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がのさん (2004年04月16日 23時50分)
がのさん
>まじょまじょさん momoさん
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(字数制限のため,つづきです。やっかいですね,これ)
お気づきのように「、」ひとつにも細心の注意を払いました。ラボ・テープに
は物理的な制約があり,1セット4本のカートリッジにおさめねばなりません
でした(CDになってその制約はゆるめられましたが)。しかし,それにおさ
まるサイズではありませんでした。経済的な条件もありますので,部分的にカ
ットして短くせねばならない問題に立ち至り,社長からはドヤされるし,かと
いって,とてもカットすることはできないんです。そんなふうに乱暴にカット
して作品にキズをつけるようなことはどうしてもできない…。幾晩も幾晩も悩
みで眠れない日がつづきました。結局社長に拝み倒して,5本だか6本だかに
して発刊した,会社としては不経済な,特別に稀有なものでした。
たしかに,だれもが気やすく食いつける作品ではありません。なかなかテーマ
活動に取り上げられることは少ないでしょう。でも,「国生み」とともに,こ
れがあるとないとではラボ・ライブラリー全体の品格がぜんぜんちがう,ラボ
が誇っていい知的財産のひとつだと思っています。
ご承知かも知れませんが,「なよたけ…」に関しては岐阜のちゃこさんがちょ
っと書いてくれています。参考までに…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「竹取ツアー」ですか。たのしそうですねぇ。いつごろ,どんなメンバーでお
いでになりますか。子どもたちもいっしょですか。
竹の植物園に行ったのは一度だけですが,伊豆に親しくしている友人がいるも
のですから,ときにはあのへんによく行きます。文学のほうから,美術のほう
から,民俗資料のほうから…,あのへんはいろいろな楽しみがありますし,つ
いでにもうちょっと入れば,伊豆の温泉はいくらでも…。
どうぞよい旅を計画なさってくださいますよう。
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がのさん (2004年04月16日 23時46分)
まじょまじょさん momoさん
>『なよたけのかぐやひめ』。92年発刊時に「ことばの宇宙」での特集と制
作資料集を再度読み返し、それぞれの第一線で活躍されておらる方々がどれほ
どの想いをもってこの作品に魂を刻み込んだかを噛みしめました。
⇒この作品の発刊されたころ,まじょまじょさんはテューター活動を始めてお
いででしたかねぇ〔わたしの観念のなかではいまでもフレッシュテューターの
ままなのですが〕。わたしのラボ・ライブラリー制作にとっても,あのころが
ピークだったかも知れませんね。なにかと注文のうるさい秦さんを「ぜったい
にいいものをつくりたいんだ,力を貸してくれ」と粘りに粘って口説き落とし
たり,絵のほうでは,いまにして思えば怖いもの知らずの無謀なことでした
が,日本画の大家,森田曠平画伯や池田遥邨画伯の子どもさん(名前を忘れま
した)にもアタックしたものでした。森田画伯の絵といえば1点描いてもらっ
て何億円もする,描きさえすれば国宝級とされるもの。いまでも竹取物語を描
いた数点が記念切手で途方もない値をつけられていますよね。しかし,そのと
きはすでに高齢で描く体力はなく,お会いした2か月後には他界され,横浜市
内で営まれた葬儀に行きお線香をあげてきた記憶があります。絵のほうも音楽
のほうも吹込みのほうも,とにかくラボ・テープ(と当時は云っていました)
で最高のものをつくろうと気持ちを合わせてつくりましたね。おじいさん役に
は今福さんを。その切ないほどの語りに涙をこぼしながら録音作業をしたこと
も。「ことばの宇宙」の特集はまったく記憶がありませんが,「制作資料集」
の編集に際しても,「竹取物語」に関する資料としてこれ以上のものはないも
のを,というつもりでつくった記憶があります。たしか秦さんの3回にわたる
講演を起こし,それをもとにまた徹底的に書きこんでもらったものを軸に編ん
だように覚えていますが。
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まじょまじょさん (2004年04月16日 13時18分)
がのさん。
お忙しいでしょうに、本当に本当にありがとうございました。パーティ
に出かける前にお返事を!と思い書き始めたら、結構長くなってしま
い、最後まで完成しないうちにタイムリミット!(1000字超えても消えな
くなりましたね。でも警告が出て結局書き込み登録が出来ず・・・どれ
を削って・・・どれを残して・・なんてやっていたら時間切れ。
全て出張教室のため毎日、急ぎ出かける細切れのような時間を送ってい
る身ゆえお許し下さい)
今朝PCを開けたら、momoさんのお返事があり、私が書きたかったことを
書いてくださって嬉しかったです。昨日のパーティでもお母様方が色々
調べてくださって・・たくさんの方に助けられています。是非、皆で訪
ねたいです。貴重な情報をありがとうございました。
さて、『なよたけのかぐやひめ』。92年発刊時に「ことばの宇宙」で
の特集と制作資料集を再度読み返し、それぞれの第一線で活躍されてお
らる方々がどれほどの想いをもってこの作品に魂を刻み込んだかを噛み
しめました。特に、日本語を担当された秦恒平さんは、ご自身の人生を
それこそ根こそぎ掘り起こしながらこの『なよたけのかぐやひめ』に向
かい合ったこと。ことばのひとつひとつ句読点ひとつにいたるまでまさ
に「彫りこむように気迫をこめて」書かれた作品だということを知りま
した。
作者が魂をこめて書いた作品を前に、「人間にはどうしても越すに越せ
ない運命がある」こと、愛があるゆえにどうしようもない悲しみや苦し
みを背負ってしまうこと、そのあまりに大きな主題に真正面から向き合
えるだけの力が私にあるのかと、自問自答します。何物にも変えがたい
大切なものを失ってもなおその悲しみをのり越えて「生きる」というこ
と、、
この作品に出会えたラボっ子ひとりひとりの心に残る、またそれぞれの
人生の糧となるような深いテーマ活動が出来たらと思います。
私がもしラボに出会ったなかったら、こんなにもこの物語に向かい合う
ことは生涯なかったと思います。
当時のことばの宇宙でがのさんのお名前に出会ってなんだかすごく嬉し
く心強く思いました。 作品が生まれるまでの秘話も是非お伺いしたいで
す。
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momoさん (2004年04月16日 03時19分)
がのさんへ
「たけとりの里」早速のご紹介ありがとうございます!!すばやく、丁寧なご
案内に感激です。
ラボママ達に呼びかけ、竹取りツワーを考えています。ネットで検索したとこ
ろ、5月9日の「竹酔い祭り」では「むすびひめ」による笙や横笛の演奏があ
るようです。子供も興味があるのですが(私も衣装・生演奏が見たい聴きた
い!)その日は、東京テーマ活動発表会。とっても悩むところ・・・
いずれにしましても、一度訪れたいと考えています。
>ひとくちに「竹」といっていますが・・・・それぞれ特徴がある・・・
物語と関連のある地を訪ねると、歩いていても目的があり楽しいですね。ラボ
のテュ-ターの方々のお話にはとても広がりが感じられるのは、常にいろんな
ところにアンテナを向け活動なさっているからかなと、感じます。
簡単なことと思っていても調べれば意外な事が見つかり、奥が深いのですね。
>なかには,輝くようなもの(スオウチク,キンメイシホウ)もあり,かぐや
ひめはきっとこんな竹から生まれたにちがいないと思わせてくれるきれいなも
のもあります。
輝くような竹を子供たちと見てみたいです!(たけにも勝る輝く子供の瞳が目
の浮かびます。)
これからもステキなお話をお聞かせ下さい。ありがとうございました。
追伸、桜は葉桜となり、桃はいその色を濃くし、満開期を過ぎたようです。
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まじょまじょさん (2004年04月15日 10時08分)
ononokomachiさんへ!
早速お返事ありがとうございました。
月曜日の言語習得研究会で話題に出た書籍のことがononokomachiさんの
ページで紹介されていたので、大変興味深く読ませていただきました。
認知発達心理や大脳生理学の分野でも盛んに研究されていながら、まだ
まだ発展途上ですものね。でも、こどもたちが初めて出会う外国語はや
はり心の通う暖かいものであってほしい、と思わずにはいられません。
>こどもたちの内発的気づきから共有とテューターがそこに同伴するこ
とによりこころとからだと音声表現へのプロセスをていねいに見ていく
という姿勢は心から共感できることです。まさにラボの王道だと思いま
す。ていねいなテーマ活動を重ねていけばことばがていねいに育ってい
くと思えます。
⇒大先輩の経験に裏づけられた確かなことばは、大きな励ましです。あ
りがとうございます。こども達の心によりそいながら活動を共にする、
そのひとつひとつの過程を耳を澄ませ、心を開いてしっかりと捉えられ
るようなテューターでありたいと思っています。
ていねいなテーマ活動を重ねていくこと・・・大きな課題ですが頑張り
たいです。
>「英語を子どもに教えるな」のこと・・
⇒「日本の親子間で質の高い対話が重要」~う~ん。頭が痛い問題で
す。日々日常に追われ、毎日、なんだか小言しかいっていないな~。
そういえば私がステイしていたすべてのアメリカ人家庭は、どんなに子
供が小さくても丁寧に話しかけ、その日の社会で起こったことを話題に
し、それについてお互いの意見や考えを話すというのが、非常に自然に
日常的にありました。また、ナーサリースクールや小学校の低学年から
毎日、Show & Tellの時間があり、自分の意見を理論的にまたいかに魅力
的に伝えるか、その大切さを徹底して教育していました。
英語ができるできない以前に、なにをどのように伝えるか、話すべき内
容は何か・・そこが育たないと国際社会ではとても通用しないですよ
ね。
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FUJI BAMBOO GARDEN ご紹介
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返事を書く |
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がのさん (2004年04月14日 02時00分)
お変わりありませんか。がんばり過ぎて疲れを出しませぬようにね。
さとみさんのところの掲示板で「たけとりの里」をお探しと知りました。
たぶんここのことかと思いますのでご紹介いたします。
「なよたけ…」をつくっているときには行く機会が得られませんでしたが,数
年前に行ってきました。
東名高速の裾野IC,または沼津ICから15分,「富士竹類植物園」です。
静岡県駿東郡長泉町南一色町885
TEL.(0559)87-5498 FAX.(0559)87-5413
車でない場合ですと,新幹線三島駅から車で15分,または駿河平行きバス
(富士急)で15分,富士竹類植物園入口です。
火曜日が休み,入園料大人800円,子ども400円。団体割引あり。
5月第二日曜は「竹酔い祭り」,7月上旬の七夕まつりは入園無料
世界の竹500種類が植栽され,なかには,輝くようなもの(スオウチク,キン
メイシホウ)もあり,かぐやひめはきっとこんな竹から生まれたにちがいない
と思わせてくれるきれいなものもあります。水戸黄門さまが杖にしているキッ
コウチクもめずらしいですね。ぜひこどもたちに見てもらいたいものですね。
わたしたちはひとくちに「竹」といっていまいますが,じつは「竹」と「笹」
と「バンブー」には根の張り方などにそれぞれちがう特徴があることを知りま
した。3~4年前に行ったときのパンフレットが手許にありますので,よかっ
たらお送りしますよ。その場合には「メール」にてご住所をお教え下さい。
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ononokomachiさん (2004年04月14日 00時47分)
とは、いったもののもしかしたらお目にかかったかもしれません。
HPへの訪問ありがとうございました。なにをもって言語習得というのかは本
当にむずかしいですね。言語学的にみてもまだ見出されていない分野ですもの
ね。でも、言語実務委員の方たちのこどもたちの内発的気づきから共有とテュ
ーターがそこに同伴することによりこころとからだと音声表現へのプロセスを
ていねいに見ていくという姿勢は心から共感できることです。まさにラボの王
道だと思います。ていねいなテーマ活動を重ねていけばことばがていねいに育
っていくと思えます。
「英語を子どもに教えるな」では、日本人のコミュニケーション能力の養成
の場がなかったことが日本人が英語でのコミュニケーションを苦手とする原因
であり英語力の問題というより日本語での論理的なやりとりの能力を高める努
力が必要であると書いてあります。また、欧米での親子間の論理的思考と考え
を述べる対話と日本の親子のそれと比較して、もっと日本の親子間で質の高い
対話が重要だとも書いてあります。だとするならばやっぱりテーマ活動をつく
るプロセスには大切なことがいっぱいあるのだなとテューターとしてどう向き
合うか姿勢を問われているような気がしています。
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まじょまじょさん (2004年04月13日 09時53分)
ハニーさん
昨日の広場での新刊「歌とおどり」のCD収録の報告は、とってもわか
りやすくて、もう、1日にも早く欲しい~って思いました。(しかもお
隣のスタジオでは、森進一・森昌子ご夫妻が収録中だったとか~)
麻布のスタジオでしたっけ?ラボもCDはかなりお金かけてそれこそ精
魂込めて作りますものね。「本物をこどもたちに!」の姿勢が37年も
ゆるぎないのは本当にありがたく、だからこそ、一人でも多くのこども
たちにお薦めしたくなってしまうのですね。
こどもたちのためにあれだけのオーケストラ・・・
しかも打楽器の世界的な奏者、高田みどりさんまで・・
ハニーさんの「私でも打楽器はたたけそうだったなのに、、、」のコメ
ントに、わざわざ世界で活躍されている人をお願いするラボのコダワリ
まで感じ取れました。(深い!)
歌のオーディション、山梨は撃沈!でしたが、発刊までに是非また速報
を!
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まじょまじょさん (2004年04月13日 09時42分)
さとみさんへ!
訪問ありがとうございます。
本当に前々から気になってはいたんですが、やっぱりい~
ちょ~ちょ~お久しぶり!
気になっていたもんだから、HPにもたくさん足跡を残しましたが、結
局、あのさとみさん!って確信がもてず書き込みも出来ずにいました。
あのサマーキャンプはもしかして軽く10年以上はたつかしら・・
まだ古いロッジだったような、、お互い幼児を抱えて大荷物(私はオムツ
も持参!)で、ホント大変だったよね~。
あのキャンプで私はさとみさんの輝く大きな瞳に出会えて、ラボで育つ
とこんなに聡明で魅力的な人になるんだ・・と、とてもとても励まさ
れ、また、あらためてラボの総合的な人間教育の大切さを実感した
のでした。
今年、息子が(あの時は確か1才?)が国際交流に出かけるんで、アルバ
ムづくりのため、昔の写真をひっくり返してみていたら、さとみさんと
一緒に写ったお写真がみつかり、一人雄たけびをあげていました。
ここで、再会できてよかったあ~
また、黒姫で語り明かしたいね~うん、絶対会おう!
この夏は4班で行きます!
P.S.HPお薦め一覧に登録ありがとうございました。なかなか日記
が進みませんが・・頑張ります。
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まじょまじょさん (2004年04月13日 09時06分)
QUEENフックさんへ!
合宿楽しかったよ~。実質進行を担ってくれたヒロは(これまでの私の
苦労が、ラボ卒業を前にやっとわかったか!と思うほどに)大変そうで
したが・・・本当によく頑張ってくれて、また、その次のリーダーが光
り輝くいい合宿だったと思います。特に今回はヨーコや塩さまと共に過
ごした間瀬(望月)Pの最初の10数年と、その後の8年くらいが一挙に
目の前に存在していて、私はタイムスリップしたようなしないような不
思議な感覚で終始いました。
とにかく、せっかくOBも宿泊もしてくれたのに積もる話もゆっくりで
きないほど忙しかったけど、私は非常に嬉しかったのです。
こういう合宿が実現するなんて夢にも思っていなかったので、頑張って
ラボT続けてきたご褒美かな=って
一人ニヤニヤしてました。(かなりブキミ!)
>はっちぃからライブレポートをもらえたのと、
BBSで意見交換が出来たのでテーマ選びに参加できましたけど。
ネットの力はすごいよね。
400KMの距離を越えるんだから。
↑すごい時代になったものです。PCっていまさらながらすごいな=
って、はっちいが次々にライブレポート送り、BBSでの返事に一人ニ
ヤニヤしている様子も気になりつつ、実感しました。
チャットも、すごいのね~。軽く時間や距離を越えるね~
(間瀬Pにも実はないしょのチャットがあるのよ~!うふふ。)
アナログ世代の私は、ここにこうしてお返事するが精一杯!
でも便利なものは取り入れなきゃね~(私もまだ若いし・・・)
GWの合宿の予定一応4/30~5/1しか愛宕山がとれません。
シカシナガラ・・遠くに嫁に行ったものも、生活の基盤が山梨から離れ
ているものも、集結するには金曜日はきついので、、、場所を変える
か?
そうそう、どうも静岡に「なよたけの里」なるものがあるそうで、そこ
にみんなで行くってもいいかな・・外に出て「竹取物語ゆかりの地を発
表メンバーで体験」ってのは実は私の長い間の夢でして・・・いつも愛
宕山じゃ芸がないし、、しかし、静岡まで行って、夜はテーマ活動やる
のもつらいしね~!あとは時間とお金とやる気が勝負か?
私?さそわれたら絶対行っちゃいますぅ。
また、連絡入れるね!ともかくGWは帰っておいで!
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