幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧趣味・ゲームランダム新規登録戻る 0529881
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ 暮らしのエッセイ
 つくし摘み
 草取り
 寿限無
 半夏生
 ヨーロッパ雑感
 クロタラリーア・アレッサ
 こんなにおいしいの、フルーツポンチ
 リフォームの心_(1)
 ダムに沈んだ徳山村
・ ちゃこの絵画展
 港町ベルゲン
 鐘楼
 古都遠望ー(3)
 運河を行く
・ ラボ・ライブラリー(GT)
 山山もっこり
 うみがたずねてきた
 かいじゅうたちのいるところ
 ピノッキオ
 三本柱・柿山伏
 昔話・ききみみずきん
 ふしぎの国のアリス
 てぶくろ
 すてきなワフ家
 ドン・キホーテ
 ドゥリトル先生 海をゆく
 ピーター・パン
 わんぱく大将トム・ソーヤ
 ロミオとジュリエット
 大草原の小さな家
 ジュリアス・シーザー
・ ラボ・ライブラリー(SK)
 たろうのおでかけ
 ぐるんぱのようちえん
 へそもち
 はるかぜトプー
 ありときりぎりす
 しょうぼうじどうしゃ じぷた
 みにくいあひるのこ
 国生み
 スサノオ 霜月祭り
 オオクニヌシ
 わだつみのいろこのみや
 ウッレと冬の森
 きこえるきこえる
 巨人シュトンペ・ピルト
 太陽の東 月の西
 だるまちゃんとかみなりちゃん
 アリババと40人の盗賊
 かいだんこぞう
 たぬき
 長ぐつをはいたねこ
 てじなしとねこ
 ティム・ラビット
 耳なし芳一
 鏡の精
 鮫人のなみだ
 鮫どんとキジムナー
 スーホの白い馬
 わたしとあそんで
 いたずらきかんしゃちゅうちゅう
 プロメテウスの火
 空のかけらをいれてやいたパイ
 なやたけのがぐやひめ
 ガンピーサンのふなあそび
 かぶ
 太陽の子パエトン
 王さまの耳はロバの耳
 ペルセウス
 オデュッセウス
 三びきのやぎのがらがらどん
 ヒマラヤのふえ
 ポワンホワンけのくもたち
 ブレーメンの音楽隊
 おばあさんが話した日本の昔話
 みるなのはなざしき
 ふるやのもり
 ジャックと豆の木
 3びきのコブタ
 猫の王
 トム・ティット・トットと三人のおろかもの
 白雪姫
 ヘンゼルとグレーテル
 かえると金のまり
 おおかみと七ひきの小やぎ
 ホッレおばさん
 ひとうちななつ
 まほうの馬 シフカ・ブールカ
 わらじをひろったきつね
 エメリアンと太鼓
 不死身の九人きょうだい
 おどりトラ
 そらいろのたね
 うみのがくたい
 はだかの王様
 幸福な王子
 平知盛
 かにむかし
 瓜コ姫コとアマンジャク
 ゆきむすめ
 おかあさんのたんじょう日
 西遊記
 一寸法師
 安寿と厨子王
 おむすびころころ
 チピヤクカムイ
Welcome!
ちゃこの日記
ちゃこの日記 [全413件] 191件~200件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
子年の春、正月雑感 1 01月03日 (木)
etone

あけましておめでとうございます。
十二支、干支は、日本人誰でも知っている。小さい子でも、「わたしは**どしだわ」と知っている。十干となると、詳しい人はずっと減るだろうが。とにかく暦にくわしくなくても、子年の干支グッズを飾ると、新しい年、新年「おめでとう」と言う気持ちになり、言霊の思想を信じ、「おめでとう。おめでとう」とたくさんの人と挨拶を交わしていい年を迎え、いい年にしていきたい。

 昔はどんな家庭でも、跡継ぎ、と言うのを大切に思っていった。勿論、今でも根本的には変わっていないが。そんな意味では、ねずみは、子孫繁栄の縁起のいい動物として、考えられてきた。世に言う「ねずみ算」。
 正月に雌雄2匹のねずみが12匹の子ねずみを産むとする。その14匹が2月にそれぞれ12匹の子ねずみを産む。この調子で毎月生まれていったとしたら、12月にはねずみの数は、何匹になっているか?・・・・答えは27600000000匹以上。(こんなの私が計算したわけじゃない。・・・しかし、これ、単なる計算?  
雄と雌の割合は考えないのだな?)

 十二支の一番初めは「子」。どうして? それはもう、多くの人が知っている。「神様に呼ばれた動物たち。牛はその時間に間に合うように足が遅いので早くから歩き始めた。その背中にねずみは乗っていって、神様の前でぴょんと飛び降り、一番になった。その上、ねずみは、猫には、集る日を次の日と、うそを教えたので、猫は間に合わなかった。だから、今でも猫はねずみを追っかけているのだと。」
 
 でもいまは、ねこも、ねこフードとかで大事に裕福に飼われているので、ねずみなど、追いかけないとか。さらに、今日の朝日新聞の「ひと」欄。「ネコを恐れないネズミをつくった研究者夫妻」の記事。昔話もその実感がいつか分からなくなるのか。

 十二支を扱った絵本で私が好きな本、2冊紹介。「十二支の年越し」「十二支のお正月」川端誠・リプロポート。

 今年の正月の我が家は、小さい孫たちとは別行動で、大人は静かに近間の温泉で楽しんだ。温泉旅館は、満杯。スタッフはうれしい悲鳴のてんてこ舞い。
お部屋食を売りにしている日本旅館は大変だ。部屋に運ばれてくるお料理の、その「間」を考えても、板場の忙しさや、仲居さんたちの大変さがわかるくらい。私たち大人は、かえってそんな状況も楽しみ、ゆっくりとお酒の量も増やし、食事時間を楽しんだ。
 泊り客は、ほとんど家族ずれ。特に、あちらからもこちらからも、おじいちゃん!おばあちゃん!の呼び声が聞こえる。とてもほほえましい、うれしい光景。中には車椅子の方も。みんないい顔をしている。幸せそうないい風景だ。この人たちの顔がいつまでも曇りませぬように! 今年こそ、事件のニュースが減りますように。 いい年でありますように!!!

 
>>感想を掲示板へ
ゆずに遊ぶ 12月23日 ()
22日は冬至。土曜日だった。多くの学校はこの日から冬休み。ほっとできる日。早めのクリスマスパーティもあちこちで開かれていたのではないだろうか。私も楽しいひと時。フラの仲間とのフラと歌のライブ。今の時代は実に選択肢の多い楽しめる時代だと思う。
 一方、季節を感じ、それにあった昔人の行ってきた生活の知恵を受け継ぎ、今に合った伝え方をしていくのも大切だと思う。
冬至の日は、朝から庭のゆずをとった。「今日は冬至、お風呂に浮かべたら」と言って、会う人に差し上げた。
 今日、日曜日、残りのゆずをいろいろと処理した、私にとっては、ゆずに遊び、ゆずに遊ばれる一日だった。1キロのゆずは、ホワイトリカーでゆず酒に。40個ぐらいは、「ゆべし」に。ゆべしは中に味噌を入れて蒸し、和紙に包んで硬くなるまで干す。来年2月ごろ出来上がる。毎年これをもらうのを楽しみにしている人がいるので、その数だけは作るのだ。昔は、これは保存のために作られて、硬いゆべしを少しずつお吸い物や、茶碗蒸しに使って香りを楽しんだのだが、今は冷凍できるので、皮を刻んで生のまま冷凍する。このほうが使いやすいし、味も香りもいい。
 だから皮むいて細く刻み適当な量は冷凍に、残りは、はちみつ漬けにした。これはまた、楽しめる。紅茶に入れたりパンにのせたり・・・。
一日のあぞびが終わって、軒先にはてるてる坊主の逆さのような和紙に包んだ丸いものが、並んでぶら下がっている、我が家の師走の風物詩である。
 
>>感想を掲示板へ
師走 12月06日 (木)
togarasi

 年の暮れと言うとなんとなく気ぜわしい気分になる。これは、小さいときの家の様子がそうさせるのかもしれない。窓拭きや障子はりなどは、必ず子どもが手伝わされた。
 今は、出来るだけ早く片付けようと思うのだけれど、あれもこれも、今年中に片付けようと思うことがだんだん増えてくる。
 そんな中、新しい年の飾り物を、いくつも作りたくなってさらに忙しい。木目込みや、縮緬細工で、干支などを作る。
それらのいくつかは、今年のうちに幾人かのひとにもらわれる。「うれしいわ、あなたは、来年の福を配ってくれるのね」とその一人が言ってくれた。そんな言葉も後押しして、いそがしく、たのしく「子」を作り飾っている。
>>感想を掲示板へ
ハワイ・フラ雑感 1 11月16日 (金)
ハワイを訪れる人、ハワイに滞在する人、人それぞれにハワイの良さを好きになり、親しみを持つのであろうが、私は今まで、ハワイへ旅行するということを、積極的には考えたことがなかった。リゾート地であるし、やしの木に青い海は、私の絵筆は動かなかった。

 昨年から、ずっと興味を持っていたフラに縁があり、いい出会いが出来て、フラのサークルに加わった。気がつけば今フラは、ずいぶん人気があるようで、あちこちにフラ教室もできている。
 私の仲間は、ボーカルの人と、ダンサーの人を中心に興味を持つものが集ってウクレレを弾き、フラを踊る。毎回生歌で踊れると言う、ある意味、贅沢なグループで、毎週一回の楽しみな時間である。
 こんなことになると、ハワイへ行く機会があれば、それを逃すことはない。短いツアー、オアフ島だけであったが、それを私なりに利用しようと、ハワイを訪れることになった。
ワイキキの浜辺、ダイヤモンドヘッド、などなど・・・・ありきたりの観光は適当に。私の目的と楽しみは・・・・
ツアーの中からフリーの時間を作り、フラに触れてみたいと、レッスンの場所を調べた。そして、「へー・・・。こんな状態なのだ」と驚いた。コミュニティセンターなどで一回制で、簡単にレッスンが受けられた。ショッピングプラザでも簡単にやっていた。そのどちらも、日本人の多いこと。そして、日本でのフラの先生も。英語で話しても日本語で返ってくる。この人も日本語でいいかな? この人も?・・・次々集ってくる人が、ほとんど日本人のよう。先生だけが英語を話していた。
 カオ、カホロ、ヘラ、アミ・・・ステップのベイシックが出来ていたから、大体一曲は、おどれるようになった。フラのハンドモーションが、私は好きだ。歌詞の内容を把握してステップと、ハンドモーションの約束ごとの表現力で相手に伝える、ラボの表現に通じるものがある。ますますフラにはまりそうな私である。ポリネシア文化、ハワイ語も少しずつ、ハワイアンソングを楽しみゆったりとフラをおどっていきたい。
beach

waikiki

hura
>>感想を掲示板へ
秋を作る 10月31日 (水)
今、日常着ている衣服はどんな繊維が多いのだろう。綿、麻、絹、ウールの天然素材に加えて、化学繊維、人工繊維、とその種類は多くさまざまだ。その用途によって便利なものを選べて、洗濯なども楽だといえば、本当にありがたい。そんな日常とは少し離れて、たんすの中の母の着物、姉の着物など、明治、大正の絹物を見ていると、その手触りがそれぞれの絹物で違いがあり、なんとも言えぬ暖かさ、豊かさを感じる。無用の長物と思いながらも、決して捨てられず、服に、バッグにとリメイクして、その端切れでさらに「お細工物」を作る。縮緬、平絹、紬など、など。古布に限って作るところに、格別の味があると思っている。

りすとどんぐり
risu

きく
aki

かきkaki



ふくらすずめ
suzume
>>感想を掲示板へ
錦秋の候 10月19日 (金)
 ちりめん細工でいろいろな飾り物を作る。私は、自分で、「お細工十二ヶ月」と名づけて、季節のものを作り部屋に季節感を持たせようと、飾って楽しんでいる。
 今の生活は、野菜も果物も、花も、スーパーには年中並んでいるものもあるし、温室物、ハウスものなど、ふっと、季節を忘れるようでもある。
 日本は、四季があり、文化的にも、文学にも、その四季が豊かさと趣を深めてきたのに、その点は、寂しさを感じる。
 今年は、ぐずぐずと、いつまでも暑い日が続き、紅葉はどうなるだろうと思っていたが、やっと、これぞ日本の秋。「錦秋の候」と時候の挨拶を入れて、誰かに手紙を出したくなるような、紅葉を見てきた。
 中部のテューター友の会で、立山室堂に行った。北陸テューターの協力で、ナチュラリストのガイドもあり、最高の室堂散策だった。
 天気も最高。はじめはやや曇り、室堂に着くと、青空。そこに刷毛ではいたような白い雲、真綿を伸ばしたような薄い雲、秋の雲は優しい、次々に変わる青いキャンバス。風もなく、めったにない、いい天気だと言う。青空にくっきりと雄山の雄雄しさ、雪線も美しく、雪に覆われた冬山も想像できた。
 作り物で秋を演出していた私の心の奥に染み渡った、ななかまどの真紅と、錦織り成す山の紅葉だった。
「立山、雄山」 
oyama

「室堂」
murodo

「みくりが池」
mikuri
「紅葉」
kinshu
>>感想を掲示板へ
街を描く 10月01日 (月)
copen

アムステルダム。オランダ。文化の残る都会。油絵。30号。

 5月、絵画の個展をやってからは、しばらくスローペース。やっと一枚の絵を仕上げた。この前の個展では、古都遠望を一つのテーマにした。次は何にしようか。これも考えたことだった。少しにぎやかな街を描いた。そこに、古い文化を残したまち。アムステルダムの電車通り。
>>感想を掲示板へ
しかけ絵本 09月17日 (月)
「ロバート・サブダしかけ絵本の世界展」を見てきた。最終日、そして三連休の最後の日でもあるから、人出も最高、展覧会場の混みようには、驚いてしまった。
 仕掛け絵本については、私も好きだから、アリスも、ピーターパンもナーサリー・ライムもPop-up絵本で楽しんだこともある。ただ、グループに読み聞かせ的に見せるのは、全くよくない。子どもは、お話の内容より、Pop-upのほうに気をとられてしまう。
 
とにかく、楽しい、しかけ絵本をちょっと見て、何か、孫に1,2冊買ってやろうと、軽い気持ちで出かけた。会場の雰囲気に驚いてしまった。大型仕掛けが展示してある会場は、容易に前列まで近づいてみることは出来ない。「不思議の国のアリス」「オズの魔法使い」、私のこの物語世界にもつ印象とは違う会場の雰囲気に、押し出されるように、会場を出た。
 
私の持っているしかけ絵本は、ロバート・サブダ氏のものではない。この紙の魔術師と言われる彼の作品は、本当に綺麗、精巧、見事。絵本ではなく工芸芸術品といえる。その見事さに、絵本を買うのではなく、作品として欲しくなってしまう。人ごみの中、やっと3冊を選び買おうと思ったら、またまたレジのためにただならぬ、長~い列。ここでまた私は心変わりしてしまった。本を元に戻し、帰ってきた。

 ラボ活動の中で、私はPop-upを作っていた。勿論簡単なものだが、画用紙を半分に折り、開くと、ぐるんぱがジャングルにいたり、ガンピーさんの舟がとび出たり、その舟に爪楊枝をつけた犬や、猫をつぎつぎとのせたりしたものだ。また、あるグループは、「みるなの花ざしき」の12ヶ月をみごとにPop-upで表現した。ロバート・サブダ氏も、幼いときには母親から物語を読み聞かせてもらっていたと言う。そしてたまたまであったPop-up絵本の感動が元になり、 芸術作品を生む今日があると言えるらしい。

 こんなに絵本に関心のある人、物語を大切に思う人、が大勢いるのなら、ここでみんなにラボを語りたい。物語、楽しんで、それをあなたの感性で自由に表現するのよ。Pop-up絵本も自分で作るともっともっと、たのしいぞ!
>>感想を掲示板へ
手で編む布ぞうり 08月29日 (水)
いい本、自分の好きな本を見つけると私は夢中になってしまう。いや、本というより、「そのもの」を作りたくて仕方がなくなるのだ。「手で編む布ぞうり」という本が発刊されて、一ヶ月で私はこの本を手に入れた。そして私の手元の布がどんどん役に立つと、うれしく思った。
 今、布ぞうりつくりにはまっている。

わらぞうりの作り方が基本だが、全然作ったこともなければ、作るところを見たこともない私には、本を読んでも、全然頭に入ってこない。整える材料さえわからない。PPロープといってもわからない。(ポリプロピレン・ロープのこと)そのまま、しばらくすぎたが、そのうち、ぱっと、評判になってきた。雑誌に本の紹介も出るし、通販にキットとして出てきた。そのキットは高いけれど、私は授業料のつもりで、それを購入した。それで調える材料は、はっきりした。そして感心したのは、昔の人が編んでいたように、編むとき縄やロープを足の指にかけるやり方を、工夫して、今どこにでもある針金ハンガーを折り曲げて、活用するやり方が紹介してあった。

 こうして、3足くらい編んだ頃は、夏休み。すると、今度は手芸店が取り扱いだした。夏休み、親子で編んだらどうだと、広め始めたのだ。
布は、タオル、古い浴衣、着物、またはTシャツ、ニット、なんでもいい。家のぼろが整理できる。しかしロープはずいぶん必要になる。手芸店で買うと、一足分で200円位するようだ。私はたくさん編むつもり。生活センター、量販店で、200メーターの一巻きを980円で買った。約50足編めると思う。

 タオル、パイル、ウールそれぞれに肌触り、はき心地が違う。鼻緒に工夫したり、ちょっとおしゃれな感じにしたり、センスの活かしどころもある。河出書房、小石正子さんの本、通販のプリントに紹介された編み方、手芸店の編み方、それぞれに、少しずつ違いがある。私はその3人のやり方を、自分の中に消化して、布や鼻緒に合わせて応用し、私のぞうりつくりをしている。10足余り編んだが、手元には一足も残っていない。これから、編みためて、喜んでくださる方に、差し上げていこうと思っている。単に「布」をあげる、とはいえないけれど、手を加えるだけで、あったかい思いをこめた、健康ぞうりとなれば、プレゼントできると言うわけだ。
>>感想を掲示板へ
星空を眺めて 1 08月20日 (月)
毎日すごい暑さだ。体温よりも高い気温、サウナ状態の毎日も、冷房によって何とか過ごせるので、その深刻さが感じられず、これでいいのかと思いながらも、複雑な気持ちで冷房をかけている。
 この我が家の暑さと、きちんと10度は低い気温の高原、高山の荘川で10日間ぐらいを過ごしてきた。今年感動したのは、星空だった。町では見えない星空がある。8月13日ごろ、ペルセウス座流星群の活動が盛んになり、この頃をピークに、流れ星が多く見られると言うので、5年生になる孫たちと夜遅くまで毎晩星を眺めることになった。私は星座のことはよくわからない。天文学的に言えば、流星とは宇宙塵が、・・・と説明があるのだが、そんなことより、このきれいな星空は実にロマンチックだ。  「あ、ながれた!」・・・すると、それほど長い時間をあけないで、「あ、またながれた!」と、はっきりとした光の帯を残して横に、下に、といわゆる、流れ星を見ることが出来た。一時間くらいで5個ほど見ることが出来た。「おばあちゃん、何かお願いした?」「あら、ほんとだ。でも速いものね」・・・いや、お願いなんか出来なくても、こんな綺麗な星空を見ていたら、いいことがあると信じたくなる。

 星空を眺めていろんな話をした。織姫、こと座のベガ。彦星、わし座のアルタイル。そして北に白鳥座のデネブ。夏の大三角が綺麗にひかり、その間に天の川がぼんやりと長く帯になる。Milky Way、英雄ヘラクレスが赤ん坊のとき、女神ヘラのお乳を余り強くすったため、ほとばしりでたお乳が天に流れた、などと、ギリシャ神話から、七夕、それから、宮沢賢治の銀河鉄道の話まで、気持ちよく想像が広がっていく。宮沢賢治の「これらの わたくしのおはなしは みんな林や野原や鉄道線路やらで 虹や月明かりからもらってきたのです」と。まさにこのような夜というのは、暗い、きれいな星空であるべきだ。想像は広がる。白鳥座の銀河ステーションを出発し、わし座、射手座と南十字へのたび、幻想的なものがたりも、こんな星空を見ながら、もう一度読んでみたくなる。

家に帰ると、庭に出ても、空は、夜遅くなっても暗くならない。星は少ない。あーあ、何が本当の幸せなのか。ほっとうの自然の美しさ、を私たちはあまり知らない。
 
 
>>感想を掲示板へ
<< 前の10件 | 次の10件 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.