HIROAKI FROM STRASBURG ①
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HIROAKIさん (2004年02月22日 15時11分)
メールありがとうございました。LABOのテーマ活動が恋しいです。テー
マ活動は、心(+知能)技体をつなぐなかなかいい教育だと思います。
さて、1st semester の授業を紹介しようと思います。
1校時 Geology 朝一番眠くてとても集中できない。内容としてはsilica
とか化学的に岩を判別したりするところから入って、火山のでき方溶岩
の性質、包含物、ウェゲナーの大陸移動説みたいのや洪水、と幅広くや
りましたが一応physical Geologyなので火山とかに時間をかけた気がし
ます。難しさは理解しやすいが覚える単語が多すぎてやる気がなくなる
といった感じです。地学は日本になくて面白そうだと思うかもしれませ
んが日本の小学校でもやるようなことも多いので、今後の留学生には薦
めません。
このクラスの先生は新米でなってなくて生徒からもあまり信頼されてい
ませんでした。でも最後のほうになってパーティー(お菓子持ちよって
テレビで映画をみる)ばかりやっていたのでやっと生徒がなついてきた
みたいです。
このクラスで面白かったのは恐竜の絶滅の理由をやったときに5,6並んで
いる理由の中にFlood(Biblical)とあって、なんとそれはキリスト教徒
が恐竜の絶滅とノアの箱舟を結びつけて主張していて信じる人も多いの
で主張として理由に連ねたらしいです。もちろん生徒はまったく信じま
せんでしたし、先生も一応だから見たいな感じでした。たぶんいろいろ
なところから非難がくる可能性を避けるために教えるのでしょう。しか
しあまりにも馬鹿馬鹿しいのでテストに出たときは
(問題はname some reason why dinosaurs died out and describe each
だったような気がします)Flood: no evidence no persuasion this is
ridiculous!と書いておきましたが点数をちゃんとくれました。
2校時 History先生はレスリングのコーチでもあり一番世話になっ
た先生でもあります。このクラスも理解するのが簡単で覚えるのが多く
て面倒なクラスです。しかも宿題は意見を書くとかじゃなくてmultiple
choiceであまり日本の中学校とレベルは変わりません。しかし教科書は
かなり大きく、カラーで集中力のないアメリカ人にあうようにU-boat や
タージマハルなどの詳しい情報が載ってたりナポレオンの身長や特に戦
争に関する(戦法、兵器など)説明が多かったような気がします。それ
と共に戦争のところは難しくなりました。
少し違和感があったのは第一次世界大戦の開戦のところで日本の教科書
ではセルビア青年としか呼ばれてないのにアメリカの教科書では本名が
載っていて、テストにもmatchingで出ました。他に教科書で言うならば
日清戦争は朝鮮の自由のために戦ったことになっていて、また大日本帝
国憲法の公布ねんが10年遅れていたり、俳句の色紙の写真がさかさま
だったり、いい加減だったのも印象に残っています。
広島、長崎のところでは一応説明としてより多くの人が死なないように
と教えていましたが先生も自信がなさそうでした。僕は発言する機会を
与えられぬままどんどん授業は進みました。なんか言ってやればよかっ
たと後悔しています。
・・・・to be continued
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HIROAKI FROM STRASBURG ②
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HIROAKIさん (2004年02月22日 15時09分)
前回の続き・・・
3校時 Agriculture 一番楽で楽しいクラスでした。先生はもうすぐ退職
(定年退職はありません。数学の先生は僕より数学できません)なので
かなり自由に生徒を遊ばせて、野山で柵を作ったり草刈をしたり、Tree
Identification、あとは丸太切ったり丸太に乗ったり、このクラスでで
きた友達は一番信頼できクラスが変わった今でも話します。Forestry
は森林の保護がclassのうりなのに最後のほうでは鉄を曲げたりくっつけ
たりしてハンガーを作ったりとかなりめちゃくちゃでした。
このクラスが一番話せる時間が多くAgricultureを取るようなやつはたい
ていいろいろ興味があって日本に興味がある人も不思議とおおくて本当
に取ってよかったといえるクラスです。
このクラスに入ってなかったらレスリングも始めていなかったと思いま
す。
4校時 English9 先生は25年間ずっとこの学校でEnglish9を教えてい
るという堅物おやじ。アメリカ人にしては珍しくやせています。25年間
教えている理由がすぐにわかりました。テストはほぼ暗記物で前のテス
トを並び替えただけ。先生の仕事はほとんどないといっても等しいで
す。もともとEnglish自体がみんなとらないといけないクラスなのでつま
らなくても仕方ないようなクラスですが莫大な(長編小説3,4冊くら
い読んだ気がします)Reading Assignmentに最初は
嫌気が差しましたがなれるとこれほど楽なクラスはなく、暗記さえして
いれば(最初はそれができずにこまったのだけど)しくじることはなく
文法は間違えるはずもなく、時と共にどんどん楽になりました。先生は
かなり博識がありいろいろなおもしろい話を聞かせてもらいよかったな
ぁと今は思っています。
内容は前半、GrammarとReadingがほとんどでReadingの内容は短編フィク
ション(確か作者は全員アメリカ人)と”Great Expectation(Charles
Dickens)やその他多く。
Dickensは気に入ったのでBook Fairが隣町であったときに他の作品
を買ってきましたが全く読んでいません。
後半はReadingとResearch PaperとBusiness Letterをやりました。
Readingはギリシャ・ローマ神話、Odyssey、Romeo and Juliet。
Research Paperは日本で言う調べ学習で50人のアメリカ人作家の中から
一人につき一人選んで(つまりはクラスの中でダブるのを無くそうとい
う姑息な手です)その人の人生について一通り書いて目立った事件につ
いて書け見たいな感じでした。それまでのReadingの宿題とかで書く文は
300~400語だったのにこのResearch Paperは2000語以上でなかなか骨が
折れました。おまけに百科事典、一冊以上の参考図書、インターネット
またはCD-ROMの三種の情報源を含まなければ即ZEROなのでもっと前から
用意しておけばよかったというのが感想です。
Business LetterはSOL test(Standard Of Learning)に今年から乗る
ので基本的な形式(文章の中身よりも改行やサインをどこにするかのよ
うな)を習いましたがほとんど覚えてません。
SOLテストとはVirginiaに特有(?)らしく、生徒はある一定のクラスを
取ると必ずこのテストを受けなければならず卒業までに必要な条件らし
いです。マーク式で簡単なテストですがそのテスト一回に来年または次
の学期にとらなければいけないクラスに影響したり、パスできない人も
馬鹿にできない数いるところからしてあまりいい機能をしていません。
かなり長くなってしまいました2nd semester のクラスについてはまた少
し様子を飲み込んでからメールしようと思います。
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Re:HIROAKI FROM STRASBURG
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まじょまじょさん (2004年02月22日 15時06分)
HIROAKIさんへ
メールありがとう!せっかくなのでこちらからもお返事させてね!
>These are my 3rd 6-week grades, final exams and 1st semester
grades.
1. Geology: 100 89 95
2. World History Ⅱ: 94 97 95
3. Agriculture: 90 84 90
4. English 9: 98 96 98
And these are my 2nd semester classes
1. English 10
2. Art Ⅰ
3. CIS
4. Algebra Ⅱ
From Hiroaki
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HIROAKI~ す、っすごいね~!前回の1st semester classesの時も驚
いたけど、頑張っているんだね! HIROAKIを誇りに思います。
特にEnglishとWorld History Ⅱは感動ものです。
どんなことやってるのか、各教科少しでもいいから具体的な内容を今度
教えてね!
どうすれば、こんなに素晴らしい成績になるのでしょうか?
ことばの壁、文化の壁、習慣の壁、日本人としての自分自身・・・様々
な壁を日々乗り越えながら、現地の生徒よりもいい成績を残すためには
一体どれほどの努力をしているのでしょう。
特別な秘訣や、(あるいは資質の問題かもしれませんが)
なにか学校生活やHIROAKIの日常がわかる手がかりがほしいな~
それと2nd semester classesの内容も是非!
里美ちゃんがもうすぐ高校受験です。無事希望高校に合格したら留学
を!と望んでいます。是非は励ましのメッセージをヴァージニアから送
ってあげてください。
GMK発表は無事終了。今年はバス2台総勢70人ご一行様で行ってきまし
た。すごいでしょ!各地区の発表も相変わらず刺激的。
山梨も、よく健闘しましたよ。そういえば、発表テーマ決定の時は、
HIROAKIも日本にいたんだよね~
帰国まで3ヶ月。身体にだけは気をつけて Have Fun!
P.S.梅が咲いたよ!
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まじょまじょさん (2004年02月22日 15時00分)
東京支部高学年発表会での茨城の活躍は目を見張りました。まさに”
The Rocky Path To Greatness”! を地で行く発表でした。
ことばが前に前に飛び出してくる勢い!観るものの心にしっかりと届い
ていました。
>(サマー)キャンプの「ないの滝」コースの彼が頑張っていました!
みっけ!と言う感じで一生懸命、あとは、かれの表現や言葉を追ってい
ました。
→ありがとうございます。地域を越えて、なおも暖かくその成長を見守
ってくださるTがいてくださることの幸せを感じます。なんてありがたく
贅沢な環境がラボにはあるのでしょう。
その「ないの滝」の彼は、今年、とうとう国際交流に参加です。
忙しくとも充実したホームステイになればいいな!と、願っています。
>パーティーの子もキャンプや「キャラバン隊」で会った大学生を見つ
けた等と言っていました。子どもの世界の広がりを彼らが感じて欲しい
場でもありますよね。そして、継続してゆく要因のひとつになれば尚い
いのですけれど・・・
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本当にね!
あんなふうになりたい!と思える憧れの人が手を伸ばせばそこに大勢い
てくれるって、実はすごく特別なことですね。
でもラボっこはあんまり意識していない。
ごく自然に受け止めて、当たり前のように話をしていますね。意識をし
なければその豊かな存在も気づかずにきてしまいそう。でもその自然さ
が「環境」ということなんでしょうね。ラボっこはうらやましいくらい
に豊かな環境の中にいます。
もっともっと広がれ、ラボの世界!あたたかくてステキな輪が広がって
いきますように! と願わずにはいられません。
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まじょまじょさん (2004年02月22日 01時57分)
ちこらんたんさんへ!
お返事がおそくなりました。今週はゆっくりPCの前に座れないくらい動
き回っていたので、、、(ハイ、いつも走ってます)
>ぼっくりさんのところで、まじょまじょさんの日記(どうしてテーマ
活動か・・・という)を拝見して、感激してやってきました。
父母会の資料などに使わせていただいてもよろしいでしょうか。
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お役に立てるなら、嬉しいです。
その日記に書き込みされた方々の内容は、もっともっと素晴らしいの
で、ちょいとお時間はかかりますが11月あたりまで、ずず、ずい~とさ
かのぼってBBSもごゆっくりお楽しみください。
で、もし読んでいくうちに何か心にひらめくことなどありましたら、ま
たご一報いただけると嬉しいですぅ。(まじょまじょまいあがることま
ちがいなし!←早口ことば?)
父母会・・・私も開かなくっちゃ!HP見てくださる方はまだまだ少ない
ですものね。いつか、パーティ便りもスケジュールも、活動報告も連絡
事項もこのHPで、一本化できたらなんてステキ!
でも、やっぱりFace to Face!
ちこらんたんさんは、どんなふうに父母会してますか?
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Re:応援メッセージありがとうございました。
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まじょまじょさん (2004年02月22日 01時29分)
ジャッキーさんへ!
講演会開催や、Tスクールの対応や研修や交流会や委員会や、、ジャッキ
ーさんはそのうえ小学校英語も対応されて、ルーティーンのパーティ活動
以外になんと多くのことを一度に進行させていることでしょう。
田島先生(東京外語大)の講演会報告読ませていただきました。
「ラボを知らないで大きくなってしまうのはもったいない!」と、いう
田島先生のお言葉、励まされますね~
ラボに出会えた私達は幸せ者!
この幸せがもっと多くの皆様に広がっていきますように!
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まじょまじょさん (2004年02月22日 01時08分)
おきよさんへ!
お返事ありがとうございました。
「そうだ京都に行こう!」というJRのポスターに釘付けになりつつ、こ
んな美しいところにおきよさんは住んでるんだ~と、頭の中はイメージ
満開!
パーティ見学予定だった2組の親子さんのその後の展開はいかがですか?
>長くラボを続けられるのは、仲間の存在が大きな要素。
→おっしゃるとおり!!ラボっ子もラボ・テューターもね!
春に向けて、新しい仲間を増やしていきたいですね。新しい風は、パー
ティのラボっ子を大いに刺激しますものね!
春一番の風に乗ってお互い颯爽といきましょうね~
と、自分も励ましつつ・・・京都の美しい景色のポスターの前でおきよ
さんを思ってます!(その構図を想像するとちょいと怖い?!)
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HITACHIさん (2004年02月21日 20時00分)
<いつもありがとうございます。遅くなりましたが、発表会のこと話したかっ
たのです。キャンプの「ないの滝」コースの彼が頑張っていました!
みっけ!と言う感じで一生懸命、かれの表現や言葉を追っていました。
パーティーの子もキャンプや「キャラバン隊」で会った大学生を見つけた等と
言っていました。子どもの世界の広がりを彼らが感じて欲しい場でもあります
よね。そして、継続してゆく要因のひとつになれば尚いいのですけれど>
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ちこらんたんさん (2004年02月18日 11時30分)
ぼっくりさんのところで、まじょまじょさんの日記(どうしてテーマ活
動か・・・という)を拝見して、感激してやってきました。
アメリカに行かれての実体験に基づいたお言葉、とても説得力がありま
す。
そこで・・・唐突なお願いですが、父母会の資料などに使わせていただ
いてもよろしいでしょうか。
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応援メッセージありがとうございました。
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ジャッキーさん (2004年02月18日 02時38分)
自分の小さな活動や出来事が、山梨までに届き、励ましていただける。パソ
コンを前にしてその不思議で嬉しい機能に畏れ入っています。
加えてもうひとつ。まじょまじょさんのHPの掲示板って、読み応えあります
ねぇ。研修の場ですよね。日記だけでなくBBSの方にもまじょまじょさんの考
え方とか姿勢が表れているし、書き込みのほうも含めて、思わずうなずきな
がら読んじゃいます。こうして気軽に研修の場が覗ける・・・田舎にいる私には
本当に便利です。パソコンは苦手苦手と言いながらも、この広場に参加した
こと、あらためて良かったなぁと感じます。
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