幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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はだかのダルシン その⑥  幼児グループ 1 10月23日 (水)
幼児グループの様子
9/5 幼児のグループではダルシンとア二グの紙ずもうを作って遊んだ。
このころはまだ慶ちゃん(年中)もあまり興味を持っていなかったが、日本の相撲のように土俵を紙に描いてくれたり、空くん(大1)が作ってくれた聴き込み表を拡大コピーし
darushinn
てすごろくにして遊んだり、とにかく幼児はおもしろいと思うことが一番大事なので
楽しい導入をいろいろしながら物語に近づいていきました。

9/12 この日は折り紙でオブを作りました。ダルシンがブリジットに肉をもらう場面もみんな好きで19日のテーマ活動の時は、それはもう楽しく「かぁ~かぁ~!!」と言いながら部屋を飛び回っていました。
その、のびのびと元気いっぱい飛び回る姿に「あ~これだよな~」と
テーマ活動の原点を見ました。
この時はまだ、セリフは言っていませんでした。

9/26 このころ、慶ちゃんに変化が現れました。ママが「ブリジットの歌の所に
なると「るるる~るるるる~」って姉弟たちが大合唱になるんですよ」と
おっしゃった。
それはチャンス!と思い早速その場面からスタート。
「おなべの中には何が入っているかな?」と聞くと
慶ちゃん「唐辛子、ズッキーニ,タマネギ、しお こしょう!!」という答え。
んん~生活に密着してますね。パパやママが台所で使う食材を知っているんですね!

みんなで自分の好きな材料になって、みんなで歌いながらお鍋の中に入りました。
かなちゃんがとっても上手に英語の歌を歌いました。

10/3 今日、ママの出産でお休みしていたあやちゃんが2ヶ月ぶりにラボに
来てくれました。5ヶ月からラボに来てくれているあやちゃん。すぐにラボの
空気にとけ込み、笑顔がみられ一安心。
おうちでも聴いてくれているようだったので、一緒に動きました。
この頃になると、慶ちゃんはおはなしをよく聴くようになっていて
「はやくダルシンやろー!!」というようになりました。
そして「ダルシンやりたい!!」とも言っていました。
かなちゃんはCDと一緒に全部すがたりするほど、スポンジのように
物語の音を身体で吸収していました。

10/10 今日も慶ちゃんがアニグの役でたくさん動いてくれた。
この日はかなちゃん、寝起きで絶不調だったが最初にみんなですごろくをやって
少しずつ気分を取り戻していた。
そんな中、慶ちゃんがアニグ役でテーマ活動を引っ張ってくれた!!

ママ曰く、「やっぱりCDを聴かないとダメですね!」
そう!!慶ちゃんの変化はおうちでのCDの聴き方が変わったからだったのです!
もちろん、かなちゃんはどの場面もすがたりするほど聴いていますから、テーマ活動に積極的です。

10/17 最初から最後まで動こうと思い、やってみる。
最後のラグダ様の登場の場面で、慶ちゃんとかなちゃんが龍の杖を持って(プレイルームで作った杖)
「ひとつ、人間とはなしてならぬ」
「鉄、銅、青銅、戦の槍をもってはならぬ」
と、あのセリフをCDに合わせて言いだしたのでした。

幼児の子たちがこんなに「はだかのダルシン」を楽しんで聴いてくれるとは
最初、思っていませんでした。
大人が勝手に「難しいおはなし」と先入観を持っていただけのことでした。
少しずつ、おはなしの世界にとけ込んでいく様子、それはおうちで
物語を聴く時間に比例しているかのようです。
日々の暮らし、頭の中がなにでいっぱいになっているのかな?
「お風呂の中で、急にドゥルソイの歌を歌いだすんですよ」とか
「ケルトイずもうの所をずっとひとりでブツブツ言ってるんですよ」とか
ラボとラボの間の一週間、こんな繋がりを持って次のラボに来てくれているんだなー
と思い、家庭でCDを流してくれているママたちに感謝です!

最近は「流しっぱなしにしてるだけですよ」と言われるママも増えてきましたが
それが,定着するまでにみなさん時間がかかるんですよね。
その習慣ができた家庭の子はやっぱり変わってきます!!
今週のラボも楽しみです!!
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はだかのダルシン その⑤ 小学生や幼児もおはなし大好き 10月22日 (火)
 プレイルームの大護くん(3歳)はおうちでお兄ちゃんと一緒にダルシンを聴いています。好きなセリフはラグダ様の「待ちなさい!」やグンダー総督のGet out!出ていけ!
おはなしをよく理解していて、35分という長いおはなしもプレイルームで通して動けて
しまうほど、ママたちもよく聴いてくれています。
アニグとダルシンが剣を持って戦う所やケルトイ相撲の場面もこの年代の子たちは
手抜きが無いからおもしろいですね。もう全力で戦おうとしますから、私は負けそうですが、それくらい思いっきり楽しめるプレイルームはテーマ活動の原点です。
その日動いた場面や、印象的に残った事をノートいっぱいに描きます。
ダルシン
これは、アニグとダルシンが戦っている所ですが
大護くん「アニグとダルシンは仲良しなの」と言いながら描いたのだそうです。
また。「ダルシンは穴があいた服を着ていてアニグに直してもらったの」だそうです。
あまり争い事が好きでない彼らしい発言です。

ゆきちゃん(小1)は合同パーティがスタートしたころから、顔つきが変わってきました。いつも仲良しさんと一緒にいましたが「自立」してきました。
自分から動く事が多くなり、高大生の話を目をみて真剣に聴いています。
ノートには想像力いっぱいの絵が何ページにも描かれていて
CDをいっぱい聴いているんだろうなと嬉しくなります。

これは10/3に描かれたダルシンがはだかになって追放されたところと戦争に行く船が出ていく所
ダルシン

10/8ブリジットがおなべで薬をつくっているところ 
ダルシン

10/8最初の歌の祈るところとラグダさま
ダルシン

10/8ケルトイ相撲と船が焼かれているところ
ダルシン

10/14ダルシンがブリジットにお肉をもらうところ
ダルシン

この右の絵はグンダー総督が船が帰って来た事を聞いてびっくりしているところ
だそうです。
きっと12日の合同練習でやった事がイメージできてきて、絵に表現したんですね。

ゆきちゃんはブリジットの役に立候補しました。
役が決まってからは、一生懸命「音」を真似して声を出してみたり
ドゥルソイの歌を歌う時の顔つきや姿勢にも気持ちが入りその真剣さが伝わってきます。
他にもたくさんの子たちがノートやテーマ活動でおはなしを楽しんでいます。
順番に紹介していきますね!!
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はだかのダルシン その④ 10月21日 (月)
 アニグの作戦の場面は表現がどんどん変化していってとてもおもしろい気付きや話し合いが持てました。
後の場面で
「家の戸がオノで壊され、30人もの騎馬隊が踏み込んできました」という語りがあり
アニグがダルシンを襲う場面があるがその時、よろめいたアニグをかばって
ネッサがダルシンを後ろからなぐったという行動をアニグはどう思ったのか?
という話を中高大生Gがしていました。
美咲:それはそうと、アニグはどういう作戦で来たのかな?
杜道:法を重視するか、騎士としての誇りを重視するか。

アニグはこのとき、ネッサに対してダルシンを殺せとは直接的には命令していない。
大河:一対一の戦いを申し込んだのもダルシンの方からでアニグからではない
岳樹:相手から仕掛けてきたんだ!という証拠がある
速香:目的はダルシンを捕まえて、「法」に触れずに殺す事!

アニグの作戦とはネッサに賄賂(?)のようなものを渡しておいて
自分の名を汚す事なく、法に触れずダルシンを殺す事なのか!

★アニグの作戦の場面
ネッサとアニグが話している所はどこだろう?
木曜日の小学生Gでは、宮殿の中の廊下のようなところで、はしらが何本も立ち並び
おまけにレッドカーペット付き!(先日、テレビでそう言うのを見たらしい・・・)
人に聴かれないようにひそひそ話している感じと言っていた。
絵も描いてくれたので、それを中高大生に伝えると
「それは中世ヨーロッパのイメージやん!」
「ケルトの時代のイメージだと、石のはしらのようなイメージやなー」
「二人が話ながら歩いていて、はしらとはしらの間から見え隠れするようなイメージ」
といって、小学生の描いた絵は時代背景からすると少し違うようだ・・・。
どうしよう・・・

木々の間から二人が見えていても良いんじゃないかという意見が出て、やってみる。
森の中で話しているイメージが私にはなかったので
「神々が宿る自然の中で、そんな作戦の話をするかなー?」
「神々が聴いてるじゃん!」
と言うと速香が
「後の方でラグダ様が「山や風や川や鳥たちから色々とうわさが届いてな」
って言ってるよね。
という。

この時のみんなの「はっ!」とした顔は忘れられないが、印象的だった。
みんななるほど!と言った様子で一度動いてみた。
川や木々を表現しながら、二人の話を聞いている時のみんなの表情がおもしろいね。
永山裕子さんの描く絵本の世界では、この場面はドアのような絵が描かれ、謎めいた印象で表現されています。
永山さんはこの場面を、どこか密室でだれにも聴かれない密室での会話・・・と
解釈されたのでしょうか。
ラボっ子の解釈は、よく作者を越えると言いますがこの場面の表現(山や風や川や鳥たち)がまさか二人の会話を聴いていてラグダ様にうわさを届けたとは
私は考えつかなかったことでした。

小学生にこの事を伝えると、案外納得したようで好きな表現ベスト何位かに入るくらい
鳥になって二人の会話をいい表情で聴いていました。

一番最初は斜めの壁を表現してみんな立っていました。
もっとイメージを深めていくと、宮殿のなかの廊下とかはしらがあるイメージで
彫刻されたようなはしらをいくつかつくってみました。
それは時代が少し違わないかな・・大学生の知識を参考にいろんなはしらを
やってみました。
見え隠れする二人を表現するのなら、木々の中でも良いのでは?
という昌樹くんの意見から森の表現をやってみる。
ネッサは遠く離れた森にダルシンたちといたのだから
森で話していてもおかしくはないよね。とか
ネッサは報告のためにやっぱり城に戻ってきていたんじゃないかとか
答えのない話し合いは続きます。
何度もシックリ行く表現を探しながら、今は「森の中」での
作戦会議となりました。
しかし、発表までにまただれが何を感じてくるかわからない!!
「生きてる生きてる生きてる生きてる!!テーマ活動は生きている!!」
と小学生が歌うように、変化し続けるのがテーマ活動のおもしろさなのですね。
発表までどうなるかわかりませんが
最後まで妥協しないことが大事かな!
いつも最後の詰めが甘い・・・
いつも出来なかった言い訳を先生にさせている・・・
と言われないように。
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はだかのダルシン その③ 10月20日 ()
 支部発表まであと1ヶ月となりました。
みんな都合をやりくりして合同パーティに参加してくれたり
各ご家庭でいっぱいCDを聴いて、ラボノートも想像力にあふれた絵が描かれ
パーティ全体が支部に向かって心がまとまってきている事を感じます。
合同ではいつも差し入れをしてくださるママたちの気持ちに支えられたり
子どもたちの努力が感じられたり、2ヶ月休会していた兄弟が戻ってきてくれたり
嬉しい事がたくさんあります。

テーマ活動も「表現の基を支えることば」にこだわり、物語の場面場面で
本当に伝えたい事は何か?を追求してきました。
18日の中高大生のグループではダルシンとブリジットの会話の所をみんなで話し合いました。

ダルシンがオブを連れてブリジットの家に駆け込んで来た時の
背景は、ブリジットの家の中(台所)をみんなで絵に描いて
どんなものがあるかなどを想像し、表現しています。
キノコを入れた瓶 干し肉 鍋 テーブル などもっと想像力を膨らませて
いけると思いますが今はこんな感じになっています。
その後の、ブリジットが鍋で薬をつくっている場面では
Born in leave, soft and brown
Tiny row s of a forest and town
Now in my pot on a dancing fire
Simmer and turn, never tire

この歌の後も先週までは、ブリジットの部屋のままでした。
確かに場所はそうかも知れませんね。
でも台所にあるものを表現している子たちがつまらなそうだし
ダルシンとブリジットの会話とその表現がどうしても違う気がしていました。
11日(金)の中高大生Gで、その話が少し出て、歌の後の表現をもう一度
考えようと言うことになり18日を迎えました。
その時の話し合いの様子・・・

★ブリジットの歌のあと、何を伝えたいか?
岳樹:ブリジットがちゃんと修業を積んだ人だということ
   ブリジットの唱う詩は言い伝えられてきたものだと言うこと
テューター:さすが岳樹くん!ケルトの民族が文字を持たなかったと言う事を
      さりげなく言っている場面でもあるね!
速香:詩は20年間も勉強しないと身につけられないものであり
   ケルトの人々にとっては詩がすごく大切なんだと思う
   その気持ちをもって表現すれば部屋のままでも良いのかな
岳樹:ブリジットが聖人であることを伝えたい  森の秘密や 薬の作り方 歴史を
   知っている
菜々子:この場面でダルシンはブリジットがドゥールの道を極めた聖人であることを
    はじめて知った。カスバーの娘である事を打ち明けている場面。
    ブリジットの人物像がぼんやりとしたものから明確になった場面。
岳樹:ブリジットの人柄がわかって来る
菜々子:ここでは神聖な雰囲気を出したい
    最初はぼんやりとした感じだからオブの時と同じ台所でもいい。
    何者かがわかったら、神聖な場所を表現したい。
    透き通る感じ。明るさ
大河:ブリジットのセリフの一語一語でブリジットがどんな人なのかがわかって行くたび
   表現が変化していくとか
菜々子:個人ではなくみんながひとつの表現をしたい
拓海:神聖さは目に見えないから、表現するのが難しい
   20年という年月を表現したい

このような話し合いを時間をかけてしていました。
ブリジットが聖人である事。カスバーの娘である事が明確になってくる場面である事を
伝えたいという話が出てきた事はとてもおもしろかった。
ブリジットの高貴さ、神聖さを表現したいとみんなの気持ちがかたまってきたものの
それをどう表現したら良いのか・・・動いてみた何度も・・・。
そこに20年という歴史も表現したいという。

ブリジットが何者であるかが徐々に明らかになる事をどう表現したら伝わるのか?
この課題は来週に持ち越したが、
常に「これで良いのか?」「一番伝えたい事を表現しているか?」
と思い見ていると、子どもたちから意外な意見が飛び出して本当におもしろいし
子どもたちはやっぱり生み出す力があるんだと思う。

さて、来週末には合同パーティがあります。
ことばに気持ちを入れて物語を心で楽しめるよう、聴き込みをお願いしますね!
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はだかのダルシン  その② 1 10月14日 (月)
★ドゥルソイの祈りのうた
 取り組み始めた頃、最初のドゥルソイの祈りの歌の英語が何度聴いても聴き取れず
大学生も「何を言っているのか、聴き取りにくい」とずっと言っていました。
合同を始めるにあたってそれでは困ると思い、歌詞の意味をみんなで調べてみた。

ライブラリーでは綺麗な意訳がされており、意味を考えずに『音』だけで聴き取るには
少し難しいようでした。
中高大生で辞書で単語の意味を調べ自分たちなりの歌詞をつくりました。

 Life-bearing Mother Earth, boundless thy blessing be,
All life,heaven watch over fatherly love forever,
Song of praise, prayers of thanks, we offer to thee.

「 命を支える母なる大地、そなたの神の恵は無限である
天空は全ての生き物を父親のような永遠の愛で見守っている
神への賞賛と感謝の祈りを汝にささげます」

これがライブラリーでは・・・
「母なる大地  めぐみあふれん
 命見守る空  父なる愛は永遠に
 いまささぐ  いのりと感謝のうた」

と美しく訳され歌われています。
意味を調べ、そのことばのイメージを深めると
今まで何を言っているのかわからない・・・と言っていた子どもたちが
ライブラリーの音をキャッチし始めました。
ことばの持つイメージを持つと心を込めることもできるようになります。

最初、小学生もMother earthのまざあ~~~の「あ~~~」しかわからん!といって
いたのに、中高大生よりも短期間で真似して歌えるようになりました。

音を聴き取れたら、今度はどんな気持ちで歌おうかを考えました。
「祈りと感謝の気持ち」とか「空間をうまく使って全体に響く感じ」という意見も
出てきました。
「儀式」ということばを使う子もいました。「月にも関係があるんじゃないか」と自然界の法則のような事に気付く子もいました。
10月12日の合同ではほとんどの子が、真剣な目をして神聖なドゥルソイの賛美歌を歌いました。
観ている人にみんなの魂の歌が届くと良いね!

★三人のドゥルソイ
この儀式を司どる三人のドゥルソイ役に小6の子たちが立候補しました。
修行を重ねたドゥルソイの役は、したいと言ったものの表現がとても難しく戸惑っています。ちょうど伊勢神宮の式年遷宮の様子と似ている所がありますね。
供え物の羊ののどを黒曜石のナイフで切り、その血のついたやどりぎで東西南北の大地を
清め、血で厄よけの文様をみなの顔とほほに描く・・・
いけにえの羊が燃え尽きるまでその祈りの歌は続く・・・
これから約1ヶ月、彼らが表現したい事は何か?その表現を支える言語にどこまで近づけるか?誠心誠意、こころをこめてできるようことばを繰り返し聴いて欲しいです。

「雲のとびらがひらく」ってどういうこと?
何か動きたくてもどう動いたら良いのか、ずっと何もしないで「ことば」をこころに刻んでいました。2ヶ月ほど経って、みんな、何か動きたいという気持ちになってきました。
「雲のとびら」って?
昌樹:目に見える「扉」ってものがあるわけじゃなく、そうだな、「ナルニア」の
   たんすのような、そこを抜けると違う世界に行くような感じのもの
「風の声が聞こえる」って?
はやか:その扉から吹き込んでくるような感じ。それを手を使うんじゃなくて
    身体全体で表現したい!
テューター;たった今吹いてきた風じゃなくて、いにしえのずっとずっと昔から吹いて
      来たような風・・・
立ったまま、ことばを噛み締めていたところだったので昌樹や速香のイメージを聴いて
何だか動けそうな気がしてきた。
「母なる大樹が揺れる」って?
風が吹いたあと、それまで表現していなかった大樹を、初心に戻ってつくってみる事にした。先週、美咲が「一度、みんなでMother Treeをつくってみたい」と言った事がきっかけだった。

そもそも、一番最初はMother Treeを数人で表現していた。祈る人もいた。
それが人でつくってしまうと、木の大きさやイメージを限定してしまうという意見が出て
つくるのをやめていたのだった。
「木」の表現というとどうしても手を上に伸ばして「枝」を表現してしまいがちになるが
杜道が「それじゃあ、Mother Treeには見えんでしょ。若い木にしか見えないよ」という。
みんな、また困ってどうしたら樹齢何百年もの母なる大樹を表現できるのかと、いろいろやってみた。
木曜日の小学生たちが寝っころがって「根っこ」といっていたのを思い出す。
その時はあまり良いとは思わなかったが、全員でやってみるとずっしりと大地に根を
張る、強さや生命力が以前より表現できているようだった。

これに気持ちが入ると最初の歌を聴いただけで鳥肌が立つくらい良い表現になるのだが・・・。
なにせ、テーマ活動は生きている。常に変化していくもの。まだまだ進化し続けるであろう。
「表現したいものの基を支えている言語」の一言一言を見落とさずに
言語体験を積み重ねていこう!!




 
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はだかのダルシン 10月12日 ()
 私にとってHPの更新ができるときというのはかなり心が安定しているときです。
外に発信しようという意欲がやっと出てきて、気持ちが前を向きはじめたということです。前回の更新が9月7日だったので約1ヶ月、沈んでいたことになりますが
その間にも私には「ラボ」があった。毎週来てくれるラボっ子とラボママの存在が
いつも私を切り替えさせてくれていました。

中高大生のみんなとは、ひとつ壁を乗りこえたようなまた新たな信頼関係とでもいうか
そんな目に見えないけれど、安心感のような関係を築けたような・・・きっとこれも
一人よがりな事なんでしょうけれど・・・愛おしく可愛い子どもたちです。
私をラボテューターでいさせてくれるラボファミリーの皆さんに感謝しています。

さてさて、そんな事は置いといて
「はだかのダルシン」の話題です!
今日は9/14 から始まった合同練習の③回目!
小学生のなかで輝き始めた子が数人出てきました。
おうちでのCDの聴き込みが姿に現れてきたとう事でしょうか。
目の輝き、姿勢、声の張り、そんなものに自主性を感じる子が出てきましたよ!!
そう言う子は、話している人の目をジーーと見てる。
表現に迷いがなく、自分から動き出す。
セリフの声に自信がある。
余計なおしゃべりがなくなる。
そう言う子がどんどん増えていくことを願っています。
そしたらとっても素敵なテーマ活動ができると信じています。

また想像力を膨らませておはなしを聴ける子が増えて
自分の感じた事を言える子も増えてきました。
ラボノートも生き生きと絵が描かれています。
中高大生のイメージと小学生のイメージを近づけるのは大変ですが
中高大生が毎回イメージWSをやって、どんな気持ちで表現するのかの
共有を大切にしてくれているので、少しずつですが表現にも
気持ちが込められるようになってきました。

テーマ活動の経過
★最初の賛美歌~
自分たちのイメージと表現がシックリ行かず、表現できずにいました。
歌はだれが歌っているのか?
ドゥ-ルの木は人で表現すると小さくなってしまうのではないか?
「雲の扉が開く」ってどういうこと?
「風の声が聞こえる」とは?
手を上に挙げた木の表現は「母なる大樹」という感じがしないよ。
大地からの生命力を感じさせるMother Treeを表現したい。
様々な事を感じながらも、もう少し後になったらわかるさ!と
待っていました。
11日の中高大生Gで「雲の扉」「風の音」のキーワードに対するイメージが
やっと生まれ、動いてみました。動けなかった時に比べると気持ちがよくなってきた。
ことばと身体の動きが自分たちのイメージに近づいてきた・・・そんな体験をしました。
その時の気持ちよさ!!それがテーマ活動かなと思います。
表現が生まれるまでは、何か引っかかって動けないしシックリ来ないけれど
ことばと表現が一致したとき、こんなに気持ちよく動けるんだと言う実感。
それを全てのことばで体験できるといいなー
表現の基となることばのイメージを深めることが、丁寧であればあるほど
そこに心が込められ、身体もしなやかに動き出す体験を全員で重ねていこう!!

次回につづく・・・
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カレッジシップ 09月07日 ()
 中部の大学生の皆さんによるカレッジシップの活動が今日、藁谷P加藤Pと一緒に
開催されました。ラボっ子の皆さん、参加ありがとうございました。
今年の活動が今日が最後と聞いて、この夏カレッジの開催を多くの壁を乗りこえて
できた事にこころから拍手を送りました。
仲間の発表を観に来てくれた他のカレッジのメンバー
一緒に観ていて下さったおうちの方々、ありがとうございました。

今年のテーマは「グリーシュ」
アリババやきてれつ六勇士と同じライブラリーに入っていますが
パーティでは取り組んだ事のないお話でした。

三つのテーマ活動の中のひとつ目は「観るテーマ活動」
聴いて参加することが大前提ですが、1回聴いただけではわからなかった
おはなしもカレッジのメンバーが動いてくれたことで
とても身近になりました。
やはり「観る」ことはすごく学び多いですね。

karejji

karejji

ふたつ目は「もぐるテーマ活動」
年代別に分かれてのWSでした。
これは藁谷Tの報告をお読み下さい!!

三つ目は「動くテーマ活動」
全員でグリーシュを動きました。聴いて観て、身体で感じて!!
この体験がおうちに帰ってから聴くきっかけになりますね。

カレッジのみなさんの最後のメッセージの中に
「テーマ活動は初めて出会った人ともすぐできる!!」
ということばがありました。
確かに、学校のお友達とはテーマ活動できないし
知らない人とはできませんね。
私たちには「ラボライブラリー」という共通の物語があり
唯一の共通点といえばそれだけです。
それがラボっ子の宝物ですね。

カレッジ3年目のだんぼはますます表現や声が自信に
満ちあふれていて、パーティで見る顔とはひと味違う雰囲気で
この3年間にずいぶんたくましく伸び伸びと活動をしているんだろうと
思いました。
同年代同士のテーマ活動が楽しくてしょうがないのでしょうね。
ここまで来るにはどれほどライブラリーを聴いたのでしょう。
これからも表現の基を支えている言語に丁寧に向き合っていってほしいと
願います。

テーマ活動の楽しさを多くのパーティに
出向き、足跡を残してくれるカレッジシップの活動が
今後も続いてくれることを願ってやみません。
>>感想を掲示板へ
2013 夏活動報告会  08月30日 (金)
 この夏も多くの交流を体験し、国内のみならず海外からのお友達を受け入れる事もでき
ご協力頂いたラボファミリーのみなさんに感謝するばかりです。

このような層の厚い活動が体験できるのも、ご家庭の理解と応援がなければ実現できない事です。
特にあまりラボには参加されないお父様方は遠方や長い期間家を空ける事も
ご理解頂き許可してくださっているのですから、ラボとして本当に安全と責任を背負って
ひとつひとつの行事に取り組んでいかなければならないと思います。

それを踏まえて、夏の活動がラボっ子のこころの体験になったことをご家族と同じように
嬉しく思っています。


北川家のみなさん、NICKを受入て下さりありがとうございました。
受入

黒姫サマーキャンプ3班に11名が参加しました!
黒姫

黒姫Bブロックでシニアメイトを務めた3人
シニアメイト

ファミリーキャンプに参加した3組の親子
ファミリー

いとしろキャンプに参加した5名のみなさん
石徹白

報告内容はまた明日お伝えします!!
報告の準備をしてきてくれたみなさん、ありがとうございました!
>>感想を掲示板へ
夏のパーティ合宿 その2 1 08月19日 (月)
16日の夜はダルシンがドゥルソイになるために受けた訓練や勉強を体験しました。
太陽や星の位置から方角を知ることを勉強したり
望遠鏡で月や土星を観察しました。

合宿

合宿

ダルシンは他に、木の葉や指の暗号、ドゥルソイのオガム文字、
自然界を現す詩、ドゥルソイの棒術などとても多くの訓練を受けたのです。

17日朝からは、わらやパーティのラボッコたちと一緒に野外活動です。
森の中にはだかで放り出されたダルシンと同じように
グループで森の中を歩き、虫や鳥を見つけました。

gasshuku

合宿

合宿


合宿手帳

小川では魚やエビなども取れ、ラボッコたちは普段できない体験に
大満足でした。

gasshuku


中高大生のお兄さんやお姉さんがいたらもっと楽しかったと思いますが
それはまた次回のお楽しみにしたいと思います。

合宿

まずはこの合宿でダルシンがおもしろい!と思ってもっともっと
CDを聞いてくれたら嬉しいです。

グループのリーダーを務めてくれた
4年生のゆうくんはるかちゃん
2年生のまちゃんかほちゃん、とっても立派に年下のラボッコをまとめていました。
キャンプやパーティで見たシニアメイトを真似て、小さい子の面倒を見ながら
歩く姿はとてもたくましく頼りになりました。
ママたちの温かい見守りのおかげで、ケガもなく無事野外活動をおえる事ができました。

夏休みも後半となりました。
たくさんおはなしを聴いて、みんなでダルシンを楽しみましょう!

合宿
朝のつどい、藁谷パーティと一緒に!
>>感想を掲示板へ
夏のパーティ合宿!! 2 08月18日 ()
 今年も恒例の夏のパーティ合宿を開催できた事にまず感謝です。
中高大生のメンバーのみなさんありがとう。
今回はパーティ全員で動ける時間が16日の午後しかなかったので
短い時間に楽しいプログラムが凝縮されていました。

合宿のテーマはもちろん「はだかのダルシン」です。
三つのコーナーは中高大生が準備してくれました。
全体会では、登場人物のひとりひとりについてどんな人かをグループに分かれて
想像しました。この時間で小学生以下のラボッコたちがたくさん意見を言って
盛り上がっていました。
岳樹くんがキャンプで学んで来た方法で準備してきてくれてとても良い内容でした。
合宿
次は三つのコーナーをめぐります。
①FirferAtack!
ダルシンがアニグに決闘を申し込む時に叫ぶことば、Fir Fer!
 ふたつのグループに分かれて、そう叫びながら戦います。
 意外に小さなラボッ子たちが上手で驚きました。
 思いっきり大きな声を出せたのが良かったですね!
 合宿
 テーマ活動でも是非、そんな元気な声で決闘を申し込みましょう!
②祈りのコーナー
 神に捧げるためのいけにえの羊の首を切り、その血で大地を清め
 みなのひたいと頬に血で厄よけの文様を描くコーナーです。
 実際に顔に厄よけの文様を描いてみました!
  合宿

 みんな、その後祈りの歌が歌えたでしょうか?
③お祈り?いいえ、詩ですよのコーナー
 ブリジッドが歌う歌、素敵なメロディですね。
 CDをよーーーく聴いてね!なんていう音が聴こえたかな?
 と担当の子が一緒に聴いて歌いました。
 何回か聴いて音をまねするうちに、短時間でも歌えるようになりました。
 集中力があればできるのですね。CDを聴くということを大切にしたコーナーでした。
 この担当をしてくれたゆいちゃん(小6)も何度も何度も聴くうちに覚えてしまった
 ほどです。
 合宿

最後に全員でダルシンを動きたかったのですが、みんなの疲労度と時間の関係から
三つのコーナーで取り上げた場面を動く事にしました。
中高大生が中心になって動くとこでダルシンの世界にみんなを引き込む事ができるように
今後も頑張っていきましょう。

合宿

この時間で合同の時間は終わり、夜からは高学年と低学年、それぞれの活動になりました。

私は低学年のラボッコ担当だったので、明日はその報告をしますね!
>>感想を掲示板へ
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