|
今日、ある団体が主催する「世界の絵本展」に行って来た。
本屋で占める絵本コーナーが極端に少ないこの地で、「絵本展」が開かれるのは希なこと。団体に関わっているラボファミリーのお誘いも受けたので、楽しみに出かけた。
展示してあった実物の世界絵本は、図書館の方が豊富だと感じた。
韓国語に訳されたジョン・バーニンガムの絵本が「韓国」と表示した棚に置いてあったのには、思わず「えっ、違うでしょ。」とつぶやいてしまった。
パノラマ絵本とうたって、4.5畳大の大きな一枚絵が、壁いっぱいに何枚も展示されていた。絵は日本人による油絵画、クレヨン画、アクリル画など。
そこに物語も書き込まれている。
あまり知られていない国や地方の出のものが多かった。アフリカ、アイルランド、ハワイ他。
それが10枚以上はあっただろうか。全部読み終えて会場を出てきた時には、かなり疲れた。
パノラマ絵本に混じって、所々に絵本に関する見解が表示してあった。
私にとってはそちらの方が印象に残っている。
「心」は見えません。しかし、これ程強く大きな「存在」もありません。その「心」を育むものは何か―
ことばです。生きたことばです。(実際は「言葉」でした。)
もちろん活字は大事です。しかし、書物の悠久の世界へ子どもをいざなうのは、日常の生きたことば―
人に語りかけ、歌い、心通わせるひととき、一夕なのではないでしょうか?
メリハリのきいた物語が魂を鍛え、潤し、健全に触発する。
「世界遺産」として建築物、遺跡や自然を大切にすることも大事ですが、人々は物語こそを「人類遺産」として語り継いでいくべきでしょう。
「本は心のごちそう」と言われますが、子どもにとってはもちろんのこと、大人にとってもたいそうなごちそうなのです。
だったかな?
この地の展示会場としては、珍しく多くの人が訪れていた。乳飲み子を連れた若い母親が多かったようだ。
皆さんは何を感じたのでしょう?
|
|
|
今年は秋になっても、湿気が多く天候がすっきりしない。そう言えばまだ‘秋晴れ’にお目にかかってないような気がする。どおりで富士の姿がなかなか拝めないわけだ。
テューターであり、主婦の私はシャッターチャンスを取り逃すことも多い。
で、がんばって昨日最近の富士の姿を撮ってきました。トップページをご覧下さい。
朝のほんのわずかの間だけ姿を見せた彼女(?)は、久しぶりに帽子をかぶってました。この世で2つとはない代物。傘雲とは少し違う気がする。
男心、女心とも称される秋の空。見ている間にどんどん雲が湧いては行き過ぎて、富士の頭にいたずらを残していった。
|
|
|
9月から2組の新しいお友だちが、プレイルームに加わりました。
7月からパーティ見学やモデルスクールを体験していただき、夏休みをまたいで入会を決めていただいたとは、とても嬉しいことでした。
私の嬉しさ、紹介してくださった既会員のお母様への感謝、そして新しいお友だちの一人は今月お誕生日を迎えるものの、0歳児。私にとっては初めての体験です。
そんなテューターの気持と、実はプレイルームさんは活動が終了しても、すぐに帰らない、会場の前にあるミニ公園によって、ある時は近くのコンビニから昼食を買ってきてとっていくようすから、
「Potluck Luchをしましょう!」と私の呼びかけに皆さんが快く応じてくれて、16日のパーティ終了後に実施しました。
キノコやクリの炊き込み御飯、寒天、鶏の唐揚げ、黄粉団子、サツマイモのケーキなどなど、手作りの品がたくさん並びました。
私からは、その日にお誕生日を迎えたふーちゃん、入会したてでもうじき1才になるななちゃん、来月初めには3才になってまもなくキディグループに卒業していくおっしゅうのお誕生日を祝って、バースデーケーキ(らしき?)を焼きました。
ゆっくり食事を楽しむどころではないのが当たり前のママたち、1時間半だったけれど楽しんでいただけたようです。
おまけ:入会者には入会を決意されたお気持ちをアンケート用紙に記入していただいてます。その日にいただいた用紙から…
Q:ラボに入会しようとした決めては?
A:「テューター自身がラボを楽しんでいる!!」でした。先生が義務で英語を教えていると、子どももそれを感じて義務で英語教室に通うことになってしまうと思っていたけど、テューターは違ってました。
そう、私、今プレイルームがとっても楽しいの!
(もちろん、キディもジュニアもシニアもよ~!)
|
|
|
今年の秋研は東京・神奈川支部のスクランブル。前回東京とスクランブル研修を行ったのは、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」発刊時だったから、数年ぶりになる。火曜日から金曜日の全9グループ。回数は4回。集約発表は10/25,11/15の2日に分かれて。
私たちの火曜日Aグループが先頭を切って昨日スタートした。
総勢24名。やはり新しい、あるいは久しぶりの面々にお会いできるのは嬉しいこと。これから皆さんと紡いで行く過程にワクワク(ドキドキ!?)する。
今回の秋研のテーマは「テューター自身が本気でテーマ活動に取り組む」。
早速午前中は「テーマ活動って何?」をお題にグループ討議。
私たちはWSを行った。
*Prのように早い時期から、きちんと物語に向き合い、多くのお話しに出会ってテーマ活動をしていると、イメージ力が豊かになり、ことば・気持・からだで自分を表現できる人間に必ず成長する。
*テーマ活動の主役は子どもたち。テーマ活動に取り組む上では、子どもたちの一人一人違う発想がそれぞれに影響しあい熟成していく過程が大事。
*テーマ活動は常にラボの基本にあり、国内・国際交流活動などとリンクしあいながら、表現力の豊かな人間に育てている。
*テューターとして心がけていきたいことは、本来子どもたちには限界がない、限界を突破するにはどうしたらよいかを考える場がテーマ活動、と言う意識を持ち続けたい。
ベテラン、中堅が多く、若い層の少ないグループだったが、最後に「テーマ活動=限界を突破することを考える場」とまとめてくれたのはキディグループのみを持つ若いテューターだった。
すてきな表現だなー、私にとっては目から鱗だった。
グループシェアをしてみると、他のグループからも「テーマ活動は人生」「テーマ活動は心、心で感じ、心で表現」と言うことばが聞けた。
さて午後はテューター自身が取り組むテーマ活動、「プロメテウスの火」。
自由に動いた後皆さんから感想を述べてもらった。
それぞれの思いがあってこのお話に近づいているようすがうかがえて、楽しかった。
このバラバラな思いを近づけていくこと=物語のテーマを考え、テーマが伝わるテーマ活動に作り上げていくことが大きな課題だ。
それはテューターのグループであろうと、子どもとの取り組みを意識して進んでいくことがテューター研修だ。
テューターには多大な知識がある。そこが子どもと大きく違う。
その知識と、テューターも物語から感じる心を上手に調整していきたいもの。
その辺の考え方の違いを感じた。
私は今回の研修で「CDをよく聴き、CDをよく探りたい」と思っている。
例えば冒頭にこんなナレーションがある。
Prometheus took Zeus' side against his father, the devious-minded
Cronos, in the great war amoung the gods for the right to rule Olympus.
プロメテウはオリンポスの支配をめぐる神々の戦いにおいて、よこしまな父クロノスにそむいたゼウスの側についた。
多大な知識はまず置いといて、「よこしまな父クロノス」とは誰の父なのか?プロメテウスなのか、ゼウスなのか?と言う疑問が出てくる。英日の文章からも判断できない。
で、ギリシア神話にすぐ走らず、もう少しCDを聴いてみよう。
すると、すでに岩に縛り付けられたプロメテウスがこう言っている。
I want you to know, Hephaistos, that Fate awaits also the son of Cronos. Zeus will be cast down by his own son like his father before him.
クロノスの息子にも運命の女神が待ち受けている。かつてゼウスが自分の父にしたようにゼウスは自分の息子の手によってその座を引きずりおろされるのだ。
あー、やはりゼウスの父だったんだ。こういうことがたくさんある。
できるだけCDをよく聴き子どもの心に近づきたい。それが、今回の研修趣旨の「物語のCDをよく聴き、CDに限りなく近いことばにする。」ことにつながるのだと思う。
さて、今日は何回聴けるかな?
|
|
|
十数年続いてきた国際交流参加者が、'02,'03年と途絶えていた。
が、2年ぶりに復活し、中学2年生2名がそれぞれワシントン州、コロラド州で忘れられない夏の思い出を作ってきた。
5年前にプレイルームに入会したラボっ子2名が、今年小学1年生になった。
彼らが黒姫キャンプに一人で参加すると言うので、これまでは小2以上になったら黒姫キャンプに行こうね、としていたパーティルールを書き換えることになった。
結果は? 2人ともそれぞれによくがんばった。でもロッジに落とし物、忘れ物をたくさんしてきちゃったことは今後の課題。
Prとキディグループの親子Day Campは今年で3年目。
テーマは「We're Going On a Bear Hunt」
午前中自然いっぱいのYMCA東山荘内を「長くてびっしり草だらけ」や「深くて冷たい川」…などなど、お話しに出てくる背景探しをグループに分かれてや
ってみた。吹雪以外は体験できたそうだ。で、お昼の後に動いてみると―
お母さんたちもびっくりの生き生きテーマ活動に!
中には素語りができちゃった年長さんが!だからわくわくワークスに提出することに!
十数年続いている近隣P.とのsummer合宿は、夏活動報告から始まり、今年の全国キャンプと同じテーマ活動を、自分たちの切り口で楽しむ。今年は「みにくいあひるのこ」にちなんで2日目午後の野外活動をプールで楽しむことにしていた。しかし、気温が21℃、水温22℃では無理。雨も降ってきたので、急遽体育館に会場を移し水中バージョンを地上に置き換えて… リーダーの機転のよさで十分楽しめた。
小学生以上が取り組む夏課題。英語で唱えられるものを増やそう、の呼びかけに「ひとつしかない地球」の中の歌を取り上げる子が多かった。早く素語りに挑戦する子が増えて欲しい、とじっと待つ甲斐があってか、今年は3名が。
でも残念ながら3人とも未完成。再度完成日を自分で決めてもらい取り組むことに。一番早い子は今月末のパーティ日。楽しみだなー。
|
|
|
オーストラリアからやってきたインターンのベッキーが第二総局に配属されて各パーティ訪問をしていたものの、その任期を待たずに帰国したと聞いたのは、先月のことでした。そしてそれは我がパーティにやってきて、ワイワイとそば打ちパーティを楽しんだ、約半月後のこと。
彼女と楽しい時間を過ごした日から、もう2ヶ月近くが経とうとしています。私も身の回りがゴタゴタしていて、すぐにそのすてきな行事をHPに載せられずヤキモキしていましたが、今日やっとページ一覧に載せました。
はにかみやだった彼女を思い出しつつ…
|
|
|
おーじゅんさんの日記にも書いてありましたが、7/5にラボセンターで韓国ラボの理事の方々3名との交流会があり、私も参加しました。
「ひとつしかない地球」の中の韓国songを一緒に踊る、すてきなプレゼントをいただきました。
「3びきのくま」「わたしはしあわせ」「密陽アリラン」
デジュンからいらした理事&テューターで自称「日本名・お春さん」が踊ってくださった「密陽アリラン」は優雅な動きと色っぽい手先、足先使いに思わず見とれてしまい、チマチョゴリを身にまとったお姿を見た思いでした。
で、この踊りはとてもとてもマスターできず(私のみならずその場にいた全テューターも!)、私的にはサンバのリズムが軽快な「わたしはしあわせ」がピッタリときまして、さっそく昨日のパーティでお披露目したわけです。
まずはプレイルーム。母子でソングバードをひとしきり楽しんだ後、
「さぁ、ママ、exercise!」「えっ?」「ワッ、早い!」「エッヘッヘッ」
踊り終わってみると、いました、いました、私と同じ周波数の若いママが。顔が上気し、決めのポーズは悔しいけどテューターの私よりかっこいい。絶対彼女は「わたしはしあわせ」になれたはず。ラボっ子?ママが楽しく踊っていれば彼らも「それなりにしあわせ」だったよう。
続いて午後のキディグループ。
「みんな、今しあわせ?」「うん、しあわせだよ。」「そうか、ならテューターと一緒に踊るよー!」
よーし、かっこよく踊るぞ、と思いっきり見せました。
すると―ものすごい笑いが。お腹をかかえて、あるいはしゃがみ込んで、すごっく楽しく笑ってる?なぜ?
まっ、いいか、「みんな、しあわせみたいだ!」
|
|
|
朝から暑い日差しがふりそそぐ、そんな七夕は本当に珍しい!
今年は織り姫様、彦星様、何年かぶりでお会いできるわね!と確信していたら
やはり‘七夕は雨’のジンクス通り、夕方には小雨が降り始めました。
さて、‘芋の葉っぱの露’で今年も短冊にたくさんの願い事を書きました。
もちろんラボのことも「ラボの充実・繁栄・ラボっ子の成長」
その願いも雨に濡れ始め、今年も自力でがんばらねば…と覚悟を決めていましたら―
なんと今しがた半信半疑で外に出てみたら、見えましたよ、瞬く星が。
低い雲が速いスピードで流れる奥にいくつもの輝く星。
残念ながら天の川は見えませんでしたので、二人の逢瀬はいくらでもすてきに想像することに。
今とっても嬉しいの、七夕に星が見えたから…
皆さんの所はいかがです?
芋のクイズの正解は、「里芋」でした!
Play with meさん、おめでとうございます!
(回答をお寄せ下さったのはPlay with meさん、ただお一人)
お礼に我が家の七夕飾りと、畑の里芋(上に小さな露がのっかってます)の映像をお届けしますね。
|
|
|
前回の日記を書いてから、なんと2ヶ月も過ぎてしまいました。
いろいろありました…
学生以来、実に30年ぶりで新潟に、立て続けに3度も訪れました。
うち2度は車で。途中黒姫山を見ました。サマーキャンプ時以外に見る姿に感動しました。
…3度目は…告別式でした。告知から二ヶ月、正確な告知でした。
しばらく新潟には行きたくありません。
富士山の写真をアップしました。
今年は雨の少ない梅雨なので、何度となく見える姿から夏への移り変わりがわかります。
7/1は山開き、珍しく晴れました。でも肝心のお姿は雲の中。祝いの花火だけが昼間の空に乾いて響いていました。
‘晴れ’と言えば今日は七夕。この日もまず晴れることがない日です。
さて、今年はどうでしょう?
我が家では母から、芋の葉っぱの露で墨をすり、その液で短冊に字を書くと上手になると言われ、毎年実行しています。
この芋とは何の芋かご存じですか?おわかりの方は、答えをお寄せください。
〆切は彦星と織り姫の逢瀬の今夜12時。奮ってご応募下さい!
|
|
|
本来木曜日の午前に行うプレイルームだが、欠席者のいない今日に移し、戸外で行う予定だった。
しかし、夕べからの雨が朝まで残り、地面も濡れているのでいつもの集会所でラボ活動を行い、その間に晴れてきたため、Potluck Lunchをちょっと離れた公園まで車を飛ばし外でいただいた。
戸外でラボをするわけは?
新緑の美しい自然にみんなで飛び出したら楽しいだろうな、と思ったから。
ちょうどこの春に入会してくれた2組の親子の歓迎会も兼ねて、楽しいことをしたかったから。
3月にあるママの呼びかけで、プレイルームの後にPotluck Lunchを楽しんだ翌週、2歳のつばちゃんの発語"Hello"があり、みんなが仲良くなることは大切なんだなー、と確信したから。
「はらぺこあおむし」のテーマ活動を芝生の上でやって、みんなであおむし体験!こそできなかったものの、お料理がとてもおいしかった。
新入会のママが力作!若いのに、煮物など。Potluck Lunchが気に入ってしまったおしゅうママはピザを生地から。
私?フルーツゼリーの特製ソース和え!なんか名前がカッコよすぎ?
ラボっ子たちは、そのような料理にはあまり興味を示さず、遊具でひとしきり。その後はひろーい芝生をただ意味なく(?)走り回って楽しそう。時折、井戸端会議風にいっちょまえに座って話し込んでみたり(?)
いつもは見せない自然な彼らの姿に、目を細めてお茶をすする私!って「おばあちゃん」の心境?
残念ながら、今日はデジカメを忘れてしまって画像が有りません。返す返すも口惜しい!
新米ママのお一人が「毎回のラボを私が楽しんでます!」
何よりのおことばでした。
|
|