩で息をする
ママたちの姿にニヤニヤの子どもたち。 春のイースターパーティに
はママとテューターによるゴスペラーズ("Ezekiel Saw the Wheel"
GTS-1 3-8)で今日の踊りの挽回をして子どもに見せようということで
話もまとまり、冬休み中のラボッこの聞き込みのきっかけ「おはなし
便図」も配り、めでたく解散!となるはずであった。
が・・・元ラボッ子でMの兄Kがうちに泊まっていくという。電話で彼の
母いわく「え~、今日はサンタさんが来る大事な日だからまたこんどに
したら??」Kはうちの息子とすっかり協定を結んでおり「大丈夫,サン
タさんにはオレの居場所がわかるようにちゃんとドアに張り紙しておく
からさ。」 Kの母とテューターはヒソヒソ電話で話しサンタさんの
プレゼントは、Mママの協力を借りて、車でこっそりうちへ届けてもらい
うちでKの枕元に置いておくという裏工作をうちあわせしておいた。
さてサンタさんへの張り紙も立派に出来たらしい、お風呂でジャブジ
ャブ泳いですっかりテンションも上がっていたのに、Kは「やっぱり
とまるのよそうっかな~」とつぶやき始め・・・テューターはわざと聞
こえない振りをしていたがだんだん大きな声で、「やっぱ帰ろうかな
~?」とK。例の物はちゃ~んとうちに届いている。 理由を聞くとサン
タさんが本当に自分のいる所へ来るか心配だというのだ。 何度みんな
で説得しても彼の意志はもう固い、どうしても帰るという。 おい、チ
ョッとまってよ、せっかくしておいた裏工作はどうなるのよ~。
結局kは自分の脱いだパンツや靴下の下にテューターが気づかれぬよう
詰め込んだ例の物の入ったバッグを肩に掛け、パジャマ姿で車で送って
もらい満足顔で自宅へ。
そこは抜かりのないテューター、ちゃんとKの母に「kが帰ったらすぐ
かれのバッグをママが開けるように!」と言っておいた。
なんだかんだ言っても、やっぱりクリスマスの朝は特別なんだね。
たとえ、それが砂糖菓子、毎日ミルクを飲むためのカップ、そして1ペ
ニーだとしてもかけがえのない宝物・・・・・
ちなみにKのサンタさんが用意していたものは、ゲームカセットだった、
さすが、平成のサンタ・・・???
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かなり時間が経ってしまってけれど、どうしても書いておきたいの
で懲りずに発表会(11・20)後の子どもの様子を。
テューターとして、去年同時期に行った”The Three Sillies" (3人の
おろかもの)の発表と比べてラボッ子自身の中で変わったもの、なにか
違いがあるかを彼らの口から発してもらいたいという狙いがあった。
S(小4)「去年よりいっぱいせりふ覚えた、しっぽの動き(彼自身がし
っぽ役)が増えた、去年はあんまり動かなかった。
もしTom Tit Tot の名前が一ヶ月の真ん中で当たったら、娘は王様
に殺されていた。 おっかさんはパイを5つ食べたといわずに、1
つ食べたと歌っていれば、・・じゃなかったら5かせでなくて、1
かせと歌っていれば、娘を王様と結婚させ泣いて済んだ。」
H(小5)「去年はあんまりCD聴かなかった。Tom-は終わった時『やった
~!!」と感じた、英語を去年はあまり覚えようとしていなかっ
た。 娘に『(パイが)戻る」のいみをおしえておくべきだったの
に教えたいおっかさんが悪い。 娘は(理解力ない)もしかし
て・・・障害者かも? 娘は運が良かった、おっかさんは
娘を金持ちにしたかった。」
H(年長)「娘はどうして糸がつむげないっておうさまにいわなかったの
かなぁ?」
N(小6)「娘が紡げないことを王様に打ち明けたら、おっかさんの命が
危なかった(そもそも初めにでまかせのウソ歌を歌ったおっかさ
んを処刑する)。
「3にんのおろかもの」の時はただ楽しいって感じの話だったけ
ど、”Tom-"はCDをよ~く聞いたら、わかってきたところがあって
面白かった、ゾクゾクって感じ。」
自分の目標に向かってせりほをおぼえなくちゃ、自分ががんばらないと
越え、さぞかしもう終わった”Tom-"の話のことなんか話題にしたくない
かなぁと内心あきらめてのテューターからの投げかけに、みんな語調を
強め前ににじり寄りながら発した言葉のやり取りが、上記である。
自分たちの表現をするために、必然的に物語を深く聞き、出てくる人
(物)に心を寄せて、その人(もの)に自分を重ねてみることで、子ど
もなりに考えたことがあるからこそ、終わってなお熱く、物語について
語ることができるんだ、と再認識させられた。
深くであった物語が、子どもの心に刻まれ今後の彼らの力になることを
祈ると同時に、さて、つぎのおはなしはとパーティでの各同にこの子ど
もたちのエネルギーをそのままいい方向に生かさなくちゃとテューター
は気がはやる(笑)。
さてさて、子どもたちからは 『おばけのQ太郎 4話」 「セロ弾きの
ゴーシュ」 『ピーターパン 3話」が次々にあがった。
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あいだがあいてしまいました~。
発表会直前まで、パーティ内をぐちゃぐちゃに引っ掻き回し、本気で
取り組めなかったTom tit tot役のK(テューターの息子)、家でCDを
かけていても暗い表情,いつもならこんなではない、「じっくり聞いてみよう! そうすれば言葉もいえるようになって楽しいよ。」との投げかけにも、表情は曇りっぱなし。 なのに、だんだん近づいてくる発表の
緊張だけは、しっかり感じているらしく、素行が硬くいつものような伸びやかさがない。朝の目覚めも悪く、持病の鼻炎も悪化。
こりゃ、まずい!ストレスだ!! 小2でもしっかりうけとめっちゃてるんだ。 Kは もしかして・・・おはなしわかってないかも・・・?
そういえば、お話の後半娘の部屋にTomが何回も現れそれが朝だったり夜だったりするし、麻を取りに着たのか、糸に紡いだものをとどけにきたのかがごちゃごちゃになってるから”Whre's the flax? あさはあるかね?”と言うべきところが”Haven't gessed my name yet? どうだ、まだ、おれのなまえわからないか?”と全然違う場面のせりふがでてくる。 これじゃあ娘役のHが、むっと来るのに耐えられなくなっても仕方ない、娘のせりふだって出てこやぁしないよ。 お話の流れもとぎれてしまい、オチビちゃんたち(園児)はせっかく窓やTomのしっぽになりきっていても、フニャフニャおふざけモードへと切り替わってしまう。
6年のNも非難ごうごう(それでもKをつぶしてはいけない、とそれなりに気を使ってはいるが・・)
5年のH や、4年のKoには自分なりの言いたい所を決めてもらい、そこだけは英/日でいえるようにテューターが時間を個別につくってマンツーマンでCD Playerを前にじっくり付き合ってあげたのだ。不思議に一緒
に言ってあげなくても、そばについて真剣にその子の口元を見守るだけでも「ほら、できたよ。もうここはだいじょうぶ!」と自信をつけていった。
なのに我が息子Kにこの作業をしてあげていなかった。これに気づいたのが発表会二日前。 まず、特にTomにとって混乱しているお話の流れを
たどるため、以前にHが描いてくれたように各役を色分けしたイラストで表し、お日様と月を書き込み日にちの経過を意識できるようにし、カレンダーをイメージできるようなレイアウトに仕立てたKのための一覧表
、名づけて”K’sマル秘マニュアル”が仕上がった。 おまけにポイントとなるせりふまで英語でも書き込んだ。
ぱ~~~~~~~~~~っと輝いたKの顔。「おっもしろ~~~い!!
すごいじゃん。これってTom tit totが主人公ジャン!!!!」とK.
やっとTomtit totの核心に触れられたんだ。
なぜここではTomは「さて、おれのなまえは?」ではなくて「どうだ
まだ、おれのなまえはわからないか?」というのか?この時のTomの
気持ちは1回目に聞いた時と比べてどうなっているのかな?などをひとつ、ひとつ丁寧に拾う作業をテューターとマンツーマンでやったことで、見えてきたものがおおきかったと見えて、俄然やる気を出したK,
さっそくこのマル秘マニュアルをしまっておくMy封筒を手作りし、「これもって、明日の練習する。」
そして前日の最後の練習、みんなの顔に、笑顔とゆとりが戻った。
あの日、かっこつけすぎかな?と思いつつもホワイトボードに書いて
子供たちに紹介した言葉、”One for All, All for One."が今みんなの心と体にしみこんでいっているんだろうな。
ちなみに、この言葉、某先輩テューターからの受け売りです。
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11/20港南区「港南公会堂」にて横浜南地区6パーティの「秋のテーマ活動発表会」を無事終えたと同時、我がパーティの幼児から6年生まで6人で2ヶ月半に渡り楽しんできたお話、”Tom tit tot"(イギリスの
昔話ともお別れだ。 その前に前回の日記から発表会当日までの事をふりかえっておこう。
発表会前の2週は、2回ずつ練習を(場所の広さになれるために近くの自治会館を借りて)いれた。 園児も交えてのガチャガチャパーティ、なかなか小学生の想いが小さい子に伝わらない。無理やり小学生の考えどうりに小さい子を動かそうとしても、思うように行かないばかりか
反発も。初めて園児にも役になってもらい、ナレーションにも挑戦してもらうが(自分たちからやりたがったのに)、家で聞き込みなどしてくるはずもなく、ひたすら大きい子と一緒にお話の中を漂っているのが楽しく、おしゃべりしながらフワフワ、キャッキャッ。
小学生たちの顔つきも「音楽CDでの練習に切り替えよう」と、決めた頃からどんどん険しくなる。う~~~ん・・・確かにラボ暦1年の小学生
もいる中で、6人での”Tom Tit Tot”は一人あたりのせりふ、ナレーションの量からしてもかなり大変だ。その負担感の大きさがあるばかりで
聞き込み聞き込みといわれても、実際どうやって言葉を自分のものと
していいのか戸惑っているらしい、ということに気づきこれはテューターが一人ずつ個別に向き合って付き合おうと決めた。
時間を作り、それぞれ、じぶんで「ここは英語でも言いたい!!」というところを決めてもらい(子供たちは、バックに音楽が流れているところを、英語で言いたい、英語でも言えれば、日本語も気持ち良く音楽に乗せて言えるんだ、ということをちゃんとわかっている)その部分を
自分で出来る量だけ拾って家で聞き込みを繰り返した後、テューターとマンツーマンで何度も言ってみることで、各自、不思議なほど自信がついた。 音楽CDにしてみて、自分のせりふやナレーションが音楽とぴったり合うとみんなにっこり。
こうなる前、お話の流れをよりはっきりさせたくて、5年生のHが各自のカラーを決めて、トラックNO.とナレーションの子、その間誰が何の役で何をしているところかをイラストと色分けて書きあらわした一目でわかる素晴らしい一覧表を作ってくれたのだ!!! 名づけて「Tom Tit Tot おはなし早見進行図」かな?
なんたって6人がトッカエひっかえ場面に出てくる物(糸車、窓)も含め、いろいろな役を入れ替わるのだから、テューターも正直、混乱気味だったのだ。 ありがとう!!Hちゃん。
ところが順調に行くと思いきや、また新たな爆弾爆発!
肝心のTom Tit Tot役のKがちゃらんぽらんで、全く娘役のHとの掛け合いがうまくいかないばかりか家でもCDを聞こうとしない、小さい子が思うような動きをしないと自分のメチャクチャは棚に上げて、ものすごく乱暴に攻め立てまくるように。 またもや小学高学年の顔はこわばり、Kに対する攻撃も始まった。
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昨日の”Tom Tit Tot" の続き。
ごちゃごちゃになっているおはなしの後半の部分を図式化してみた。 横軸に時の流れ、そこには、個々に割り振ったナレーションの場所がわかりやすいように、(子供はなぜか、トラックNO.で自分の場所をおぼえている。)トラックNO.を入れ、横軸に沿って、その下に娘の所にやって来る人(?)のイラストを、時が朝か夜かもわかるようにお日様マークなども書き添えながら入れていく。 う~ん、なかなかの大作業・・・でもおかげでCDを集中してふか~く聞かなくては出来ない、という事態に。
あっ、あっ~~~~!!!!そっか!!!
今までどうして気づかなかったのだろう? 娘が一人でいた部屋は1種類だけだとテューターも子供たちも思っていた。が、どうやら違うらしい、王さまが先ず娘に「明日からはここにとじこもってもらうぞ」と
見せた部屋と、娘が「糸なんかつむいだこともない・・・」と座り込んで泣き出した台所の腰掛けがある部屋は同じ?
いえ、泣いている娘の元に来たトムは、ドアから入ってきている。しかも娘がドアーを自分であけてやったのだ。もし王様が外から鍵をかけた
部屋だとしたら、内側から開けられるはずがない。
翌日朝、麻を取りに来る時からはトムは窓から出入りする。その窓は
娘が内側から空けられる、そう、とじこめられた部屋に窓があったのは
確かだ。でも窓から逃げようとすることを王様はよ予想しなかったのか? 娘の麻紡ぎの技量を疑いもせず、逃げ出すとは考えもしなかった
から? それとも「ラプンツエル」の物語のように、塔のような高~い
ところにある部屋だったのか? それとも部屋のものすごく高い位置に
窓があって、とても這い上がれないのか? だとしたら、トムが窓じきいに座っていたのが、最後の夜にはとうとう部屋の中に入ってきた時は、飛び降りたに違いない。
こう考えていくと子供たちの表現は、全く変わってくるぞ!!!
でも娘は逃げ出そうなんてしなかった。トムという親切な魔物に幸運にも出会うことが出来たから。彼の名を当てるという、「お返し」として投げかけられた難題も「何とかなる」と娘は考えた。 王様の「毎日5かせのいとをつむぐ」という言いつけに対しても結婚生活の中では、王様も何も言わないので、娘は「忘れたにちがいない」と考える。
そもそも娘のへんてこな歌を歌って王様に嫁がせた、おっかさんだって、王様の要求に対して「いざとなったら何とでもなる」と。
まあ、なんてのんきで、素朴な親子なんだろう!!
これは、子供たちのしたキャラクター分析では娘はのんびりや、なまけもの、ごろごろしてばかり、となっているのと合致する。
ただ大人であるテューターの娘に関する分析には、こう付け加えたい。
自分のことを「なんとかなる」とよく言えば楽天的、悪くは御気楽にかまえていられるからこそ、人(魔物を人と呼べるか?)に対しても「だめでもともとだね。」と自分の身の上を話してしまうような寛大がTomの約束(糸に紡いでくれる)を疑いもせず受け入れたのだ。
不思議とその楽天的(御気楽)で、おおらかな気質が幸運を招いたといえるのかも知れない。
わたしだったら、いきなり現れた魔物に身の上話は避けるだろうし、そう簡単にTomの出した交換条件を受け入れなかったろう。 さて、どうなっていたかな? OFF COMES MY HEADかも~~~~??!!!!!!!
さて次のパーティ、深く聞いてくるか? 子供たちにどう気付きがあるか? 聞いてみるのが楽しみだ。 みんなのが出揃うまで、テューターのAha!は言うまい、言うまい!!
テーマ活動って深いな~、こうなってからが面白くなるんだ、子供が
自分で気づいて、この面白さを体で感じてほしい。
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9月からパーティで11月の地区発表会に向けて小学生、園児と楽しんでいる"Tom Tit Tot",トッカエひっかえ好きな役で動いたり、黒いスズランテープで「My魔物のしっぽ」を長ーく作ってぶんぶん振り回して遊んだり関連絵本をよんで、ぞ~っとした怖さを真剣に味わったりしていた。 この関連絵本には、「ルンペンシュトゥルツヘン」(ポール=ガルドン絵)がある。この本では、麻の糸でなく、藁を金に紡ぐ、娘から引き換えに魔物がもらうものとしては、娘自身ではなく、娘のみにつけているアクセサリーを次々に、そして最後には、娘に生まれたはじめの赤ん坊!!!これには子供たちの表情もピクリッ。
昔のこの地方には、困ったピンチに助けに来てくれる魔物が出てくる話がいろいろあるらしい、ただお返しに必ず何か要求して意地悪をするというのが定番だ。 糸つむぎが生活の中での大きな仕事だった(けれども時間をとられ面倒くさい作業)このような仕事をあっという間にし遂げる魔物はある意味で当時の人々の憧れのようなものだったかも?
さて、そんな物語を子供の表現にするとなかなか伝わるものにはならない。 いよいよすったもんだの挙句それぞれの子供の役が決まり、(これも人数が少ないので子供も気を抜けず、何かしらになるかーしかも
前半と後半で役を交代ーナレーションをしているか、なのだ)ナレーションの場所も決まり話をとおして動いてみるが、つまらない。
形に気を使うようになるこの時期は今までのように自由に感じたまま
気楽に動けないので苦しいのだ。
とにかく苦しさを乗り越えるには、なんかいもCDを聞いてお話を自分のものになるまで我慢すること、言葉が言えるようになるともっとお話を楽しく感じ、目の前がわ~っと開けて見えるようになる事をテューターから精一杯子供に伝えてみた。
さて、テューター自身この物語の特に後半は、トムティットトットと王様が朝と夜とに交互に娘の所へ現れるのに、CDの中では王様が来る所を省略してあったり、実際には1ケ月続いたこのような娘とトムや王様とのやり取りが圧縮されて語られているので、混乱している。 だから表現する時にいったい何日目の夜なのか?、今は誰が来る所なのか?ということを音楽CDのみで子供たちも判断しないとお話が流れていかなくなってしまう。 はあ、前途多難だ。
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やった~!!!やっとHPのリニューアルを果たすことが出来ました。
やめっぴさん、いつも助けてくれて有難うございます。
何せ、ユーザーコード、パスワードも忘れてしまうほど最近、地区の行事とプライベートでバタバタでした、もともとPC関係に弱いのもあるけれど・・・。 でも無鉄砲にも引き受けてしまった地区代表の仕事も余す所何とかあと2ヶ月、今になってやっとラボの地区活動がわかってきたようです。力不足の私としては、勉強させていただいてしまい、これって役得かも?!と感じられるようになった今日この頃です。
上大岡地域での「お母さん講座、全2回」も5人のテューターの全くの手作りで、しんどかった部分もありましたが、結果としては、応援に来てくださったテューターからも嬉しい感想のお言葉をいただき、私も得るものがたくさんでした。 協力してくださったテューターには、この場をお借りしてお礼を申し上げます!!!
さて、これからはMy Partyに集中して、秋の地区発表会にまっしぐら!!といきたいところです。少なくとも子供たちは、発表テーマの
"Tom Tit Tot"を大いに楽しみ園児も「ナレーションやる~」ととても
モチベーションは高いのですが・・・さてこのあとはいかに・・・?
今日は今年こそやらないぞ!と心に決めていたHalloween Partyをやはり
小さい子中心にお友達も呼んでやることに。 さてかぼちゃをくり貫いて、キャンドルの用意、Apple Bobbinng用のたらいのお水を張って、
りんごの代わりに使う水風船も膨らませなきゃ~!!
あ~やっぱりバタバタにはかわりないか~。 でも張り切って仮装の
手作り工作をしているラボッこの笑顔を思い浮かべると・・・う~~ん
テューターも楽しむぞ~~~♪
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さて、子供たちの学校はやっと始まった。 熱気むんむんの彼らがい
ないだけでも少し部屋の中の温度が下がる気がする。
だけど朝からこのせみの声、じっとしてても汗が・・・さて、今日は
休み明け最初のラボ、そんなことわかっているさ、何日も前から。
でも今日は朝から何度も自分に言い聞かせている。 「さあ、秋の
始まりよ、元気よくまた行くわよ~!!!」
さあ何をしよう、お話は確か「ガンピーさんのふなあそび」をやりたい
って子供たちもいってた。そうだ自分の中では、秋からしっかりお歌
が歌えるようにパーティでも工夫しようとしていたんだ、「ひとつしか
ない地球」の”Three Litte Monkey" はリズムもいいし絵もすぐ子供の
頭の中に描けるし、うんこれこれ、だった。
さて、元気よく”Hallo!!!!!!!”とはいってきたMは部屋
に入るなり「あ~~~~これなに~~~~???なにつくるの~~~?
らららるるるら~~~~~~~~~~」と用意しておいたフェルトの
たば(何色かあるうち彼女のお気に入りのピンクもあり)を部屋にふわ
~っと撒き散らしながら、スカートのすそをヒラヒラさせながら、くる
くる回っている。 Hもこの暑さにもかかわらず何だか部屋に入るな
り、テンションは急上昇、「あ~~~これしってる~~~~~」。
CDをかけながら歌の情景をわかってもらおうとサルやワニになったりと
はあはあいいながら独り芝居するTのことは気に止めているんだ
か・・? やあシッッパイ、フェルトは直前に出すんだった、こんなに
相手が反応するとは・・・やっぱり休み明け。感覚鈍ってるな~。
「ねえ、ウッッキャ(ぬいぐるみのテナガザル)はいっっぴきしかい
ないから、このフェルトであとの二匹をつくってみない??」鉛筆で
下書きをして、切り取って、ボンドでくっつけて・・あれあれ、おじょ
うさんたちの不満な顔・・「やっぱ縫う!!!ほら、こうやってこうや
って。T、針と糸持ってきて~~~!」
うっ、まずいっ!おぬしたち、知っていたのか、あのマスコット人形
の作り方を!! もう後に引けないこの盛り上がり。 実際針と糸
を手にして、ちょいちょいってTがやって見せるとけっこうできるじゃ
ん、その手つきのかわいいこと!そういえばむすめが4~5才の時よくや
ったな~、「えっ、どこどこ?」なんて覗くときにふわっと触れるやわ
らかい子供のほっぺたや髪の毛の感触が夏の日差しと共によみがえる
・・・ふっと気が付くと、MとHは、中に詰める綿をまるめたりちぎ
っ足りして遊んでいる。ちょっと~~~どうすんのよこれ~~Tにまか
せっきりで~~。まっいいかっ、今日は第一回目だし。
”Three Litte Monkey" どころか出来上がったのはピンクのウサギと
ちっちゃなトマトがふたつ。二人でどうしても「劇場」をやりたいか
らTは見ててね、というのだ。 なぜかこの頃には、学校から帰って
いた息子が「照明係やるよ」と懐中電灯でピンクのウサギを照らし、
これまた別部屋でゲームをしていた娘もいつのまにか観客席に陣取って
いる。
うるさかったせみの声もひっそり、窓の外はもうたそがれ色。(日暮れ
も早まったのかー)劇場のないようは・・・・それはそれはラボのどの
物語にも勝るとも劣らないオリジナリティにあふれるもの。
・・・またいつか紹介します。
このころにはすっかり秋の活動へのエネルギーがたっぷり充填されて
いたのでした。
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7月29日~8月1日蔵王第2班にラボッ子と参加、体も気持ちもの~んび
りの涼しい4日間。 横浜に帰り着いたとたんコンクリートの上を
渡って来る熱風に負けそう・・・(気持までがうだ~っと溶け
そうで日記も途中でfreeze状態でした)
ラボッ子たちは、早速「ラボ2006カレンダーの絵」に応募する絵を
2日間絵の具まみれで描き上げながら合間にはキャンプで覚えたての
キャンプソングをご披露。
うん!やっぱりキャンプはいつも元気をくれる_!! また新たな出逢い
を通して一回り大きくなった。 心寄せるシニアメイト(キャンプの間
グループの子供たちを生活面、活動面共に統率するリーダー役の高校
生)もまた新たにラボッこ達の胸に熱く刻まれた。
そんな折あるラボッ子ママからのうれしい便り。
行く前にはあれこれ心配もしましたが、「楽しかった~!!!」
と3泊4日フルに感じて、経験して、楽しんで、帰って来まし た。 帰ってから、1~2日かけて、ゆっくりチョコチョコ、
キャンプのはなしをHからしてくれました。 「寿限無」の英語
の部分も覚えた!といって披露してくれて・・・今年もキャンプ
をつうじて、成長と思い出ができた4日間、きっと一生忘れない
思い出になると思います。
ところで、このラボッっ子のHは、北海道のおじいちゃん、おばあちゃん
のうちに、たっぷり2週間滞在中。 カセットテープに「寿限無」、
「ぐりとぐらのおきゃくさま」、「大草原の小さな家」、「ひとつしか
ない地球」を自分で録音してから出発したそうだ。
きっと今頃、おばあちゃんたちに「ひとつしかない地球」の中の韓国語
の「わたしは幸せ」に合わせて、サンバを披露しているのに違いない。
これって「マツケンサンバ」に負けないくらいいい汗かけるよね。
それとも手話にあわせて、「ひとつしかない地球」を大きな声で歌って
いるかな・・・?
世界中の人が分かり合える、友達になれる日を信じて・・・、今年もも
うすぐ終戦祈念日が来る。
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